暑い夏は常夏のマレーシアへ　2023マラッカ編

2023/08/11 - 2023/08/16

連日の猛暑にうんざり～
と言いながら、向かった先は常夏のマレーシア。
でも行ってみたらマレーシアのが涼しかった！
なんかおかしいよ、地球。

現地民にオススメされたアッサムペダスを食します。
アッサム(酸っぱい)ペダス(辛い)、サイコーでした！
マラッカ海峡の夕日もサイコーでした！

エリア マラッカ(マレーシア)

8/11 23:00

待ちに待った旅行です。
旅って、いつでもワクワクする。
飛行機に乗る前って何度乗ってもウキウキする。

台風の影響で飛行機が2時間ほどディレイし、
ウキウキのおかげで羽田空港TIATラウンジでポテチを食べまくってしまいました。

日付を超えて夜中1時前にようやくボーディング

ハイ、到着～。クアラルンプール。
3年ぶりの深夜便。
3年ぶりのエアアジア。
この便は相変わらず、ツライ。眠い。

でもま、ホットシート＆クワイエットゾーンでそれなりに寝れたほうか。

8/12 8:00
KLIA2(クアラルンプール空港第2ターミナル)にて朝食
久々のナシレマ、ウマーー！
元気出てきた！

空港からバスでマラッカへ向かう。

予約は日本からRed Busのwebサイトにて。
24リンギットくらいだったので700円くらい。
立派なシートでエアコンも効くし爆睡の2時間。

11:45 マラッカセントラル。

マラッカのオランダ広場周辺は道も狭く、世界遺産でもあり、バスは少し離れたこのターミナルに集約されてます。

ここから街中までは、タクシーで25リンギットか、Grabで13リンギットほど。

ホテルプリ　約5800円/ツイン一泊朝食付

今回は世界遺産の街の中に宿泊。
ババ・ニョニャと言われる富豪(かつてマレーシアに渡った華僑とマレー人女性の夫婦)が暮らしたオールドハウスに泊まれます。
通りからの外観は狭そうですが、オールドハウスは奥に広がっていてうなぎの寝床です。

ほーーーっ！
エントランスは吹き抜けで中庭になってて
素敵ーーー♪涼しーー！

こんな家でもいいんですけどなー、わたし。
と、旦那様に訴えてみるが、へー、とのこと。

荷物を預けて散策。

あら。
日中は暑いけれど、日本よりも日陰は涼しいな。

オランダ広場。

前回よりも欧米人が増えた印象。
単に中国人がまだ来てないからそう感じるのかも?!

私達の前に写真を撮ってたインド人グループのポーズを真似る夫。
でもあちらさんはナートゥダンスぐらいみんな太眉＆髭でしたぜ。

イギリス統治時代のビクトリア女王の噴水。
歴史感じます。

数年ぶりのマラッカは着ぐるみが流行ってるらしく。
客引きや小銭稼ぎの人など、暑いのに大変だ。

マラッカタワー

今回はこれに乗る！ってことで、kkdayという予約サイトから事前予約してきた。
円盤型の展望台が旋回しながら上がり見渡して降りてくる仕組み。
マラッカを一望できるそうです。
当日券800円、kkdayで580円ほど。

が、しかーーし！
『運休』って、書いてある…
オフィスもシャッターが閉まってる　泣

翌日もトライしましたが運休。
kkdayに連絡し返金してもらいました。

お昼をどうしようか迷っていたら、
旦那様がここが良い！と一択。
観光客の行かない、現地トライショードライバーのたまり場になっている食堂。
ちと入りづらいのだけど…

英語メニューは無く、お店の人も英語通じなかったけれど、トライショーのドライバーさんが通訳してくれました。

自分で皿に好きなのを乗せるんだ、とのことで。
好きなの盛り盛り。
メチャうま！
しかも9リンギット　280円ほど。

食堂のすぐ脇の階段を登り、セントポール教会へ。
フランシスコ・ザビエル像と久々にご対面。
おかわりないようでなによりです。

壁しかありませんが趣ある教会。

この前行ったペナンもそうだけど、
マラッカにも猫が多い。
路地や日陰にゴロゴロン。
日本もかつてはそうだったのにね。

「民族と美の博物館」へ行きたくて彷徨う。
あまり情報がなく、たぶんここ？と入館。
1人　10リンギット　300円

1階と2階はマラッカの歴史だった。
うーん、ここじゃ無かったか…間違えたな…
と思い3階の案内を見ると

これーっ！コレです！観たかったやつー！
首長族や入墨や、口に皿の入った人から首狩族まで、いろんな民族と美の展示が観られます。
お好きな方はハマると思います。

18:45
ホテルで休息後、Grabで15分かけて海に浮いたモスクを見に来たが、なんと、すでに閉門していた。
夕日を見に来て、同じような状況に諦めて帰る人たちもちらほら。

私達は諦めきれず、なんとかその姿を見られないかと歩いてみる。

森を抜けて、ヤブを抜けて、人の足跡を辿り、
海沿いにでた！

あった！
わっ！！キレイ！

そのまま、
マラッカ海峡に沈む美しい夕日を30分ほど眺めた。

おかげで10ヶ所ほど蚊にさされましたが。

しかし、この地域。
いわゆるゴーストタウンみたい。
マンションは多いのに人気がなく。
忽然と消えてしまったよう。

壊してるのか、建ててるのか。

猫しかいない。

どうやらこれが完成図。
ゴーストタウンと化した、夢のリゾートタウン。

後に調べたところによると、
ここは中国の一帯一路構想のマラッカ海峡を抱え込むためのマラッカゲートウェイという2兆円規模のプロジェクトであったが、マハティール政権に反発する中国が投資をストップ。建設会社への多額の未払や人員解雇で大きな問題となり2018年に放置されたそうだ。

しかし2022年マレーシア政府はここの再開発を決定。
巨額の予算もついたようで、また夢のリゾートタウン構想は復活するのかもしれない。

街まで戻ってきた。
打って変わって賑やか＆爆音のトライショー軍団。
差が激しすぎるでしょ。

Grabのお兄さんに現地の名物料理を尋ねたところ、
それなら間違いなくアッサムペダスだね！もう食べた？と。

おっしゃ、今夜はアッサムペダスにします！

マラッカタワー近くの地元の屋台に来ました。
ビール飲みたい！と思ったけど、ここは観光客用の屋台ではなくイスラム教の国なので、勿論アルコールがある訳ありません。

念願のアッサムペダス。
アッサム(酸っぱい)ペダス(辛い)カレーです。
思わず奮発してロブスターと魚とチキンの3種をオーダー。

確かに独特の酸味と旨味があり、あとから辛さが来ます。
ウマイウマイと大汗をかきながら平らげました。

ホテルまでの帰り道、スルメイカを買うことに。
観光通りを一本入った路地の屋台。
子どもたちがイカを焼き。
お父ちゃんがなんと…

焼いたスルメを丸太に乗せて
ハンマーでこれでもか！と叩く！
なにこれ！(笑)初めて見る！

丁寧にのしてもらったイカはメチャウマでした。
辛めのソースで晩酌のビールが進みました。

オールドハウスを改装したホテルは
ちゃんとエレベーターもあります。

古き良きを損なわないよう、機械モノの周りを池とレンガと鉄で中和するなんて、このセンス、洒落とるわ～

部屋の窓からプルメリアの木と中庭が見えます。
これで2人で5,800円はGood Deal.

朝食は中庭テラスで気持ちよく。

雨なら天窓のシャッターが閉まるような造り。
うまく改装しているなぁ。

部屋に戻るとTVでは、ホッケー(アイスでない)のアジア大会3位決定戦、日韓戦をやってました。
これたぶん日本では放送しないのだろうな。
日本は野球とサッカーばかり。
ホッケー日本代表は3位になったそうです。

翌日も朝からいろいろ散策

寺やら

モスクやら

マラッカ川のリバー・クルーズもします。
30リンギット　900円　45分間

これがナメてたけど、結構楽しかった。

風を切り、マラッカ川を上り、
折り返しながらマラッカの街を眺めます。

屋根もあるので雨でも安心。
マレー語と英語のアナウンスもあります。

ランチは、またまた昨日の食堂へ。
同じナシカンダー(ビュッフェ)を頼んだつもりが違うものが出てきた。
アッサムペダスでした。
まぁ安くて美味しいから何より。

マラッカスルタンパレス

ポルトガルに支配される前のマラッカ王国の王宮を再現した博物館です。
12リンギット　360円

かなり大きく立派な建物。

高床で釘を一本も使わずに伝統工法で建ててるそうです。

王宮の暮らしやマラッカの英雄ハントゥアの奮闘を描いたジオラマがあり

伝統衣装の展示もあり、
何より、一階はエアコンがギンギンに効いていて涼めます。

マラッカセントラル→KL　帰りのバス。

座席頭上のライトと空調がマントヒヒに似てないか？
これはわざとなのか、はたまた偶然か、
とか考えていたら、寝落ち。
そして、2時間半ほどでクアラルンプール近郊のバスターミナルに到着です。

TBS-BTS
Terminal Bersepadu Selatan at Bandar Tasik Selatan
バンダータシックスラタンバスターミナル
空港みたいな立派なバスターミナル。

KLエクスプレスにてKLセントラル駅へ。
そこからモノレールに乗り換えます。
要注意なのは、エレベーターとエスカレーターはほぼ故障中でした。大きい荷物でも階段で運ばねばなりません。
マレーシアあるあるか。

ホテルは恒例のパークロイヤルサービスドスイーツ
PARKROYAL Serviced Suites Kuala Lumpur
スタジオツイン　一泊　8,500円ほど

今回は低層階で眺望はありませんでしたが、
ここは立地がよいし広くて好きです。

22:30

これまた恒例のジャランアローへ。
わー！混んでる！昔より人が多い！
眠らない街へやってきました。

次回に続きます。