旧東海道を歩いてみた (その10清水 - 岡部 編)

2019/03/24 - 2019/03/24

気がつけば、前回から1年近く経っていましたが、決して忘れていたわけではありません。
青春１８きっぷを利用して、久しぶりに出掛けてまいりました。

/// 日程 ///
１．江尻宿⇒府中宿⇒丸子宿⇒岡部宿

エリア 静岡

自宅の最寄り駅を始発で出て、清水駅に向かいました。浜松行の電車に乗らないと辿り着かないのですよね。そこまでが一苦労です。

ずっと各駅停車だったので仕方ないことながら、清水駅に到着したのは、家を出てから3時間後でした。
それだけ旧東海道を歩いたことになるのですが、さすがに遠いですね。

前回の終了ポイントから歩き始めます。

早速、大量の小鳥に目を奪われました。

久しぶりのせいか、清水の商店街エリアを抜けるのに少し手間取りました。

猫、発見。

一里塚の石碑は、旧東海道を歩いている気分を揚げてくれるアイテムですよな。

草薙神社の鳥居。でかすぎて、画面に収まりません。

天気が良かったので、花越しの旧東海道の写真とか良い感じです。

東名高速の下をくぐります。
電車にしろ高速道路にしろ、かつて何日も掛けて歩いていた旧東海道に沿う形で、多くの交通網ができていることを考えると、旧東海道が、元祖・日本の大動脈であることが良く分かります。

記念碑がありました。
旧東海道は、本来、この先でJRの線路を横切るようだったのですが、通路はなく、ここは「みなしOK」となりました。

記念碑から少し戻ったところに地下通路があったので、線路の反対側に出ることができました。

地下通路から上を見上げると、ちょっとモダンアート的なカンジでした。

ちゃんと、旧東海道を示す案内もありました。
ありがたいです。

バンダイの工場か何か？旧東海道を歩くので無ければ立ち寄りたかった場所です。

しばらく旧東海道と並走して走っている静岡鉄道では、色んなラッピング車両を見つけました。
ちびまる子ちゃんは、静岡らしさいっぱいですな。

府中宿に入りました。

ビール飲みてぇ！
この巨人、イリノイ州アトランタかどこかの、ルート66で見掛けた巨人を思い出しました。

花壇の花もキレイです。

静岡は、ラブリータウンなようです。

行列のできている店。食パン屋でした。

呉服町に入ってから、また行列のできている店がありました。
こちらは、生クリーム専門店でした。生クリーム専門店って、あまり見たことないかも。

この日は、お祭りをやっていて、通りは歩行者天国になり、沢山の出店がありました。
何か食べたくなり、目についた「おこたま」を食べました。日頃、摂りすぎに注意しているのですけど、やはり、こういう味の濃いものが食べたいのですよ！

何故か見落としてしまった、ここの目印。曲がらず真っ直ぐ進んでしまったため、少し時間をロスしてしまいました。
本来、続いているハズの道が行き止まりになっていて気づいたのですよね…。

今回のメインイベントは安倍川越え。橋が見えてきましたが、その手前に、気になる幟が。

元祖 安倍川餅です。
テイクアウトしようと思ったのですが、2人前から、とのことだったので、お店で食べることにしました。
甘さもしつこくなく、ペロッと平らげました。

甘いものも食べて、気合いも入りました。
橋を渡って振り返ると、富士山がキレイに見えました。
既に、振り返らないと富士山を見ることができないところまで来たのですよね。

昔の屋号(？)が、玄関に出ていました。このパターンを見たのは初めてですな。

長閑な感じです。

今回のゴール地点、本来、丁子屋にしていたのですが、満席で30分待ちとのことでした。
だったら、もう少し進もう！ということで、岡部宿まで向かうことにしました。

日本の、紅茶発祥の地、とのこと。何となく立ち寄る気分にならず、チェックしなかったのですが、「元祖・日本の紅茶」とか売っていたのかな？

道中、何度となく、満開の菜の花を見ました。

モクレン？桜以外にも、キレイなピンク色の花はあるのですよね(笑)

ここから峠越えです。箱根をクリアした身としては、多少の山越えには怯みません。

竹やぶの中を歩くのは涼しげで良いです。

桜、キレイ。

金鳥の看板とか、懐かしいです。

喉が乾いたので、何か飲もうとしたら、コナン君のホワイトソーダを発見し、購入。
灰原さん仕様の缶でした。

旧東海道とマリオって、何だか日本っぽいですね。

何とか岡部宿まで辿り着きました。今回歩いた中では、一番、宿場町の面影を残しているエリアだったかな、と思います。

本陣址も、建物が残っていない分、リアルですよね。

小野小町を真似て、自分の姿を写してみましたが、上手くできませんでした。

藤枝市もサッカー系なんですね。サッカーボール的な手まりが軒下に沢山飾られていました。

更に8キロ程で藤枝宿まで行けたのですが、翌日に備えて泣く泣く(笑)諦めました。
が、よく歩きました！

藤枝市役所岡部支所に、焼津駅行のバスが停まっており、飛び乗りました。ラッキーでした。

焼津駅の観光案内所で聞いたところ、駿河湾に浮かぶように見える富士山がオススメとのことで、駅から海まで歩きました。
が、足が痛くなり始めていたので、途中で断念。海に浮かぶようには見えませんでしたが、漁港越しの富士山も、静岡らしい眺めでした。

焼津の漁獲高の話は、昔、社会科で習った気がします。日本一なんですな。

もともと温泉には行きたかったのですが、湯河原とか駅から遠そうだし、熱海は混んでそうだし…と思っていました。
が、焼津にも温泉がありました。しかも、駅から近い！
ってことで、ソッコー向かいました。

温泉も大事ですが、焼津に来たらマグロも食わないと！
飲食店の夜のオープン時間まで間があったのですが、併設のカフェでマグロ丼を食べることができました。
いつもは、ダイエット企画込で、そんなに地元の名物にこだわっていなかったのですが、今回は、安倍川餅も食べたし、マグロ丼＋静岡茶の緑茶ハイも楽しんだし、普通の旅になりましたね。

焼津から帰るのも、ちょっと気が遠くなりますね…。

帰りも各駅停車です。

写真だとキレイに見えないのですが、電車に乗っている時間、ちょうど夕暮れ時にあたり、オレンジ色になっている富士山を眺めることができました。
ここから先、新幹線を使わない限り、家から旧東海道まで、片道3時間半以上掛かるのですよね。とりあえず、また青春18きっぷのタイミングで、かな。
お疲れさまでした。