2019/01/03 - 2019/01/03
149位(同エリア3278件中)
キートンさん
この旅行記スケジュールを元に
エジプト&アラブ首長国連邦の旅の6日目は、早くも観光の最終日。
エジプトから夜間のフライトでアブダビに到着した後、バスを乗り継ぎドバイへ。
この旅最後の訪問地ドバイは、常に進化を続ける最先端観光都市。
今日はドバイの定番スポットから新名所まで、街歩きを交えて観光します。
充実した観光ができるかどうかは体力しだい。
リッチなイメージのあるドバイを、公共の交通機関だけに頼ってどれだけ楽しむことができるか・・・
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
カイロ国際空港を発ったエジプト航空MS916便は、4:00頃アブダビ国際空港に着いた。
眠ければ空港内で仮眠をとる考えもあったが、機内である程度寝れたので早めにドバイに向かうことにした。
空港のバス乗り場にA1番バスが停まっていたのでそれに乗ったが、それが痛恨のミスだった。
ドバイへのバスが発着するセントラル・バス・ステーションを経由するのはA1番ではなくA2番のバスだった。
おかげで途中のバス停で乗換えないといけなくなったが、セントラル・バス・ステーション6:40頃発のE100番バスに乗ることができた。
7:00頃には、走るバスからシェイク・ザイード・グランド・モスクが見えた。 -
7:00過ぎ、日の出前に赤く染まる雲が見えた。
ドバイまでのバスとドバイ市内の多くの交通機関は5日前にチャージしたノルカードが有効で、おそらく今日1日の移動は追加でチャージしなくても足りるはず。 -
ハイウェイは渋滞もなく、8:30頃にはブルジュ・ハリファが見えてきた。
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シンガポールにマリーナ・ベイ・サンズができて以降、この手の超高層ビルがよく出現するようになった気がする。
-
6:30頃、E100番バスはアル・ジャフィリーヤに到着した。
E100番バスはアルグバイバのバスターミナル行きだが、ここで途中下車もできる。 -
てっぺんに巨大なゴルフボールみたいな物体を載せたビルはエティサラット・ビルというらしい。
ここからアル・ジャフィリーヤの東にあるザビール・パークへと歩く。
ザビール・パークはただの公園と思いきや、入場料がDh5だった。 -
ザビール・パークには、2018年に完成した新名所ドバイ・フレームがある。
高さ150mのふたつの塔を93mの橋で接続した、黄金に輝く世界最大の額縁なんだと。 -
イチオシ
ドバイ・フレームの近くに城!
しかもこれは大阪城なのだという。
実はドバイと大阪は姉妹都市で、10年以上前にこの城が建てられたらしい。
せっかく後ろに額縁があるので・・・ -
う~ん、これ以上後ろにさがれない。
植栽の植え込みがあって、これが限界。
世界最大の額縁でも、まだ大きさが足りなかった。
作品名「はみ出し大阪城」。 -
UFOみたいな建築物発見。
でも、こんな横長の被写体が縦長のフレームにすんなり収まるはずはない。
作品名「枠にとらわれないUFO」。 -
ドバイ・フレームの正面にピラミッド?
作品名「前に出たがるピラミッド」。 -
一見、ジェットコースターのレールのように見えるが、うんていのようなレールを走れそうなコースターが想像できない。
作品名「わくわくワンダーランド・用途不明」。 -
このドームをこちらから見ると、土星を連想させる輪がある。
しかしその方向に額縁はなし。
作品名「ドバイ・サターン・フレームなし」。 -
作品名「熱帯樹」。
無理やりやな。 -
作品名「泉」。
樹木ちょっとじゃま。 -
作品名「空」。
被写体の収まりは一番良いかな?
ていうか、この額縁に収まりの良い被写体が他にないんだもん・・・ -
太陽の光を反射する巨大なドバイフレーム。
-
ドバイフレームの上部にはスカイデッキが設けられた展望台となっている。
でも、ただの展望台ならフレームにする必要はないはずだろ。
フレームにするからにはその理由があったんだろ。
それは何なのか?
それは、世界に類を見ない額縁であることじゃないのか?
だったら、どこからどう見れば額縁となってくれるのか?
その額縁に収まる絵は何だったのか?
その謎が解けないまま、私はこの場を去るしかなかった。 -
ドバイでは今もいたるところで建設工事が行われている。
1980年時点で28万人足らずだった人口は今や約250万人にも膨れ上がっている。
しかしUAEの国民は現在2割にも満たず、住民の8割以上は外国人なのである。
その大部分は建設現場などで低賃金で働く、インドやパキスタンやバングラデシュなどからの出稼ぎ労働者である。
UAEの国民の多くは公務員でその他は半官半民の企業や金融機関の職員が多いという。
ドバイは世界でも極めて特殊な都市のように思える。
建設ラッシュが終わる時、この都市はどのように変化していくのだろう・・・ -
アル・ジャフィリーヤから88番バスに乗って1時間弱、ジュメイラ・パブリック・ビーチ近くのバス停に10:50頃に到着した。
バス停からビーチへは徒歩10分もかからない。
ジュメイラ・パブリック・ビーチは、ドバイを代表する2つのホテルを望む公共のビーチである。
右は世界屈指の超高級ホテル、ブルジュ・アル・アラブ、左はジュメイラ・ビーチ・ホテル。 -
大都会にあるビーチにしては、水は結構きれいだ。
-
ブルジュ・アル・アラブは、1999年オープン、高さ328m。
オープン当時は世界で最も高いホテルであった。
ダウ船の帆を模したデザインである。
一見300m以上もあるような高さには見えないが、おそらく見た目に30階程度にしか見えないデザインになっているからかもしれない。
客室は全てメゾネットタイプで2階建となっているというから、実質的には60階を越えると思われる。
円形のヘリパッドが高さ約210mだということなので、フロアーは全高の2/3程度までということになる。
まあ、高さも宿泊料もべらぼうに高いわけだが、ここから見るのはタダ。 -
高さ約210mにある.円形のヘリパッドは、ゴルフ練習場やテニスコートにもなるらしい。
庶民には関係ない話だけど。 -
イギリスの有名出版社「ドーリング・キンダースリー」が選ぶ「世界の建物トップ20」に選ばれた建築物でもある。
ちなみにその20とは、
「タージマハル」(インド)
「アヤソフィア」(トルコ)
「フラット・アイアンビル」(アメリカ)
「ラドクリフ・カメラ」(イギリス)
「ウエストミンスター宮殿」(イギリス)
「トランスアメリカ・ピラミッド」(アメリカ)
「シドニー・オペラハウス」(オーストラリア)
「サンマルコ寺院」(イタリア)
「サグラダ・ファミリア」(スペイン)
「ビルバオ・グッゲンハイム美術館」(スペイン)
「メヘランガール城塞」(インド)
「メトロポリタン大聖堂」(メキシコ)
「ポンピドゥー・センター」(フランス)
「パルテノン神殿」(ギリシャ)
「コロッセウム」(イタリア)
「アンコール・ワット」(カンボジア)
「ブルジュ・アル・アラブ」(アラブ首長国連邦)
「ハッサン2世モスク」(モロッコ)
「クラック・デ・シュヴァリエ」(シリア)
「梅田スカイビル」(日本)
どういう基準で選ばれたかは知らないが・・・ -
ビーチで泳ぐわけでもないので、ゆっくりするまでもなく次へ移動。
ジュメイラ・ビーチ・ホテルを右に見ながら、南西へと歩く。 -
ジュメイラ・ビーチ・ホテルを通り過ぎて見えてきたのは、ワイルドワディ・ウォーターパーク。
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ここから向こうは富裕層のエリアなので、ここから見るだけ。
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あの円盤が宇宙に飛んで行く宇宙船に見えるのは私だけか?
サンダーバードとかに出てきそうな基地の模型みたいで、現実味が薄い。
デザインがいかにも未来的だなあ。 -
そして11:40頃到着したのが、庶民でもうろうろできそうなスーク・マディナ・ジュメイラ。
数あるショッピングモールのひとつである。 -
エントランスの橋からは、クリークの先にブルジュ・アル・アラブ。
このスーク、ランドスケープ・デザインが期待できそうだ。 -
バスタキア歴史地区のような伝統的な建物にクリークの競演は、一種のテーマパークのようだ。
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イチオシ
歴史的建築と近未来的建築のコントラストもバランスもいい感じだぞ。
ドバイフレームはコンセプトが理解できなかったが、ここは自分の感性と共鳴するような気がする。 -
ニューイヤーだというのに、クリスマスツリーはご愛嬌と解釈しておこう。
ここまではスークの外側なので、改めてエントランスへと戻る。 -
スーク・マディナ・ジュメイラのエントランス。
まるでバスタキア歴史地区を復元したような街並。
相変わらず、棒を差し込んだような塔が気になる・・・スーク マディナ ジュメイラ ショッピングセンター
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スーク・マディナ・ジュメイラの案内図。
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スークと名が付くだけあって、モール内はそういう内装になっている。
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先ほど対岸から見ていたツリー。
アラブの街並にクリスマスツリー、背後にブルジュ・アル・アラブ、何か不思議な風景だな。 -
通路がイスラム建築っぽい。
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その先には5つ星ホテル。
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アラブのベネチアって感じ。
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再びブルジュ・アル・アラブが見えた場所は、案内図に示されていたフォトポイントだった。
ここで記念写真を撮るのに順番待ちをしている程の人気のポイントになっている。 -
この風景が見れるレストランは、やはり人気で客がいっぱいだ。
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イチオシ
クリークにはアブラ船がクルーズしている。
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アブラ船クルーズの乗り場。
乗ってみたいなとは思ったが、結構高かったのでやめにした。 -
スークは混んでいなかったし、今日が観光最終日でもあったので、お土産を少し買った。
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1時間以上スーク・マディナ・ジュメイラで過ごした後、8番バスでロイヤル・ミラージュ・ホテル前まで移動。
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そこから徒歩でパーム・ジュメイラ・モノレールのパーム・ゲートウェイ駅へ向かう。
途中で駐車場の中を通らなければならない。
このあたり動線計画がおそまつだな。 -
パーム・ジュメイラ・モノレールはノルカードでは乗れないので、窓口で往復チケットを購入。
往復Dh30。 -
パーム・ジュメイラ・モノレールは、2009年4月に開業した5.45kmの跨座式モノレールである。
建設は丸紅、車両は日立製作所と日本の技術が導入されている。
ちなみに世界最長の自動無人運転鉄道システムといわれるドバイ・メトロも、建設が三菱商事、三菱重工業、大林組、鹿島建設、トルコの1社の5企業JV、車両が近畿車両と日本の技術が導入された。 -
走り出して5分もしないうちに、前方にアトランティス・ザ・パームが見えてきた。
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最前席が確保できなかったで横の窓から撮影したが、ガラスが青みがかっていた。
パーム・ジュメイラは、幹から16本の枝が延びるヤシの木の形をした人工島で、その周囲は11kmの防波堤の島に囲まれている。
枝の部分は主に別荘地として利用されているようだ。
今の時期はましだが、冬以外はクソ暑くなるような気候の土地に別荘を持つなんて、冬の避寒地以外価値なさそうに感じる。 -
パーム・ジュメイラのヤシの木のてっぺんあたりでモノレールは右にカーブし、左の車窓にアトランティス・ザ・パームが映る。
ど真ん中に穴があいた独特の外観。 -
アトランティス・ザ・パームの内海側はビーチになっているが、この時期泳ぐ人は少ない。
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モノレールは10分もかからず、アトランティス・アクアベンチャー駅に到着。
右にはアクアベンチャー・ウォーターパークが広がっている。 -
遠くに見えるピラミッド形の物体は、リープ・オブ・フェイス。
垂直に近い角度のウォータースライダーを滑り降りた直後は、サメの泳ぐ水槽の中の透明のチューブを通過するのだと。
いろんなこと考えるよね。 -
涼しい季節のわりには、多くの客が楽しんでいる。
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これが日立製の無人モノレール。
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アトランティス・ザ・パームのエントランス付近の天井アート。
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アトランティス・ザ・パームにあるロストチェンバー水族館へと続く通り。
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イチオシ
アラブのランプって何か惹かれるよね。
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ここではブラブラ散策するだけなのはちょっと落着かないアウェイ感があったので、20分程度で駅に戻って、モノレールの最後部席を確保した。
こういうリゾート地は、ちゃんと腰を落ち着けないと居心地良くないな。 -
いろんな形の建築物に出会える都市だね。
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どの程度の信憑性があるかわからないが、このあたりにトランプタワーの計画があるとか・・・
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てな感じで、パーム・ゲートウェイ駅に14:40頃戻ってきた。
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この後の行動を頭の中でシュミレーションした結果、イブン・バトゥータ・モール→ドバイ・マリーナ→ダウンタウン・ドバイ→ドバイ国際空港、と周ろうかと考えた。
ということで、ロイヤル・ミラージュ・ホテル前から8番バスでイブン・バトゥータまで移動します。
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