2019/01/04 - 2019/01/07
549位(同エリア1164件中)
mingさん
機長が左の窓を指差して、「少し雲がかかっているが、真ん中の一番高い山がエベレストだ。」と説明してくれた。雲海が下界を遮るかのように山々の稜線に絡みつく景色はとても神聖に感じた。
【生活費】3万円
【飛行機】12万円
【ツアー】3万円
【通貨単位】1ルピー=1円
【英語通用度】5人に4人
【旅程】4日間
1/4成田
1/5カトマンズ→パタン
1/6カトマンズ→バクタプル
1/7帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エス・ティー・ワールド
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-
(1)『ヒマラヤ遊覧飛行』
ネパールの10月から2月は、乾期で天候が良くヒマラヤ観光のベストシーズンである。
ヒマラヤ遊覧飛行はカトマンズから北西のエベレストを1時間で往復し、8,000m級のヒマラヤ山脈を大迫力で体感できるフライトツアーである。 -
(2)『ヒマラヤの山々』
1/5 7:00日の出とともに飛行機は出発した。
離陸して5分もすると、左側の窓から雪化粧をしたヒマラヤの山々が広がった。
写真左の綺麗な三角形の山はランタン・リルング(7,234m)で、飛行中は目印として重宝した。
左から3番目にシシャパンマ(8,013m)がかすかに見えるが、ネパールの裏側のチベットにあるため小さく見えてしまう。 -
(3)『トンガリ帽子とホワイトプリン』
飛行機はヒマラヤ山脈に沿って遊覧飛行を続ける。
左側のトンガリ帽子のような尖った山がガウリシャンカール(7,134m)。
右側の白い雪化粧をしたプリンのような山はメルンツェ(7,181m)。 -
(4)『コックピット』
乗客は順番にコックピットに案内され、視界全体に広がるヒマラヤ山脈を鑑賞させてくれる。
機長が左の窓を指差して、「少し雲がかかっているが、真ん中の一番高い山がエベレストだ。」と説明してくれた。 -
(5)『エベレストに最接近』
飛行機はフライトのクライマックスであるエベレスト(8,848m)に最接近した。
左側のヌプツェ(7,855m)と右側のローツェ(8,516m)がエベレストをガードするかのように聳え立っている。 -
(6)『地球で一番高い場所』
飛行機はUターンするとともに、エベレストの周りの雲海が視界に入った。
写真中央のエベレストの右側で少し突き出した山がマカルー(8,463m)である。
7,000m以上の山々が連なり、写真右の雲海が下界を遮るかのように山々の稜線に絡みついている。 -
(7)『チョ・オユー』
写真中央の奥に写っている鬼ヶ島のような山は、チョ・オユー(8,201m)である。
8,000m級の山は世界で14座あるが、今回の遊覧飛行で確実に目視できる4座である。 -
(8)『ギリンチェ』
11:00 カトマンズに戻り、タメル・チョーク近くにあるチベット・レストランのギリンチェでランチを取った。
モモはもっちりとした皮にチキンなどを包んだチベット名物の蒸し餃子(210ルピー=210円)で、カレーのタレはネパール独自のアレンジでとても食べやすかった。 -
(9)『カテシンブー・ストゥーパ』
タヒティ・チョーク近くにチベット仏教のカテシンブー・ストゥーパ(=仏塔)が建っている。
ネパールは11世紀頃からインドとチベットの中継貿易で発展していった国である。
その過程において、イスラム勢力の台頭によってインドから逃れてきたヒンドゥー教徒と交易が盛んだったチベットの仏教徒が併存し、独特なネワール文化が生まれた。 -
(10)『カーラ・ハイラヴ』
12:30 カトマンズ旧市街の中心地であるダルバール広場に到着した。
ネパールでは2015年4月に大地震が発生した。
震災から4年が経ち、街の人の表情も建物の修復具合も地震を忘れさせるほど活気を取り戻していた。
ダルバール広場入口には、シヴァ神の化身である恐怖の神カーラ・バイラブの巨大な石像がある。
かわいらしい表情がとても印象的であった。 -
(11)『シヴァ・パールヴァティー寺院』
ネパールの伝統技術である緻密な彫刻が美しい寺院である。
上層の窓からは、シヴァ神とパールヴァティー妃が寄り添って街を見下ろしている。
ダルバール広場に面しており、観光客の休憩場所としていつも賑わっていた。 -
(12)『カトマンズの街並み』
タメル地区とダルバール広場を結ぶ通りはカトマンズの縮図である。
通りは人で溢れて砂煙が舞い、バイクの排気ガスと線香の香りが混ざり合って独特の匂いとなっている。
さらに驚きなのは、写真左の電線が蜘蛛の巣のように絡み合っていることである。
この違法なタコ足配線は街の至る所で見られ、混乱の象徴のようにも感じられた。 -
(13)『パタンの旧王宮』
14:00 カトマンズからバスに20分ほど乗り、パタンに到着した。
パタンは15世紀から17世紀に繁栄したマッラ王朝の都の1つである。
ネパールでは8割がヒンドゥー教徒だが、パタンでは9割が仏教徒である。
写真左の旧王宮や三重に重なる寺院など日本の建築様式に似ているネパール建築と、写真右の石造りでできたインド様式のクリシュナ寺院が調和したネパールらしい形式である。 -
(14)『ニャタポラ寺院』
1/6 12:00カトマンズからバスに1時間ほど乗り、バクタプルに到着した。
18世紀に建てられたニャタポラ寺院は高さ30mと、カトマンズ盆地で最も高い寺院である。
五層の軒の出が深く、シルエットが美しい五重の塔のである。
正面の石段には、下から順に伝説の戦士、ゾウ、獅子、グリフィン、女神の石像が守護神として置かれている。 -
(15)『バクタプル名物のヨーグルト』
ニャタポラ寺院近くのカフェ・ニャタポラでランチを取った。
寺院を改築したユニークなレストランで、3階のテラス席からはトウマディー広場が一望できる。
名物のバクタプル産ヨーグルト(245ルピー=245円)は、とても濃厚で甘味もあって美味しかった。 -
(16)『タカリ・バンチャ』
17:30 タメル地区の人気店タカリ・バンチャで夕食を取った。
チキンカレー(390ルピー=390円)はよく煮込まれていて、とても美味しかった。
カレーは適宜おかわりを持って来てくれる。
「カレー美味しいよ。」と伝えると、中学生くらいの店員はとてもうれしそうな笑顔で答えてくれた。
美味しい料理とほのぼのとした笑顔でネパール旅行の最後を締めて、帰国の途についた。
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