2020/02/20 - 2020/02/25
221位(同エリア521件中)
mingさん
スリランカはシーギリヤロックやカレーだけでなく、キャンディアンダンス・紅茶工場・ホエールウォッチングなど、どのイベントも個性的で色んなスパイスの詰まった印象深い国であった。
【生活費】2万円
【飛行機】9万円
【ツアー】11万円
【通貨単位】1ルピー=0.6円
【英語通用度】ほぼ全員
【旅程】6日間
2/20ニゴンボ
2/21シーギリヤ
2/22キャンディ
2/23ヌワラエリヤ→ゴール
2/24ミリッサ
2/25帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- スリランカ航空
- 利用旅行会社
- エス・ティー・ワールド
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-
(1)『シーギリヤに到着』
2/21 12:00ニゴンボから3時間かけて、シーギリヤに到着した。
宿泊するエコー・シーギリヤは、世界遺産シーギリヤ・ロックが一望できる絶好のロケーションにあるホテルである。
午後は気温が30℃を超えるため、翌朝の涼しい時間帯に山登りをするスケジュールとなっている。 -
(2)『アーユルベーダ』
シーギリヤの隣町のハバラナはアーユルベーダ発祥の地といわれている。
アーユルベーダ(14,000ルピー=8,400円/2時間)はマッサージではなく医療であり、体のバランスを整えて健康を保つことを目的としている。
シロダーラはごま油にハーブをブレンドしたオイルを額に流す事で脳内がデトックスされリラックス効果などがあるといわれている。 -
(3)『ジープサファリ』
16:00 エコパークのジープサファリで野生のゾウに遭遇した。
エコパークは、隣接するミンネリアやカウドゥラなどの国立公園と比較して、道路から外れてゾウを近くから見ることができる。
400~500匹のゾウが水を求めて3つの国立公園を順に回っている。
写真は同じ年頃のゾウが鼻で押し合って遊んでいる、のどかなひと時である。 -
(4)『生後2週間の赤ちゃんゾウ』
帰り道に、生後2週間の赤ちゃんゾウがいる群れに遭遇した。
群れからはぐれないように、お母さんゾウが大事そうに赤ちゃんゾウを守っていた。
時折、前足でのパンチなど厳しい自然を生き抜くための躾をしていた。 -
(5)『シーギリヤの歴史』
2/22 6:30シーギリヤロックに到着した。
シーギリヤの歴史は5世紀に遡る。
478年カーシャパはありもしない隠し財産に目がくらんで父王を殺害し、弟を追放して王位を手に入れた。
弟モッガラーナの復讐を恐れ、標高約200mの巨大な岩山に難攻不落の城塞を築いた。
491年に弟モッガラーナの反撃で敗れるまでのわずか11年間でシーギリヤロックは王都としての歴史に幕を閉じた。 -
(6)『ライオン・テラス』
岩山の中腹の洞窟に「シーギリヤ・レディ」と呼ばれる美しい天女たちの壁画が描かれている。
1875年イギリスの考古学者によって色鮮やかな壁画が発見され、18人の美女たちは1400年もの長い眠りから目を覚ました。
さらに進むと、岩山に彫り込まれた巨大なライオンの前足が見えてくる。
かつては頭部も造られており、ライオンの喉に飲み込まれるような造りとなっていた。
この登り口がシンハラ語の「シンハ(=ライオン)」と「ギリア(=喉)」が合わさり、シーギリヤの語源となっている。 -
(7)『No.99 ランウェリ・スパイス・ガーデン』
11:30 シーギリアから1時間走り、マータレーという町にあるNo.99 ランウェリ・スパイス・ガーデン(入場無料)に到着した。
スパイスカレーに欠かせないクミン(下段左)やクローブ(下段右)、お菓子や紅茶の香りの素となるシナモン(上段右)などの植物を育てている。
それぞれのスパイスは風味だけでなく、風邪薬や防腐剤としての効果があるなどスタッフが詳しく説明をしてくれる。 -
(8)『キャンディアン・ダンス』
17:00 仏歯寺の東にあるキャンディ芸術協会でキャンディアン・ダンス(1,000ルピー=600円)を鑑賞した。
バンゼル・ナトゥマ(写真)は、戦場に向かうシンハラ族の戦士の舞を表現している。
太鼓のリズムに合わせてアクロバティックなバク転を繰り返す迫力のある踊りである。
小学校高学年くらいの少年のバク転を後ろの大人たちが心配そうに見つめる姿も印象的であった。 -
(9)『ラバンの踊り』
ラバンの踊りは、手や口の上で何枚もの円盤を回しながら優雅に舞う民族舞踏である。
落ち着き払った表情と不安定な円盤とのコントラストが印象的であった。 -
(10)『火渡りの儀式』
1時間ものキャンディアン・ダンスを締めくくるのは、火渡りの儀式である。
最初は弱火でのウォーミングアップ程度であったが、2回目はガソリンを撒き激しく燃え上がった石の上を表情を変えることなく軽やかに歩き切った。
最高の盛り上がりの中、大きな拍手とともにショーは幕を閉じた。 -
(11)『オールド・エンパイア・カフェ』
18:30 仏歯寺近くのオールド・エンパイア・カフェで夕食を取った。
ライス&カリー(770ルピー=462円)は程よくスパイスが効いたチキンやマイルドな茄子と酸味のあるサラダのバランスが良く、色々な味が楽しめる一品であった。 -
(12)『ヌワラ・エリヤの紅茶工場』
2/23 8:30キャンディから2時間走り、ヌワラ・エリヤのブルー・フィールド・ティー・ガーデンズ(入場無料)に到着した。
写真は一番最初の工程で、取れたての葉っぱの下に大きな扇風機で風を送り、12時間ほど乾燥させる。
さらに発酵2.5時間と乾燥0.5時間を行った後、良い葉っぱを選別し、2日ほどかけて高品質な紅茶ができあがる。 -
(13)『工場直営の紅茶ショップ』
国立の工場のため収穫の80%がティーオークションに出品され、有名メーカーが他の茶葉とブレンドして市場に出回る仕組みとなっている。
残りの20%は直営店で色鮮やかにパッケージされて販売されている。
工場直営なので市販のブレンドされた茶葉より純度が高く、品質も保証されているのでお土産には最適である。 -
(14)『ゴールに到着』
16:00 コロンボ郊外から高速道路を3時間走り、要塞都市ゴールに到着した。
ゴールはイスラム諸国と中国を結ぶ海のシルクロードの中継拠点として栄えていた。
1505年に良質なシナモンに着目したポルトガルが交易の拠点としたことが要塞都市ゴールの起源となっている。 -
(15)『津波から旧市街を守った城壁』
1640年に東インド会社の膨大な資金力で強力となったオランダが、本国の財政難やスペインからの独立戦争で弱体化したポルトガルを撃退した。
堅固な城壁はオランダ統治時代に建設され、シナモンなどの交易品や船舶用の資材を保管する倉庫としての役割も兼ねていた。
2004年12月に発生したスマトラ沖地震では、ゴールを高さ6mもの津波が襲った。
現在では兵器の発達等により無用の代物となった城壁は、旧市街での死者を1人も出すこともなく防御壁としての役割を立派に果たした。 -
(16)『コブラ使いと女の子』
天気の良い日曜日であったため、コブラ使いのショーには20~30人ほどの子供たちが集まっていた。
ショーが終わり、男の子たちがコブラを触っているのを見て、中央の女の子も恐る恐る触ってみた。
その瞬間、後ろにいたお父さんが「ワッ!」と驚かしたため、女の子は恐怖で号泣してしまった。
何とも罪作りなお父さんであった。 -
(17)『アヌラズ・レストラン』
17:30 メインゲートから徒歩3分の所にあるアヌラズ・レストランでスリランカ最後の夕食を取った。
一番人気のエビカリー(800ルピー=480円)は、ココナッツミルクのまろやかさにエビのエキスやスパイスが混ざり合って、日本人好みのマイルドな味付けのカレーであった。 -
(18)『ミリッサ・ホエールウォッチング』
2/24 6:00ゴールから30分ほど走り、ミリッサに到着した。
ミリッサ沖は海底にあるV字形の谷にぶつかった海流が豊富な栄養分を上層に運ぶため、クジラ達が集まるスポットとなっている。
特に2月から3月はホエールウォッチングのベストシーズンとなっている。
2階建ての専用船で1時間ほど波に揺られていると、先方でクジラの潮吹きを発見し船内に歓声があがった。 -
(19)『クジラの潮吹き』
シロナガスクジラ(写真)は体長25mほどで、約14分おきに呼吸をするために海面に上がってくる。
潮吹きを見つけると、広い海域を数十艘の船が猛スピードでクジラを目がけて突進していく。
気まぐれでたくさんの人間たちを翻弄し、遊びを楽しんでいるかのようなクジラは人間よりも一枚も二枚も上手であった。 -
(20)『シー・ユー・スリランカ』
スリランカはシーギリヤ・ロックやカレーだけでなく、キャンディアンダンス・紅茶工場・ホエールウォッチングなど、どのイベントも個性的で色んなスパイスの詰まった印象深い国であった。
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