オーストリア、世界遺産巡りと湖水地方の旅　12日目　ウィーン

2018/10/15 - 2018/10/15

　2018年10月4日（木）～16日（火）ユーラシア旅行社主催
「オーストリア、世界遺産巡りと湖水地方の旅　13日間」に参加しました。数年前、初めての中欧で、古い町並みやその雰囲気のすばらしさに取りつかれたのが、私のヨーロッパ病の始まり。以来一国ずつ訪問しています。今回は特に大好きなオーストリアだけを13日で回るツアーです。ユーラシア旅行社はお土産物屋には連れていかないことを謳っている旅行会社で、その点でも評価が高いです。小さな国ですが、13日間自然を、音楽を、食べ物を満喫しました。
主な行程は以下の通りです。
１日目　4日（木） オーストリア航空直行便にて　ウィーンへ　
　　　　　　　　 バスにてアイゼンシュタットへ
２日目　5日（金） アイゼンシュタット市内観光　セメリンク鉄道乗車　
グラーツへ
３日目　6日（土） グラーツ市内観光　ハイリゲンブルートへ
４日目　7日（日） ツェル・アム・ゼー　アルプス山岳鉄道　
フランツヨーゼフヘーエ展望台 ツェル・アム・ゼー泊
５日目　8日（月） ゲルロス・パス街道経由マイヤーホーフェン　
ＳＬ列車乗車 インスブルック泊
６日目　9日（火） インスブルック市内観光　アルプバッハ　
ザルツブルク２連泊
７日目　10日（水）ザルツブルク観光
８日目　11日（木）ザツルカンマーグート地方へ　ザンクトギルゲン　
　　　　 ハルシュタット２連泊
９日目　12日（金） ハルシュタット観光
10日目 13日（土）メルクへ　ドナウクルーズ　バスにてウィーンへ
　　　　 モーツアルト・コンサート　ウィーン２連泊
11日目 14日（日）ウィーン市内観光　シェーンブルン宮殿、
シュテファン寺院
12日目 15日（月）ウィーン市内にてショッピング　
　　　　 オーストリア航空直行便にてＯＳ５１便にて帰国
13日目 16日（火）成田着

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

　2018年10月15日（月）旅行12日目
　朝から14:30まで自由行動です。
　希望者はＴＤと王宮へ行きますが、私は今日はショッピング日。まずは朝から開いているホテル近くのスーパーをはしごします。スーパーが開く前に地下鉄のチケットを買っておきます。一人で地下鉄を乗り継いで買い物に行くつもりなので、かなり緊張しています。ショッテントーア駅はホテルの目の前。下見も兼ねて。

　スーパーは2軒。ＳＰＡＲとＢＩＬＬＡ。maps meで場所を検索し、営業時刻も調べてあります。ただ、地図が読めない私は、もちろん道に迷いました・・・
途中で同じツアー客のＦさんと会い、ご一緒に。
　1軒目spar。小さくて見ただけで終わり。ここでＦさんとお別れ。私は
BILLAへ。この辺りの名産は杏との口コミだったので、杏ジャムを。
2個買うと1個1.69ユーロ（227円）darboが美味しいとの口コミ。
美味しいことを期待して。

　ツナのチューブ　以前スペインで購入して美味しかったような記憶あり。
1本1.99ユーロ（267円）

　岩塩の粒々。安い方。1箱0.99ユーロ（133円）
　一旦ホテルに戻り、偶然王室に向かう皆さんをお見送り。部屋で荷造り＆計量。まだ大丈夫。23kg以下です。

　さあ、一人で地下鉄に乗ります！まずＵ２に乗り、Ｕ４に乗り継ぎます。地下鉄駅にＵ２は紫色の線が描かれており、そこを伝って行くとホームにたどり着く、分かりやすいシステム。
　最初の行き先はkarlsplatz（カールスプラッツ）２分後に来ます。その次は７分後だから、けっこう頻繁にくるということ。終点だから大丈夫。

　反対行きの終点はseestaot（ゼーシュタット）だから、これに乗ってはいけません。

　次はＵ４に乗り継ぎ。Ｕ４は緑の線に沿って行けば大丈夫。分かりやすい。終点駅名さえ間違えなければたどり着ける！
降りる駅はpilgramgasse（ピルグラムガッセ）
　hutteldorf（ヒュッテルドルフ）が終点駅。４分後に来ます。その後は７分後。こちらも頻繁に来るのね。

　駅名表示で確認。
なるほど。２つ目ね。時刻表は頻繁に来るので必要なしという感じ。

　地下鉄は本当に分かりやすく、乗り継ぎも簡単で、ドキドキは杞憂に終わりました。これからが難関。mapps meで店の場所も入れてあるのに、地図が読めない、分からない。通りの名前を頼りに、道を歩く、親切そうな人に地図を見せて尋ねました。ドイツが分からない私と、ドイツ語しか分からないらしい女性。困っていると、おばあさんが「どうしたの？」（多分）と寄って来て、通り名と番地を確認。「ここは80番地だから」と指差し。「ありがとう、あっちに行くわ」と、私が歩きだすと、追いかけて来て、「違う違う。そっちだ」（多分）と指さす。「ダンケシェーン」（多分通じた！）とお礼を言って指さされた方へ。見つけた！
ウィーンは観光都市なので、観光客慣れしているのもあるとは思いますが、親切な方でした。

ボタニクス (ウィーン) 専門店

「ボタニクス」はチェコのプラハにある、自然派化粧品のお店。以前プラハで洗顔せっけんを購入。お肌がつるつるすべすべになったので、是非こちらで購入したかったのです。方向音痴で地図が読めない私が、地下鉄２つ乗り継いでも、王室見学をパスしても、行きたかったお店です。実はホーエンザルツブルク城へ行く途中でも、見かけたのですが、集団行動ですから寄る時間はなく（泣く泣く）ウィーンにかけたのです。

　プラハ店は２軒とも爆買いの方達で、長蛇の列。でもここは、誰も並んでない、というより、お客がいない。大丈夫かしら、ほんとに同じ系列かと心配しながら入店。すぐ店員が寄って来て、「何かお探しですか？」「バナナヨーグルト石鹸ありますか？プラハ店で買ってとても良かったので」すぐ出してくれました。

　自分用（大きい物）7.9ユーロ（1059円）３個と友達用（中くらい）6.9ユーロ
（925円）１個とを買ったら、「こちらはプレゼント？」と聞いてくれ、「そう」と答えると、フェルトのお花とリボンを付けてかわいくラッピングしてくれました。とても親切な方でした。

　これは自分用。裏にスライスバナナが貼り付いています。以前買った物の方が、バナナ成分が多かったような気がします。ひもが付いているので、水切してぶら下げるには便利。

ビジネスカード。

　住所もＴＥＬも載ってます。興味がある方はどうぞ。
プラハ店には日本人がいて、日本語のパンフレットもあるので、初めての方はそちらへ行かれた方が良いかも。アドバイスを受けながら、お肌質にあったものが選べます。

　ボタニクスの向かいにもＢＩＬＬＡがあり立ち寄りました。娘からのリクエスト、リプトンのティーパックはどこにも売っていません。他の会社の紅茶なら、種類も沢山あるけど・・・他のはいらない、リプトンのが良いとのこと・・・
以前買ってきてあげた記憶はありますが、どこだったのかな？ヨーロッパには違いないと思うのですが。娘によると「ドイツ」というのですが。ドイツとこんなに近いのに、オーストリアには入れないように、紅茶会社が阻止しているのかも？？？

　帰りは行きの逆なので、乗り継ぎ等は迷いません！

車内はこんな感じ。

　買いたかったものは買えてほっと安心。お腹も空きました。お昼はウィーン大学でと決めていました。
　1365年にルドルフ４世によって創立されたドイツ語圏最古の大学。

ウィーン大学 現代・近代建築

　多分卒業した著名な方達。

　顔を見ても誰が誰やら分かりませんが、多分世界に誇る人なのでしょう。
９人のノーベル賞受賞者を輩出した名門大学です。

　トイレにも寄ってみました。
　9万1000人の学生がいるそうです。人文科学が花開いた時代の様式であるルネッサンス様式で19世紀後半に建てられました。
　

　ハーバード大学でも買い物しましたし、東大でもしました。ここでもお立ち寄りしたい。受付のおじさんは「出て左に曲がって左」と教えてくれました。きっと世界中の学生ではない方達が、お買い物に来るのでしょう。案内が慣れていて短く、的確。覗きましたが、欲しい物はなく出ました。

これがウィーン大学のマークらしい。

　お昼はメンザ（大学の食堂）にて。
　大学から２ブロック行った新館７階です。「日替わりランチが５～６ユーロ」と地球の歩き方に載っていました。
　ただ、メニューがドイツ語で読めない、何かわからない。多分左端が定食で、右の方はハンバーガーかな？それならマックに行くから、定食にしたい。
　一昨年行った、東大の定食は小鉢をいろいろ取って、最後にお支払いする、カフェテリアシステムでした。安くて美味しかった！今どきの学生は良いなあと羨ましく思いました。

　お昼時だったので混んでいるかと思いましたが、思ったより空いていて、空席も沢山ありました。とりあえず席をキープして見に行きました。
　鍋の中身を上から覗いて（背が届かないので掬って見せてもらって）指さして注文しました。

ウィーン大学 メンザ(学生食堂) ビュッフェ

　定食は　tagesgericht というのでしょう。２種類あって、見た感じでこちらにしました。じゃがいもに、茹でたほうれん草とチキン乗せ。栄養バランスは良さそう。4.9ユーロ（657円）多分一番安いメニュー。これだけ食べてる男子学生もいました。食が細いのね。私は持参したおにぎりも（こっそり）食べたけど。
　貧乏学生だったうん十年前を思い出しました。学生食堂はいつも満員で、毎日カップヌードルでした。定食300円しなかったかな？カップヌードルはもっと安かった・・

　外で食べてる人もいました。
あのヴォティーフ教会も見えます。

　真下にはお店。

　木々が茂る。

　ＢＩＬＬＡ発見。行かなくちゃ。
　

　リプトンのティーパックはなかったけれど、ナチュラルザルツはありました。
岩塩のつぶつぶ。ちょっと安売りしてました。1箱2.19ユーロ（294円）ザルツカンマングートでは買わなかったので、こちらのスーパーでゲットします。お値段は今まで回った中では2.59ユーロが一番安かったように思うので、多分お得に買えたと思います。ラッキー！たかが0.4ユーロですが、頑張ってスーパー巡りしたかいがありました！ 「がりがり」をお持ちの方にあげましょう。ただ、私はまろやかな味の「maldon」の方が好きですが。
　早めにホテルに戻り、石鹸は匂いが他の物に移ると困るので、ジップロックに入れ、石鹸もお塩も、キャリーに詰め込み、皆さんのお帰りを待ちました。

　皆さんが揃い、バスで空港へ出発。オーストリア航空はセルフチェックイン。私は先月スカンジナビア航空でやっており、やり方が分かり早くできたので、お手伝いしました。が、お手伝いに来ている日本人女性が大変きつい方。「荷物のタグが出てきません」などと彼女に言うと「私は一人しかいないので待ってください」ならまだしも「タグのチェックを1個にしないと出ません」それなら先にそう言ってよという感じ。ＴＤがやり方を先に説明していればまだしも、それもなかったし。
「あなたは毎日やって慣れてるでしょうけど、お客は初めてやるのよ。最初に説明してから始めてちょうだい」と、私がＴＤなら言ったでしょう。（おばさんのお客は強気！）北欧に行った際のＴＤは事前にプリントをくれ、それさえ読めばその通りにできるようになっていたのですが、今回はなかったし。
　皆さん怖がって何も言えず、後で「怖かったね、アンケートに書こうっと」と言っていました。
　ともかく皆チェックインでき、手荷物検査も通りました。いい加減皆を待つのに飽きてきた私（集団行動苦手、単なる我がまま！？）は、ＴＤに「搭乗口は分かったのでラウンジに行きます」とお断りして別れました。

　こちらがプライオリティカードで入れるラウンジ。
成田よりははるかに種類が多いです。スープ、お菓子、果物、飲み物（ソフトドリンク、アルコール）等

エアーラウンジ (ウィーン国際空港) 空港ラウンジ

　とりあえず、お腹の足しになりそうなものをゲット。
　バナナと紅茶
ケーキ類。手前のチョコがかかっているのは、バナナ風味のクッキーで美味しかったです。お代わりしました。

　奥から、食べ物が置いてある台を見るとこんな感じ。
搭乗口を確認してきたＦさんが、遅れて来ました。私は早く来て早く出るやり方。
トイレに行って、搭乗口へ。シャワー室はありましたが、今回は使わないつもりだったので、見ていません。
　17:45出発予定なので、17:15集合と言われました。もっと早くに行き待ちました。