
2018/08/13 - 2018/08/13
826位(同エリア4354件中)
くわさん
お盆、京都の実家にちょっと帰ってきました。
いつも日課にしている早朝ジョギング、今回は嵐山、竹林の小径、常寂光寺、二尊院など世界的な観光名所を駆け巡ります。
実家は京都市右京区嵯峨野〇〇町で、嵐山の近くでした。子供の頃、嵐山にたくさんの観光客が訪れるのを見て「この人たちはなぜこんなところに来るのだろう?」と疑問に思っていましたが、京都を離れ各地を転々とし、また各国いろいろなところに行くと、あれ、この嵐山ってなかなかいいかも、と思うようになりました。
山や川の自然美、それに加わる渡月橋という人工美。まるできっちり設計された巨大庭園のようです。
この日は、そんな嵐山から亀山公園を抜け竹林の小径、常寂光寺、落柿舎、二尊院の折り返しコースを走ります。
昼間はごった返す世界的な観光地ですが、早朝は静かな環境の中を走れます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 新幹線 私鉄
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実家から罧原堤に上ってきました。子供の頃はここを自転車で走り回ってました。ここから見る桂川、小倉山、そして愛宕山の景観もお気に入りです。
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罧原堤を上流へ走ると、渡月橋が正面に見えてきます。
2013年の豪雨で増水し、この角度から見る渡月橋が流されそうになるニュース映像、まだ記憶に新しいです。 -
出発して10分後、嵐山に到着。
早朝なのでほとんど人がいません。
嵐山は東に開けているので、朝の光に照らし出される渡月橋が最高です。
しかし、実家からこんな近くに世界的な観光地があるとは、恵まれたものです。渡月橋 名所・史跡
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三条通りと渡月橋の交差点を通過し、保津川の上流へ。
ちなみにこの保津川、渡月橋を境に上流を保津川、下流を桂川と名を変えます。
右に写っている道は三条通の延長になります。つまり東海道五十三次をずぅ~と歩いてくるとこの道にたどり着くことになります。 -
川辺には舟遊び用の船が係留中。
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更にその先。
日中はたくさんのボートがあるのですが、この時間帯は静かです。 -
さて、亀山公園に突入。坂を登ります。
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かなり登ってきました。
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そこから右に曲がると・・・竹林が。
小学生の頃の夏休み、虫取りのルートです。夏場はここでタクシーがボンネットを開け、ラジエーターを冷却していたのを思い出します。 -
さてお馴染みの竹林の小径。日中は観光客でごった返していますが、早朝は誰もいません。
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ここも小学生の頃の虫取りのルートで、この竹林の隅のクヌギの木が秘密の場所でした。
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それにしても、こんなところが子供の遊び場だったとは、贅沢なガキです。
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さて竹林を抜け、更に北上。ため池があります。
ここにも秘密のクヌギの木があり、カブトムシをごっそりと捕まえていました。小倉池 自然・景勝地
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こんな小道を走ります。
子供の頃の虫取りは、早朝、それも朝3時とかの薄暗い中だったので、幽霊が出ないかとの恐怖心から、怖さを紛らわすためにラジオをかけながら自転車で走っていました。
そんな早朝、カーペンターズのイエスタディ・ワンス・モアがラジオから流れていたのを、この道を通ると未だに思い出します。 -
常寂光寺に到着。
ガキの頃はここの良さがわかるはずもなく、立ち寄ることもありませんでした。
早朝なので門は閉じています。常寂光寺 寺・神社
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常寂光寺からすぐの落柿舎。
2017年イギリス旅行で訪れたコッツウォルズのバイブリーのアーリントン・ローの第一印象が「ここに似ている」でした。
今から思うとなぜそう思ったのか私にもわかりませんが、観光客が多数訪れ観光地然りとした雰囲気は、景観は全く違うのですが、何となく似ていると思います。
↓アーリントン・ロー
https://4travel.jp/travelogue/11302995 -
落柿舎。
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落柿舎前からの景色。
この景色はコッツウォルズに似ているかも。 -
更に奥へ進みます。
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スタートして4km、二尊院に到着。
時代劇でよく登場するところです。
ここで折り返します。二尊院 寺・神社
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同じルートで戻ります。
百日紅のピンクが美しい。 -
緑のトンネル。
京都は連日猛暑続きでしたが、早朝の日陰は涼しさすら感じます。 -
ここは個人のお宅でしょうか。竹林からもれる朝日が眩しくなってきました。
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この先がトロッコ列車の嵐山駅。
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06:30、再び竹林の小径に戻ってきました。
すでに観光客がチラホラ訪れています。
日中はこの道が人でごった返し、なんとか銀座の歩行者天国状態になります。 -
亀山公園では往路とは違う道を走り、山の方へ行きます。
保津川の展望台に出てきます。ブラタモリでタモリさんが絶賛していたところ。桜や紅葉時期は特に素晴らしいところです。 -
亀山公園を下り再び嵐山に。
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06:40、もう観光客がいます。朝の方がいい景観ですからね。
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日本国内や、数か国、いろいろと行きましたが、なんだかんだ言っても嵐山がやはり天下の名勝です。
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再び桂川沿いの罧原堤へ。
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この写真の左端に写っている建物はラブホ。渡月橋からも見えます。せっかくの景観がこのラブホのおかげで台無しになっています。
このラブホ、私が小学生の頃にできたように覚えています。当時は純粋な観光ホテルかと信じて疑いませんでしたが、段々大人になるにしたがって、そういうことを目的にするホテルなのかと、純粋な少年は成長していくのでした。 -
そのラブホで罧原堤を降り、走行距離8.1km、1時間2分のジョギングは終了です。
日中は混雑する観光地も早朝は静か、早起きは三文の徳とはよく言ったものです。
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この旅行記へのコメント (4)
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- nikoさん 2021/12/15 17:44:23
- 京都といえば嵐山ですね~♪
- くわさん、こんばんは。
早朝の嵐山、絵になりますね。
そして、写真のきれいなこと!!
すべてが絵葉書のようですね。
私は、すべてスマホで済ませてしまいますが、くわさんは、ご自慢のカメラをたくさんお持ちなのでしょうね~。
niko
- くわさん からの返信 2021/12/16 07:21:11
- Re: 京都といえば嵐山ですね~♪
- nikoさん、コメントありがとうございます。
この写真、実はスマホで撮ったものです。それもiPhone5とかそれ以前だったかも。ジョギング中に撮ったので腕が震えていたかと思いますが、なんか奇麗に撮れていますね。今はそれとは違うスマホを使っていますが、恐るべしiPhoneです。
くわ
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- fuzzさん 2021/04/23 17:10:05
- ご自慢のふるさとですね。
- くわさん、こんにちは。
旅行記に誘われたので、お邪魔しました。
朝の嵐山の風景、これって観光客では旅行記に乗せられない写真ですね。
地元民か帰省した元地元民か=くわさん
京都は昔も今も大人気。
私も修学旅行で嵐山におじゃましました。
でも竹林にいった記憶はなく、嵐山で自由タイムでお土産を買いあさってました。
こんな素敵なところがふるさとだなんて、最高ですね。
fuzz
- くわさん からの返信 2021/04/23 21:44:49
- Re: ご自慢のふるさとですね。
- fuzzさん、こんにちは。
日本中、世界中、あちこち旅行をして、地元、嵐山はなんだかんだ言っても世界レベルの景観、観光地だという事に最近気づきました。
しかし、残念ながら実家はもう解体。京都に帰るとしたらホテルを予約しないといけない身になってしまいました。嵐山から見える○ブホなら予約なしで泊まれるのかも。。。
くわ
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