九州縦断旅（２６）長崎原爆資料館と平和公園

2018/01/13 - 2018/01/13

長崎での初日は定期観光バスで市内をめぐります。長崎原爆資料館、平和公園のほかにめがね橋やグラバー園などを訪れての半日観光です。

最初に原爆資料館、平和公園を訪れて平和祈念像に対面します。静かに祈りをささげ、今回九州を訪れたこの旅の大きな目的を果たします。

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

１月１３日午後。長崎駅前。

長崎駅 (長崎県) 駅

長崎バス観光の定期観光（よかとこコース）に乗車します。およそ５時間で効率よく回ることができるので定番名所を回るには便利です。

長崎バス 乗り物

長崎電鉄（長崎電気軌道）の路面電車が走る国道２０６号線を北へ。

長崎電気軌道/長崎の路面電車 乗り物

コートを脱ぐ間もなく長崎原爆資料館に着きました。

長崎原爆資料館 美術館・博物館

１９４５年８月９日午前１１時０２分のことでした。
止まったままの時計が痛々しい。

忌々しいキノコ雲。

破壊された浦上天主堂を再現した展示

こんなものが。

こんなものにFat　Manなんて名前を付けた人は、これだけの惨状を巻き起こすことになることを知っていたのでしょうか？

山王神社の鳥居は一本柱になってしまいました。

被曝した人々の苦しみ、悲しみの訴えが綴られています。

長崎医科大学（現長崎大学医学部）の永井隆博士。

自らも被曝しながらも負傷者の救護や原爆後遺症の研究に献身的に取り組む。
１９５１年死去。

人間はなんて恐ろしいことを平気で考えるのでしょうか？

人を愛し慈しむ優しい顔を持つ一方で恐ろしい顔を持つ二面性を持つ私たち人間の悲しい性。

２１世紀になっても未だに核兵器の開発が続いています。

みんなの願いを。子供たちの願いを。

平和を。

子供たちに未来を。

爆心地に近い平和公園に移動しました。

平和公園 公園・植物園

平和祈念像。

天を指した右手は「原爆の脅威を」、水平に伸ばした左手は「平和」を、軽く閉じた瞼は「原爆犠牲者の冥福を祈る」という想いが込められています。

平和公園 公園・植物園

大型客船が入っているらしく中国系の観光客がたくさん訪れていました。

長崎刑務所浦上支所跡の遺構が保存されています。

長崎の鐘

平和公園 公園・植物園

平和の泉

「めい福を祈り、平和を祈念していただければ」と書いてあります。

平和公園 公園・植物園

平和公園を出発したバスは如古堂の前を通りました。

永井隆博士が病室兼書斎として使っていた家だそうで、「己のごとき隣人を愛せよ」という意味から如古堂の名を付けたそうです。

（つづく）

この旅行記へのコメント （2）

• ひでじいさんさん 2022/08/09 16:52:07

  高校の修学旅行で行きましたが。

  原爆はいけませんね、無差別殺人です。アメリカは謝りもせず、まだ5000発位持ってますね。
  平和祈念像の前で写真撮ったのは覚えてますが他は記憶がありません。
  映画で人類滅亡の「猿の惑星」などは将来を予言していそうです。
  「世界の人類が平和でありますように」

  HAPPINさん からの返信 2022/08/09 19:05:24

  Re: 高校の修学旅行で行きましたが。

  ひでじいさん、こんばんは。
  コメントありがとうございます。
  
  8月9日のこの日。過去に発表済みの旅行記を先頭に表示させました。
  8月6日、9日。人それぞれ考え方は違うかと思いますが、それぞれが何かを考える機会になればと思います。
  未来のために。
  
  Happin