九州縦断旅（３６）龍馬ゆかりの長崎・亀山社中

2018/01/14 - 2018/01/14

長崎の旅の続きです。
興福寺のある寺町から龍馬通りと呼ばれる長い階段の続く道をひたすら上って亀山社中記念館へ。亀山社中は坂本龍馬が日本で最初に結成した商社と言われています。
近くには長崎の街を見下ろすかのように置かれている「龍馬のぶーつ像」、さらに龍馬関連資料を多数展示している亀山社中資料展示場もあって龍馬ファンにはたまらない場所でしょう。

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

長崎の興福寺を拝観したあと、寺町通りを歩きます。

通り沿いには三宝寺

深崇寺

寺町から右へ曲がって「龍馬通り」の標柱に従って上って行きます。
かつては龍馬などの幕末の志士たちが行き来したであろう道です。

龍馬通り 名所・史跡

長い上りが続きます。

志士たちの説明看板がありました。

手作り風の看板にホッとします。

直線距離はさておいてずっと続く上りがかなりきつい！

あと１３０ｍの表示に少しだけホッ。
でもまだ先は急な階段が続きます。

こんな階段がずっと続くんですから。
後から来たピザ宅配の若いお兄さんが追い越していきました。
聞いてみたらほぼ毎日どこかしらを上り下りして配達しているそうです。
坂の町長崎で暮らす方々のご苦労も大変なことなのですね。

龍馬を描いた手描きイラストに励まされながら頑張って上って行きます。

後ろを振り返ってみると長崎の町。
だいぶ上って来ました。

このすぐ左にめざす亀山社中記念館が。
右へ５００ｍ行くと高さおよそ５ｍの龍馬の銅像があるみたいだけど、もう上るのは無理。
（後で聞いたらこの後で行った若宮神社にある銅像がそのオリジナルだそうです）

亀山社中記念館（有料）として公開されている亀山社中跡にやっと辿り着きました。

ここまで上って来て、心臓バコバコで、足腰イタタタでもうクタクタでした。
あまりにきつかったので、体感的には３０分以上かかって上って来た気がしましたが、後で撮った写真のタイムスタンプを見てみると１０分しかかかってませんでした。

長崎市亀山社中記念館 名所・史跡

亀山社中記念館内部は一部だけ写真OKです。

幕末の志士たちの写真を見ながら当時に思いを馳せます。

坂本龍馬があの光秀の明智家の流れを汲んでいるかも知れないと言われています。龍馬の着物の桔梗の紋もそのことを表しているんだとか。（諸説あり）

小さなお庭から建物をふりかえります。

亀山社中記念館からすぐの所にある龍馬のぶーつ像。

龍馬のぶーつ像 名所・史跡

ぶーつの中に靴のまま足を入れることが出来ます。
龍馬目線で長崎の町を見下ろすということになるのかな？

ブーツの中に足を入れれば、ブーツを履いているかのような写真を撮ることができます。

龍馬のぶーつ像についての説明書き

歩いてすぐの亀山社中資料展示場（入場無料）

亀山社中資料展示場 美術館・博物館

亀山社中ば活かす会によって運営？

元々亀山社中跡で展示されていた資料を移設したそうです。
平日は休館とかかれていますが、訪れたこの日は平日でも開館していました。
開館日、時間等が変わっているかも知れませんので、訪れる方は最新の情報をご確認下さい。

豊富な写真。お土産コーナーもあります。

そんなに広くはありません。

係の人が色々と説明してくれました。

西郷さん

大久保さん

旅を決めた時点では大河ドラマ「西郷どん」が放送されることなど知らなかったのですが。

鹿児島、人吉、熊本、長崎と移動してきたこの旅が意図したわけではないのだけれど幕末から維新への足跡や西南戦争の戦跡をたどる旅になってもいました。

（つづく）