九州縦断旅（２５）九州新幹線さくら＆特急かもめグリーン車で長崎へ

2018/01/13 - 2018/01/13

熊本駅から九州新幹線さくらと特急かもめのグリーン車を乗り継いで長崎へ向かいます。九州の大動脈、九州新幹線。さすがに多くのお客さんが乗っていました。特急かもめに乗り換えて長崎県に入り、少し山間部になると２日前に降った雪がまだ残っているところもありました。干満の差が多い有明海沿いを進み、やがて終点長崎駅に。

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

１月１３日。九州の旅の６日目。３日間過ごした熊本を離れて長崎へ向かいます。２泊したＪＲ九州ホテル熊本をあとにして。

ＪＲ九州ホテル熊本 宿・ホテル

熊本駅へ。

熊本駅 駅

九州新幹線さくら号。新大阪行きの表示がなんか新鮮。

駅港内のファミマでは駅弁も売ってるのには時代の変化を感じます。JR九州の関連会社がファミマと連携して駅構内だけでなく市中の店舗も展開しているそうです。

くまもん

新幹線ホームへ。

さくら号新大阪行き。

九州新幹線 800系 さくら 乗り物

普通車指定席。東海道・山陽新幹線と違って横４列の座席配置なのでゆったりです。

わずか３０分弱で新鳥栖に着いて特急かもめ号に乗り換えます。
新鳥栖駅は九州新幹線開業に伴って２０１１年に新幹線と長崎本線の乗換駅として誕生しました。
上特急かもめ号が到着。

新鳥栖駅 駅

ほどなく下り長崎行特急かもめがやって来ました。
やって来た７８７系車両は九州新幹線開業前に特急つばめ（門司港・博多－西鹿児島）として１９９２年にデビューしました。ついこの前登場した新しい電車と思っていたのに、いつの間にか登場から２５年以上経ってしまったなんて時の流れの速さを感じます。

特急 リレーかもめ 乗り物

グリーン車へ

先頭のグリーン車に乗って長崎へ向かいます。

横３列の座席配置はゆったり。車内にはグリーン個室やワンランク上のDXグリーン席もあります。（写真の一番前の３席がDXグリーン）

グリーン個室
誰もいなかったのでちょっとだけ覗いてみました。

遠くの峰々が冠雪しています。

佐賀駅

佐賀駅 駅

佐賀駅を過ぎるとバルーンが。
この付近でバルーンフェスタが行われるようで、練習しているのでしょうか？

嘉瀬川を渡り

久保田駅（通過）では分岐する唐津線のディーゼルカーと出会い

久保田駅 駅

牛津駅（通過）
「津でもち駅でもつ町の栄えは店でもつ」と書かれていました。

牛津駅 駅

お昼を回って熊本駅で買ってきた駅弁を開きます。
阿蘇赤うし弁当
お肉がとってもおいしかった。

干満の差が激しい有明海沿いを行きます。ちょうど干潮。

このあたり太良町というのですね。

有明海

諫早湾干拓事業の水門が見えました。
詳しいことはわかりませんが、難しい問題が残ってしまっていることは残念です。

諫早駅。分岐するＪＲ大村線のディーゼルカーが停まっていました。

諫早駅 駅

この駅は島原方面へ向かう島原鉄道の始発駅です。
まだ乗ったことがないので、いずれまた乗りに来ないと。

喜々津駅を過ぎて山越えの新線を行きます。
周囲には雪が多く残っていました。

浦上駅
浦上－長崎間は長崎本線の高架化工事が進んでいます。

浦上駅 駅

終点長崎駅に到着。

長崎駅 (長崎県) 駅

駅名標を見るとずいぶん遠くまでやって来たなと感無量。
遠い昔九州への旅行なんて夢のまた夢だった子供時代。
東京や横浜で長崎行のブルートレインさくら号を見るたびにはるかな遠くの長崎に思いを馳せていたものです。

特急かもめと並ぶディーゼルカー。

ホームには龍。中国文化の影響を色濃く受けた長崎です。

行き止まり駅です。
過去何度か来ていますが、何度来ても情緒を感じる好きな駅の一つです。
長崎駅高架化と新幹線開業でこの駅も変わって行くことになるのでしょう。

かつては東京や大阪からの夜行寝台特急が走っていて何度か寝台車で朝を迎えてこの駅に降り立ったものです。

さきほど乗って来た九州新幹線～山陽新幹線の「さくら」という名前も以前は東京から長崎・佐世保を結んだ寝台特急の名前として長い間使われていましたが２００５年に廃止されてしまいました。映画やTVドラマなどにも多数登場し、多くの人に親しまれてきました。

改札を出た正面のビルにあるJR九州ホテル長崎に２泊します。

（つづく）