長野旅（８）特急ゆけむり～長野で小田急ロマンスカー

2017/11/21 - 2017/11/21

長野の旅の続きです。行きあたりばっりでやってきた長野電鉄の須坂駅。長野電鉄は長野から須坂、小布施などを経由して湯田中に至る私鉄です。須坂駅からは乗りたかった特急ゆけむりが絶妙なタイミングでやって来ました。この電車は東京の新宿と神奈川の箱根を結んでいた小田急ロマンスカーが譲渡されたものです。先頭車は展望席になっていて運転士になった気分で車窓を楽しむことができました。

エリア 長野市(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

長野電鉄須坂駅。正午前。
昭和レトロの雰囲気が漂う趣きのある駅でした。

須坂駅 駅

改札前では花などが売られていました。

次の長野行き特急ゆけむりまではあと７～８分と接続が良すぎて駅前を見て回る時間もないくらいでした。偶然この駅に来て１日数本しかないお目当ての電車に乗れるなんていう幸運に感謝しなければなりません。

時代を感じさせる趣き深い跨線橋を渡ってホームへ。

須坂には車両基地があります。
元成田エクスプレス、元営団（現東京メトロ）日比谷線、元東急などの懐かしい車両が現役で活躍しています。
見ごたえのある風景です。

反対方向には元東急車がいました。

お目当ての特急ゆけむりが元小田急ロマンスカー車両で入って来ました。

さすがに最前列は先客がいました。
よく見ると左側のご夫婦？は外国からのお客様。

特急ゆけむり 乗り物

先頭展望区画へ

２列目に座ることができました。
この電車は始発の湯田中から信州中野、小布施に停車して須坂駅にやって来た長野行きです。今回の旅で小布施を回ることも考えていましたが、次回に訪れたいと思います。

車庫にも特急車両が休んでいました。

単線区間を行きます。

駅を通過します。

村山橋で千曲川を渡ります。
珍しい鉄道・道路併用橋で、国道４０６号線と長野電鉄が仲良く走ります。

千曲川

山々を見ながら進みます。

車掌さんがゆけむりグッズの車内販売に来たので、ついついハンドタオルを買っちゃいました。

線路はいつの間にか複線になっていました。
元営団（現東京メトロ）日比谷線車両とすれ違います。その見かけから「くじら」と呼ばれて親しまれていた車両です。赤い帯が追加されていますがとっても懐かしい！

須坂から長野まで運賃５４０円、特急料金１００円なんですが、１枚のきっぷでまとめて買うこともできます。
「特急乗車券」と聞きなれない切符ですが。

善光寺下駅の手前から地下に入ります。

終点長野駅。
須坂からはわずか１７分の乗車でしたがとっても楽しい展望席での電車旅でした。

長野駅 (長野電鉄) 駅

元ロマンスカー10000形「HiSE」。
初めて小田急でデビューしてから３０年経っているのに古さを感じさせないスタイルがとっても素敵です。

地下にある長電長野駅改札口。

長野電鉄には特急ゆけむりのんびり号という見どころをゆっくり走る列車（週末中心）や、成田エクスプレス車両を使った特急スノーモンキーなども運転されています。

（つづく）