2018.01 廃線前に行く三江線駅巡り（11）三江線開通記念碑があるもう一つの元終点駅・浜原駅編

2018/01/06 - 2018/01/08

すっかり夜の帳も下りてしまい、三江線の駅訪問の旅も一段落。あとは宿に向かうわけですが、まだ行き違いや乗り換え等停車時間がある駅での散策を続けていきましょう。
潮駅から乗車した列車は浜原行き。浜原で江津行きに乗り換えがてら、三江北線終点駅であった浜原駅を訪問です。

2019/07/25投稿

エリア 飯南・邑南・美郷(島根)

• 同行者: 友人
• 交通手段: JRローカル

静かな無人駅にやってきた列車に乗り込みます。さすがにこの暗さになると、昼間のあのお祭り騒ぎが収まって、いつもの姿に近い気がしますね。

潮駅 駅

駅訪問をしてきたF氏と再び合流。
F氏の三江線全駅訪問もマジック２となりました。

それでは乗車。
いつもの姿……よりは車内に人が多いと思いますが、18切符期間ならこのくらいの乗車もあったんじゃないかなあ。

この列車、潮駅1828発の432D列車。2駅先の浜原止まり（1839着）となります。そして、433D浜原発三次行きとして1901折返し。
一方、江津からは江津発浜原行き431Dが1828に浜原に着いており、434D浜原1903発江津行きとして折り返す運用となっているようです。
……この辺の運用、旅行記を書く際に写真を見返して思い出しました。

浜原駅 駅

つまりここで乗り換えが必要なわけですね、車両運用の関係でしょうか。
そういうわけで、皆さんぞろぞろと下車。跨線橋を上って向こう側のホームへ。
なお、最後のダイヤ改正では上り下りそれぞれの列車が一本化されて、江津・三次間直通となった模様です。

あちらが潮からこれまで乗ってきて、これから三次へと折り返す車両。

あ、三次行き、尾灯が点きましたね。

それぞれ折り返す上下線の車両が並んだ一枚。

さっきの432Dは三江線色というか浜田色でしたが、今度の434Dは神楽ラッピング車。

というか、今日の始発列車で乗った車両ですね。
いやあ、色々乗って、この車両に戻ってきましたよ。神楽列車から始まり、神楽列車で〆る。

というわけで、神楽列車の車内へ。そこまで混んでいないですからね。ササッと行くとボックスシートを確保できました。

さて、２０分近く時間がありますので、皆さんに倣って駅の散策でもしましょうか。

神楽看板は大蛇。

国鉄時代からの駅名標。字体がいい味出しています。

元三江北線の主要駅だけあり、本数も（これでも）多め。始発列車・終着列車は上り下りとも浜原発着でしたし、三江線の最終営業列車9432Dは平成30年3月31日の2111（ダイヤ上）に浜原駅終着でした。

最終日のニコニコ生放送で終着列車が回送として浜原駅を発車するところを見ましたが（到着のときは都合があってみれなかった）、大勢の皆さんが集まって別れを惜しんでいましたねえ。当時の様子、youtubeなどの動画サイトにもあがってるなあ。

その約3ヶ月前の浜原駅正面。
思えばまだこの時期は、晩にもなると人が少なかった……と言えるのかな？

浜原駅 駅

三江線全通記念碑。北線ver.

駅舎の中。
この電灯色といい、待合室の様子といい……。雰囲気出てます。

駅ノートもありますので記入していきましょう。といっても、「さよなら三江線～
。接続で初めて降りました。　planaly」という味気ない文章でしたが（苦笑）。

こうして、三江線がマニアに注目されていたこの時期。浜原で下車して観光した方もみえたのではないでしょうか。

発車まであと10分。そろそろホームに上がりましょうか。

貴重な行き違い駅。

さて、こちらは三次行きですので、反対ホームへ。

こちらが乗車する江津行き。

乗車率も程よい感じのようですね。

では、まずは三次行きが出発する時間です。

お見送り。

それではこちらも乗り込みましょう。

それでは江津に向けて出発です。