『青春18きっぷ』で行く、岩村・雪と桜の城下町歩き 2018年 4月

2018/04/08 - 2018/04/08

去年の大河ドラマは『女城主』
直虎とは別にもう一人、女城主がいると
知り、興味津々！

第二日目は、岩村の城下町を訪ねる事に
しました。
天守はなく城址ではありますが
中々素敵なお城と、その城下町みたい。。
楽しみに出掛けて来ました。

エリア 恵那(岐阜)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます！
昨日、買ったプチトマトと苺で朝ごはん ♪

場所の確認と、周辺情報の偵察を兼ねて
本日のお宿へ荷物を預けておきます。

二泊取れたのはこちらのお宿。
あまりにリーズナブルすぎで少し恐くなり
一泊は昨日のホテルにしたのですが…

チサンイン名古屋 宿・ホテル

直ぐに名古屋駅から出発！
日曜日 朝の名古屋駅も凄い人です。。

名古屋駅 駅

快速電車は、栃木・群馬で乗った
一ヶ所だけ座席の向きが違うあのタイプ。
行きは進行方向と反対のため
帰りに狙おう！^^

明知鉄道の恵那駅
JR恵那駅を出て直ぐ左手にあります。

恵那駅 駅

線路の曲線が凄いわぁ... と見ていたら

えっー！ まさかの雪！！
どおりで寒かったんですよ。。

なんか、ラッピング車が来ました。

一両編成のロングシート

長閑な田園風景を進む明知鉄道

岩村駅にとうちゃこ！

岩村駅 駅

早速お城に向かってGO！
城下町端にはは5分くらいで到着。

巖邑天満宮

昔の町並みが残る城下町を
歩いて行きます。

岩村町本通り 名所・史跡

おかみさん暖簾
各家の奥様の名前が入った暖簾です。
女城主に因んだもの...

岩村藩出身者で渡辺崋山や佐久間象山
西郷隆盛など幕末 の志士に大きな影響を
与えたといわれる儒学者 佐藤一斎先生の
ありがたいお言葉を記した木版も隣に
飾られています。

観光案内所で、見所とグルメ情報の確認！
地図も貰いました。

岩村町町並みふれあいの舘 美術館・博物館

老舗のカステーラ屋さん。
取置きをお願いしました。
お茶と太っ腹な試食も戴き
登城前に元気を頂きました！

松浦軒本店 グルメ・レストラン

良い匂い ♪
と、歩いていたら水仙やクリスマスローズ
など、お花で溢れていました。

女城主の里
看板もあります！

一番下にある太鼓櫓
城主の館も再現されています。

岩村城藩主邸 太鼓櫓 名所・史跡

こっちはソメイヨシノかな？

枝垂れ桜が満開で綺麗です ♪
桜には早いかと思っていましたが
岩村も少し早く咲いた為
見頃に来る事が出来ました ♪

先ずは、歴史資料館へ寄ってから

岩村歴史資料館 美術館・博物館

でも、その前にトイレ...と建物裏手に
回るととても綺麗な春爛漫 ♪

崖っぷちにあったので、気を付けながら
撮影してたら、その奥に

郷土資料館なる建物が...
農家の様な、武家の様な。。

岩村民俗資料館 美術館・博物館

生活を支えた道具に、厩もあります。

歴史資料館では、もう少し女城主について
解るかと思ったのですが
どちらかと言うと、岩村の歴史と
下田歌子氏・三好学氏の方が
クローズアップされていました。

では、ソロソロ参りましょうか。。

登城口より

坂を登っていくと

先ずは、下田歌子氏の勉学所跡。
岩村藩士の娘で、宮中の女官となった人。
和歌の才能を認められ、皇后により歌子と
名前を賜ったそうです。

下田歌子勉学所 名所・史跡

急勾配の石畳を登り始めると

チラチラと雪が舞い始めました。

山登りしてるので、全然寒くないですが。。

うわぁー！ 石垣から樹が出てる！！

何のお花やろ...？！

土岐門
ここからは、整備されていない
昔のままの道が続きます。

石垣が顔を出し始めました。

今までに比べ、緩やかな坂道

苔むした石垣を眺めながら進んで行くと

青空に映える山桜

霧ノ井
岩村城は別名『霧ガ城』と呼ばれています。
それは、この井戸に由来するのですが
敵が攻めてきた時、この井戸に城内秘蔵の
蛇骨を投げ入れるとたちまち霧が出て
お城を隠してしまったそうです。

その為、戦わずして城を守れたのだとか。。

今でもちゃんと水が湧いています。

段々お城らしい景色へと

追手門・三重櫓・畳橋

椿もまだ綺麗です。

やっぱり、こっちを愛でる花の気がする...

六段壁
岩村城といえば、この段々の石垣だとか...

しかし、電柱などが邪魔して撮りたい写真に
なりません...

諦めてコッチから！
ここの姿も圧巻です！

登ってきたご褒美に、満開の桜が
迎えてくれました。

本丸埋門
先程までの雪も消え、青空が見えてきて

お写真もバッチリ！
おつやの方、私のこと敵だとは
思わないでくれたのかなぁ。。なんて...

折角登ってきたので
上の景色を堪能しましょう！

三本の桜は、全て種類が違うみたい。。

爽やかな風が、とても気持ち良いです ♪
城下も望める...

下り始めると又少し雪が...
石畳には、濡れていても滑りにくい様に
工夫されていました。

岩村藩士の息子、三好 学氏
ドイツ留学後、東大教授となり
植物学の基礎を築き、その後環境保護の
先駆者となった方だそうです。

お腹も空いてきたので、行きしな気になった
こちらを覗いてみました。

岩村山荘 宿・ホテル

囲炉裏端で焼きなが頂く、戦国料理を
戴きました。
お酒は、やっぱり『女城主』
にごりと熱燗で…

食事の後は、疲れた体を癒すため

満開の桜を愛でながら、花見の湯浴み ♪

思いがけず、最高の花見が出来ました ♪

岩村山荘、秋には松茸料理が頂けるそう。。
又期待お宿でした。

枝垂れ満開の太鼓櫓まで降りてきました。

今日は雪も降ってる変な天気ですが
春華が競演中の岩村... とっても綺麗です ♪

再び、城下町へ。。
観光客は大分帰られたようですね。。

古い町並みが結構残っています。

先程満喫した、『女城主』を製造されてる
酒造です。

岩村醸造 名所・史跡

ここも古い設えが残っていて
酒倉まで見学させて貰えました。

酒粕を使ったソフトクリームもあり
中々美味しかったのですよ ♪

木村邸
酒造業を営んだ、江戸時代の町家。

木村邸 名所・史跡

酒造倉だった場所。
現代風にアレンジされていて
ここに住んでみたいと思いました！

商家らしい佇まいなのは

土佐屋(岐阜県恵那市) 名所・史跡

藍染業を営んでおられた、土佐屋さん。

こちらは、勝川家

勝川家 名所・史跡

藩の役人も出入りしていたというお宅で
商家でありながら、書院造りです。

娘さんのお部屋だという二階の部屋は
日当たり最高です ♪

朝ドラは観てないですが、岩村の城下町が
ロケ地だと伺い

観ている母に
『ふくろう商店街は、岩村らしいよ。』と
言うと。。

へーって驚いてました！

『半分、青い』って、今やってる
NHKの朝ドラだったんですね。
明智線行きも帰りも、このラッピング車に
乗りました。

ドラマでも、そのままの名前で登場する
かんから餅のお店。もうイートインは終了。
お土産のみ売っていましたが、本日は帰宅
しない為、10個（お土産用の最少単位）は
食べられない... 5個はダメ？と聞いてみたら
『いいよ。^^』と言って分けてくれました。

かんからや グルメ・レストラン

明日の『鶴瓶に乾杯』観てくださいね。
と、あちこちで言われました。
佐藤健くんと鶴瓶さんが来られた
みたいですね。

いわむら美術の館
ここも含めて、見学施設は全て無料でした。

先月までは、ひな祭りをされていたそうで
ここも、今日が最後で片付けるとのこと。
見られて良かったです。

地元の方のオススメスポットへ。
駅の裏側にある川縁の桜並木。
桃も椿も少しあります。

雪山。
方角からして、御嶽山の可能性もあるかな...

もう一人の女城主、織田信長の叔母である
おつやの方。政略結婚で四度も嫁がされ
武田家と織田家に翻弄された絶世の美女。
何より領民の幸せを第一に考え
武田へ組する選択が、甥 信長の逆鱗に
触れる事になりますが。。。

最後まで民を守った女主の姿は
井伊直虎ともダブりますね。。
（大河ドラマの受け売りやけど...）

岩村駅 駅

雪と桜に迎えられた岩村の城下。。
何だか岩村らしい...素敵な日に来られたかな
と思います。

明知方面へ向かう列車を見送り

予定通りの時間に岩村を出発します。
結構カープの多い鉄道ですが
日本の元風景とも言える田園風景の中を
進んでいきます。

桜に覆われた阿木駅も素敵です ♪

阿木駅 駅

恵那駅からは、JRに乗換え名古屋へ。

晩ご飯は、ひつまむしにするつもり
満々でしたが、戦国料理でお腹いっぱい
あまりお腹が空いていないので
味噌煮込みうどんにしました。

煮込うどん 山本屋本店 エスカ店 グルメ・レストラン

朝下見しておいたので、迷うことなく
ホテルへ到着。

チサンイン名古屋 宿・ホテル

そして、どんなお部屋かと楽しみ？！に
していたのは、一泊にしておいて大正解！
上手く詰め込んだ部屋とは思いますが
めちゃ狭のお部屋で、冷蔵庫もありません。

ロビーで貰ってきた新聞には、昨日訪れた
犬山祭がトップ記事に...

ホテルでゆっくり過ごし、夜食には
岩村で買った『かんから餅』を。。

お持ち帰りには、餡子とゴマだけですが
優しい甘さで、めちゃ旨でした。
お店だったら、黄な粉味も食べられたのに...
と、ちょっと残念。。

第一回は、日帰りで近江八幡へ。
第二回は、家族に貸し出し
第三回は、犬山散策と名古屋泊。
第四回が今旅行記の旅、岩村へ。
最後 第五回は、名古屋から伊賀上野で
途中下車、観光をして帰宅しました。

青春18きっぷを利用して移動する旅も
いいかな...と思った 2018年 春でした。

最後までお付き合い頂き、ありがとう
ごさいました。