2016/05/27 - 2016/05/27
50位(同エリア83件中)
Rinさん
この日はヴィリニュスからリガへの移動日。
ガイドブックを見るとヴィリニュスと間には「十字架の丘」世界遺産がある。
調べてみるとなかなか面白そう。
ただ公共交通機関だけで行くのは時間のロスがありそう。
ネットでいろいろ情報を探していると観光局に事前にメールすれば最寄り駅からタクシーを手配してくれるらしい。
早速メールすると観光局から手配OKの返信が。
ドライバーさんの名前も書いてある。
でも当日実際に駅前にタクシーがいるかどうかはドキドキだった。
ちゃんといてるのを見たときは一安心。
詳細は旅行記をどうぞ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
この日は朝5:40起床。
早い…。
手早くパッキングしてヴィリニュス駅へ…と言いたい所だけど乗ったエレベーターがいつまでたっても動かない。
幸い「開」のボタンは反応したので取りあえずそのエレベーターからは出て別のエレベーターで無事ロビーヘ。
今日はスーツケースがあったから階段で降りるのは無理だったのでよかった。
しかし、昨日はエレベーターが来なかったし、今日は来たけど動かないって…。
この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11342017
の続きです。 -
早めに行動していたので電車には問題なく間に合うのがせめてもの救い。
が、駅までの道もちょっとした段差があってスーツケースを転がすのが大変。
それでもなんとか駅に着いてまずは案内板でホームを確認。 -
ホームに着くともう電車は来ていた。
電車の入口で係員の人がチケットチェック。 -
6:47発という早朝の電車なのに車内は8割方埋まっていてびっくり。
時間的にガラガラだと思ってた。 -
この日は早朝出発だったので朝食は事前にお願いしてBOXを作っておいて貰った。
チェックアウトの時に貰ったんだけどえらく重かったんで何が入ってるのかな?と思ってたけど。
開けてびっくり。
こんなに入ってた。
こりゃ重いはずだ。 -
上の写真では分かりにくいけど、サンドイッチはチーズのとハムのと2種類入ってた。
ハムはご覧のように3枚くらいハムが重なって入っているという大盤振る舞い。
そしてサンドイッチの奥にはこれまた分かりにくいけどプチトマトが山盛り入っていた。
すごい量で食べきれない…。 -
で、一番びっくりしたのがこのクッキー。
ビニール袋に山盛り入ってた。
なんだこの量は?
こんなの朝ご飯で全部食べられる人いるのか??
ちなみにこういうBOXはチェックアウトが早くて朝食が食べられない場合は事前にお願いしておけば無料で作ってくれる。 -
で、しばらくすると車内クルーの人がコーヒーと紅茶を配ってくれた。
ミニチョコも付いてる。
てっきりお金いるのかと思ったら無料らしい。
別に1等席でもないのにびっくり。
ただ、貰っている人と貰っていない人がいてた。
何で区別しているかは謎。 -
約2時間でシャウレイ到着。
ここまでヴィリニュスからノンストップ。 -
で、ここから目的地の十字架の丘は路線バスもあるんだけど本数がとっても少ないのでちょっと贅沢してタクシーをチャーター。
これも事前にシャウレイの観光局にメールで依頼済み。
返信メールに書いてあった「赤いタクシー」を探しているとこっちを見て手を振っているおじちゃん発見。
フロントには私の名前が書いた紙がある。
間違いない!
ちゃんと来ていてくれたことに一安心。 -
条件を確認してタクシーに乗る。
十字架の丘までの送迎で25ユーロ。
路線バスと比べれば高いけど、流しのタクシーなんて十字架の丘近辺では絶対に拾えないことを考えれば許容範囲。
10分ほどで十字架の丘到着。
じゃあ1時間後に迎えに来るね~ってことで一度お別れ。 -
十字架の丘の入口で下ろして貰ったので迷うこともなく散策開始。
-
道には十字架が並んでいる。
正直この時点では1時間も見学にかからないだろうなぁ…と思ってた。 -
これが大きな間違いだった。
まずは写真を見ながらこの十字架の丘の由来などをご紹介。 -
十字架の丘の起源は17~18世紀。
当時ロシア帝国の支配下に入っていたリトアニア人が、独立するために起こした蜂起の犠牲者を祀るために遺族が十字架を立てたのが始まりとされています。 -
その後、第1時世界大戦が始まるとドイツの支配下に。
1918年にドイツ帝国が崩壊し、リトアニア共和国として再度独立を回復しますが、第2時世界大戦中の1940年、今度はソ連の侵攻を占領されます。 -
ちなみに杉原千畝が命のビザを書き続けたというのはこの頃です。
-
さらに1941年にナチスドイツ軍の侵攻とホロコーストを受けドイツに占領されたのち、1944年再度ソ連による侵攻を受け、リトアニア・ソビエト社会主義共和国という形でソ連の統治下に入ることとなります。
-
犠牲者への慰霊のために丘へ十字架を立てる、ということももちろん行われました。
-
しかし、この十字架の丘の規模が一気に増える原因となったのが1990年まで続いたソ連による統治。
ソ連体制による全体主義への抵抗を非暴力的に示すために、十字架の丘へ十字架を立てるということを続けました。 -
この頃は、ソ連によってブルドーザーにて4度十字架の丘が破壊されましたが、十字架を立てるリトアニア人の数は増えるばかり、1990年に再度独立を果たす際には6万本弱の十字架が建てられていたということです。
-
その後はリトアニアはキリスト教国ということで、キリストへの信仰の意味を込めて、また未来への願いや希望を込めて、そして亡くなった人を慰霊するためなど様々な思いを込めて十字架が備えられ現在では20万本以上の十字架が建てられています。
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1993年にローマ法皇が十字架を訪れ、その際は10万人もの人がこの丘に訪れて祈ったんだとか。
現在では世界遺産にも登録され、コアな旅行者を中心に訪れる人が増えてきました。 -
ってのがこの十字架の丘の成り立ち。
これはなぜか未来の日付の入った十字架。
単なる間違いかな? -
朽ち果てた十字架も多数。
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十字架の「丘」なので丘に十字架が建てられている。
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十字架の丘を散策。
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いろんな形の十字架がある。
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こんな大掛かり?なものも。
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古くなった十字架が重なり合って倒れている。
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大きな十字架小さな十字架がたくさんかけられている。
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これはいったい?
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いろんな祈りの込められた十字架。
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木だけではなくパイプで作られた十字架もあった。
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見学時間は1時間しかない。
ここに来た時はこんな何もない場所で1時間なんて…と思ったけどいろんな十字架を見ていると興味深く時が経つのを忘れる。 -
ここが正面入口的な場所。
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比較的新しい小さな十字架が無数に建てられている。
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丘の上にも上がってみよう。
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丘の上にも無数の十字架。
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さっきから何か音がすると思っていたらこのマリア像のあたりにスピーカーがあってそこから音は出ているみたい。
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階段をあがってみる。
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これは日本でもよくみかける看板と同じ。
別の面には別の言語で文字が書かれていた。 -
こちらはキリスト像。
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今度はくだってみる。
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ろうそくは禁止。
そりゃこれだけ木があったら火は命取りになりかねないよね。 -
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ちょっと変わった形の十字架。
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こっちにも。
十字架にはいろんな国の言葉でメッセージが書かれていた。 -
時間があればまだまだ見たかったけどそろそろ1時間。
ドライバーさんと待ち合わせしている駐車場に行かなくちゃ。 -
周りには本当に何もない。
ここに来たついでにどこか観光、とか絶対にできない場所。 -
駐車場にはお土産やさんがあった。
ここでも十字架が売っているのでここで買って記念に十字架を立てて行く人も多いらしい。 -
小さな十字架はお安いけどこちらの大きな十字架はそれなりのお値段。
-
こっちはお土産用かな?
-
十字架の丘のマグネットも売っている。
-
小さな十字架はお手頃価格。
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ドライバーさんは駐車場に既に来ていたので早速乗ってシャウレイのバスターミナルへ。
十字架の丘からシャウレイの街までの道はご覧の通り1本道。
ちなみに十字架の丘えお見学している間はタクシーのトランクでスーツケースを預かってもらえて助かった。 -
10分ほどでバスターミナル到着。
-
まずはリガ行きのバスの時間を確認。
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リガ行きのバスはガイドブックに書いてあった時間と変わってなかった。
11:15リガ行きのバスには余裕で間に合う。
その次は13:45なのでこれに乗れるか乗れないかで大きな違い。 -
先にバスのチケットを購入。
-
まだ時間があるのでバスターミナルに併設されているショッピングセンター(というかショッピングセンターにバスターミナルが併設されている)で時間つぶし。
荷物があるからあんまり身軽に動けないのが辛い。 -
こちらは郵便局。
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お茶屋さん発見。
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中国茶なのか日本茶なのか?
なんか混じっている気がする…。 -
スーパーもあったので入ってみた。
-
プチトマト安すぎ!!
だから朝食BOXにあんなに大量のプチトマトが入っていたのか…。 -
ちょっと早めにバス乗り場へ。
リガ行きはここみたい。 -
リガ行きのバスが来た!と思ったらミニバン。
え?これ?
ネットの情報でリガ行きのバスは満員で乗れないことがあるって書いてあったけどこのバスを見て納得。
今回は人が乗車率半分位だったけど、たまたまお客さん重なっちゃったらこの大きさなら満席もあり得る。 -
最初はのどかな景色を楽しんでいたけど途中完全に寝落ち。
50分位寝て起きてもほぼ変わらない景色だったのでまた寝落ち。
で次は完全にバスが止ったので着いたの?と思って起きたけどどうも空港っぽい。
どうやらリガ空港を経由してリガ市内を目指すらしい。 -
空港に着いたって事はもう少しでリガ市内なんだろうなと起きているとなんかそれっぽい雰囲気になってきた。
-
シャウレイから2時間ちょっとでリガ到着。
予定よりはちょっと早かった。
こちらがリガのバスターミナル。
ここからホテルは見えていたけど駅を挟んで反対側だったのでちょっと歩いた。
この続きの旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11343615
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