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プノンペンでの買い物と「ラッフルズ ホテル ル ロイヤル」の「エレファント・バー」でカクテルを堪能した後は国立博物館の敷地内で毎晩開催されるプラエ・パカアというカンボジアの伝統舞踊のショーを観に来ます。開場の午後6時30分を過ぎていましたが、先にチケットをもらっていたので列に並ばないで中に入れました。出遅れたので3列目になってしまいました。ほとんどのお客は欧米人の観光客でした。午後7時ちょうどに開始され8つの演目が続きます。カンボジアの伝統舞踊を初めて観たのは2002年に初めて行ったシュムリアップの「アンコール・ビレッジ・ホテル」の劇場でした。このホテルが気に入って10年後の2012年に妻を連れて再訪しました。この時は10日程滞在したので「アンコール・カルチャー・ビレッジ」にも行きました。それ以来でしたが、さすが首都のプノンペンだけあって踊り子さんの人数も多く、きれいな方が多かったと思います。あっという間の1時間でしたがここがオプションにならないのが不思議でした。

3泊4日格安ツアーでプノンペンを遊びつくす。(4)国立博物館併設のプラエ・パカアで伝統舞踊を堪能し、クメール・スリンでタイ料理を堪能する。

22いいね!

2018/03/24 - 2018/03/24

167位(同エリア975件中)

旅行記グループ 2018 プノンペンの旅

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kojikoji

kojikojiさん

プノンペンでの買い物と「ラッフルズ ホテル ル ロイヤル」の「エレファント・バー」でカクテルを堪能した後は国立博物館の敷地内で毎晩開催されるプラエ・パカアというカンボジアの伝統舞踊のショーを観に来ます。開場の午後6時30分を過ぎていましたが、先にチケットをもらっていたので列に並ばないで中に入れました。出遅れたので3列目になってしまいました。ほとんどのお客は欧米人の観光客でした。午後7時ちょうどに開始され8つの演目が続きます。カンボジアの伝統舞踊を初めて観たのは2002年に初めて行ったシュムリアップの「アンコール・ビレッジ・ホテル」の劇場でした。このホテルが気に入って10年後の2012年に妻を連れて再訪しました。この時は10日程滞在したので「アンコール・カルチャー・ビレッジ」にも行きました。それ以来でしたが、さすが首都のプノンペンだけあって踊り子さんの人数も多く、きれいな方が多かったと思います。あっという間の1時間でしたがここがオプションにならないのが不思議でした。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
観光バス タクシー 徒歩 バイク
航空会社
ANA
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
利用旅行会社
阪急交通社

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  • 「プノンペン国立博物館」の屋外で午後7時より始まる「プラエ・パカア」を観に行きました。ここでは伝統的な演劇と舞踊と演奏を日替わりで上演しています。民間の芸術団体(Cambodian Living Arts)による伝統舞踊と演劇の1時間ほどの公演が「プラエ・パカア」です。

    「プノンペン国立博物館」の屋外で午後7時より始まる「プラエ・パカア」を観に行きました。ここでは伝統的な演劇と舞踊と演奏を日替わりで上演しています。民間の芸術団体(Cambodian Living Arts)による伝統舞踊と演劇の1時間ほどの公演が「プラエ・パカア」です。

  • 世界無形文化遺産にも登録されたカンボジアの古典舞踊ですが、その古典舞踊の踊り子たちを養成するカンボジア王立芸術大学もあります。プノンペン市内では舞踊鑑賞を企画するホテルやレストランはあまりないようで、ようやく探し当てた劇場です。<br />

    世界無形文化遺産にも登録されたカンボジアの古典舞踊ですが、その古典舞踊の踊り子たちを養成するカンボジア王立芸術大学もあります。プノンペン市内では舞踊鑑賞を企画するホテルやレストランはあまりないようで、ようやく探し当てた劇場です。

  • カンボジア古典舞踊は9世紀から14世紀のアンコール王朝時代に神々と王に捧げる為の儀式の中で踊っていた宮廷舞踊や奉納芸能が始まりと考えられています。14世紀にアンコール王朝が滅びた後も時代時代の王室の保護を受け、宮廷内で伝承されてきました。この9世紀から続く歴史の流れが1975年から1979年のポルポト政権の圧政により、たった4年の間に9割もの舞踊関係者の命が奪われてしまったという哀しい過去があります。

    カンボジア古典舞踊は9世紀から14世紀のアンコール王朝時代に神々と王に捧げる為の儀式の中で踊っていた宮廷舞踊や奉納芸能が始まりと考えられています。14世紀にアンコール王朝が滅びた後も時代時代の王室の保護を受け、宮廷内で伝承されてきました。この9世紀から続く歴史の流れが1975年から1979年のポルポト政権の圧政により、たった4年の間に9割もの舞踊関係者の命が奪われてしまったという哀しい過去があります。

  • 「カンボジアン・リビング・アーツ」はカンボジア人のフルート奏者アン・チョン・ポン氏によって設立された伝統文化保存をめざす団体だそうです。アン・チョン・ポン氏自身は難民としてアメリカに渡り、カンボジアに帰国した際に彼をポルポト政権の恐怖から救ってくれた音楽の先生を助けようと考えてこの組織を設立しました。芸能・芸術教育、奨学金制度、様々なイベントの主催、など様々な方法で伝統文化保存を目指しています。特に貧困層から伝統芸能の継承者を育てることを目的としています。「プラエ・パカア」に出演している人もCLA出身者が多いそうです。

    「カンボジアン・リビング・アーツ」はカンボジア人のフルート奏者アン・チョン・ポン氏によって設立された伝統文化保存をめざす団体だそうです。アン・チョン・ポン氏自身は難民としてアメリカに渡り、カンボジアに帰国した際に彼をポルポト政権の恐怖から救ってくれた音楽の先生を助けようと考えてこの組織を設立しました。芸能・芸術教育、奨学金制度、様々なイベントの主催、など様々な方法で伝統文化保存を目指しています。特に貧困層から伝統芸能の継承者を育てることを目的としています。「プラエ・パカア」に出演している人もCLA出身者が多いそうです。

  • 懐かしい影絵の型が置かれていました。アンコール遺跡近くで製作しているのも見たこともありますし、アンコール小児病院で不定期に開催されていたスパエク・トム(レストランで観られる小型のスパエク・トーイでは無い巨大な物)も観に行ったことなどを思い出します。ただスパエク・トムは屋外で開催されるので雨のために中止になった悲しい思い出もあります。その後ジョグジャカルタのソノブドヨ博物館で開催させるワヤン・クリッを観に行くほどの影絵好きではあります。

    懐かしい影絵の型が置かれていました。アンコール遺跡近くで製作しているのも見たこともありますし、アンコール小児病院で不定期に開催されていたスパエク・トム(レストランで観られる小型のスパエク・トーイでは無い巨大な物)も観に行ったことなどを思い出します。ただスパエク・トムは屋外で開催されるので雨のために中止になった悲しい思い出もあります。その後ジョグジャカルタのソノブドヨ博物館で開催させるワヤン・クリッを観に行くほどの影絵好きではあります。

  • この劇場は日替わりで演目が変わります。木曜日と土曜日、つまりこの日はユー・ヴェック・セラパック氏が発表した「Grace&Grandeur」で、古代のハープとアプサラの優雅さを組み合わせたユニークなパフォーマンスです。 アンパサラの踊りはアンコール寺院に描かれたアプサラのイメージに触発されたそうです。 アプサラは恵みの理想を表現し、カンボジア文化の本質的部分であり、ヒンドゥー教と仏教の神話の両方に根ざしています。 このパフォーマンスには男性のみが行うカンボジアの仮面舞踏劇「Lakhon Khol」や、カンボジアの農村部の漁師や農家の生活を表す民俗舞踊など8演目が催されます。

    この劇場は日替わりで演目が変わります。木曜日と土曜日、つまりこの日はユー・ヴェック・セラパック氏が発表した「Grace&Grandeur」で、古代のハープとアプサラの優雅さを組み合わせたユニークなパフォーマンスです。 アンパサラの踊りはアンコール寺院に描かれたアプサラのイメージに触発されたそうです。 アプサラは恵みの理想を表現し、カンボジア文化の本質的部分であり、ヒンドゥー教と仏教の神話の両方に根ざしています。 このパフォーマンスには男性のみが行うカンボジアの仮面舞踏劇「Lakhon Khol」や、カンボジアの農村部の漁師や農家の生活を表す民俗舞踊など8演目が催されます。

  • 月曜から水曜までの3日間はモロドック・コマ・バサック氏が発表した「Shadow&amp;Light」はリムケー(カンボジア版のラーマヤーナ叙事詩)のエピソードを特集し、世界の善と悪のバランスを描いています。 これらのエピソードはスパエク・トムという牛革製の高さ1メートル以上の大きな影絵人形やモンキーダンス、紙のマスクのパフォーマンス、レンガで入り口を破壊してランカの王国を守るゴールデンマーメイドの物語。 シャドー&ライトはカンボジアの農村生活を表現するリズムの民俗舞踊を観ることが出来るそうです。

    月曜から水曜までの3日間はモロドック・コマ・バサック氏が発表した「Shadow&Light」はリムケー(カンボジア版のラーマヤーナ叙事詩)のエピソードを特集し、世界の善と悪のバランスを描いています。 これらのエピソードはスパエク・トムという牛革製の高さ1メートル以上の大きな影絵人形やモンキーダンス、紙のマスクのパフォーマンス、レンガで入り口を破壊してランカの王国を守るゴールデンマーメイドの物語。 シャドー&ライトはカンボジアの農村生活を表現するリズムの民俗舞踊を観ることが出来るそうです。

  • 金曜と日曜日の「Heaven&amp;Earth」はユー・ヴェック・セラパック氏によって演出され、宇宙の創造とアプサラの誕生を語る乳海撹拌の物語です。この壮大な舞踊はヒンドゥー教の叙事詩(アンコールワットの彫像に描かれているような)に触発され、アムリタを生み出すためにデヴァス神と悪魔のアスラたちの間の綱引きの戦いと宇宙の海の深みから現れる不死のエリクサー。乳海を砕くことから出てきた財宝の中には、アンサラと呼ばれる天体もあります。天国と地球はまたこれらの地域の地元の人々が周囲の自然環境とどのように関わっているかを描写し、カンボジアのさまざまな州に由来する民俗舞踊も演じられるようです。正直3日連続で観たかったです。

    金曜と日曜日の「Heaven&Earth」はユー・ヴェック・セラパック氏によって演出され、宇宙の創造とアプサラの誕生を語る乳海撹拌の物語です。この壮大な舞踊はヒンドゥー教の叙事詩(アンコールワットの彫像に描かれているような)に触発され、アムリタを生み出すためにデヴァス神と悪魔のアスラたちの間の綱引きの戦いと宇宙の海の深みから現れる不死のエリクサー。乳海を砕くことから出てきた財宝の中には、アンサラと呼ばれる天体もあります。天国と地球はまたこれらの地域の地元の人々が周囲の自然環境とどのように関わっているかを描写し、カンボジアのさまざまな州に由来する民俗舞踊も演じられるようです。正直3日連続で観たかったです。

  • 座席は正面の3列目になりました。4列までが25ドルの席で左右や後ろになると20ドルから10ドルと値段が下がっていきます。開演前には安い席はほぼ満席でした。

    座席は正面の3列目になりました。4列までが25ドルの席で左右や後ろになると20ドルから10ドルと値段が下がっていきます。開演前には安い席はほぼ満席でした。

  • 午後7時ちょうどに開演となりました。屋外の屋根付きの劇場ですが不思議と暑さは感じませんでした。

    午後7時ちょうどに開演となりました。屋外の屋根付きの劇場ですが不思議と暑さは感じませんでした。

  • 古典舞踊では王や夜叉を含む男役も女性が務めるそうで、 男女の組踊りでも女性が男役を担いますが例外的に猿と仙人の役は男性が務めるそうです。この踊り子さんも衣装は男性のようです。

    古典舞踊では王や夜叉を含む男役も女性が務めるそうで、 男女の組踊りでも女性が男役を担いますが例外的に猿と仙人の役は男性が務めるそうです。この踊り子さんも衣装は男性のようです。

  • 「クパィ・ダイ」と呼ばれる手の型は手や足と胴体などの動きでそれぞれ意味を持ち、4500以上ともいわれる5種類の形があるそうです。花が開いては閉じるような指先は植物の命や宇宙の循環を表現しているそうです。

    「クパィ・ダイ」と呼ばれる手の型は手や足と胴体などの動きでそれぞれ意味を持ち、4500以上ともいわれる5種類の形があるそうです。花が開いては閉じるような指先は植物の命や宇宙の循環を表現しているそうです。

  • 手足の指の反りや「ソンコット・クリアン」と呼ばれる重心を下に置く独特な姿勢は蛇神ナーガを連想させ、滑らかで回るような身体の動き、そしてその中に微妙な緩急を付けるリズム感を特徴としています。

    手足の指の反りや「ソンコット・クリアン」と呼ばれる重心を下に置く独特な姿勢は蛇神ナーガを連想させ、滑らかで回るような身体の動き、そしてその中に微妙な緩急を付けるリズム感を特徴としています。

  • 帰国後に大変なことに気が付きました。もらってきたパンフレットが別の曜日のものばかりで土曜日の演目が分からなくなりました。そこでダメ元で「カンボジアン・リビング・アーツ」にメールを送ってみました。前の週の土曜日に観劇したこととパンフレットをもらってこなかったこと。もらい忘れたパンフレットをPDFでメールしてほしいこと。などなど。

    帰国後に大変なことに気が付きました。もらってきたパンフレットが別の曜日のものばかりで土曜日の演目が分からなくなりました。そこでダメ元で「カンボジアン・リビング・アーツ」にメールを送ってみました。前の週の土曜日に観劇したこととパンフレットをもらってこなかったこと。もらい忘れたパンフレットをPDFでメールしてほしいこと。などなど。

  • 驚くことに翌日のお昼前にはPDFが届きました。時差が2時間あるので朝一番で送ってくれたのでしょう。すぐにお礼のメールを送ったことは言うまでもありません。<br />

    驚くことに翌日のお昼前にはPDFが届きました。時差が2時間あるので朝一番で送ってくれたのでしょう。すぐにお礼のメールを送ったことは言うまでもありません。

  • ということで土曜日の演目の説明ができることになりました。<br />対応していただいたHermioneさんに感謝です。

    ということで土曜日の演目の説明ができることになりました。
    対応していただいたHermioneさんに感謝です。

  • 「Robam Te Veit」(Te Veit Dance)<br />A type of Cambodian classical dance. In 1946, it was called Robam Tevek Tea Sie (God&#39;s servant dance) and was performed by an individual dancer. In later years, Queen Sisowath Kossamak modified the piece to be performed a group on dancers.<br />

    「Robam Te Veit」(Te Veit Dance)
    A type of Cambodian classical dance. In 1946, it was called Robam Tevek Tea Sie (God's servant dance) and was performed by an individual dancer. In later years, Queen Sisowath Kossamak modified the piece to be performed a group on dancers.

  • 「ロバム・テ・ヴェット」(テ・ヴェット・ダンス)<br />カンボジア古典舞踊の一種です。 1946年にはRobam Tevek Tea Sie(God&#39;s servant dance)と呼ばれ、個々のダンサーによって演じられました。 その後シソワット・コサマック妃(Sisowath Kossamak)はこの作品をダンサーのグループで演奏するように指示しました。

    「ロバム・テ・ヴェット」(テ・ヴェット・ダンス)
    カンボジア古典舞踊の一種です。 1946年にはRobam Tevek Tea Sie(God's servant dance)と呼ばれ、個々のダンサーによって演じられました。 その後シソワット・コサマック妃(Sisowath Kossamak)はこの作品をダンサーのグループで演奏するように指示しました。

  • シュムリアップの「アンコール・ビレッジ・ホテル」の専用劇場の伝統舞踊も良かったですが、プラエ・パカアの踊り手の方たちも上手です。

    シュムリアップの「アンコール・ビレッジ・ホテル」の専用劇場の伝統舞踊も良かったですが、プラエ・パカアの踊り手の方たちも上手です。

  • バリ島に旅行した際も10日近くウブドに滞在し、毎晩のように各村の劇場へ通ったり、ジョグジャカルタの王宮にも毎日通ったほど伝統舞踊好きです。

    バリ島に旅行した際も10日近くウブドに滞在し、毎晩のように各村の劇場へ通ったり、ジョグジャカルタの王宮にも毎日通ったほど伝統舞踊好きです。

  • バリ島のスピード感のある舞踊も好きですがジャワ島の哀愁のあるガムランと緩やかな舞踊も魅力があります。カンボジアの踊りはどちらかというとジャワ島の舞踊のような緩やかな時間が過ぎていくようです。

    バリ島のスピード感のある舞踊も好きですがジャワ島の哀愁のあるガムランと緩やかな舞踊も魅力があります。カンボジアの踊りはどちらかというとジャワ島の舞踊のような緩やかな時間が過ぎていくようです。

  • 手足の指の反りやソンコット・クリアンと呼ばれる重心を下におく独特な姿勢は蛇神ナーガの動きを連想させます。滑らかで回るような身体の動きやその中に微妙な緩急を付けるリズム感を特徴としています。

    手足の指の反りやソンコット・クリアンと呼ばれる重心を下におく独特な姿勢は蛇神ナーガの動きを連想させます。滑らかで回るような身体の動きやその中に微妙な緩急を付けるリズム感を特徴としています。

  • クパィ・ダイ(手の型)はそれぞれ意味を持ち、4500以上ともいわれる型があるそうで、花が開いては閉じるような指先は植物の命や宇宙の循環を表現しているそうです。

    クパィ・ダイ(手の型)はそれぞれ意味を持ち、4500以上ともいわれる型があるそうで、花が開いては閉じるような指先は植物の命や宇宙の循環を表現しているそうです。

  • 「Kab Krobey Phek Sra」(Baffalo Sacrificing Ceremony)<br />Inspired by a blessing ceremony originating from the Phnorng ethnic minority in northeast Cambodia. The dance was perfoemed to ask sprits for peace and good health for the community.

    「Kab Krobey Phek Sra」(Baffalo Sacrificing Ceremony)
    Inspired by a blessing ceremony originating from the Phnorng ethnic minority in northeast Cambodia. The dance was perfoemed to ask sprits for peace and good health for the community.

  • 「Kab Krobey Phek Sra」(水牛の犠牲儀式)<br />カンボジア北東部のプノンの少数民族に由来する祝賀式典に参考に考えられた踊りです。 踊りは地域社会のために平和と健康のためのスピリットを求めるために行われます。

    「Kab Krobey Phek Sra」(水牛の犠牲儀式)
    カンボジア北東部のプノンの少数民族に由来する祝賀式典に参考に考えられた踊りです。 踊りは地域社会のために平和と健康のためのスピリットを求めるために行われます。

  • 中国の貴州省や雲南省や四川省、ベトナムのサパやタイ北部やミャンマーなどに住む少数民族の村々を訪ね歩くほど好きなので、できれば本物を見てみたいと思います。

    中国の貴州省や雲南省や四川省、ベトナムのサパやタイ北部やミャンマーなどに住む少数民族の村々を訪ね歩くほど好きなので、できれば本物を見てみたいと思います。

  • この衣装には見覚えがあったので調べてみたら6年前のアンコールの旅で行った「カンボジア・カルチャー・ビレッジ」で出会っていました。<br />

    この衣装には見覚えがあったので調べてみたら6年前のアンコールの旅で行った「カンボジア・カルチャー・ビレッジ」で出会っていました。

  • その時は本物のような村の広場で火を焚いたシチュエーションだったので迫力がありました。

    その時は本物のような村の広場で火を焚いたシチュエーションだったので迫力がありました。

  • 大きな甕には焼酎が入っていてそれを皆で飲むことによって集団の団結を確かめ合うのだと思います。東南アジアの中国国境の南側辺りではよくある風習だと思います。

    大きな甕には焼酎が入っていてそれを皆で飲むことによって集団の団結を確かめ合うのだと思います。東南アジアの中国国境の南側辺りではよくある風習だと思います。

  • みんな酔っぱらっているのでしょうか。ちょっとコミカルな動きです。

    みんな酔っぱらっているのでしょうか。ちょっとコミカルな動きです。

  • 「カンボジア・カルチャー・ビレッジ」はシュムリアップの郊外の広大な敷地にカンボジアの少数民族の村を再現した素晴らしいところでした。その村ごとに伝統舞踊を見せてくれます。この写真はその時のものです。<br />https://4travel.jp/travelogue/10677276

    「カンボジア・カルチャー・ビレッジ」はシュムリアップの郊外の広大な敷地にカンボジアの少数民族の村を再現した素晴らしいところでした。その村ごとに伝統舞踊を見せてくれます。この写真はその時のものです。
    https://4travel.jp/travelogue/10677276

  • 「The War of Pinunjit and Hanuman」<br />An extract from the Reamker, the Khmer version of the Ramayana epic poem.The extract is creatively presented using combination of Sbaek Thom (large shadow puppets) and Lakhon Khol, an all male masked dance drama.

    「The War of Pinunjit and Hanuman」
    An extract from the Reamker, the Khmer version of the Ramayana epic poem.The extract is creatively presented using combination of Sbaek Thom (large shadow puppets) and Lakhon Khol, an all male masked dance drama.

  • 「ピルンジットとハヌマーンの戦争」<br />クメール版のラーマヤーナ叙事詩であるリアムケーから抜粋された場面です。この場面はスパエク・トム(大きな影絵人形)とルカオン・カオル(男性のマスクダンス)の組み合わせによって創造された演目です。

    「ピルンジットとハヌマーンの戦争」
    クメール版のラーマヤーナ叙事詩であるリアムケーから抜粋された場面です。この場面はスパエク・トム(大きな影絵人形)とルカオン・カオル(男性のマスクダンス)の組み合わせによって創造された演目です。

  • 1941年にノロドム・シアヌークが王位に就くと、母親のコマサック王女が宮廷の女性舞踊を復興させます。宮廷舞踊団が女性限定だったものをリアムケーの物語のサル役などに男性を起用し、王族の娘も舞踊団に加わるようにします。シアヌークには仮面劇を習得させるため猿の役を演じさせたほどです。これは彼女が宮廷の舞踊芸術こそカンボジアと外国との文化交流には欠かすことのできないものだという考えを持っていたからだそうです。

    1941年にノロドム・シアヌークが王位に就くと、母親のコマサック王女が宮廷の女性舞踊を復興させます。宮廷舞踊団が女性限定だったものをリアムケーの物語のサル役などに男性を起用し、王族の娘も舞踊団に加わるようにします。シアヌークには仮面劇を習得させるため猿の役を演じさせたほどです。これは彼女が宮廷の舞踊芸術こそカンボジアと外国との文化交流には欠かすことのできないものだという考えを持っていたからだそうです。

  • このタイプの仮面は紙で造られ彩色が施されています。カンボジアの仮面は素朴な感じがしますがタイの舞踏用の仮面のレベルは非常に高く、制作過程を見に行ったことがあります。プロトシリと呼ばれる仮面の制作を見るならバンコクとアユタヤの中間にあるバンサイ民芸文化村が良いと思います。<br />バンサイ民芸文化村:https://4travel.jp/travelogue/10901956

    このタイプの仮面は紙で造られ彩色が施されています。カンボジアの仮面は素朴な感じがしますがタイの舞踏用の仮面のレベルは非常に高く、制作過程を見に行ったことがあります。プロトシリと呼ばれる仮面の制作を見るならバンコクとアユタヤの中間にあるバンサイ民芸文化村が良いと思います。
    バンサイ民芸文化村:https://4travel.jp/travelogue/10901956

  • シエムリアップ州には「スバエク・トム」という影絵芝居の伝統があります。スバエク・トムは「大きな皮」という意味です。その言葉通り大きな牛の1枚皮に透かし彫りをして作った人形を操り、その人形と遣い手のシルエットをかがり火の炎でスクリーンに映し出す壮大で幻想的なお芝居です。

    シエムリアップ州には「スバエク・トム」という影絵芝居の伝統があります。スバエク・トムは「大きな皮」という意味です。その言葉通り大きな牛の1枚皮に透かし彫りをして作った人形を操り、その人形と遣い手のシルエットをかがり火の炎でスクリーンに映し出す壮大で幻想的なお芝居です。

  • スバエク・トムの演目はリアムケーという物語です。これはラーマヤーナ叙事詩のカンボジア版で、インドから伝えられた物語がカンボジアの人々の生活の中で登場人物やエピソードの細部を変えながら、カンボジア独自の物語となったものです。筋書きは妻(シータ)を魔王にさらわれた王子リアム(ラーマ)が妻を追い、猿の王族たちを味方につけて魔物の島へ攻め込むという長い長いお話です。

    スバエク・トムの演目はリアムケーという物語です。これはラーマヤーナ叙事詩のカンボジア版で、インドから伝えられた物語がカンボジアの人々の生活の中で登場人物やエピソードの細部を変えながら、カンボジア独自の物語となったものです。筋書きは妻(シータ)を魔王にさらわれた王子リアム(ラーマ)が妻を追い、猿の王族たちを味方につけて魔物の島へ攻め込むという長い長いお話です。

  • スバエク・トムではこの中から魔王の長男アンタチットと、リアムの弟レアク(ラクシュマナ)による戦闘を7つのエピソードに構成して演じます。各エピソードで魔物側の新たな策略が試され、レアクが危機に陥りハヌマーンや鳥の王クルットが助け・・・、そして最終章でアンタチットが死を迎えスバエク・トムの上演は終わります。

    スバエク・トムではこの中から魔王の長男アンタチットと、リアムの弟レアク(ラクシュマナ)による戦闘を7つのエピソードに構成して演じます。各エピソードで魔物側の新たな策略が試され、レアクが危機に陥りハヌマーンや鳥の王クルットが助け・・・、そして最終章でアンタチットが死を迎えスバエク・トムの上演は終わります。

  • 戦闘を描きながらも全体を通しては家族愛や別れの悲しみ、義理や人情や切ない恋など人間的な感情を表現しているのがスバエク・トムの特徴です。

    戦闘を描きながらも全体を通しては家族愛や別れの悲しみ、義理や人情や切ない恋など人間的な感情を表現しているのがスバエク・トムの特徴です。

  • ラーマヤーナのストーリーについてはジャワ島のブランパ何の遺跡の前で演じられる「ラーマヤーナ・バレー」が面白かったです。<br />ラーマヤーナ・バレー:https://4travel.jp/travelogue/10786146

    ラーマヤーナのストーリーについてはジャワ島のブランパ何の遺跡の前で演じられる「ラーマヤーナ・バレー」が面白かったです。
    ラーマヤーナ・バレー:https://4travel.jp/travelogue/10786146

  • ハヌマーンの戦いを観ていると昨年行ったスリランカの旅を思い出します。リアム王子(ラーマ王子)が約束通りにヴァーリンを倒してスグリーヴァの王位を回復した後、今度はリアム王子の願いでその妃シータの捜索に出掛けます。そしてラークシャサ(仏教での羅刹)王ラーヴァナの居城である海を越えたランカーでシータを見出してリアム皇子に知らせます。ランカー島はスリランカのことと言われています。

    ハヌマーンの戦いを観ていると昨年行ったスリランカの旅を思い出します。リアム王子(ラーマ王子)が約束通りにヴァーリンを倒してスグリーヴァの王位を回復した後、今度はリアム王子の願いでその妃シータの捜索に出掛けます。そしてラークシャサ(仏教での羅刹)王ラーヴァナの居城である海を越えたランカーでシータを見出してリアム皇子に知らせます。ランカー島はスリランカのことと言われています。

  • 決めのポーズが上手く撮れました。ハヌマーンの決めのポーズはカメラのフォーカスがうまく作動せずに失敗しました。

    決めのポーズが上手く撮れました。ハヌマーンの決めのポーズはカメラのフォーカスがうまく作動せずに失敗しました。

  • 6年前の旅行の最後の晩にアンコール小児病院でスパエク・トムを観ることになっていました。屋外で本物のかがり火をたいてのものなので期待していたのですが、夕方からの土砂降りの雨で中止になってしまいました。今でもこの時のことが残念でなりません。

    6年前の旅行の最後の晩にアンコール小児病院でスパエク・トムを観ることになっていました。屋外で本物のかがり火をたいてのものなので期待していたのですが、夕方からの土砂降りの雨で中止になってしまいました。今でもこの時のことが残念でなりません。

  • これはパフォーマンスで使われているだけですが、大きさだけは感じることが出来て良かったです。

    これはパフォーマンスで使われているだけですが、大きさだけは感じることが出来て良かったです。

  • 影絵という事であればジャワ島のジョグジャカルタのソノブドヨ博物館のワヤン・クリッという影絵は素晴らしいです。<br />ワヤン・クリッ:https://4travel.jp/travelogue/10786135

    影絵という事であればジャワ島のジョグジャカルタのソノブドヨ博物館のワヤン・クリッという影絵は素晴らしいです。
    ワヤン・クリッ:https://4travel.jp/travelogue/10786135

  • 影絵を使っての戦いが始まります。面白い演出です。

    影絵を使っての戦いが始まります。面白い演出です。

  • まるで影絵から登場人物が抜け出してきたような感じがします。

    まるで影絵から登場人物が抜け出してきたような感じがします。

  • かっこいい殺陣が続きます。

    かっこいい殺陣が続きます。

  • 入り乱れているうちにどっちがどっちだか分からなくなりますが。

    入り乱れているうちにどっちがどっちだか分からなくなりますが。

  • ハヌマーンだけが白いので分かりやすいのです。

    ハヌマーンだけが白いので分かりやすいのです。

  • 頭の上に10の頭が無いので敵は魔王ラーヴァナではないのだと思います。ハヌマーンの活躍を見ていたら久し振りに京劇の西遊記を観たくなりました。行くなら北京ですね。行くなら北京湖広会館でかぶりつきでお茶を飲みながら。<br />北京湖広会館:https://4travel.jp/travelogue/10359127

    頭の上に10の頭が無いので敵は魔王ラーヴァナではないのだと思います。ハヌマーンの活躍を見ていたら久し振りに京劇の西遊記を観たくなりました。行くなら北京ですね。行くなら北京湖広会館でかぶりつきでお茶を飲みながら。
    北京湖広会館:https://4travel.jp/travelogue/10359127

  • 「Robam Tbal Kdoeurng」(Kdoeurng Mortar Dance)<br />A lively dance originating from central Cambodia depicting the daily life of the Khmer farmer, and features the Tbal Kdoeurug, a traditional mortar used to husk rice or make flour.<br /><br />

    「Robam Tbal Kdoeurng」(Kdoeurng Mortar Dance)
    A lively dance originating from central Cambodia depicting the daily life of the Khmer farmer, and features the Tbal Kdoeurug, a traditional mortar used to husk rice or make flour.

  • 「ロバム・タバル・クドルン」(クドルン・モルタル・ダンス)<br />クメールの農家の日常を描いた中央カンボジア発祥の賑やかな踊りです。米の籾殻を取る笊や粉を造るための伝統的な臼であるタバル・クドルンを使うのが特徴です。

    「ロバム・タバル・クドルン」(クドルン・モルタル・ダンス)
    クメールの農家の日常を描いた中央カンボジア発祥の賑やかな踊りです。米の籾殻を取る笊や粉を造るための伝統的な臼であるタバル・クドルンを使うのが特徴です。

  • 登場人物は若い男女ばかりです。この辺りはお約束です。

    登場人物は若い男女ばかりです。この辺りはお約束です。

  • 男性陣はタバル・クドルンという臼で穀物から粉を作ります。日本の杵と臼のような形なので懐かしさを感じます。

    男性陣はタバル・クドルンという臼で穀物から粉を作ります。日本の杵と臼のような形なので懐かしさを感じます。

  • サンポットホールというカンボジアの腰巻姿です。プリーツのつけ方がおしゃれです。元々は1枚布のはずですから。

    サンポットホールというカンボジアの腰巻姿です。プリーツのつけ方がおしゃれです。元々は1枚布のはずですから。

  • 最初は別々の男女がだんだん意識し合うという展開です。

    最初は別々の男女がだんだん意識し合うという展開です。

  • 道化役の酒売りのおじいさんがやってきます。

    道化役の酒売りのおじいさんがやってきます。

  • みんなでお酒を飲んでひと騒ぎ。

    みんなでお酒を飲んでひと騒ぎ。

  • また仕事に戻ってきます。道具などを見ていると昔の日本のようで懐かしさを感じます。

    また仕事に戻ってきます。道具などを見ていると昔の日本のようで懐かしさを感じます。

  • 「Apsara Dance and the Harp」<br />A unique performance which mixes elegance of Apsara (celestial female spirits) with ancient Pin harps. Apsara dance was created in the 1960&#39;s by Queen Mother Sisowath Kossomak who inspired by the gestures of Apsara images depicted on the Angkorian temples.<br />

    「Apsara Dance and the Harp」
    A unique performance which mixes elegance of Apsara (celestial female spirits) with ancient Pin harps. Apsara dance was created in the 1960's by Queen Mother Sisowath Kossomak who inspired by the gestures of Apsara images depicted on the Angkorian temples.

  • 「アプサラダンスとハープ」<br />アプサラ(天体の女神)の優雅さと古代のピン・ハープを組み合わせたユニークなパフォーマンスです。アンコールの寺院に描かれたアプサラのイメージに触発されたシソワット・コサマック妃によって1960年代に創作されました。

    「アプサラダンスとハープ」
    アプサラ(天体の女神)の優雅さと古代のピン・ハープを組み合わせたユニークなパフォーマンスです。アンコールの寺院に描かれたアプサラのイメージに触発されたシソワット・コサマック妃によって1960年代に創作されました。

  • カンボジア語で「冠」という意味を持つ「モコット」です。衣装の中で最も神聖なもので、昔は純金製のものもあり重いものでは2キロもあったそうです。

    カンボジア語で「冠」という意味を持つ「モコット」です。衣装の中で最も神聖なもので、昔は純金製のものもあり重いものでは2キロもあったそうです。

  • 腕と掌が平行になるくらいに反っています。長年練習しないとこうはならないでしょう。

    腕と掌が平行になるくらいに反っています。長年練習しないとこうはならないでしょう。

  • 指先の動きに目が行ってしまいます。

    指先の動きに目が行ってしまいます。

  • 皆さん何年くらい伝統舞踊を勉強しているのでしょうか。

    皆さん何年くらい伝統舞踊を勉強しているのでしょうか。

  • シャッターの音が他のお客さんの邪魔にならないように左隅の席にしたので中央から左側の方しか写真が撮れません。

    シャッターの音が他のお客さんの邪魔にならないように左隅の席にしたので中央から左側の方しか写真が撮れません。

  • 200ミリの望遠レンズで撮っていますがブレていないという事は動きがゆっくりだという事ですね。バリ舞踊では動きが激しいので半分近くがブレていました。

    200ミリの望遠レンズで撮っていますがブレていないという事は動きがゆっくりだという事ですね。バリ舞踊では動きが激しいので半分近くがブレていました。

  • ピンクのプルメリアの花がきれいです。プルメリアはカンボジアではチャンパでラオスでも同じだったと思います。

    ピンクのプルメリアの花がきれいです。プルメリアはカンボジアではチャンパでラオスでも同じだったと思います。

  • アンコールの遺跡で幾度と見たアプサラが抜け出てきたようです。

    アンコールの遺跡で幾度と見たアプサラが抜け出てきたようです。

  • 艶やかな皆さんでした。

    艶やかな皆さんでした。

  • 「Robam Nesat」(Fishing Dance)<br />Ahead of its time, this folk dance emphasizes the importance of natural resources, particularly water. It shows that where there is water there are fish, and where there are fish, human life can be supported.<br />

    「Robam Nesat」(Fishing Dance)
    Ahead of its time, this folk dance emphasizes the importance of natural resources, particularly water. It shows that where there is water there are fish, and where there are fish, human life can be supported.

  • 「ロバム・ネサット」(フィッシング・ダンス)<br />この民族舞踊は天然資源、特に水の重要性を強調しています。 水があるところには魚があり、魚がいるところには人間の生命を支えることができます。

    「ロバム・ネサット」(フィッシング・ダンス)
    この民族舞踊は天然資源、特に水の重要性を強調しています。 水があるところには魚があり、魚がいるところには人間の生命を支えることができます。

  • 漁師のダンスは籠を持った漁師に扮した男女がカンボジアの伝統的な漁を表現します。初々しい男女の恋模様も見どころのひとつで、クメール正月や伝統行事に踊られるそうです。一番良く使われているのはアングルット(釣鐘形に編まれた竹のワナ)とチニャングと呼ばれる編んだ竹箕(たけみ)です。

    漁師のダンスは籠を持った漁師に扮した男女がカンボジアの伝統的な漁を表現します。初々しい男女の恋模様も見どころのひとつで、クメール正月や伝統行事に踊られるそうです。一番良く使われているのはアングルット(釣鐘形に編まれた竹のワナ)とチニャングと呼ばれる編んだ竹箕(たけみ)です。

  • チェック柄のクロマーを襷掛けにした姿が可愛らしいです。

    チェック柄のクロマーを襷掛けにした姿が可愛らしいです。

  • 男性が気に入った女性にちょっかいを出し、竹箕(たけみ)を取ったり意地悪したり。

    男性が気に入った女性にちょっかいを出し、竹箕(たけみ)を取ったり意地悪したり。

  • 最後はプルメリアの花を贈って仲直りです。

    最後はプルメリアの花を贈って仲直りです。

  • すると仲間から冷やかされたり。

    すると仲間から冷やかされたり。

  • 「Robam Kandob Ses」(Praying Mantis Dance)<br />A traditional folk dance from southeast Cambodia.<br />The gestures of this dance largely imitate the praying mantis, with the costumes reflecting the same colors as the insect.<br /><br />

    「Robam Kandob Ses」(Praying Mantis Dance)
    A traditional folk dance from southeast Cambodia.
    The gestures of this dance largely imitate the praying mantis, with the costumes reflecting the same colors as the insect.

  • 「ロバム・カンドブ・セス」(カマキリ・ダンス)<br />カンボジア南東部の伝統的な民族舞踊だそうです。この踊りのジェスチャーはカマキリと同じ色をした衣装で、昆虫の動きををまねします。

    「ロバム・カンドブ・セス」(カマキリ・ダンス)
    カンボジア南東部の伝統的な民族舞踊だそうです。この踊りのジェスチャーはカマキリと同じ色をした衣装で、昆虫の動きををまねします。

  • 2017年の日本で行われたカンボジア・フェスティバルでも踊られていました。<br />https://www.youtube.com/watch?v=CuiHN4g5XTw

    2017年の日本で行われたカンボジア・フェスティバルでも踊られていました。
    https://www.youtube.com/watch?v=CuiHN4g5XTw

  • ココナッツ・ダンスというとフィッシング・ダンスのような若い男女がいくつかの組になって踊るものが多いですがこのタイプの踊りは初めて見ました。

    ココナッツ・ダンスというとフィッシング・ダンスのような若い男女がいくつかの組になって踊るものが多いですがこのタイプの踊りは初めて見ました。

  • アクロバティックな要素が高いのですが。

    アクロバティックな要素が高いのですが。

  • だんだんエスカレートしてきます。

    だんだんエスカレートしてきます。

  • もう何が何だか分かりません。コミカルで楽しい踊りでした。

    もう何が何だか分かりません。コミカルで楽しい踊りでした。

  • 「Robam Ploy Souy」(Harvest Dance)<br />The origins of this dance were inspired from the Souy ethnic group who live near the Oral Mountain range in southwest Cambodia.<br />The Souy perform this dance in dedication to the Cave Sprits and other gods whom they believe are protectors of their community.

    「Robam Ploy Souy」(Harvest Dance)
    The origins of this dance were inspired from the Souy ethnic group who live near the Oral Mountain range in southwest Cambodia.
    The Souy perform this dance in dedication to the Cave Sprits and other gods whom they believe are protectors of their community.

  • 「ロバム・プロイ・ソーイ」(収穫の踊り)<br />このダンスの起源は、カンボジア南西部のオーラルマウンテンの近くに住むソーイ族の影響を受けています。ソーイは部族の保護者であると信じられる洞窟の精霊や他の神々に捧げてこの踊りを捧げます。

    「ロバム・プロイ・ソーイ」(収穫の踊り)
    このダンスの起源は、カンボジア南西部のオーラルマウンテンの近くに住むソーイ族の影響を受けています。ソーイは部族の保護者であると信じられる洞窟の精霊や他の神々に捧げてこの踊りを捧げます。

  • 蘆笙は中国の南西地域の苗族やトン族などの少数民族のリード付きの竹管楽器ですが、カンボジアにも同じような楽器があるのだなと思いました。まあインドシナ半島の少数民族も元々は古代中国で迫害を受けて移動してきた人も多い訳ですから起源は一緒かもしれません。

    蘆笙は中国の南西地域の苗族やトン族などの少数民族のリード付きの竹管楽器ですが、カンボジアにも同じような楽器があるのだなと思いました。まあインドシナ半島の少数民族も元々は古代中国で迫害を受けて移動してきた人も多い訳ですから起源は一緒かもしれません。

  • 頭の羽飾りから最初はピーコック・ダンスかと思いました。

    頭の羽飾りから最初はピーコック・ダンスかと思いました。

  • 孔雀の頭飾りがきれいです。このダンスも初めて見ました。

    孔雀の頭飾りがきれいです。このダンスも初めて見ました。

  • この動きは孔雀の動きに間違いありません。

    この動きは孔雀の動きに間違いありません。

  • 手の動きは孔雀の頭を表しています。これを見たら楊麗萍(ヤン・リーピン)の雲南映象を思い出します。一昨年渋谷のオーチャードホールでも観ましたし、昆明の昆明会堂まで観に行ったこともあります。彼女の孔雀舞は見ていて鳥肌が立ちます。肘と手首以外にもう1つ関節があるような動きが信じられません。<br />雲南映像:https://4travel.jp/travelogue/11122555

    手の動きは孔雀の頭を表しています。これを見たら楊麗萍(ヤン・リーピン)の雲南映象を思い出します。一昨年渋谷のオーチャードホールでも観ましたし、昆明の昆明会堂まで観に行ったこともあります。彼女の孔雀舞は見ていて鳥肌が立ちます。肘と手首以外にもう1つ関節があるような動きが信じられません。
    雲南映像:https://4travel.jp/travelogue/11122555

  • 踊りの音楽は「ピン・ピアット」と呼ばれ、舟形をした木琴ロネアト・トンと壷形の小打楽器を円形に配したコン・トーイ、ばちで叩く大太鼓スコー・トムと鉄琴のロネアト・ダエク、縦笛のソロライなど7つの楽器による合奏に男女3人の唄い手がつきます。

    踊りの音楽は「ピン・ピアット」と呼ばれ、舟形をした木琴ロネアト・トンと壷形の小打楽器を円形に配したコン・トーイ、ばちで叩く大太鼓スコー・トムと鉄琴のロネアト・ダエク、縦笛のソロライなど7つの楽器による合奏に男女3人の唄い手がつきます。

  • 雲南省のシーサンパンナ辺りのタイ族の流れを汲んでいるのでしょうか。

    雲南省のシーサンパンナ辺りのタイ族の流れを汲んでいるのでしょうか。

  • 最後の演目ですが艶やかで良かったです。

    最後の演目ですが艶やかで良かったです。

  • 最後は全員が揃ってステージに上がります。

    最後は全員が揃ってステージに上がります。

  • さすが首都のプノンペンだけあって踊り子さんもきれいな方が多かったです。

    さすが首都のプノンペンだけあって踊り子さんもきれいな方が多かったです。

  • プノンペンでは伝統舞踊を見せる施設が少ないのでここはお薦めです。

    プノンペンでは伝統舞踊を見せる施設が少ないのでここはお薦めです。

  • 最後に全員揃ってご挨拶です。

    最後に全員揃ってご挨拶です。

  • とてもグレードの高い伝統舞踊でした。最後にドネーションの籠がステージに置かれたので少しばかり寄付してきました。

    とてもグレードの高い伝統舞踊でした。最後にドネーションの籠がステージに置かれたので少しばかり寄付してきました。

  • 1時間ちょうどで舞踊は終わりました。欧米人の観光客はお迎えのガイドがやってきて三々五々散っていきます。

    1時間ちょうどで舞踊は終わりました。欧米人の観光客はお迎えのガイドがやってきて三々五々散っていきます。

  • 我々はプノンペン発のトゥクトゥクです。外国人目当てなので吹っ掛けてきますが、4ドルと中途半端な値段です。2ドルといったけど「ボンケンコンまでは遠いよ。」と言われ3ドルで手を打ちます。

    我々はプノンペン発のトゥクトゥクです。外国人目当てなので吹っ掛けてきますが、4ドルと中途半端な値段です。2ドルといったけど「ボンケンコンまでは遠いよ。」と言われ3ドルで手を打ちます。

  • 昼間クーラーの効いた車とは違ったプノンペンを味わえます。

    昼間クーラーの効いた車とは違ったプノンペンを味わえます。

  • サスペンションが悪いので写真がブレブレです。

    サスペンションが悪いので写真がブレブレです。

  • ベトナムに続いてカンボジアでもシクロを漕いでみたかったな~。

    ベトナムに続いてカンボジアでもシクロを漕いでみたかったな~。

  • 屋台のお姉さんも流れるように過ぎ去っていきます。

    屋台のお姉さんも流れるように過ぎ去っていきます。

  • 「シアヌーク殿下の記念像」はきれいにライトアップされていました。2日もするとどこを走っているのかが分かってきます。

    「シアヌーク殿下の記念像」はきれいにライトアップされていました。2日もするとどこを走っているのかが分かってきます。

  • そしてライトアップされた「独立記念塔」です。ここも翌日の日中に来ることになっています。昼と夜とではイメージが違いますね。

    そしてライトアップされた「独立記念塔」です。ここも翌日の日中に来ることになっています。昼と夜とではイメージが違いますね。

  • ロータリーを周りながらノロドム通り方面を眺めます。

    ロータリーを周りながらノロドム通り方面を眺めます。

  • アンコールの遺跡がモチーフなのでカンボジアらしいデザインです。

    アンコールの遺跡がモチーフなのでカンボジアらしいデザインです。

  • こんな夜景を眺められたので3ドルも安いものです。

    こんな夜景を眺められたので3ドルも安いものです。

  • ボンケンコンに到着です。昨晩も歩いたバーストリートに向かいます。

    ボンケンコンに到着です。昨晩も歩いたバーストリートに向かいます。

  • 午後8時過ぎているのでお腹も減ってきました。晩御飯は「クメール・スリン」という有名なレストランです。店の人が出てきて「1階と2階とどちらがいいですか?」と尋ねるので、風の通りそうな2階にしてもらいます。更に2階では「テーブル席と小上がりのどちらにします?」と尋ねられます。

    午後8時過ぎているのでお腹も減ってきました。晩御飯は「クメール・スリン」という有名なレストランです。店の人が出てきて「1階と2階とどちらがいいですか?」と尋ねるので、風の通りそうな2階にしてもらいます。更に2階では「テーブル席と小上がりのどちらにします?」と尋ねられます。

  • 寛ぎたかったので表通り側のこの席にします。土曜日の晩でしたが少し遅い時間なので空いていました。

    寛ぎたかったので表通り側のこの席にします。土曜日の晩でしたが少し遅い時間なので空いていました。

  • メニューは写真入りなので選びやすいです。

    メニューは写真入りなので選びやすいです。

  • 「まずは生ビールをピッチャーでください。後は少し時間ちょうだい。」といって出てきた生ビールです。

    「まずは生ビールをピッチャーでください。後は少し時間ちょうだい。」といって出てきた生ビールです。

  • 生き返ります。このピッチャーで7ドルだったかな。

    生き返ります。このピッチャーで7ドルだったかな。

  • 料理が出てくるまで店内を見せてもらいました。

    料理が出てくるまで店内を見せてもらいました。

  • 古い家屋を上手にリノベートしてあります。

    古い家屋を上手にリノベートしてあります。

  • やっぱり本物の花じゃないとね。そういえばベトナムのフエ郊外の村まで伝統の蓮の花造りを見に行ったこともあったっけ。

    やっぱり本物の花じゃないとね。そういえばベトナムのフエ郊外の村まで伝統の蓮の花造りを見に行ったこともあったっけ。

  • よく見ると照明のカバーは伝統舞踊でも使っている「アングルット」と呼ばれる魚捕りの仕掛けのようです。

    よく見ると照明のカバーは伝統舞踊でも使っている「アングルット」と呼ばれる魚捕りの仕掛けのようです。

  • 青いパパイヤのサラダ、ソムタムです。

    青いパパイヤのサラダ、ソムタムです。

  • トラン・アン・ユン監督の「青いパパイヤの香り」というベトナム映画を思い出します。フレッシュのミントと皮を剥いた胡瓜と生のインゲン豆とライムが添えられています。

    トラン・アン・ユン監督の「青いパパイヤの香り」というベトナム映画を思い出します。フレッシュのミントと皮を剥いた胡瓜と生のインゲン豆とライムが添えられています。

  • 前の晩もホテルのディナーコースに入っていたけど、毎日食べてもいいくらい美味しいサラダです。

    前の晩もホテルのディナーコースに入っていたけど、毎日食べてもいいくらい美味しいサラダです。

  • 続いてイカのリングフライです。お酢の効いた甘いココナッツソースにつけて食べると更においしいです。フライに乗った揚げた野菜みたいなのは???美味しかったけど。

    続いてイカのリングフライです。お酢の効いた甘いココナッツソースにつけて食べると更においしいです。フライに乗った揚げた野菜みたいなのは???美味しかったけど。

  • そしてトムヤンスープです。具材はエビとポークで、これも美味しくて2人で完食です。

    そしてトムヤンスープです。具材はエビとポークで、これも美味しくて2人で完食です。

  • 最後はパッタイです。砕いたピーナッツと生のもやしが食欲をそそります。結果全部完食しました。とても味しいお店でした。1品平均5ドルくらいでしたので税込み30ドルのディナーでした。

    最後はパッタイです。砕いたピーナッツと生のもやしが食欲をそそります。結果全部完食しました。とても味しいお店でした。1品平均5ドルくらいでしたので税込み30ドルのディナーでした。

  • 今度来るときはフランス料理も食べてみたいものです。元々フランスの植民地でしたからね。

    今度来るときはフランス料理も食べてみたいものです。元々フランスの植民地でしたからね。

  • 1階も少し覗かせてもらいます。もうすぐ閉店なのでお客さんの姿は少ないです。

    1階も少し覗かせてもらいます。もうすぐ閉店なのでお客さんの姿は少ないです。

  • 国立博物館から送ってくれたトゥクトゥクのおじさんは10分遅れて店を出たらもういませんでした。悪いことしたなと思いながら別のドライバーと交渉が始まります。2ドルで手を打ってホテルに向かってもらいます。

    国立博物館から送ってくれたトゥクトゥクのおじさんは10分遅れて店を出たらもういませんでした。悪いことしたなと思いながら別のドライバーと交渉が始まります。2ドルで手を打ってホテルに向かってもらいます。

  • 昨晩と別の道を通ったらドリアンの屋台がたくさん並んでいました。食べたいけどお酒たくさん飲んじゃったから駄目ですね。

    昨晩と別の道を通ったらドリアンの屋台がたくさん並んでいました。食べたいけどお酒たくさん飲んじゃったから駄目ですね。

  • 「明日はどうするの?」と尋ねられますが「明日は日本に帰るんだ。」というとあっさり帰っていきます。

    「明日はどうするの?」と尋ねられますが「明日は日本に帰るんだ。」というとあっさり帰っていきます。

  • 急いで部屋に戻って支度してマッサージに行きましたが、何と満席!翌日ツアーのメンバーの方に聞いたところ、我々が初日に行って良かったと言っていたという事が広まっていてみなさんマッサージに行ったそうです。外の店に出ようかとも思いましたが10時を過ぎているので諦めて部屋でビールを飲んで長い1日が終わりました。

    急いで部屋に戻って支度してマッサージに行きましたが、何と満席!翌日ツアーのメンバーの方に聞いたところ、我々が初日に行って良かったと言っていたという事が広まっていてみなさんマッサージに行ったそうです。外の店に出ようかとも思いましたが10時を過ぎているので諦めて部屋でビールを飲んで長い1日が終わりました。

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2018 プノンペンの旅

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