２０１８年のお正月はモロッコへ。<br /><br />その９はエルフードからカスバ街道を経て、ワルザザートへ。長旅です。<br /><br />・エルフード近郊<br />・砂漠の地下水路、カッターラ<br />・ティネリール近郊のクサール（城塞都市）<br />・トドラ峡谷<br />・トドラ川沿いのクサール<br />・バラの街、エル・ケラア・ムグナ<br />・ワルザザート近郊、タウリルトのカスバ<br />・ホテルベルベルパレス<br />・映画スタジオ<br /><br />表紙写真は、トドラ川沿いのクサールの眺め。

2018新春モロッコ　その９～土壁の要塞、峡谷、そして映画の街ワルザザート

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2018/01/05 - 2018/01/06

74位(同エリア181件中)

旅行記グループ 2018新春モロッコ

ROSARYさん

２０１８年のお正月はモロッコへ。

その９はエルフードからカスバ街道を経て、ワルザザートへ。長旅です。

・エルフード近郊
・砂漠の地下水路、カッターラ
・ティネリール近郊のクサール（城塞都市）
・トドラ峡谷
・トドラ川沿いのクサール
・バラの街、エル・ケラア・ムグナ
・ワルザザート近郊、タウリルトのカスバ
・ホテルベルベルパレス
・映画スタジオ

表紙写真は、トドラ川沿いのクサールの眺め。

エリア

カスバ街道周辺(モロッコ)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

ホテル: 4.5

グルメ: 4.0

ショッピング: 3.5

交通手段: 観光バス

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

利用旅行会社: JTB

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エルフードを後に、バスでワルザザートに向かいます。

まっすぐな道。
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ちょうど通学の時間帯。このあたりの子は自転車で通うのですね。
頭に草を載せた人。
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砂漠の中に、何やらぽこぽこした場所があります。

地下水路、カッターラです。このあたりは、水路が張り巡らされているようです。
再び荒野の中の一本道。

エルフードから一時間ほどの街。市がたっているようです。
ティネリールの先。まさにカスバ街道という雰囲気になってきました。
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オアシスと岩山の間、トドラ川の両岸に、土でできた城塞都市が広がっています。
崩れかけた建物も。

日干し煉瓦でできているので、手入れをしないとすぐにまた土に還ってしまいます。
不思議な形の岩山。
イチオシ

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トドラ峡谷に入ってきました。

高さ160ｍほどの岩。一番狭い部分は20-30ｍしか離れていないそうです。

トドラ渓谷山・渓谷
透き通った水。
峡谷にはお土産物屋さんも。
色彩豊かなラグ。
川沿いを歩いていたら、地元の子供に草でつくった駱駝を押し付けられました。

いらない、って返したのに「おみやげだ」というので持っていたら、案の定「Small Money」と言ってくる。お金ないの。ごめんね。と言って結局、返しました。

正面の岩にロッククライミング中の人がいるんですって。
どれどれ。見えない！
目を凝らすと、写真上1/4位の左手に白いヘルメット、下1/3位の真ん中あたりに黄色いヘルメットが見えました。
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来た道を戻ります。

クサールとオアシスの風景。先程はバスの中からだったけど、帰りは停めてくれました。
イチオシ

川の両岸に街がある様子がよくわかります。
印象深い風景です。
ティネリールの新しくできたモスクとのこと。
ティネリールで少し遅めのお昼。

まずは野菜のスープ。
タジン鍋と、その奥は野菜のクスクス。
イチオシ

オープン。タジンの中は羊とプルーンかな。
とても細かなクスクス。野菜たっぷりです。
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再び、荒野の中の一本道。
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エル・ケラア・ムグラ。街の象徴はバラ。
ダデス谷の街。

このあたりは、ダマスクローズの産地。バラの花の季節には道路のあたりまで香りが満ち満ちているそうです。
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バラのエッセンスやクリームを売る店も並んでいます。
カフェにはバラとダデス渓谷を描いた絵がかけられていました。
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さらに一時間ほど走ると、ワルザザートに入りました。

町外れにあるタウリルトのカスバ。
かなりきれいに残っているようですね。
向かって左手のカスバは崩れかけています。
タウリルトのカスバの向かいには、映画博物館。

ワルザザートは知る人ぞ知る、映画の街なのです。
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エルフードを出てからでも7時間、メルズーガのホテルからは8時間ほどでワルザザートのホテルに到着。

ベルベーレパレスホテル

 砂漠の中の五つ星ホテル。映画グッズに囲まれて快適に過ごせます。 by ROSARYさん
ホテルのビュッフェ。とてもきれいに並んでいますね。
久しぶりに豚肉（ハム）の姿を見かけました。

ムスリムの方は豚を食べないので、はっきり「豚」と表示されています。
お皿にとったところ。
デザートも目移りしちゃって、いっぱいとっちゃいました。
イチオシ

翌朝。このホテルには、映画撮影で使った小道具、大道具などが寄贈され、展示してあります。

クレオパトラとかモーゼとか、アステリックスなんかも。
こちら、映画「モーゼ」で使われたものだそう。
朝食後、中庭に出たところ。もうすぐ太陽がのぼりそう。
いそいで、ホテルの二階にあがってみました。

今日は今回の旅で初めて、雲が多い一日です。
日の出。
猫ちゃんも太陽を見たいのかな。
イチオシ

こちらもホテルの中庭。

ヤシの木に朝日が当たっています。
ホテルの部屋にかけられていた古い写真。昔の女性、優雅ですね。
ホテルの木の扉。細かい細工がされています。アンティークかな。
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ホテルを出発。
なんだか雲行きが怪しいです。これからあの山を越えるのに・・・

建物は、アトラス・コーポレーション・スタジオ。撮影された映画のセットを活用した娯楽施設だそうです。

アトラスコーポレーションスタジオテーマパーク・動物園・水族館・植物園
看板も映画の小道具。
広大な土砂漠の中に、点々とセットがあります。

モロッコに方は器用なので、小道具・大道具・衣装なども素晴らしいものを安価に作れるし、エキストラの人件費は安いし、ということで、映画撮影のメッカとなっているのだそう。ワルザザートには、映画撮影隊のために空港までできています。
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そうそう、ワルザザートの象徴は「映画」ですね。
ロータリーのそばにはCLAスタジオもありました。
あんなスフィンクスは嘘だと、ガイドのドリスさんが憤慨していましたが。

さて、映画のロケ地にもなったアイト・ベン・ハッドゥに向かいます。