2018/01/02 - 2018/01/02
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ROSARYさん
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2018年のお正月はモロッコへ。
その4は、青の街、シャウエン。正式名称はシャフシャウエン。15世紀からの街です。
路地を曲がるごとに広がる、様々な階調の「青」に心が踊ります。そして、思い思いの姿でくつろぐ猫たち。シャウエンは猫の天国のようですね。
・フェズからシャウエンへ。今はオリーブの収穫の季節。路上ザクロ売りも
・お昼はシャウエンの街を見下ろす絶景ポイント、HOUDAにて
・ムハンマド5世広場から、シャウエンのメディナへ
・アイン門からアサイダ・アロル通りへ
・メディナの中心、ウタ・エル・ハマム広場
・シャウエン路地めぐり
・城外へ
表紙写真は、メディナで出会った二匹の猫。兄弟かな。本文にはこの二匹が振り返った様子も載せています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
-
フェズからシャウエンへ。
近郊に広がるオリーブ畑は、今収穫の真っ最中。木の下にビニールシートを敷き、大勢で棒で叩いて実を落とすのだそうです。
早朝から作業準備されています。 -
バスの中が反射しちゃってますが、ロバ、馬、そしてワンちゃんと一緒に農場に向かっている家族。
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ロバをひいて、そしてそのロバはオリーブ満載のタンクを引いて、加工所にむかっている女性。
右手の黒い物体が、オリーブ入りのタンクです。 -
フェズからシャウエンまでは215km。
途中で休憩。ロードサイドのホテル兼レストランです。
季節外れ?のバラが咲いていました。 -
レストランのマスコットはこのワンちゃんかな。
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こちらは、本当に季節外れのザクロの花。
ザクロはもう収穫が終わっているそうです。 -
その先、道端で巨大な玉ねぎを売ってるなあと思っていたら、それがザクロの実でした。
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シャウエンは、正式名称がシャフシャウエン。二つの角の意味だそうです。
街から見えるティスーカ山とメッグ山の二つの山頂が、ヤギのニ本の角の様に見えることから名付けられました。
ということで、シャウエンに近づくと道はつづら折れになります。 -
あ、シャウエンの街のシンボル。通り過ぎちゃってよくわかりませんが、家と青いドアのマークです。お土産物としてたくさん売られていました。
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途中、街を見下ろす絶景の場所に建つレストランで昼食。
レストランHOUDAです。 -
前菜がタジン鍋を模したお皿に盛られて出てきました。かわいい!
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一口ずつ。色とりどりできれいですね。
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魚のスープ。
なんと、味付けにお醤油が出てきました。
実はこのお店、ガイドのドリスさん、経営のお店。奥様は日本人です。
それで日本の観光客の好みを反映した味付けができるのです。 -
メインはおしゃれなお魚料理。
シャウエンから地中海は実は近いのです。 -
デザートはお決まりのバナナとオレンジ。今日はりんごも出てきました。
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お店のテラスからの眺め。
ハイビスカスの赤と、白・ブルーの家並みのコントラストがきれいです。 -
店主のドリスさん。
お店の前にはモロッコの王様一家の写真。 -
シャウエンの街に向かいましょう。
途中、畑の中に点在する家もブルーに塗られています。 -
新市街、メディナへのアプローチにあるムハンマド5世広場に到着。
ここでバスを下ります。 -
ハッサン二世通りを歩いて。
シャウエンは一時スペイン領だったため、街並みにはスペインの面影が。 -
街の高校。
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まるで家の中に入るようなアーチが、旧市街・メディナに通じるアイン門。
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アイン門の標識。15世紀から16世紀のはじめに作られたもの。
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アイン門の向こう側は・・・
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スークになっていました。
地元の方で賑わっています。 -
自分の家から持ってきたのかな、野菜やオレンジ、ハーブ類などを売っている露店。
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バター屋さん。
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と、突然、青一色です。
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街の道案内。これじゃあ、迷子になってしまいそうです。
でも、街は山に向かって開けているので、迷ったら下れば大丈夫。 -
キョロキョロ。
色んな色調のブルーです。
もとは、ユダヤの神聖な色として、ユダヤ人が家をブルーに塗っていたのが、街全体に広がったとのこと。 -
路地を覗くとこんな感じ。ホテルを営んでいるんですね。
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坂道や階段。山肌に沿って建てられているのがよくわかります。
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街の水汲み場もこんな感じ。
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イチオシ
ブルーと土の色がシックさを際立たせています。
壁の横にはジュラバと言われる外套が下がっています。仕立て屋さんなんでしょうね。 -
こちらは古着屋さんかな。
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子供用も売っています。
あ、奥には三角フードのジュラバを着た人。 -
籠も無造作に売られています。
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時々、藤色の家もあって、それがまたいい雰囲気なんですよね。
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まあ、かわいい!
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淡いパープルのお土産物屋さん。
色とりどりのお土産満載なのに、どこかシックに見えるのは、二階のテラスのせいでしょうね。 -
珍しくグリーンの家も。タイルや漆喰の装飾がとても繊細。
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グラン・モスク。
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少し先の、ウタ・エル・ハマム広場から見たモスクの塔。
ハマム広場 広場・公園
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広場ではランプやタイルなど、モロッコらしいお土産を売っています。
タイルほしいなあ。 -
そしてカフェ。
あ、木がちょっとじゃまだけど、山が二つ。ヤギの角ですね。 -
イチオシ
広場に面して建つカスバ。これも、ムーレイ・イスマイルが建てさせたものだそう。
カスバの塔の左右に、地元の人たちがくつろいでいる姿が印象的でした。
左の白いジュラバのおじいさん、かわいい!
そうそう、ジュラバ(ガラベーヤ)は西にいけば、ジャンパー、東に行けばジュバンに言葉が変化したそうです。日本の襦袢のもとは、これだったんだ!カスバ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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広場をはさんで、カスバの反対側。
空が青い! -
その少し先、デブナット・エル・マクゼン広場には可愛いお土産がいっぱい。
色とりどりのタジン鍋は料理用というより、小物入れなんでしょうね。 -
さて、ここからは本題?の猫歩き。
お土産物屋さんの店頭で。 -
家の前のプランターの中。
ほかにもいないかな・・・ -
フリータイム。ねこを探しに路地を歩きます。
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これもホテルの入口。タイルがかわいい。
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壁の塗料。これを混ぜて、好みの色にするんでしょうか。
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塗料が並んでたこの広場、かわいくてお気に入りになりました。
オレンジジュースの屋台もありましたよ。 -
アンティーク屋さん。
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イチオシ
あわいブルーからパープルへの階調が幻想的。
そこに、絨毯と服。干してあるのか売っているのかわからない。 -
あ、いたいた。
猫ちゃん。ガラスが割れたショーケースに入って、これも売り物?(笑) -
おめめパッチリ。
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皮のクッション。
後で行ったフェズやマラケシュよりもゆったりとお買い物ができそう。
もちろん、山の中だからここの近くで作られたもの以外は値段も高いですけどね。 -
表紙写真の猫ちゃんです。
レストランの前で、おこぼれを待ってるのかな。 -
あ、こっち向いた!
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ハマム広場に戻ってきました。
ミントティで喉を潤して。 -
モスクの前のテラスに上ってみました。
ハマム広場とその奥、山に向かって広がるメディナがよく見えます。 -
さて、再びドリスさんの先導で、メディナの奥に入っていきます。
あ、パンを売る屋台。共同のパン焼き窯がいくつかあって、そこに小麦粉などを持っていってまとめて焼いてもらうのだそう。 -
さらに奥へ。ブルーの階段。
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こちらはすごい急な階段。
あ、下から上ってきた人かな。膝に手を当てて休んでいます。
きれいな街ですが、ここで暮らすのはなかなか大変そうです。 -
階段の下に女の子。フクシアピンクの服がブルーの壁に映えています。
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イチオシ
タイルもいいアクセント。
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この階段を、荷物を肩に載せて運ぶ人。
水も、プロパンガスも、食料もこうやって人力で運ぶんですね。 -
シャウエンといえばこの写真。
中国人のカップルが、自撮り棒で撮影してました。 -
イチオシ
お花の道もかわいいけど、こっちのほうがシックで好きかな。
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ブーゲンビリアも。
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お兄さんが織機の前に座って製作中。
シャウエンで買うべきは、こうした織物だそう。これこそ、ここで作られたもの。 -
バブーシュ?も売っていました。
靴底を貼って、外歩きにも使えるようになってるのかな。いかにもお土産って感じの模様よりこっちがいいかな。 -
静かな路地。地元の方ですね。
あ、ここにも猫ちゃん! -
メディナ歩きもそろそろおしまい。雑貨屋さんの下に置いてあるのは、プロパンガスかな。
あ、屋根の上から猫ちゃんがお見送り。 -
スーク門を出ます。
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スーク門の外側。
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メディナの外もブルーです。
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いい匂いがする、と思ったら、イワシを炭火で焼いていました。
食べたい! -
ここは街の墓地。お墓もブルーなんですね。
本来街外れにある墓地ですが、街の拡張にともなって、完全に街の中に吸収されています。 -
こちらはスペイン時代にキリスト教の教会だったところ。
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ムハンマド5世広場まで戻ってきました。
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戻る前に、もう一度HOUDAの前から一枚。
ドリスさんはもう引退して、ここシャウエンに住むことにしたそうです。
その気持もわかるなあ。
さて、また4時間の道のりをフェズに戻ります。
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