バンコクぷらぷら ノンタブリーへジーンズを買いに行く編

2017/11/27 - 2017/11/27

4日目前半、ようやく知人から連絡があり、仕事終わりに会うことになりました。
ぼんやり描いていた予定も変更ですが、それはそれとして、昼間はMRTパープルラインに乗って懲りずにジーンズを買いに行きます。

エリア バンコク(タイ)

朝、目が覚めるとスマホに友人からメッセージが入ってました。
バンコク到着直後に携帯の番号を知らせて以来、なぜか音信不通だったのですが、ようやく連絡をくれたみたいです。
ほどなく電話がかかってきました。
なんのかんのと話をして、夕方4時半にいつものカオサンのゲストハウスで、ということに落ち着きました。
お土産に持ってきた大量のチョコレートをどうしたものかと考えはじめていたので、とりあえず渡せることになってホッとしました。

考えていた今日の予定を変更せざるをえなくなったけど、まあ行き当たりばったりも旅の醍醐味なんでマイペンライです。

まずは朝ごはん。
ホテルから少し歩いてスクンビットソイ14にやってきました。
アソーク駅からすぐです。
この辺では有名なスダーレストランがあります。
そのスダーのある角の袋小路の奥にあります。

【ソムタム14】

ソムタムと注文料理のお店です。

これはタイ語メニューですが、英語のメニューもあります。

たくさん書いてありますが、材料さえあればなんでも好きなものを作ってもらえます。

みんな大好きプーパッポンカリーもあります。(ご飯ぶっかけバージョンで50バーツ！)

この日は特にコレといったものが思い浮かばなかったので、そういう時のためのアレにしました。

困った時のアレ。

「パット・ガパオ・ムーサップ・カイダーオ・ラートカーオ」

いわゆる「ガパオライス」です。
ご飯も美味しく間違いのない味です。

お会計はボトルのお水を入れて61バーツ。
ごちそうさまです。

この辺では貴重な庶民派食堂で、この手のお店に抵抗のない方には超絶お薦めなんですが、平日の朝9時ごろから昼過ぎまでしか営業してないので注意してください。
お昼時はタイ人客で混み合うそうです。

結局、残り2日の朝飯はここに通いました。

今日の本題、ジーンズを買いに行きます。
昨日のは事故のようなものでノーカンですね。^_^

MRTスクンビット駅へ。
まずはブルーラインの終点、タオプーン駅へ向かい、パープルラインに乗り換えます。
パープルラインは初めてなので楽しみです。
チケット(トークン)は通しで買えました。

タオプーン駅に着きました。
写真はノンタブリー方面からの乗り換え客です。
直結するようになってお客さんも増えたみたいですね。

パープルラインのホームです。
遠くにバイヨークタワーが見えます。

列車が入線してきました。
まだピカピカです。

ところどころに高いマンションが建ってますが、郊外はまだ空が広いです。

この先をググッとカーブして。

3つ目のイェーク・ティワーノン駅で下車します。
3番出口を出てすぐのところにあるソイ・クルンテープ・ノン7でバイタクに声をかけました。
「パイ・ローンガーン・ジーンズ(ジーンズ工場まで)」と言ったら一発でわかってくれました。
ここから2キロくらい距離があるので歩くのはキツイです。

5分ほどクネクネと走って。

到着しました。

【Piger Works】

ピガーワークスです。
本気でジーンズを作っているタイのデニムブランド。

数年前から存在は知っていたけど、アメカジの王道といったイメージから、最近の自分の好みとは外れていたので手を出せずにいました。

店舗がここだけというのもネックだったのですが、パープルラインも開通してアクセスしやすくなったのもあり、今回初めて訪ねてみたところです。

顔が豚で身体が虎のキャラクターがブランドのアイコンです。

月曜の午前なので他にお客さんはいませんでした。
入店早々にオリジナルのペッドボトルのお水をいただきました。
高級ホテル並みのサービスですね。

かわいいおねえさんが接客してくれました。

それはともかく店内ディスプレイもカッコいいです。

生地のロールをディスプレイするのは、NYの某ビスポークジーンズショップと同じですね。

生地のことを聞いたら全部日本で織られたものとのこと。

デザインや裁断、縫製はここの自前の工場でやっています。

店舗裏手の敷地内に縫製工場があります。
お忙しい中、ブランド創業者のオーさんに案内してもらって少しだけお話しできました。
日本のお客さんは来たことありますか？という質問に、千葉から来たという人がいたそうです。
日本のジーンズマニアもやりますねぇ。

白眉はこの建物。

中には手織りの機械が。

これと同じものを岡山の児島にある某デニムブランドで見たことがあります。

全てをメイドインタイランドで作りたいという熱意がわかりますね。

詳しく聞きそびれましたが、1日に1メートルも織れないと思います。

これはサンプルで製作したジーンズ。

プロジェクト開始からもう3年経つそうですが、まだ満足いくものができてないということで、販売に至ってないそうです。

販売されたらどのくらいの値段がつくのかな？
ちなみに日本の某ブランドは確か20万くらいしてたと思います。

工場見学もしましたが、もちろんジーンズも買いました。
お値段は7000バーツ弱でした。
このクオリティなら納得です。

帰りは近くのバイタク溜まりまでお見送りされ、それどころかバイタク代まで払ってもらっちゃいました。
遠慮したんですが…

本当にお世話になりました。
また今度色落ちさせたものを穿いて再訪したいと思います。

ホクホクで帰路につきます。^_^

ホテルの横で果物売りがいたので、何か買おうかと見たら、チョンプーが美味しそうだったので購入。
20バーツ也。
そのままでもみずみずしくて美味しいですが、少し凍らせるとシャーベット状になってこれまたいい感じです。

部屋に戻って開封の儀です。

惚れ惚れするくらいカッコいいです。
詳細は述べませんが、細かいところまでこだわってできてます。
いい買い物をしました。

昨日のインディゴスキンと並べてみます。
タイのデニムブランドのツートップ(と勝手に思ってる)が手に入って思わずニヤニヤしてしまいます。^_^

さて、少し休憩して友達に会いに行きましょう。

この旅行記へのコメント （4）

• 駄目トラさん 2017/12/08 20:31:04

  感嘆

  初めまして！
  タイにこんなジーンズメーカーがあるんですね！
  隠れ服ヲタとしては、興味津々で拝見しました。
  ちょうどバンコクにいるので、ちょっと見てみたいかな？と思いました！
  
  駄目トラ

  ELさん からの返信 2017/12/08 21:14:23

  Re: 感嘆

  駄目トラさん、初めまして。
  旅行記を読んでいただきありがとうございます。
  本当に素敵なショップでしたので、お時間がありましたらぜひ行ってみてください。
  

• @タックさん 2017/12/07 12:33:10

  ジーンズLOVE！

  ジーンズ愛が伝わります（こだわらなきゃ人間辞めだ）、読んでいて気持ちが良い。食レポも、凄く参考になります！

  ELさん からの返信 2017/12/07 15:19:15

  Re: ジーンズLOVE！

  こんなマニアックな旅行記を読んでいただいてありがとうございます。
  ジーンズに関してはほとんどビョーキですが、タイでも本格派のジーンズブランドが出てきて嬉しい限りです。
  もう少し続きますので、よろしければお付き合いください。