2017/10/05 - 2017/10/07
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ペコリーノさん
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10月5日(木)
発達した低気圧”Xavier"の影響により、北ドイツの鉄道網がマヒしました。その日、ツェレという町にいた私もその中に巻き込まれ、ホテルのあるハンブルクに戻れなくなり、ツェレと言う町で他の乗客達と駅で一晩過ごすことになりました。
しかし私は、翌日の6日にはホテルをチェックアウトしてベルリンに向かう予定で、列車のチケットも予約していたのでした。それに気が付いたのは夜中の12時過ぎ(←遅いって)。慌てた私は翌日タクシーでハンブルクまで戻り、ハンブルクの別のホテルを予約して移動しつつ、ベルリンのホテルにも連絡して、予約をキープしてもらい、7日の土曜日には鉄道が復旧するのを祈りました。
10月7日(土)
やはり、ハンブルクからベルリンまでのICの鉄道は復旧しませんでした。私は、ドイツ鉄道の人にプリントしてもらったローカル線のみのベルリンまでの道のり(3回乗り換え4時間!)で、ベルリンまで行くことにしました。
大きなスーツケースを持っての乗り換え、さてさてどうなることやら。
もしもあの時、ということはあまり考えないようにしていますが、今回のこの日、10月5日については、いろいろ考えてしまいます。
あの日、ツェレに出掛けずに、ハンブルクにいたら。
あの日、すぐに他の方法でハンブルクまで帰ろうとしたら。
そこに至るまでには様々な私の判断があったのですが、結果としてこの様な事態になったことは、仕方がない事だったと思っています。
原因は荒天による「交通トラブル」ですが、これは、私の行動の問題だったのです。
でも、とても貴重な体験をしました。
ツェレ駅で一晩を過ごすことになった、私を含む乗客。けれど、周りの人達は、決してパニックになることもなく、冷静にこの事を受け止め、また、ツェレの鉄道関係者の方々、赤十字の方々が最大限の対応をしてくださり、不安や恐怖などはありませんでした。
感謝と共にここにその一部始終を記録しておこうと思います。
-
10月5日(木)
この日の朝のテレビの天気予報です。
天気予報のお知らせの提供コメント画面が結構かわいい。これを残したくて写真に撮っていました。
家電メーカーの提供で、たしか除湿器か何かのCMがこの後流れます。
また、なぜかわかりませんか、この日の天気予報の画面を写真に残していたのです。アンリ ホテル ハンブルク ダウンタウン ホテル
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5日の天気予報。なんかすごいことになってますね。
私はまだこの時、事態の重大さを理解していませんでした。
「強風が吹くのね。でも午後になればお天気は回復する」
という感じでした。今から思うと・・・ここから私の判断ミスは始まったか、と。
低気圧の名前は’Xavier’ というのですね。
ハンブルクや北ドイツ地方は時速117Km以上の風が吹くらしい。
秒速に直すと35m以上。日本の台風ね、これは。
この時点で私が的確な判断をしていれば・・・。
この後自ら落とし穴に突っ込んでいきます。
まず一番の落とし穴。ハンブルクは雨だから、列車に乗って、ツェレに行こう。アンリ ホテル ハンブルク ダウンタウン ホテル
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5日午前中の天気。雨ですね。
アンリ ホテル ハンブルク ダウンタウン ホテル
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5日午後の天気。時々晴れ。
これを見て、私は「なあんだ、午後は晴れるんだ」と思い、楽観していました。
三角のマークが気になりますが、この時にはあまり気にしていなかったと思います。
2番目の落とし穴
午後は晴れるから、天候は回復するんだな。それなら大丈夫。 -
10月5日(木)午後3時すぎ。
さて、ツェレの町を見た後、ハンブルクに戻るべく、駅に着いたのが15時。
この時、ツェレの街中でも強風が吹いていましたが、雨は降らず。徐々に日が差してくるぐらいでした。
しかし、列車はやって来ません。
ハンブルクのホテルに戻って、ドイツのワールドカップ予選の試合を見たかったけれど、残念だな。でも、それ以外は私は特に用事はないし、そのうち列車も復旧するから、今日中位に戻れればいいや、ぐらいな気持ちで、のんびり待つことに決めました。
私は気が付いていなかったのです。だって、明日の朝にはホテルをチェックアウトして、ベルリンへ向かわなければいけなかったのです。あぁ~、やっちまった! -
田舎の駅では何の情報も得られなかったので、ネットでの情報を保存しておこうとおもい、スクリーンショットを撮っておきました。
これは多分、ハンブルクの駅の様子かと思います。
嵐で、ドイツ鉄道は大きな沈黙。
ハリケーンで列車が無くなり、多くの乗客が孤立していた。
列車はストップしたままで、多大な混乱が起きている。 -
いつまで待っても列車は来ません。
窓口に問い合わせても、「列車は全く動いていない。いつ復旧するかわからない。」とのこと。仕方がない、待つしかないか・・・。
ツェレ駅の連絡通路などにはこの、光のアート作品が展示されていました。
私が座って待っていたベンチなども、光の色が変化するものでした。
天気予報を見ていた私は、そのうち天候も回復して、列車も動き出すだろうとのんきに構えていたのです。
駅の待合室で待っていてもらちが明かないので、プラットホームに来てみたら、なんと、列車が3本、ホームに止まっていました。
2本はローカル列車、1本はロストック行きのICE(特急)です。駅にあるトイレも閉鎖されてしまったので、これにはトイレもついているし、暖房もあるし、椅子もあるので、この列車に乗って、動くのを待つことにしました。
ICEにはコンセントもあるので、ケーブルを持っていれば、スマホや携帯の充電もできます。私はケーブルを持っていませんでしたが。
ここで、私は唯一の正しい判断をしました。結局他の2本の列車は回送になり、このICEに乗り移って来たのです。そして、これは「Hotel Zug(列車ホテル)」になってしまいました。
でも、その時も私の気持ちとしては、「その日のうちにハンブルクに戻れなくてもいいや」でした。(本当は戻らなきゃいけなかったんだけど。) -
さて、駅の係員がやってきて、この列車が、今晩の皆さんのホテルになります。と言いました。寒くなるので暖房を強めにかけてくれます。そして、この列車で夜を明かすと決まったら、鉄道の人たちが飲み物を配ってくれました。「コーラかお水」と言って配っていて、お水をもらったのですが、水じゃないです。「スプライト」です。炭酸水ならまだいいですが、甘い本当のスプライトじゃん。・・・でも、配ってくれただけでありがたいです。ちょっとしか飲まなかったけど。写真もボケてるし。
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ずっと前の席の背もたれを眺めていたら、前の座席のトレイを止めておくところが、「顔」に見えてきた・・・。
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何やら、オレンジのジャケットを着た人たちが集まって来て、準備が始まりました。
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テーブルを出しています。
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職員の方、赤十字の人、大集合。
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私の座っている座席の外の目の前で準備です。
車内は暖房が利いていますが、外はとっても寒く、そして昼間の悪天候はどこへやら、空には月が出ています。調べてみたら、満月の1日前でした。 -
どうやら夕食を出してくれるらしい・・・。
パンとハム、チーズ、それとフルーツやチョコレート。
暖かいコーヒーや紅茶も出してくれました。コーヒーをもらって泣いている女性がいました。
暖かい紅茶をいただき、緊張がほぐれ、ホッとしました。 -
私はスニッカーズとバナナをいただきました。
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リンゴもあります。
こういう食料調達の段取りって、どうやってつけたのでしょうね。マニュアルでもあるのでしょうか。それとも、最近の難民受け入れで、こういうことには慣れているのでしょうか・・・。
日本だったらどうだろう? -
ここが私の今晩のベッドになるのかなぁ。スマホの充電はいつまで持つんだろう。なんて考えてました。最悪の場合は、他の人が使っているケーブルも貸してもらって、電車のコンセントから充電しようと思っていましたが、なんとか翌日まで持ちました。ここの反省点は、もっと周りの人に話しかければ良かった。
他の人たちは見知らぬ人が、いろいろ話を始めたりしていました。ドイツ語だけど。でも、それを聞いているだけで、なんとなく安心しました。
私の席の周りは、なんとなく女性が多くて、「女子部屋」みたいな雰囲気でした。
ICEの2等車の座席。バナナは夕食用にいただいたもの。 -
さて、夜中の1時過ぎ、眠れぬ夜を過ごしているところに、職員の人がやってきて、
「今から、ここにいる全員の人を、近くのスポーツ施設に案内します。そこにはベッドもありますし、明日の朝にはちょっとした朝食も出します。車で行きますので、これからついてきてください。」
とのこと。みんな荷物を持って、駅の外の駐車場に向かいます。
そして赤十字の車に乗せられて5分。着いたところが、この体育館。ベッドが用意されていました。適当に空いている場所を見つけて自分で毛布や枕を袋から出して、眠りました。やっぱり足を伸ばして布団があると、よく眠れます。
飛行機のエコノミーより断然楽! -
毛布や布団はそれぞれビニールに入っていて、そこから取り出すので、清潔だということがわかります。ベッドと言うところがヨーロッパですよね。日本だったら、畳に布団ですよね。
-
老若男女、みんな一緒です。でも何のトラブルもありませんでした。
後で気が付いたのですが、小さな子供連れの家族はそれ専用に小部屋があったようです。眠れない人もいたようですが、私は結構ぐっすり朝まで眠れました。
けれど、こんなに多くの人の「いびき」を聞いたのも初めての体験。いろいろ面白かったです。 -
10月6日(金)
目覚めた人から、朝食が配られているところに案内されました。コーヒー、紅茶は無料で、エスプレッソ、カプチーノなどはスポーツ施設の自販機で購入してください。とのこと。パン、ハム、チーズ、バターなど、ちゃんとした朝食です。
配る人もちゃんとゴム手袋をしています。
この白いTシャツの赤十字の人たちは、一晩中寝ていません、きっと。私たちが寝ているところにも、赤十字の人たちがいて、ずっと起きて、トラブルが起きない様に見張っていたんだと思います。ありがとうございました。
こんな時、ここがドイツで良かったなぁ、と思います。 -
ライ麦パンにチーズとハムを挟んで。あっと一口食べてから、写真を撮る私。
飲み物は紅茶で。
ここで周りの人たちに聞いて気が付いたのですが、この体育館で一晩明かしたのは、ほとんどがハノーファーへ行く人たちなのでした。で、ハンブルクに行きたい私は、少数派なのだと気が付きました。
まあ、他の外国人で、今日中にフランスへ行きたいと言っていた人もいるのにはびっくりですが。そんな人よりは私はましな方かな・・・と。 -
決心しました。タクシーを呼んでもらって、ハンブルクまで行くことに。
まあ、昨日鉄道がストップしてその翌日なので、なかなかタクシーがつかまらないようで、それでも一生懸命探してもらって、ようやく1台やって来ました。
ハンブルクまで250ユーロ!驚きの価格ですが、まあ仕方ないですね。昨日のうちなら他の人と相乗りと言うこともあったでしょうが、一瞬他にハンブルクへ行く人を探すことも考えましたが、金額が金額なので(高い)他の人に半分でも負担させるのもいかがなものかと思いまして。
それになんとたまたま一昨日、ハンブルク市内でキャッシングしていたので、私は現金でそのお金を持っていたのでした。
びっくりしたのは、ナビに「ハンブルク中央駅(もちろんドイツ語で)」と入力しても場所が表示されず、駅のある通りの名前を入れて、初めて場所が表示されました。 -
前日の睡眠時間が短いということはありましたが、それでも眠いとは思いませんでした。
さて、このタクシーの運転手のお嬢さんは、水泳のワールドクラスの選手らしく、毎日トレーニングに通っているらしいのです。それを迎えに行くか何かの用事があったらしいのですが、このハンブルクまでの仕事となりました。
そんなわけで、ハンズフリーですが、家族から電話が何回も入ります。 -
これが単なるドライブだったら、なんと素敵な道なのでしょうか。
あ~あ。 -
-
時折、激しい雨と風です。やはりまだ嵐の余波は残っているようです。
ここはまだ普通の道ですが、アウトバーンに入ると、私は緊張して写真も撮れなくなりました。こちらは120キロで走っているのに、その横をビューンと追い越していく車。雨の中、トラックを追い越して走っていくこの車。なかなかスリリングな体験です。
私はドイツで運転は無理だなぁ。 -
(写真はちがいますが)
ハンブルクに近づいて、ようやくエルベ川を渡る橋に来た時、私もなんだかほっとした気持ちになりました。運転手の人が「エルベ川だよ。」と教えてくれましたが、私的には「知ってるよ。」って感じだったのですが。まあ、やっとハンブルクです。 -
ハンブルクに入ったら、すごい渋滞になりました。まあ、鉄道が動いていないわけですし、普段からそうなのかもしれないし。かなり時間がかかっています。
また運転手の奥さんから電話が入って、「まだ街にいるの?」って聞かれた時には、私と運転手、同時に笑ってしまいました。運転手は「彼女(奥さん)はあまり街に出たことが無いから、わからないんだよ。」と言っていました。
最期に駅に着いた時、お金を払って、運転手の人と握手して別れました。 -
タクシーに駅までと言ったのは、ホテルが駅の近くだったということもありますが、ハンブルクでその後の列車の運行状況を確かめてから、今後の行動を決めようと思っていたからです。
ハンブルク駅も大混乱で、今日、ベルリンへ移動するのは無理だとあきらめました。
この場面は多分ハンブルクの駅の掲示板だと思います。
ICEのところに「HOTEL.ZUG」とあります。
「ホテル・列車」ということで、ICEの車両で宿泊用に解放したということです。私もまさにこの状況でした。
しかし、やはり座席ではあまり眠れませんよね。
ツェレにいた私は運が良かったのかもしれません。ハンブルクやハノーファーなどの都会ではこうはいかなかったと思います。(まあ、ハンブルクに居たら、私は普通にホテルに居ましたけど)
しかし、もし私がハンブルクに居たら、これほどの状況を理解できていたかどうか。いざホテルをチェックアウトしてベルリンへ向かおうとしたら列車がない。ホテルも無い。ということになったかもしれません。 -
私のところに来たメールです。ネットでこの列車を予約していたので、キャンセルの知らせが来ていました。このチケットが無効になっても、乗車券として利用できるように、証拠としてこれを保存していました。
まあ、それほど大きな事故となっているとは気が付かなかったので、保存していたわけですが、ニュースのトップになるぐらい大きな出来事になっていたので、必要は無くなりました。 -
さて、ここからが大変。やらなくてはいけないことが沢山あります。
1.今夜のハンブルクのホテルの確保
今日チェックアウト予定の「アンリホテル」は今夜は満室で、キャンセルの連絡も入っていないとのことでした。この状況に加えて、今日は金曜日です。急いでBooking.comでハンブルクのホテルを検索。駅の近くにある、この「プライズオテルハンブルク」に予約を入れました。直前までキャンセルOKだったので、それも助かります。
2.今夜行くはずだった、ベルリンのホテルに連絡。
Booking.comの予約ページにはホテルの電話番号しか無くて、メールで連絡が出来なかったので、思い切って電話してみました。そこでメールアドレスを聞いて、「予約をそのままにしてほしい、泊まらなかった今晩のホテル代も支払います。」という意味のメールを送りました。
それから、このホテルをチェックアウトして、出て行かなくてはいけません。チェックアウトの時間は12時なので、それまでの時間をたっぷり使って、シャワーを浴び、荷物をまとめました。自分自身に言い聞かせたこと、「とりあえず、落ち着こう。」本当は落ち着いてなんかいられないんだけれど、ここで判断を間違うと大変なことになります。
ホテルをチェックアウト後、とりあえず、荷物を持って駅に行き、ファーストクラスのチケットだったので、ラウンジへ行き、係りの人に相談すると、このチケットは翌日も乗車券としては利用できるそうです。駅の窓口は大混雑なので、ファーストのラウンジで問い合わせることが出来て良かったです。明日は鉄道が復旧するかもしれないと思い、とりあえず、予約したホテルに向かうことにしました。駅から徒歩19分のところにあります。ハンブルク中央駅 駅
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ホテルでチェックインの手続きをしました。15時になったら部屋に案内するということでしたので、それまでロビーでうとうと・・・。歩き回る余裕も無かったですし。この間にも次々とチェックインの人がやって来ます。
後になって考えてみると、明日の移動方法のことをもっと真剣に考えておけば良かったと、反省しています。
ネットニュースでは「鉄道が完全復旧するのは火曜日」という風に出ていたらしいのですが、それには気づかず、日本にいる感覚で、「明日になれば鉄道が復旧するだろう。」と思っていました。
探してみれば、ベルリンへ行くバスと言うのもあったのですが・・・。 -
午後3時になって、チェックイン。びっくりしたのは、部屋番号がさっきまでいた、「アンリホテル」と同じ107号室。部屋番号を聞いた時、一人で「おぉ~!」と感動していまい、ホテルの人は「???」でした。
朝食付きのプランにして、その場でお金を支払い、翌日はカードキーをボックスに返すだけという簡単なシステムが、楽ちんでした。
勿論、チェックアウトの時に支払うこともできます。
部屋は機能的にできていて、ベッドの下にもスペースがあったり、コンセントがテーブルの上に何個かあって、充電がしやすかったりします。 -
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バスタブなし、シャワーのみ。
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洗面所にあるコップはプラスチック製。もう、これで全然OKです。実は、アンリホテルで、洗面所のコップを割ってしまったのです。手が滑って落としてしまいました。ごめんなさい。
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10月7日(土)
今回の旅行で唯一のホテルでの朝食。こんなことで、ここで朝食を食べることになるというのも、わからないもんです。人生は。
でも、ここでしっかり食べて置いて良かった。これから「体力勝負の大移動」が待っていたのです。 -
朝食を食べるレストランは広いし大きいし、機能的。なんか、急に予約した割には良いホテルでした。後は場所がねぇ。
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部屋数も多いホテルなので、当日でも宿泊できたのだと思いますが、それでも十分なスペースがあります。食べ物が置いてあるカウンターの向こう側にもテーブルがあります。
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パンも種類が豊富。
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果物。補充も頻繁にしていました。
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ハム類。
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珈琲の機械がちょっとわかりにくくて、みんな戸惑ってました。最初にスリープ状態になっていて、パネルを触るとコーヒーの種類が出てきます。スリープ状態って必要?
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朝食の後、とりあえず駅に行って、状況を確認しに行ってみました。
駅、こんな感じです。
これは6日のニュース画面だと思います。
火曜日まで列車は復旧しない。
「ザビエル」は列車の軌道を止めた。1000キロメートルに渡って線路が損傷しています。幹線が復旧する火曜日まで、多くの場所をとるべきです。
実際のところ、駅の窓口までの行列がこのようになっていて、問い合わせを一つするにも時間がかかります。私はファーストクラスのチケットを持っていたので、ラウンジの係りの人に尋ねてすぐにわかりましたが、こういうこともあるので、ファーストクラスのチケットにしておくべきだな、と思います。 -
ハンブルク中央駅 駅
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実際の駅の窓口はこんな感じ。ふぅぅ。みんな辛抱強く並んでます。
ハンブルク中央駅 駅
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ハンブルク中央駅 駅
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ハンブルク中央駅 駅
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いつもの駅の様に見えますが、ローカル線が発車するだけで、活気がない感じがします。
ホテルまで帰る道すがら、バス移動という手もあるのではないか、と思い、たまたまホテルの近くで見つけた旅行会社に入って聞いてみました。
探してもらうとバスは何本かあったのですが、早い時間の物は既に満席。予約が取れるのは午後3時過ぎにハンブルクをでて、8時にベルリンに着くものでした。ああ、これに前日に気がついていれば良かったのに!
この日、何ヵ月も前にチケットを取ったベルリンフィルハーモニーのコンサートがあるのです。このバスでは、コンサートには間に合いません。
旅行会社で考えましたが、やめて、ローカル線で移動することにしました。ハンブルク中央駅 駅
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こちらが、ハンブルクのラウンジで印刷してもらった、本日のルートです。手書きの部分は、実際の時間。遅れが生じた為に、Stendalの駅で2時間、列車を待ったので、ベルリン到着が18:20すぎに。
でも、これを印刷してもらって本当に助かりました。 -
今回の移動経路を地図で見てみます。
これは、10年ほど前のドイツ鉄道の地図です。小さな駅まで掲載されているので、これが役立ちました。 -
11:57 Hamburg Hauptbahnhof →12:56 Uelzen
まずは、ハンブルクからウェルツェンまで。メトロノームで1時間。
この列車も2時間に1本しか走っていません。ハンブルク中央駅 駅
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ハンブルクからウェルツェンまでのメトロノームの社内です。こんな風に大きな荷物が沢山(赤いスーツケースは私の物です)で、ほとんどの人が、週末にベルリンへ移動する人達の物だと気が付きました。なんだか、一人勝手に一体感を持ってます。
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悲壮感はありません。旅行ですから、楽しまなくちゃ。この時までは。
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ここからは、写真と関係なく行程を書いて行きます。
12:56 Uelzen 到着が10分以上遅れ13:05の到着。
乗客のほとんどは焦って、ひとつ前の駅から列車の入り口付近に集まってスタンバイ。乗り換え準備です。
13:02 Uelzen → 14:06 Stendal
に乗れるのかな? -
Uelzen駅に到着すると、プラットホームの移動!
皆大きな荷物を持っていますが、エスカレーターなんてありません。エレベーターも待ってはいられません。荷物を抱えて階段を登り降り!私だって同じです!
中には大きな荷物とベビーカーまで階段で移動です!
幸い、次の列車は20分遅れでしたので皆無事に乗り換えできました。 -
13:02 Uelzen →14:06 Stendal (時刻通りではありませんが)ここでまた、一時間の乗車です。
気になるのは次の乗り換えです。
本来なら、30分の余裕があったのですが、もう、その分は十分遅れてます。 -
まあ、仕方がありません。
列車に乗っている間は、外の景色でも見て、旅行気分でいきましょう。 -
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乗客の殆どはみんなベルリンへ行く人達みたいだし。流れに乗っていけば、行けるんじゃない?
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ベルリンの西に広がるドイツの風景。
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そろそろStendalに到着かな、というところで、そわそわしたのは一部の人だけです。あれ?なんだかさっきのUelzenとは違う雰囲気。
14:31 Stendal → 14:56 Rathenow
に乗り換えるんじゃないの?それとも、これには間に合わないから、別のルートを行くのかしら?
不安になりながらも10人ぐらいの人が、この駅で降りました。 -
Stendalの駅。乗ってきた列車が遅れた為、2時間に1本の「超」ローカル線に乗り遅れて、ベルリン行の一行はここで時間待ち。
もちろん、プラットホームの乗り換えは階段です。
ところが、なんだか人数が少ないのです。半分以上の人たちはそのまま「マグデブルク」まで行ったらしい。でも、そこからヴォルフスブルク経由ベルリン行のICEも運休で、結局はここに戻ってきたみたいです。 -
人はいっぱいいるけど、花は売れず。
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ここで、ようやくゆっくりと軽食を取ったり出来ました。周りにはなんにもない「超ど田舎」なところです。←ごめんなさい
-
16:56 Stendal →17:10 Rathenow
なぜ「超ど田舎」か? 列車が2時間に一本しかないし、おまけにその列車が、2両しかないんです。
ベルリン移動組は大荷物な上に100人近くいますから、この列車は日本の通勤電車なみの大混雑!
私は発車30分前に乗ってようやく座れました。
駅員さんも、「もうちょっとつめてください!」を連呼してました。 -
17:10 Rathenow →18:20 Berlin Hauptbahnhof
乗り換えも大変です。列車の車掌さんが「慌てなくてもちゃんと乗り換えられますから、安全に落ち着いて降りてください!」って、叫んでました。ここだけ、ホームの反対側に乗り換えるだけで列車に乗れました。
ようやく、この列車でベルリンに到着します。ホッとしてます。長かったなぁ。
でも、私はそこで落ち着いていられない。19時からフィルハーモニーでのコンサートに行かなくては。
ベルリン中央駅からホテルまでとホテルからの段取りを考えつつ・・・。 -
18:20ベルリン中央駅到着。地下ホームでした。そこから地上に上り、ベルリンの1日券を購入。そこからヨーロッパ広場を突っ切って、10番のトラムに乗車。
ナトゥアクンデムゼウムまで2駅です。 -
雨ですが、気にしない。
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いやぁ、ベルリン中央駅から近いホテルで良かったです!それも、土地勘がある場所で。去年みたいにホテルを探すのでまたまた時間がかかっていたら、大変でしたから!
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ホテルにチェックインして(昨日チェックインするはずだった事情を理解してくれたみたい)、部屋で着替えて、タクシーでフィルハーモニーに着くまでで15分かからなかったです。
19:02 フィルハーモニー到着。一曲目は始まってしまいました。ロビーでモニターを見ながら待ちます。ベルリン フィルハーモニー 劇場・ホール・ショー
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ここでこうやって、コンサートに来れた事に感動!頑張った、私!
いろいろあったけど、運が良かったと思います。
今こうして無事に日本で旅行記を作ってますから。ベルリン フィルハーモニー 劇場・ホール・ショー
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おまけ
こちらは10月9日(月)の朝のニュース番組。
ベルリン中央駅からの中継映像です。月曜日にはほとんどの路線が復旧しました。鉄道の偉い人(?)にインタビューします。 -
ニュースの時間8時代に何回か中継が入って、リアルタイムでインタビューしていたので、左の男性(ドイツ鉄道の偉い人?)もずっとスタンバイしていたみたい。「暇か?」(冗談ですよ)
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この旅行記へのコメント (8)
-
- てつやんさん 2018/01/09 21:54:29
- お疲れさまでした
- ペコリーノさん
あけましておめでとうございますm(_ _)m
今年も宜しくお願いします。
嵐の中、大変でしたね・・・(同情)
でもさすがドイツでしたね!!
救援があって、相当助かったんじゃないですか?
ペコリーノさんも頑張ってベルリンフィルに間に合って良かった♪♪
(一曲目は飛ばしちゃったけど)
またお邪魔します!!
ドイツ行きたくなったてつやんでした
- ペコリーノさん からの返信 2018/01/10 11:50:45
- RE: お疲れさまでした
- てつやんさん、
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
> 嵐の中、大変でしたね・・・(同情)
> でもさすがドイツでしたね!!
> 救援があって、相当助かったんじゃないですか?
そうなんですぅ〜、大変でした。
「2017年 大変だったで賞」をもらいたい気分です。
ドイツって、良い国だなと思いました。
周りの乗客、駅員さん、赤十字の人、TAXIのおじさん、みんな良い人でした。
> ペコリーノさんも頑張ってベルリンフィルに間に合って良かった♪♪
> (一曲目は飛ばしちゃったけど)
ベルリンフィルは最高でしたよ。
てつやんさんも、「物価の安い」ドイツ、特にベルリンへ行ってみてくださいね。
ペコリーノ
-
- ハッピーねこさん 2017/11/23 19:31:36
- 大変なご経験でしたねー!
- ペコリーノさん、こんばんは。
遅ればせながら嵐の影響での大変なご経験、お疲れ様でした。
ツェレからハンブルクへタクシーでの戻り、ハンブルクとベルリンの
ホテルの調整、3回も乗り換えてのベルリン入り・・・。
私はこれまで、飛行機が飛ばない、ドイツ鉄道のスト、などは
ありましたが、ここまでの経験はもちろんなく、自分だったら
どうしただろう・・・?と考えるだけで不安になります。
本当にお疲れ様でした。
でも、ツェレでの一夜は車中泊だとばかり思って読んでいたので、
簡易ベッドであれ宿泊所が準備されるなんて、ドイツ鉄道の対応には
驚きました。素晴らしいですね。
日本では同じような場合、新幹線に缶詰めなんてよく聞きますものね。
ベルリンではこの後いかが過ごされたのでしょう?
続きもドキドキしながら待っております。
ハッピーねこ
- ペコリーノさん からの返信 2017/11/24 10:19:10
- RE: 大変なご経験でしたねー!
- ハッピーねこさん、こんにちは。
メッセージ、ありがとうございます。
前年と同じ旅行先だったので、今回の旅にはこの嵐の経験があって、ある意味「インパクト」があった旅となりました。
あんなに一生懸命ドイツ語のヒアリングに集中したのも良い経験でした。
ツェレの赤十字の人の話では、ハノーファーでは5000人が駅で足止めとなったということで、ツェレの方がラッキーだったと言っていました。本当にそう思います。
小さな田舎町だったからこその、対応だったと思います。
この前日に、「ハノーファーに行ってみようか」と頭をよぎったのですが、行かなくて良かったと思いました。
ベルリンへの行程も、早めに手配すれば長距離バスでの移動もあったと思います。
でも、あえて困難な方を選ばざるを得なかった状態に自分で入り込んでしまいました。
まあ、みんなで行けば、怖くない。
一人旅の私に、団体旅行の様な経験をもらえました。
積極的に仲良くなったわけではありませんが、ちょっと休憩のときに近くの人と話をしたり、かわいい子供に心を癒されたりということが良い思い出です。
そのつけというか、ベルリンでは思いっきり脱力モードです。
ハッピーねこさんのベルリンの旅行記で、精力的に観光されているのとは正反対です。
私が旅行記でベルリンに到達するのは、来年かなぁ。
ということもあって、この旅行記だけ、先にアップしました。
ペコリーノ
-
- moonさん 2017/11/05 15:14:17
- 250ユーロ!!
- ペコリーノさんへ
初めまして。
ご訪問頂いたmoonと申します。
私も巻き込まれた1人ではありますが、ペコリーノさんに比べたら
全然マシだわ。
過去を振り返りたくない人間なので、あのトラブルの事は全然調べなかったし、どのくらいの範囲でトラブルが出てたか知らなかった・・・・・北は大変な事になってたんですね。
ペコリーノさんの旅行記読んで、初めて知りました。
私は幸い、南の方での旅でしたから、次の日は予定していた列車がキャンセルされてただけで、とくに大きな出来事がなく旅が続行できました。
それにして、本当に大変でしたね。
コンサート、なんとか間に合って良かった。
私までドキドキしていました。
タクシー代250ユーロは、仕方ないのでしょうが、悲しい値段。
ペコリーノさん、本当に頑張った!!
同じ1人旅をする人間としては、異国での対応と判断、
花丸をあげたいです。
moonより
- ペコリーノさん からの返信 2017/11/05 15:38:08
- Re: 250ユーロ!!
- moonさん、こんにちは。
メッセージありがとうございます。
なんだかすいません。勝手に一人で盛り上がってしまい、自分の旅行記に誘導してしまって。
あの晩、考えていたんです。日本人で女の一人旅でこれに巻き込まれたのって私だけなのかなぁと。で、moonさんの旅行を見つけたのです。
まあ、これは私が気がつくのが遅かっただけの話で、タクシーの話とかは、夜のうちに何個かあったのです。それを見送った報いです。
でも、日本だったら翌朝からローカル線は復旧するか、代替バスを出すとかしそうじゃないですか。それを期待してたのですが。
実際、2014年にストライキでICEがキャンセルされたときには、ライプツィヒからベルリンまで、代替バスに乗った記憶があります。
ドナウ川が氾濫した時も…なんか私、いろいろ思い出して、結構トラブルに強いかも?
そんなわけで、この場合も平気だったのかもしれません。
あ、でも、250ユーロはかなり痛いので、年末まで出費は引き締めます。
ペコリーノ
-
- frau.himmelさん 2017/11/03 20:41:25
- 大変でしたねーー
- ペコリーノさん、本当に大変でしたねー。
うわー、うわー、よくぞあそこまで頑張ってーーって、ため息をつきながら拝見しました。
ベルリンフィルに間に合ったのですね、よかった ほっ!
ペコリーノさんが、この日の分だけでも早くアップしたいとおっしゃった気持ちが判りました。
それに比べると私のXavier修行なんて軽いもの。
5日、6日はベルリンにいましたので、まあいろいろ交通網の麻痺で大変は大変でしたけど。
7日はペコリーノさんと反対に、ベルリンからブリュッセルまでの移動の日でした。
やはりいろいろありました。
でもお互いにこうやって無事日本に帰ってくることができたのですから、旅は成功でしたね。
himmel
気持ちが
- ペコリーノさん からの返信 2017/11/03 20:52:48
- Re: 大変でしたねーー
- frau.himmelさん、こんばんは。
そうなんです!結構大変でした。私がもう少し頭の回転が早ければ、こんなことにはならなかったのに、とは思いましたが、それはそれで貴重な体験をしたので、まあ、いいかと。
これだけは、忘れないうちに早めに作っておきたかったのです。
ドイツの皆さんにも感謝したくて。
でも、これだから旅はやめられませんね。
ペコリーノ
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