2017年晩秋のハンブルク、ベルリンへ　その８　ツェレの観光、ツェレ城内の見学。

2017/10/05 - 2017/10/05

10月5日（木）
ツェレへ日帰りで出かけます。
日帰りのつもりだったのですが、嵐の影響で鉄道が全面的にストップ、ハンブルクに帰れなくなりました。
https://4travel.jp/travelogue/11293632

それはそれは大変でしたが、前半はそんなことになるとはつゆ知らず、普通に観光してました。
ツェレ城内もしっかり見学。
早めに帰ろうと大急ぎで駅に戻ったら、足止め。こんなことなら、もっとツェレの旧市街をたっぷり見ておけば良かった。けれど、駅から旧市街までは徒歩２０分ほど。引き返すには面倒な距離です。

9月30日（土）羽田空港から出発～ミュンヘン～ハンブルク
10月1日（日）ハンブルク観光
10月2日（月）ハンブルク観光～リューネブルク観光
10月3日（火）シュベリーン観光
10月4日（水）ハンブルク観光
★10月5日（木）ツェレ観光～トラブル発生！（ツェレ泊）
10月6日（金）ハンブルク滞在
10月7日（土）ハンブルク→ベルリン移動
10月8日（日）ベルリン観光
10月9日（月）ベルリン観光
10月10日（火）ベルリン観光～ベルリン～デュッセルドルフ～成田
10月11日（水）成田到着

エリア ツェレ(ドイツ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

10月5日（木）
今日はツェレまで行きます。
2段目の9:57発ユルツェン行きに乗ります。私にしては早い出発。
なぜなら、今日は早く帰ってテレビでドイツのワールドカップ予選を見るのだ～と思っていました。ドイツのワールドカップ出場が決まる試合です。

ハンブルク中央駅 駅

メトロノームの車両。お天気は良くないですが、まあ、1時間乗ってればそのうち何とかなるだろう・・・と。

ハンブルク中央駅 駅

ニーダーザクセンチケット。23ユーロでICEは乗れませんが、ローカル線でハンブルクからニーダーザクセン間は1日乗り放題。現地のバスやトラムにも乗車できます。平日は9時以降の出発から利用できます。

ユルツェン駅。ここで列車を乗り換えます。
なんだかおとぎ話のお城みたい。
帰りに時間があったらゆっくり見よう、なんて思ってました。
旅行中の「後で」はもう二度とやって来ないことを身に染みて感じました。
調べてみると、万国博覧会「エキスポ2000」の事業で、フンデルト・ヴァッサー様式で建てられた駅とのことです。

外見も変わってますが、乗り換えの連絡通路もこのテイストで統一されています。
う～ん、もうちょっとじっくり見てみたかった・・・。
この駅を見るために、観光客が沢山やって来るそうです。私の見る限りでは、それほど観光客はいなかったような気がしますし、写真を撮っているのも私だけ。

これだけ写真を撮っただけでも、良かったと思いました。
詳しくは、こちらで↓
http://www.hundertwasserbahnhof.de/

ここから列車をハノーファー行きに乗り換えて、ツェレに向かいます。

ツェレの駅に到着しました。

駅と旧市街の距離が離れているので（徒歩20分）帰りの列車を確認するために写真を撮っておきました。
まあ、これは後で無駄になるんですけど。

さて、駅から歩いて20分。木組みの建物が並ぶ旧市街にやって来ました。

お昼時ではありますが、時々雨が降ったりしているので、人通りはまばら。

いろいろお店も見てみたいな～とおもいつつ。

木組みの家が写りこむショウウインドウ。

ときおり、青空が見えてきています。そのうち天気がよくなるかな、と期待させる雰囲気。素敵な家並みです。

一つ一つをしっかり見てみたいですが、なかなかそうもいかず。

木組みの家の細部の彫刻やドアなどどこを撮っても美しい。

素敵な看板ですが、どうも、この書体が読めなくて・・・
1851年にできたレストラン、らしい。

こういう場所は、広角で撮れるスマホのカメラが便利です。

ここから、ツェレ城に向かいます。
お天気が良くないので、城内を見学して、天気の回復を待ちます。
ツェレ城を背中にしてみた街の建物。

こちらが、ツェレ城

ツェレ城 城・宮殿

青空に白い壁が映えます。

ツェレ城 城・宮殿

チケットを買って、早速見学。
ガイドツアーもあるようですが、私は勝手に見ることにします。
ガイドツアーは時間がかかりますしね。ドイツ語の勉強にはなると思うのですが。
比較的小さい部屋に区切られています。

ツェレ城 城・宮殿

ここはその中で一番大きな部屋でしょうか。その割にはちょっと地味かなぁと思っていました。大ホールです。

ツェレ城 城・宮殿

壁を飾る絵画もなかなか素晴らしい。

ゲームの部屋。

バックギャモン。と言う名前は知っているけど、ゲームのやり方は知りません。

次のフロアに行くと、そこにいた男性に呼び止められ、チケットをチェックされ、そして、スリッパを履くように言われます。
このようなスリッパを靴の上からはいて、見学します。
床を傷つけないためなのでしょうね。でも、すべる～。

それぞれ、部屋ごとに壁の色が分かれています。

今まで見てきたお城の中で、ある意味リアリティがあるというか、豪華すぎず、地味すぎず、そこそこメルヘンチックで、「城」のイメージを崩さない感じです。

ベッドが置かれています。客間でしょうか。

ガイドツアーを追い越して見学しました。ああ、でもちゃんと説明も聞きたい気もする・・・。

暖炉の上の彫刻。

なかなか落ち着く部屋。

これは侍従等が控えている部屋でしょうか（想像）
私はここに棲めますけどね。

お化粧の部屋？

テーブルの象嵌細工がきれいですね。

立派な絵画もたくさんあります。

こういう絵は美術館でしか見たことが無かったのですが、本来はこうやってお城に飾ってあるものなんですよね。

美しい人ですね。

お、この部屋のシャンデリアは。

シェーンブルン宮殿等で見た、マイセンの陶器でできたシャンデリアですね。絶対自分では欲しいと思わないけど、素敵ですね。
お掃除とか大変そう。（←侍女の気持ち）

ここはお花のモチーフの部屋みたいです。

ピアノ、ですね。
そういえば、今はなんでピアノはみんな黒いんでしょうね。

タペストリー。かなり大きいです。

ツェレ城の模型。これで全体の雰囲気がつかめるかと。

こちらは中庭

ツェレ城 城・宮殿

勲章コレクション。

勲章コレクションその２

軍服コレクション。

軍服コレクション。

軍服コレクション。

帽子コレクション。

ツェレ城からの眺め。

ツェレ城の見学を終わって、市庁舎前の広場に出てきました。

でも、この時すごい突風が吹いて、なにか怪しい雰囲気。
広場にも人影はまばらです。

ということで、カフェに入ることにしました。博物館からつながっているようですが。

ボーマン博物館のミュージアムカフェに入ります。ところが私自身はこの時、何のミュージアムなのかさっぱりわかってませんでした。でも、素敵なお店です。
昼食に「かぼちゃのスープ」を注文。パンもついています。これなら、後でケーキが追加で食べられるぞ。

かぼちゃのスープとパン。
ドイツのメニューって、ちゃんと何が入っていて、どんなパンがついているかとか、説明が書いてあるんです。

のんびりとランチ、と言う雰囲気。

後でケーキを食べようと、ショーケースを見に来ました。
ショーケースはこんな感じ。迷う～。

右端にあるチョコレートもなかなかおいしいそう。

チェリーのケーキ。これ、おいしい！中はバタークリームとチョコレートチップです。でもそんなに甘くない。

これは紅茶のカップです。外側はプラスチックで、2重構造になっていて、お茶が冷めにくく、カップを持っても熱くないです。
よくある、コーヒーのタンブラーのような仕組みかな。

さて、木組みの家を見て周ります。時間が無いので、大急ぎで写真を撮る。

お店の中にも入って見たかったけれど・・・

雨は止んでいるのですが、風が強く吹いています。

市庁舎。

市庁舎 (ツェレ) 建造物

木組みの家の細部の装飾がすごいですね。
そして、これが何百年も残っているのがすごい。地震の無い国っていいなぁ。

市庁舎の建物（左側）です。

駅に戻ります。

ツェレ駅前。青空も見えているのに・・・

ツェレ駅に戻ってきました。
ツェレの駅にはライトアップアートがあちこちにあります。

列車がストップしてしまい、駅での時間が長くなったので、この写真でも撮ることに。

列車が完全にストップ！さて、どうする？どうなる？
続く↓
https://4travel.jp/travelogue/11293632

この旅行記へのコメント （2）

• ハッピーねこさん 2017/12/23 21:19:36

  ツェレ城、素晴らしいですね

  ペコリーノさん、こんばんは。
  ツェレは昨年訪ねました。お城には入らなかったのですが
  内部や調度品、絵画、どれも素晴らしいですね！
  入ってみればよかったです。
  あの木組みの街並みは圧巻ですよね。
  ほんと、保たれているのがすごいですよね。
  このあと、あの大変な一夜となるわけですね・・・。
  本当にお疲れ様でした。

  ペコリーノさん からの返信 2017/12/24 15:05:11

  Re: ツェレ城、素晴らしいですね

  ハッピーねこさん、こんにちは
  
  お天気が良くなかったので、ツェレ城の中を見学することになりました。本当は木組みの家をじっくりと見てみたかったのですが、帰りの列車の時間が気になったので、あまり見られなかったのです。
  でも、列車がストップするんだったら、もう少しじっくり見たかったと思いました。
  機会があったら、もう一度訪ねてみたい町です。
  旅にはいろいろなことがありますけどね。
  
  ペコリーノ