ロンゴバルド浪漫とロマネスク教会をたずねて（ﾌﾟｰﾘｱ･ﾊﾞｼﾞﾘｶｰﾀ･ﾓﾘｰｾﾞ･ｶﾝﾊﾟｰﾆｬ)[1]ビトント、ルーヴォ･ディ･プーリャ　　

2017/09/13 - 2017/09/24

2011年「イタリアにおけるロンゴバルド人の支配地」が世界遺産に登録された。その中の遺跡のひとつチヴィダーレ・デル・フリウリのテンピエット（小神殿）に初めて行ったのは2014年。その美しさに感動し、ロンゴバルトに魅かれていった。
今年の５月には、ウンブリア、スポレートに近いクリトゥンノのテンピエット（小神殿）に行くことができた。
そして今回、モンテ・サンタンジェロ、ベネヴェントなどロンゴバルトに因んだ場所に行くことができた。
9/13東京発22:55パリ着4:30
9/14パリ発6:30ローマ着9:55
ローマ発11:00バリ着11:26
9/15カステルメッツァーノ
９/16ポテンツァ
9/17モンテサンタンジェロ
9/18テルモリ
9/19カンポバッソ
9/20ベネヴェント
9/21カゼルタ
9/22ナポリ
9/23ナポリ発11:25　ローマ着12:20
　　ローマ発15:15　成田着10:30
＜トラーニ・バーリ編＞https://4travel.jp/travelogue/11287591
＜カステルメッツァーノ編＞https://4travel.jp/travelogue/11289364

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 5.0

空港で荷物チェックに掛かり時間ロス。
以前は到着地ではそのまま出れたと思うけど昨今のテロのせいでしょうか？
バーリパレーゼ空港から鉄道FR2で約30分、バーリチェントラーレに到着。

駅から徒歩6分位の今夜のB & B 。
スタイリッシュでしょう？

計画では鉄道で行くつもりだったけど、さっきのロスタイムもあり、乗り継ぎ等本数も少ないので初日からタクシーで、まずはビトントへ。
旧市街は小路が迷路のようでドライバーもナビを使ってもなかなか近くに行けず、とりあえず近くのこの広場で降車。

塔はアンジュー家が建てたもの。（フリードリヒ2世の息子マンフレードを倒してフランスのアンジュー家が南イタリアを支配した）
グーグルマップで見た景色。
予習しといて良かった。だいたいの方向をめがけて小路へ。
（ストリートビューは無かった）

ビトントの路地をパチリ。もう少しすさんだチェントロを想像してたけど思いの外、きれい。また散策に来たいな。

塔もみえるし、この路地が怪しい。

迷路のような旧市街の中心･･･見つけた！
カテドラーレ・ディ・サンタマリア・アッスンタ聖堂。

ビトントは、ロンゴバルト時代には離宮が置かれた町で、後にフリードリヒ２世の居城も築かれた。このサンタ・マリア・アッスンタ聖堂は、1085年ロベール・ギスカールが着工したものでプーリアロマネスクの典型。

ロベス・ギスカール：南イタリアのノルマン公国を築いた英雄。ビザンツの皇女によると眼は火花を放つ美男だったらしい。

ところが、あっ閉まってる？空港でのロスタイムが痛かったのか、事前に調べた開館時間と違うことも多いのでわからないけど、残念!!
この写真では切れちゃったけどアーチのトップには神の象徴ペリカン。

本当はこんな素晴らしい説教壇の彫刻が見れたはずなんだけど(涙)
ドイツのシュタウフェン朝の王たちで右から２番目が八角形のカステルデルモンテで知られるフリードリヒ２世。（１３C初）
こちらは私物の本から。

そしてクリプトの柱頭には、こんな可愛いほっこり君たちに会えるはずだったんだけど。左上は人、左下は牛、右下は天使。（１１~１２C）こちらも私物の本から。

気を取り直して･･･
でも外側を見るだけでも素晴らしいので。
だってずっと来たかったんだもん。
まずは、タンパン。

中央のキリストがアダムの腕をつかんでいて冥府下りの場面。アダムの横にいるのはヱヴァ。キリストの左、王冠を冠り三角のものを持っているのはダビデ王。
冥府下りはイエスが死んだのち、冥府に下りサタンに打ち勝ち、アダム以来の義人たちを復活させるという話で死に対するキリストの勝利を表すが、これは東方キリスト教では大事なテーマであっても西側ではあまり描かれない主題だそう。
ビザンチンの影響を感じる。

拡大して。
ラントー（まぐさ石）には左から受胎告知、エリザベト訪問、東方三博士の礼拝、神殿奉献。

顔が溶けちゃってるライオン。

柱の上には、グリフィン。

少し見にくいので、本から。アカンサスの葉をモチーフにした 浮き彫りが素敵。

こちらは、ファサードの左の扉。

そしてこちらは、右側の扉。

遠景は、こんな感じ。広場は家々の中にあって、あまり広くない。
聖堂正面に塀を立てるのは（低いベンチみたいに見える）ロンゴバルトならではのスタイルだそう。

隣の邸宅も古そう。

なかなかいい感じ。窓フェチとしてはアップで見ないと。

そしてそしてこの側面の柱頭彫刻を楽しみにしてきたの。

拡大して写るかしら？
結構、高い。

ひとつひとつ模様が違う。
二番目には、鳥さん？

牛さんもいる。隣には双子の怪物みたいなのも。

ちょっと見にくいのでこちらは私物の本から。

そしてここは、オールスターズ。人面鳥みたいのとか面白いね。

ここもなかなか楽しいメンバーが。

側面のアーチも美しい。

側面の薔薇窓。中から見るとどんな光が入るんだろう。

カテドラルに集中して、この記念柱よく見て来なかった。

金網越しに装飾を覗く。

クロス部分にキリストでしょうか？

広場に面した邸宅。

窓のところの装飾が豪華、当時の貴族の館でしょうか？

大聖堂西側入口。
昼下がり、カフェでくつろんでいる人たちがいた。

ライオンが支える柱の上にペリカンが。ペリカンは善良な信者の象徴だそう。
一方、ペリカンは自分の胸をつついてその血で子を養うことから自己犠牲のシンボル、キリストのシンボルともされているそう。

ライオンは、キリストを表したもので蛇の尻尾を持つ有翼の怪物と してあらわされている悪魔を押さえ込んでいる図とのこと。
その下にいるのは貴族なのか聖職者なのか？神の下ってこと？

最後にお別れにもう一度、ご挨拶。
外側だけでもとても素晴らしかった！
中に入れなかったので12時前に来れるようにリベンジね。

さあタクシーの待つ広場に戻ろう。

帰り道にあった古い邸宅、覗いてみよう。

南イタリアは、文明の交差点、扉の中の豪華な中庭はイスラムの香り。

次に訪れたのは、ルーヴォ・ディ・プーリャの町のカテドラル。（12~13C）バーリのサン・ニコーラ教会をモデルにした、プーリアロマネスク様式。
バスだったら時間切れだったけどタクシーを使ったので、行くとことが出来た。
このファサードの印象的なフォルム、ずっと気になってたんです。
黒ずんだ写真が多かったので白く塗り替えて補修したのね。

中央扉から上に目を向けるとバラ窓の下に二連の美しい窓があり、そのリュネッタ部分には踊るような様子でドラゴンを踏みつけにしている陽気な大天使ミカエルがいる。

バラ窓のすぐ上に謎の人物が鎮座しているがフェデリコ2世とする説もあるようだが、大方は主な出資者であった地域の貴族とされているよう。

この素晴らしい扉口の装飾。あっでもここも閉まってる！
中途半端な時間になっちゃったから仕方ない。また来れるかな…
ルーヴォがノルマンの支配下 にあった時期に建てられたため、地域の建築に加えて、北方の様式がかなり取り入れられているそう。農民のロマネスクの傑作（capolavoro del romanico contadino)と言われているそう。

ライオンの背に乗った柱があり、その上にグリフィン。このスタイル、プーリアではよく見られるそう。

グリフィン。（鷲の頭と翼のついたライオンのような姿の怪物）

ライオン（神？）は溶けてオットセイのよう。

アーキボルト部分の装飾が美しい。
一番外側には、びっしりと聖人が並んでいる。その中央部には、オリーブの枝を持った二人の巡礼者、聖母と洗礼者ヨハネに囲まれてキリストがいる。
そしてすぐ内側のアーチ、ほとんど境界のないアーチ部分には十二使徒が並んでいる。

鷲のところはコムーネのマークでしょうか。

向かって右の扉。

向かって左の扉。いずれも植物柄の装飾が美しい。

右の奥の方に教会とは完全に分離して鐘楼が建っている。これは11C建造、おそらくかつての市壁の塔が元になって いるものと考えられているそう。

この屋根の線に従った装飾も面白い。

顔もあったりする。

念願かなって記念に。
この後トラーニに行き、時間短縮できた分、バーリの散策もできた。

この旅行記へのコメント （14）

• ことりsweetさん 2017/10/17 00:17:17

  アイボリーホワイトの街

  マリアンヌさん、こんばんは。
  
  今回訪れた教会など建物の彫刻、
  可愛いですね。
  ラインがほのぼのとしていて
  大聖人といわれる姿もなんだかふっと
  微笑んでしまうようなゆるさ。
  色が少ないのもいいですね。
  ほとんどミルクベージュのワントーンで
  癒される感じです。
  
  私が今回いった国の教会とか
  装飾、絵など色鮮やかで華やか。
  対照的です。
  マリアンヌさんお気に入りのフレスコ画も
  柔らかい色合いで素敵～
  
  宿泊されたB&Bもいい感じに
  暮らすような雰囲気のいいお宿ですね。
  
  逃したところもまた次の機会に
  観たいスポットを再訪していくっていいですね。
  旅を続けることでまた別の発見がありますね。
  そんな旅ができてうらやましいです。
  
  ことりsweet
  
  
  
  

  マリアンヌさん からの返信 2017/10/20 20:07:07

  Re: アイボリーホワイトの街

  ことりさん、こんばんわ。
  
  ご無沙汰しています。
  ご訪問ありがとうございます。
  ますますマニア旅になって教会めぐりです。
  プーリアロマネスクは、青い海、青い空に白が映えます。
  でもずっとくすんでボロかったのをだんだん修復したようです。
  
  ことりさんはバルト三国に行かれたのですね。
  私はまだ行けてなくて…拝見させていただきますね。
  
  B&B、モダンでオーナーもとてもいい感じでした。
  そしてお手頃価格でした。
  
  電車・バス旅が基本なので見損ねる場所が多くて…
  教会は午前でないと開いてないし、リベンジできるかな。
  
  いつもたくさんご旅行されてることりさん、羨ましいなぁと思ってます。では、また。
  マリアンヌ

• ももんがあまんさん 2017/10/03 23:38:15

  もう一度行きたいプーリア

  　今晩は、マリアンヌさん。
  
  　イタリアの田舎のロマネスク、興味深く拝見・・・キリストの「冥府巡り」なんて、なかなか、西ヨーロッパでは見られませんわね・・・グリフィンにペリカンに、顔が解けてオットセイになったライオン・・・古い教会の多いイタリアには、ホント、多いですね・・ハハ・・
  
  　タイトルを見ると、カステルメッツァーノとか、モンテ・サンタンジェロとか、今度行くときが有ればと、ワタクシがチェックしていた町や村も入ってますね・・・これから先が、とても興味深々です・・・
  
  　　　　　　　　　　　　　　　by ももんがあまん

  マリアンヌさん からの返信 2017/10/03 23:57:20

  RE: もう一度行きたいプーリア

  ももんがあまんさん、お久しぶりです。
  
  猫ちゃんは元気かしら？
  イタリアの田舎のロマネスク、フランスのように洗練されてはいませんが、なかなかいい味出してるでしょう？
  キリストの「冥府巡り」なかなか、西ヨーロッパでは見られないのですね？
  グリフィンにペリカンに、顔が解けてオットセイになったライオン・・・フフフうけますよね。
  
  はい、念願の場所に無理に線を引っ張って行ってきました。
  続きご覧いただけると嬉しいです。
  
  マリアンヌ
  

• Keiさん 2017/10/01 15:52:06

  プーリア、すごい

  マリアンヌさん、こんにちは
  
  アブルッツォ・ウンブリアからいつの間にやらプーリアですか。行動力が半端ないですね。プーリアロマネスク、素晴らしいですね。個人的にはビトントの方が惹かれます。中を見たかった所ですが残念でしたね。バーリから近いのでリベンジ可能ですよね？
  
  タイトル見るとモリーゼ州まで行ってるのですね。この州も全く知識がありませんので楽しみです。マリアンヌさんもしかしてイタリア全州制覇ですか？
  後を追いかけるのが大変です！
  
  Kei

  マリアンヌさん からの返信 2017/10/01 17:02:49

  RE: プーリア、すごい

  keiさん、再び〜
  
  > アブルッツォ・ウンブリアからいつの間にやらプーリアですか。行動力が半端ないですね。プーリアロマネスク、素晴らしいですね。個人的にはビトントの方が惹かれます。中を見たかった所ですが残念でしたね。バーリから近いのでリベンジ可能ですよね？
  
  →今年はスペシャルです。５月はイタリア在住の友達の車で、今回は自力です。
  　ビトントは、古寺巡礼等の本やネットで見ていて以前からずっと行きたかったんですが、今回の日程では午後しか行けず閉まってました。
  次にプーリャに再訪できればバリ近郊なのでリベンジできるかな？
  
  > タイトル見るとモリーゼ州まで行ってるのですね。この州も全く知識がありませんので楽しみです。マリアンヌさんもしかしてイタリア全州制覇ですか？
  
  →モリーゼ、あまり行かないですよね。で行ってみましたがとても良かったです♪
  まだトレンティーノ・アルト・アディジェ州、カラーブリア州、サルデーニャ州は未踏ですよ。
  
  では、また。
  マリアンヌ
  

• るなさん 2017/10/01 11:33:39

  改めてお帰り～

  マリアンヌさん、Buongiornooo♪
  
  ローマでのトランジット、1時間で怖くなかった？
  今度のバーリ行きは単体で取ったんだけど、早く現地には着きたいから1時間ってパターンもあったんだが、荷物ピックアップもしなきゃだし心配でその後の便にしちゃったよ～
  
  バーリのB&B、カッコいいねぇ♪
  いつもながらの歴女マリアンヌさんが発揮された旅となったことでしょう（笑）マリアンヌさんもめておら☆さんもすごいよね。
  私には絶対ない雑学歴学が素晴らしい！！
  
  生き物をモチーフにしたレリーフが圧巻ね。
  こういう物を見るとあぁヨーロッパ！って思いますね～
  でも、この前旅してきたフランスの様子とは全く別のヨーロッパの顔が伺えて楽しいわ♪
  プーリアってほとんどモノトーンな世界だもんねぇ。これはこれですごくいいな。
  
  これから始まるマリアンヌ女史の南伊、お勉強させて頂きます（笑）
  
  るな

  マリアンヌさん からの返信 2017/10/01 16:41:35

  RE: 改めてお帰り?

  るなさん、Ciao☆
  
  早速のご訪問ありがとう。
  
  > ローマでのトランジット、1時間で怖くなかった？
  > 今度のバーリ行きは単体で取ったんだけど、早く現地には着きたいから1時間ってパターンもあったんだが、荷物ピックアップもしなきゃだし心配でその後の便にしちゃったよ?
  →早朝だしアリタリア同志だし、荷物は最終地バリでピックアップだったから、まあ大丈夫かなと…結局ローマ発が乗る航空機の到着が遅れて出発が30分位遅れたんだけどね。
  
  > バーリのB&B、カッコいいねぇ♪
  →なかなか良いでしょ？手作りのシフォンケーキなんかも付いた朝食付きで60ユーロ安くない？
  
  いやぁ〜歴女の件は、お恥ずかしい限りなんで…
  四国札所巡りというか古寺巡礼ですから（笑）
  
  > 生き物をモチーフにしたレリーフが圧巻ね。
  > こういう物を見るとあぁヨーロッパ！って思いますね?
  > でも、この前旅してきたフランスの様子とは全く別のヨーロッパの顔が伺えて楽しいわ♪
  →変顔やほっこりモチーフ好きなんですよ。
  
  > プーリアってほとんどモノトーンな世界だもんねぇ。これはこれですごくいいな。
  →緑溢れ、水辺がキラキラしているノルマンディーとは別世界だよね。
  フランスも行きたいんだけど、語学力がないのでなかなか腰が上がらなくて（汗）
  
  よろしければまた覗いて下さいね。
  マリアンヌ

• クリスさん 2017/10/01 05:46:50

  プーリアロマネスク

  ロンゴバルト浪漫とは素晴らしいネーミングですね。そして訪問地が素敵です。
  カステルメッツァーノやポテンツァ、ベネヴェント、カゼルタはまだ行った事がないので、大いに期待します。
  ビトントは以前の旅行では時間的に厳しくて立ち寄れず、ルーヴォだけ見てます。どちらか取れといわれるとルーヴォの方が異形なので。プーリアロマネスクはノルマン、アラブ、ビザンティン等の各様式が混ざり合った物なので、とても面白い。興味が尽きないですね。
  

  マリアンヌさん からの返信 2017/10/01 09:44:26

  RE: プーリアロマネスク

  クリスさん、こんにちわ。
  
  コメント頂きありがとうございます。
  ネーミングの件、ちょっと恥ずかしいですね。大きくでちゃいました。
  訪問地は、少し無理に線を引いたので大変でしたけど、無事まわれて良かったです。
  
  ビトントは14:30までという情報もあったのですが、午前中までだったようで残念ながら入れませんでした。バリ近郊なのでもしもプーリヤ再訪の機会があればリベンジしたいです。
  
  ルーヴォは時間的にあきらめてたのですがタクシーを使ったので外観だけでも見れて満足でした。私も異形なルーヴォには心魅かれます。
  ノルマン、アラブ、ビザンティン等の各様式が混ざり合った文化の融合、素敵ですね♪
  
  また続き見ていただけると嬉しいです。
  マリアンヌ
  

• Michyさん 2017/10/01 00:18:42

  イタリア…でしたよね？

  マリアンヌさん、おかえりなさ～い。
  
  ビトントの旅行記、イスラムの雰囲気が漂って思わず旅行先を再確認。
  イタリアなんですよね？
  
  以前スペインはアルハンブラ宮殿で観たことがある様な、美しく精巧な扉口に目を奪われました♪
  
  ストリートビューが無いような場所、未踏の地に自力で行く苦労は、良くわかります。　イタリアのマニアックな場所はほとんどマリアンヌさんの旅行記から教えてもらってますし！
  
  大変な思いをしても辿り着けた時の喜びや達成感、本で見て想像していた以上のものに出会えた時の感動を探しに旅に出てしまう…自分の旅を重ねながら拝見しました。
  
  閉まっていた扉、その後中に入れたのでしょうか？　　　
  気になります。
  
  Michy
  
  
  

  マリアンヌさん からの返信 2017/10/01 09:20:18

  RE: イタリア…でしたよね？

  Michyさん、おはようございます。
  
  > ビトントの旅行記、イスラムの雰囲気が漂って思わず旅行先を再確認。
  > イタリアなんですよね？
  > 以前スペインはアルハンブラ宮殿で観たことがある様な、美しく精巧な扉口に目を奪われました♪
  →その感覚、バッチリです。プーリャロマネスクは、ビザンチン・ロンゴバルト・ノルマン・サラセンなどの文化が混じってるので。
  
  > ストリートビューが無いような場所、未踏の地に自力で行く苦労は、良くわかります。　イタリアのマニアックな場所はほとんどマリアンヌさんの旅行記から教えてもらってますし！
  →Michyさんこそ、英国のカントリーハウスはじめ、地図の届かない地を歩いてますよね！
  
  > 大変な思いをしても辿り着けた時の喜びや達成感、本で見て想像していた以上のものに出会えた時の感動を探しに旅に出てしまう…自分の旅を重ねながら拝見しました。
  →ウンウン、そうです。
  　自分の足でたどり着く喜びがあるんですよね。紆余曲折がある時もあるけど、そこも含めて楽しまないとね。この眼で見ると感動が違いますよね。今はスマホでもPCでもすぐに画像が見れる時代になったけど。
  
  > 閉まっていた扉、その後中に入れたのでしょうか？　　　
  →ビトントは14:30まで説もあったのですが、やはり午前中までだったようで夜は開いたかもしれないのですが、バリに戻る予定もあり今回は断念。
  ルーヴォはタクシーだったから閉まってると思いつつ、オマケでした。
  
  では、また。
  マリアンヌ
  

• めておら☆さん 2017/09/30 20:51:55

  ＵＰ早っっ！！

  マリアンヌさん、こんばんは～！
  
  てか・・・ほんとに旅行記ＵＰするの早いよね。「えっ、もう？！」ってビックリしてしまった。Brava！
  
  なるほどぉ、ロンゴバルドに因んだ町を巡る旅だったんだね。ビザンティンの要素も入ってるんだっけ？マリアンヌさんビザンティン好きだもんね。
  私はあまり詳しくないので、これからまた旅行記で勉強させてもらいますね♪
  
  おっ、早速プーリアロマネスクの大聖堂！・・・って、中に入れなかったんだね、残念～。開館時間てネットとかで調べてもあてにならなかったりするし、こればっかりはその時の運もありますよね・・・
  でも、フェデリーコ2世の彫刻が見られるはずだったんだね。ますます残念！！
  タンパンのレリーフは素晴らしいね。アルタムーラのドゥオーモのもすごかったけど。
  『顔が溶けちゃってるライオン』←この表現は笑った(^^)
  それにしても、側面までが美しい聖堂だね。アルタムーラのドゥオーモも側面が美しいと思ったけど、ここのはそれ以上！アーチが無数に連なるのって、見てて目に楽しいから好き。でも、拡大するとひそかに変顔やゆるキャラのオンパレードだったのねぇ！私好みだわ♪
  
  『ペリカンは自分の胸をつついて　その血で子を養うことから自己犠牲のシンボル、キリストとのシンボルとされているそう。』←これ初めて知った。ペリカンがキリスト教と深い関わりがある生き物だったなんてねぇ。宅急便のイメージが強かったもんだから(^^;)
  それにしても、自己犠牲なんて健気じゃないですか(T_T)
  これから教会めぐりするときは、ペリカンくんいないか探してみよう。
  
  ルーヴォ・ディ・プーリャの大聖堂もファサードが美しいね。バーリでサン・ニコラ見て来たけど、それより素敵だと思った。
  ここも扉口の装飾が繊細だね。よく折れないなって思うくらいの細い円柱ついてるし。
  『ライオン（神？）は溶けてオットセイのよう』←また溶けてんの？！しかもオットセイ、または”銘菓ひよこ”と化してるなんて(笑)
  ここも中に入れなかったのはホントに残念だったね・・・午前中しか開いてない教会もあるし、こればっかりは現地に行って見ないとわからないもんね。
  やっぱり入れないことを前提で行って、入れたらラッキー♪くらいに思ってた方がいいのかもな・・・
  
  では、また続編楽しみに待ってますよ～
  
  めておら☆

  マリアンヌさん からの返信 2017/10/01 00:18:26

  RE: ＵＰ早っっ！！

  めておらさん、こんばんは☆
  
  めておらさんこそ早々と覗いてくださってありがとう♪
  何でしょうか、仕事癖がついちゃって…
  友達は「アンタはマグロだから（止まると死んじゃう回遊魚）」と言いますけど（笑）
  
  そうなんです。ロンゴバルドに魅せられてちゃって…
  私も詳しくないのでネット検索して事後学習かな。
  
  プーリアロマネスク、いろいろ混ざってていい感じ。歴史そのものだよね。
  ビトントはもう少し開いてると思ってたんだけど午前中だけだったよう、リベンジだわ。
  あちこちフェデリーコ2世が出てきて楽しいね。
  
  アルタムーラのドゥオーモの形、似てたね。
  > 『顔が溶けちゃってるライオン』←この表現は笑った(^^)
  →よくいるよね、このタイプ！
  
  > それにしても、側面までが美しい聖堂だね。アルタムーラのドゥオーモも側面が美しいと思ったけど、ここのはそれ以上！アーチが無数に連なるのって、見てて目に楽しいから好き。でも、拡大するとひそかに変顔やゆるキャラのオンパレードだったのねぇ！私好みだわ♪
  →めておらさんも絶対好きだと思った！ゆるい感じがいいよね〜
  
  ペリカンの件は、ネットで調べた受け売りデス。
  宅急便のイメージが強かったもんだから(^^;)→ハハハそうだよね〜
  チョコボールとか、アレはペリカンじゃないか？
  
  ルーヴォ・ディ・プーリャの大聖堂もファサード、いいでしょう？形が面白いよね。
  バーリのサン・ニコラは大聖堂だから。比べると小ぶり。
  
  ここも扉口の装飾が繊細だね。よく折れないなって思うくらいの細い円柱ついてるし。
  『ライオン（神？）は溶けてオットセイのよう』←また溶けてんの？！しかもオットセイ、または”銘菓ひよこ”と化してるなんて(笑)
  →うんうん、確かにひよこを思わせる！（ウケるぅ）
  
  また遊びに来て下さいね。
  マリアンヌ