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6月の中旬、以前から訪れたかった男鹿半島へ。<br /><br />男鹿半島は、1998年に旅をして以来だ。<br />その時の寒風山や入道崎の景色が忘れられず、ずっと再訪を考えていたが、いつしか時が経ち。<br />理由のひとつが、男鹿半島の交通の不便さだった。<br /><br />ところが、昨年から、主要な場所を繋ぐ乗り合いタクシーが運行を開始し、かなり便利に。<br />そこで今回、思い切って訪れることにしたのだ。<br />

初夏の男鹿半島を行く【1】~なまはげと猫に出会う~

158いいね!

2017/05/26 - 2017/05/26

9位(同エリア543件中)

旅行記グループ 【出羽国】羽後

14

62

旅猫

旅猫さん

6月の中旬、以前から訪れたかった男鹿半島へ。

男鹿半島は、1998年に旅をして以来だ。
その時の寒風山や入道崎の景色が忘れられず、ずっと再訪を考えていたが、いつしか時が経ち。
理由のひとつが、男鹿半島の交通の不便さだった。

ところが、昨年から、主要な場所を繋ぐ乗り合いタクシーが運行を開始し、かなり便利に。
そこで今回、思い切って訪れることにしたのだ。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.5
グルメ
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 今回は、大宮駅を8:02に出る『こまち3号』に乗車。<br />始発の『こまち』だと、男鹿線の乗り継ぎが悪いのだ。<br />列車は、新緑のみちのくを駆け抜けていく。<br />盛岡駅で『はやぶさ』と別れ、田沢湖線へ。<br />沿線では、至るところで山藤の花が咲き誇り、とても綺麗だった。<br />車窓には、田植えの終わった田んぼも。

    今回は、大宮駅を8:02に出る『こまち3号』に乗車。
    始発の『こまち』だと、男鹿線の乗り継ぎが悪いのだ。
    列車は、新緑のみちのくを駆け抜けていく。
    盛岡駅で『はやぶさ』と別れ、田沢湖線へ。
    沿線では、至るところで山藤の花が咲き誇り、とても綺麗だった。
    車窓には、田植えの終わった田んぼも。

  • 終着の秋田駅には11:25に到着。<br />次の男鹿行きは、12:10。<br />時間があるので、早目のお昼と思ったが、あまり食欲が無かったので、駅のコンビニでおにぎりを買い込みホームへ。<br />すると、男鹿行きの列車はすでに入線していた。<br />ボックスシートに落ち着き、買ってきたおにぎりを頬張る。

    終着の秋田駅には11:25に到着。
    次の男鹿行きは、12:10。
    時間があるので、早目のお昼と思ったが、あまり食欲が無かったので、駅のコンビニでおにぎりを買い込みホームへ。
    すると、男鹿行きの列車はすでに入線していた。
    ボックスシートに落ち着き、買ってきたおにぎりを頬張る。

  • 定刻に秋田駅を出発した列車は、しばらく奥羽本線を走って行く。<br />三つ目の追分駅を出ると、奥羽本線と別れ、いよいよ男鹿線へ。<br />男鹿線の車窓にも、山藤がたくさん。<br />淡い桃色の花も増えてきたが、これはタニウツギ。<br />終点が近づくと、寒風山が見えてきた。<br />前に訪れた時には、寒風山の展望台からの絶景を楽しんだな。

    定刻に秋田駅を出発した列車は、しばらく奥羽本線を走って行く。
    三つ目の追分駅を出ると、奥羽本線と別れ、いよいよ男鹿線へ。
    男鹿線の車窓にも、山藤がたくさん。
    淡い桃色の花も増えてきたが、これはタニウツギ。
    終点が近づくと、寒風山が見えてきた。
    前に訪れた時には、寒風山の展望台からの絶景を楽しんだな。

    寒風山 自然・景勝地

  • 男鹿半島の玄関口、男鹿駅には13:05に着いた。<br />ローカル線の終着駅は、旅人の心をくすぐるものがある。<br /><br />予報では雨だったのだが、青空が広がっていた。

    男鹿半島の玄関口、男鹿駅には13:05に着いた。
    ローカル線の終着駅は、旅人の心をくすぐるものがある。

    予報では雨だったのだが、青空が広がっていた。

    男鹿駅

  • 駅舎を出ると、右手の観光案内所の前に、予約していた『なまはげシャトル』が停まっていた。<br />前に訪れた時は、この場所に定期観光バス『なぎさ号』のバス停があったのだ。<br />後ろに見えている赤い屋根の跨線橋だけが当時のままだ。<br />『なまはげシャトル』は乗り合いタクシーなので、他に女性3人組と一緒だった。

    駅舎を出ると、右手の観光案内所の前に、予約していた『なまはげシャトル』が停まっていた。
    前に訪れた時は、この場所に定期観光バス『なぎさ号』のバス停があったのだ。
    後ろに見えている赤い屋根の跨線橋だけが当時のままだ。
    『なまはげシャトル』は乗り合いタクシーなので、他に女性3人組と一緒だった。

  • 車は、男鹿の市街地を離れ、半島の中央部へ。<br />道沿いには、至るところでタニウツギの花が咲いていた。<br />しばらく走ると、橋の上から山並みが。<br />信仰の山である男鹿三山だ。<br />中央が本山、その右に真山、左の平らなところの奥に毛無山がある。<br />これから向かう真山神社は、真山の麓にあり、奥宮が山頂に鎮座している。

    車は、男鹿の市街地を離れ、半島の中央部へ。
    道沿いには、至るところでタニウツギの花が咲いていた。
    しばらく走ると、橋の上から山並みが。
    信仰の山である男鹿三山だ。
    中央が本山、その右に真山、左の平らなところの奥に毛無山がある。
    これから向かう真山神社は、真山の麓にあり、奥宮が山頂に鎮座している。

  • 着いたのは、男鹿真山伝承館の前。<br />予定よりも早く出発したので、15分近く早く着いた。<br />おかげで、なまはげの実演が観られる『ナマハゲ習俗学習講座』の13:30の回に入れた。<br />会場となる男鹿真山伝承館の建物は、男鹿地方の伝統的な民家である曲屋だ。

    着いたのは、男鹿真山伝承館の前。
    予定よりも早く出発したので、15分近く早く着いた。
    おかげで、なまはげの実演が観られる『ナマハゲ習俗学習講座』の13:30の回に入れた。
    会場となる男鹿真山伝承館の建物は、男鹿地方の伝統的な民家である曲屋だ。

    男鹿真山伝承館 美術館・博物館

  • 入口で、なまはげ館との共通券(800円)を買って中へ入ると、囲炉裏に火が入ってた。

    入口で、なまはげ館との共通券(800円)を買って中へ入ると、囲炉裏に火が入ってた。

  • 部屋の中には、蝋燭が灯り、幻想的な雰囲気も。

    部屋の中には、蝋燭が灯り、幻想的な雰囲気も。

  • そして、すぐに講習が始まった。<br />まずは、簡単な説明が。<br />ちょっと、遠野の語り部のような感じだ。

    そして、すぐに講習が始まった。
    まずは、簡単な説明が。
    ちょっと、遠野の語り部のような感じだ。

  • そして、いよいよなまはげの実演が始まった。<br />そのなまはげの登場がかなり過激。<br />襖をバンッと開け放つ音が物凄く大きくて、一瞬びっくり。<br />しばらく部屋の中を歩き回った後、主人の案内でお膳の前に。<br />とりあえず、なまはげさんたちへのおもてなしだ。

    そして、いよいよなまはげの実演が始まった。
    そのなまはげの登場がかなり過激。
    襖をバンッと開け放つ音が物凄く大きくて、一瞬びっくり。
    しばらく部屋の中を歩き回った後、主人の案内でお膳の前に。
    とりあえず、なまはげさんたちへのおもてなしだ。

    男鹿のなまはげ 祭り・イベント

  • その後、なまはげさんが『なまはげ台帳』なるものを取り出し、その家で起こった一年の悪いことを読み上げ、家の主がいちいち釈明をしていく。<br />ちょっとした日常のことなので、嫁やこどものしでかしたことについての軽妙なやり取りが笑いを誘う。

    その後、なまはげさんが『なまはげ台帳』なるものを取り出し、その家で起こった一年の悪いことを読み上げ、家の主がいちいち釈明をしていく。
    ちょっとした日常のことなので、嫁やこどものしでかしたことについての軽妙なやり取りが笑いを誘う。

  • 一通りやり取りが終わると、今度は観客の中に分け入り、「悪い子はいねがー」、「泣ぐコはいねがー」というお決まりの文句を発しながら練り歩く。<br />前に観た時にはもっと怖かったが、一眼レフでフラッシュを焚きながら激写している人や、スマホで手を上げて撮影している人がやたらに多くて、記者会見場みたいだった。

    一通りやり取りが終わると、今度は観客の中に分け入り、「悪い子はいねがー」、「泣ぐコはいねがー」というお決まりの文句を発しながら練り歩く。
    前に観た時にはもっと怖かったが、一眼レフでフラッシュを焚きながら激写している人や、スマホで手を上げて撮影している人がやたらに多くて、記者会見場みたいだった。

  • 最後に、主が感謝と誓いを述べて、なまはげさんたちにお帰りいただいて終了。<br />帰り際も、もの凄い音で襖を開けて出て行った。<br />正直、その音が一番怖かったりする(笑)

    最後に、主が感謝と誓いを述べて、なまはげさんたちにお帰りいただいて終了。
    帰り際も、もの凄い音で襖を開けて出て行った。
    正直、その音が一番怖かったりする(笑)

  • 伝承館のすぐ近くにある真山神社に参拝。<br />仁王門には、立派な仁王像が安置されていた。

    伝承館のすぐ近くにある真山神社に参拝。
    仁王門には、立派な仁王像が安置されていた。

  • 石段を登った先にあった拝殿。<br />祭神には、神話に登場する方々が何柱も。<br />そちらにはあまり興味は無いので、男鹿三山に宿る神様たちにご挨拶。<br />そして、いつもの大切なお願いも。<br />ちなみに、本殿は背後の真山山頂にある。

    石段を登った先にあった拝殿。
    祭神には、神話に登場する方々が何柱も。
    そちらにはあまり興味は無いので、男鹿三山に宿る神様たちにご挨拶。
    そして、いつもの大切なお願いも。
    ちなみに、本殿は背後の真山山頂にある。

    真山神社 寺・神社・教会

    菅江真澄ゆかりの社 by 旅猫さん
  • 拝殿に掛けられていた絵馬は、やはりなまはげが描かれている。<br />そういえば、絵馬と言うものは、一度くらいしか掛けたことは無いかも。

    拝殿に掛けられていた絵馬は、やはりなまはげが描かれている。
    そういえば、絵馬と言うものは、一度くらいしか掛けたことは無いかも。

  • 拝殿脇の趣のある石段の先に、小さなお堂が見えた。<br />登って行くと、薬師堂だった。<br />神仏習合の名残らしい。<br />

    拝殿脇の趣のある石段の先に、小さなお堂が見えた。
    登って行くと、薬師堂だった。
    神仏習合の名残らしい。

  • 江戸時代の旅行家菅江真澄は、文化7年(1810)4月頃から10月頃まで男鹿半島を旅しているのだが、4月7日に、ここ真山の薬師堂の前で夜籠りを観たことが『恩荷能春風』に書かれている。<br />旅好きとしては、二百年以上前の旅の大先輩と同じ場所に立ってることに、とても感動している。<br />それにしても、男鹿半島だけで7ヶ月とは羨ましい。<br />一週間でもいいから、のんびり旅をしたいものだ。

    江戸時代の旅行家菅江真澄は、文化7年(1810)4月頃から10月頃まで男鹿半島を旅しているのだが、4月7日に、ここ真山の薬師堂の前で夜籠りを観たことが『恩荷能春風』に書かれている。
    旅好きとしては、二百年以上前の旅の大先輩と同じ場所に立ってることに、とても感動している。
    それにしても、男鹿半島だけで7ヶ月とは羨ましい。
    一週間でもいいから、のんびり旅をしたいものだ。

  • 薬師堂から降り、社務所で御朱印をいただく。<br />すると、ご神木があるからと勧められたので、行ってみることに。<br />途中には、春紅葉が。

    薬師堂から降り、社務所で御朱印をいただく。
    すると、ご神木があるからと勧められたので、行ってみることに。
    途中には、春紅葉が。

  • ご神木があったのは、この地にあった光飯寺の跡。<br />光飯寺は、慈覚大師により建立された約1,100年の歴史を持つ名刹だったが、明治の廃仏毀釈により廃絶したようだ。<br />このご神木は、慈覚大師お手植えと伝わる榧の木で、樹齢はやはり約1,100年。<br />枝を四方に広げた姿は、まるで生きもののようだった。<br />菅江真澄は、光飯寺で寺宝を見せてもらったそうだ。

    ご神木があったのは、この地にあった光飯寺の跡。
    光飯寺は、慈覚大師により建立された約1,100年の歴史を持つ名刹だったが、明治の廃仏毀釈により廃絶したようだ。
    このご神木は、慈覚大師お手植えと伝わる榧の木で、樹齢はやはり約1,100年。
    枝を四方に広げた姿は、まるで生きもののようだった。
    菅江真澄は、光飯寺で寺宝を見せてもらったそうだ。

  • 真山神社を後にし、なまはげ館へ。<br />中には、男鹿半島に伝わるなまはげがたくさん展示されていた。

    真山神社を後にし、なまはげ館へ。
    中には、男鹿半島に伝わるなまはげがたくさん展示されていた。

    なまはげ館 美術館・博物館

  • どれも角の生えた恐ろしい姿をしているが、実は鬼ではない。<br />訪問神と呼ばれる神の使いなのだそうだ。<br />いつしか、鬼の文化と混同されてしまったようだ。

    どれも角の生えた恐ろしい姿をしているが、実は鬼ではない。
    訪問神と呼ばれる神の使いなのだそうだ。
    いつしか、鬼の文化と混同されてしまったようだ。

  • 展示物の中には、今とは違った感じのお面もあった。<br />ある意味、こちらのほうが怖いような。

    展示物の中には、今とは違った感じのお面もあった。
    ある意味、こちらのほうが怖いような。

  • まだ時間があったので、なまはげ館の出口にあったお休み処で時間潰しを。

    まだ時間があったので、なまはげ館の出口にあったお休み処で時間潰しを。

    道楽亭 グルメ・レストラン

    時間待ちに使えるお休み処 by 旅猫さん
  • 小屋のような店内に入ると、中はガラガラ。<br />長いコの字型のカウンター席だけの素朴な佇まいがいい感じだ。

    小屋のような店内に入ると、中はガラガラ。
    長いコの字型のカウンター席だけの素朴な佇まいがいい感じだ。

  • なぜか山形名物の玉こんにゃくがあったので注文。<br />その後、追加で手作りの酒まんじゅうもいただいた。<br />こちらには、地元の『純米原酒 真山』の酒粕を使っているとのこと。<br />どちらも素朴なお味だった。

    なぜか山形名物の玉こんにゃくがあったので注文。
    その後、追加で手作りの酒まんじゅうもいただいた。
    こちらには、地元の『純米原酒 真山』の酒粕を使っているとのこと。
    どちらも素朴なお味だった。

  • 『なまはげシャトル』の乗り場の近くには、タニウツギが咲いていた。<br />それにしても、どこへ行ってもタニウツギだらけだな。

    『なまはげシャトル』の乗り場の近くには、タニウツギが咲いていた。
    それにしても、どこへ行ってもタニウツギだらけだな。

  • 15:10発のシャトル便に乗ったが、今度は別の女性3人組がすでに乗っていた。<br />次に向かったのは、今宵の宿がある男鹿温泉郷。<br />真山からは、10分ほどのところにあった。<br />今回の宿は、温泉郷の真ん中に立つ男鹿ホテルだ。<br />

    15:10発のシャトル便に乗ったが、今度は別の女性3人組がすでに乗っていた。
    次に向かったのは、今宵の宿がある男鹿温泉郷。
    真山からは、10分ほどのところにあった。
    今回の宿は、温泉郷の真ん中に立つ男鹿ホテルだ。

    男鹿ホテル 宿・ホテル

    予約は本館を! by 旅猫さん
  • とりあえず部屋に荷物を置き、少し休憩。<br />通された部屋は、鹿苑館和室。<br />全室海に面した部屋と言うことで、予約時にはあまり気にしていなかったが、千円ほどの差が、部屋からの眺めにかなりの違いがあることがわかりがっかり。

    とりあえず部屋に荷物を置き、少し休憩。
    通された部屋は、鹿苑館和室。
    全室海に面した部屋と言うことで、予約時にはあまり気にしていなかったが、千円ほどの差が、部屋からの眺めにかなりの違いがあることがわかりがっかり。

  • 本館からは海が大きく見えるらしいが、鹿苑館からは、本館の建物に遮られ、海はほとんど見えなかった。

    本館からは海が大きく見えるらしいが、鹿苑館からは、本館の建物に遮られ、海はほとんど見えなかった。

  • 時間が早いので、空いているうちにと大浴場へ。<br />この宿の湯は、自家源泉で掛け流し。<br />無色透明の湯だと言うが、微褐色のようだった。<br />湯口は滝のようになっていて、鍾乳石のように温泉成分が固まってた。<br />湯温はかなり熱めだったが、悪くない湯だ。

    時間が早いので、空いているうちにと大浴場へ。
    この宿の湯は、自家源泉で掛け流し。
    無色透明の湯だと言うが、微褐色のようだった。
    湯口は滝のようになっていて、鍾乳石のように温泉成分が固まってた。
    湯温はかなり熱めだったが、悪くない湯だ。

  • 露天風呂は桜の樹が覆い被さっていて、春には花見をしながら湯浴みが出来そうだ。<br />前に広がる緑がとても綺麗だった。<br />ゆっくり浸かっていたかったが、どうしても入りたい湯があったので、早目に上がることにした。

    露天風呂は桜の樹が覆い被さっていて、春には花見をしながら湯浴みが出来そうだ。
    前に広がる緑がとても綺麗だった。
    ゆっくり浸かっていたかったが、どうしても入りたい湯があったので、早目に上がることにした。

  • 温泉街を、憧れの湯に向かって歩いて行く。<br />前は賑わっていたのであろう温泉街も、廃れた感じが漂っている。

    温泉街を、憧れの湯に向かって歩いて行く。
    前は賑わっていたのであろう温泉街も、廃れた感じが漂っている。

  • 宿から数分のところにあった元湯雄山閣で日帰り入浴を乞う。<br />大浴場へ入ると、なまはげの口から湯が噴出していた。<br />湯船に浸かると、たくさんの湯の花が舞い、成分の濃さがよくわかる。<br />横では、ゴボゴボ、ブシュ―と音を立てて湯が断続的に噴き出して、何とも楽しい。

    宿から数分のところにあった元湯雄山閣で日帰り入浴を乞う。
    大浴場へ入ると、なまはげの口から湯が噴出していた。
    湯船に浸かると、たくさんの湯の花が舞い、成分の濃さがよくわかる。
    横では、ゴボゴボ、ブシュ―と音を立てて湯が断続的に噴き出して、何とも楽しい。

    男鹿温泉郷 元湯雄山閣 宿・ホテル

  • 噴出した湯が掛かる場所は、温泉成分が鍾乳石のように張り付いていた。

    噴出した湯が掛かる場所は、温泉成分が鍾乳石のように張り付いていた。

  • 内湯から階段を降りたところには。半露天と言った感じの湯船がもうひとつ。<br />こちらも管から湯が断続的に噴き出している。<br />温泉成分が湯船の周りに張り付き、素晴らしい光景だった。

    内湯から階段を降りたところには。半露天と言った感じの湯船がもうひとつ。
    こちらも管から湯が断続的に噴き出している。
    温泉成分が湯船の周りに張り付き、素晴らしい光景だった。

  • 湯船の底には、かなりの量の湯の花が積もり、歩くと足跡が付くほどだった。<br />この宿の湯は、男鹿温泉郷の中でも一番だと思い、今回どうしても入りたかったのだが、やはり入って良かった。<br />上がってから知ったのだが、日帰り入浴は15時まで。<br />この宿を訪れた時には15時を過ぎていたのに、快く受け付けてくれたことに感謝しないと。<br />次は是非泊まってみたいと思い、一人旅での利用は可能か尋ねたが、残念ながら受け入れていないとのことだった。

    湯船の底には、かなりの量の湯の花が積もり、歩くと足跡が付くほどだった。
    この宿の湯は、男鹿温泉郷の中でも一番だと思い、今回どうしても入りたかったのだが、やはり入って良かった。
    上がってから知ったのだが、日帰り入浴は15時まで。
    この宿を訪れた時には15時を過ぎていたのに、快く受け付けてくれたことに感謝しないと。
    次は是非泊まってみたいと思い、一人旅での利用は可能か尋ねたが、残念ながら受け入れていないとのことだった。

  • この宿には、もう一つ気になる場所がある。<br />そこは、『菅江真澄図絵集の館』という資料室。<br />菅江真澄関係の図絵が収蔵されていて、無料で見学できる。<br />今回は、ここに来るのも楽しみにしていたのだ。<br />菅江真澄の足跡を巡るツアーもやっているそうで、やはり、泊まってみたい宿ではある。

    この宿には、もう一つ気になる場所がある。
    そこは、『菅江真澄図絵集の館』という資料室。
    菅江真澄関係の図絵が収蔵されていて、無料で見学できる。
    今回は、ここに来るのも楽しみにしていたのだ。
    菅江真澄の足跡を巡るツアーもやっているそうで、やはり、泊まってみたい宿ではある。

  • 雄山閣の湯を堪能して外へ出ると、『再来の鐘』なるものが近くにあるらしい。<br />温泉街への旧道らしい森の中の道を歩いて行くと、その鐘がある星辻神社があった。<br />草の生えた参道の途中に木造りの鳥居があり、その手前には、安政5年(1858)建立の狛犬が鎮座。<br />このお社の雰囲気はとても清々しく、厳かな雰囲気が漂っていた。<br />そして、ここにも菅江真澄が訪れたと書かれていた。

    雄山閣の湯を堪能して外へ出ると、『再来の鐘』なるものが近くにあるらしい。
    温泉街への旧道らしい森の中の道を歩いて行くと、その鐘がある星辻神社があった。
    草の生えた参道の途中に木造りの鳥居があり、その手前には、安政5年(1858)建立の狛犬が鎮座。
    このお社の雰囲気はとても清々しく、厳かな雰囲気が漂っていた。
    そして、ここにも菅江真澄が訪れたと書かれていた。

  • 社殿は風雪に耐え、少々傷ついていたが、由緒ある社らしい。<br />創建年代はよくわからないが、坂上田村麻呂によるものと伝わるので、かなり古いということだ。<br />境内には、一度は別の場所に移されていたが戻って来たことから、『再来の鐘』と呼ばれる梵鐘があった。<br />願いを込めてその鐘を撞くと、一度は無くしたものが戻って来るらしい。

    社殿は風雪に耐え、少々傷ついていたが、由緒ある社らしい。
    創建年代はよくわからないが、坂上田村麻呂によるものと伝わるので、かなり古いということだ。
    境内には、一度は別の場所に移されていたが戻って来たことから、『再来の鐘』と呼ばれる梵鐘があった。
    願いを込めてその鐘を撞くと、一度は無くしたものが戻って来るらしい。

  • 宿へ戻りしばらくすると、夕日の名所である入道崎への送迎バスが出る時間となった。<br />その『感動の夕陽号』に乗り、入道崎へと向かう。

    宿へ戻りしばらくすると、夕日の名所である入道崎への送迎バスが出る時間となった。
    その『感動の夕陽号』に乗り、入道崎へと向かう。

  • 10分ほどで着いた入道崎は、まだ明るかった。<br />久しぶりに訪れたが、景色は変わらず、懐かしい気持ちになる。

    10分ほどで着いた入道崎は、まだ明るかった。
    久しぶりに訪れたが、景色は変わらず、懐かしい気持ちになる。

  • 海の見える場所へ向かおうとすると、すぐ脇を猫さんが悠然と歩いて行った。

    海の見える場所へ向かおうとすると、すぐ脇を猫さんが悠然と歩いて行った。

  • 海へと続く道を歩いて行く猫さん。<br />案内してくれるのかと、後をついて行くことに。

    海へと続く道を歩いて行く猫さん。
    案内してくれるのかと、後をついて行くことに。

  • ところが、急に回れ右してもと来た道を戻って行く。<br />どうしたのかと付いて行くと、急に立ち止まり、旅猫ポーズを!<br />久しぶりに撮ることができて、大満足。<br />飼い猫らしく、首輪が付いているな。

    ところが、急に回れ右してもと来た道を戻って行く。
    どうしたのかと付いて行くと、急に立ち止まり、旅猫ポーズを!
    久しぶりに撮ることができて、大満足。
    飼い猫らしく、首輪が付いているな。

  • 道を渡り猫さんが向かったのは。。。<br />なんだ、お目当ては彼女だったか(笑)

    道を渡り猫さんが向かったのは。。。
    なんだ、お目当ては彼女だったか(笑)

  • 猫さんたちに気を取られているうちに、かなり陽が傾いてしまった。<br />急いで海へと向かうと、ちょうど日が沈むころ。<br />雲が少し多いが、綺麗な夕日だった。

    猫さんたちに気を取られているうちに、かなり陽が傾いてしまった。
    急いで海へと向かうと、ちょうど日が沈むころ。
    雲が少し多いが、綺麗な夕日だった。

    入道崎 自然・景勝地

  • しかし、沈む間近になって、水平線に雲が掛かってしまい。

    しかし、沈む間近になって、水平線に雲が掛かってしまい。

  • でも、藍色の空と夕陽に染まる雲の織りなす景色は美しかった。<br />一緒に訪れた人たちはほとんど車に戻ってしまったが、こちらはゆっくりと移り行く空の景色を楽しんだ。

    でも、藍色の空と夕陽に染まる雲の織りなす景色は美しかった。
    一緒に訪れた人たちはほとんど車に戻ってしまったが、こちらはゆっくりと移り行く空の景色を楽しんだ。

  • それにしても、雲と言うのは面白い。<br />刻一刻と姿を変えていくのを見ていると、時が経つのを忘れてしまう。

    それにしても、雲と言うのは面白い。
    刻一刻と姿を変えていくのを見ていると、時が経つのを忘れてしまう。

  • 宿へ戻り、夕食を求めて温泉街へ。<br />とは言え、お店はほとんど無く、灯りの付いていた宿近くの店に入ることにした。<br />ここでは、秋田三味線の生演奏があるらしい。<br />店の中は、地元の方が数人。

    宿へ戻り、夕食を求めて温泉街へ。
    とは言え、お店はほとんど無く、灯りの付いていた宿近くの店に入ることにした。
    ここでは、秋田三味線の生演奏があるらしい。
    店の中は、地元の方が数人。

    福の家 グルメ・レストラン

    男鹿の郷土料理が食べられる温泉街の食事処 by 旅猫さん
  • とりあえず生ビールを注文。<br />旅先でも、最初のビールはやはり旨い。

    とりあえず生ビールを注文。
    旅先でも、最初のビールはやはり旨い。

  • 品書きにあった名物のしょっつる焼きそばをいただく。<br />『しょっつる』とは、鰰などを原料にして造られた秋田特産の魚醤のこと。<br />麺自体には、粉ワカメと昆布だしが練り込まれているそうだ。<br />具は、イカなどの魚介類が使われていた。<br />これがなかなか美味しくて、一口で気に入ってしまった。

    品書きにあった名物のしょっつる焼きそばをいただく。
    『しょっつる』とは、鰰などを原料にして造られた秋田特産の魚醤のこと。
    麺自体には、粉ワカメと昆布だしが練り込まれているそうだ。
    具は、イカなどの魚介類が使われていた。
    これがなかなか美味しくて、一口で気に入ってしまった。

  • 焼きそばに気を良くし、つい地酒を頼んでしまった。<br />つまみには、比内地鶏の焼き鳥とお新香を。<br />お酒は、新宿でも飲んだことのある『縄文能代 吟醸』。<br />お隣能代市のお酒だ。<br /><br />それにしても、時間になっても生演奏が始まらないので尋ねてみると、なんと、今日は演奏しないとのこと。<br />お客が少ないから、店主の気が乗らなかったようだ。

    焼きそばに気を良くし、つい地酒を頼んでしまった。
    つまみには、比内地鶏の焼き鳥とお新香を。
    お酒は、新宿でも飲んだことのある『縄文能代 吟醸』。
    お隣能代市のお酒だ。

    それにしても、時間になっても生演奏が始まらないので尋ねてみると、なんと、今日は演奏しないとのこと。
    お客が少ないから、店主の気が乗らなかったようだ。

  • 仕方が無いので切り上げ、宿へ戻る途中にあった施設で、なまはげ太鼓を観ることにした。<br />なまはげ太鼓は、昭和になってから作られたものだそうだ。<br />若者たちのグループによる迫力のある演奏だった。

    仕方が無いので切り上げ、宿へ戻る途中にあった施設で、なまはげ太鼓を観ることにした。
    なまはげ太鼓は、昭和になってから作られたものだそうだ。
    若者たちのグループによる迫力のある演奏だった。

    男鹿温泉交流会館五風 温泉

    迫力あるなまはげ太鼓が聴けます。 by 旅猫さん
  • 時には、観客席にも乱入。

    時には、観客席にも乱入。

  • カメラでの撮影は後方からなのだが、そこまでなまはげさんがやって来た。<br />肩を掴まれ、何やら声を掛けられたが、よく聞こえず(^^;

    カメラでの撮影は後方からなのだが、そこまでなまはげさんがやって来た。
    肩を掴まれ、何やら声を掛けられたが、よく聞こえず(^^;

  • 見応えのある演奏に、お客さんたちも楽しんでいるようだ。

    見応えのある演奏に、お客さんたちも楽しんでいるようだ。

  • 演奏が終わると、アンコールの声が。

    演奏が終わると、アンコールの声が。

  • その後は、メンバーの個人技を披露。<br />かなり疲れるらしく、短時間の勝負だった。

    その後は、メンバーの個人技を披露。
    かなり疲れるらしく、短時間の勝負だった。

  • 演奏は9時半前に終わり、宿へと戻る。<br />初日は、思いがけず良い天気に恵まれ、良い一日だった。<br /><br />明日は、入道崎からGAOへと周り、最後は五社堂を訪れる予定。<br />天気がもってくれると良いのだが。

    演奏は9時半前に終わり、宿へと戻る。
    初日は、思いがけず良い天気に恵まれ、良い一日だった。

    明日は、入道崎からGAOへと周り、最後は五社堂を訪れる予定。
    天気がもってくれると良いのだが。

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【出羽国】羽後

この旅行記へのコメント (14)

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  • rupannさん 2017/08/12 23:40:48
    男鹿半島
    なまはげ三昧ですねぇ

    お面も間近に見れば、ほんに怖そう

    旅猫さん、こんばんわ〜

    鍾乳洞のようななまはげの湯舟に満足されたようで

    折角気に入ったのにお一人様の宿泊を受けて貰えなくて残念ですねぇ

    お盆休みは如何お過ごしですか〜

    私はプチお出かけぐらいですね

    by rupann♪

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2017/08/13 06:18:58
    RE: 男鹿半島
    rupannさん、こんにちは〜

    いつもありがとうございます。

    男鹿は、やっぱりなまはげがいっぱいですね(笑)
    昔は、結構怖そうですが、今は鬼っぽさが強調されて、かえって不気味さは無くなってますね。

    雄山閣のお湯は良かったですよ〜
    湯の花が雪のように堆積して、濃厚なお湯でした。
    湯船は、まさに鍾乳洞ですね。
    泊まってみたいものです。

    お盆はカレンダーどおりの休みしかないので、多摩の実家にふらりと行ったくらいです。
    あとは、家でまったり(^^;

    旅猫
  • つきにこさん 2017/08/11 16:41:04
    温泉
    旅猫さん

    こんにちは
    雄山閣の湯・・・写真で見るだけでも
    とってもいいお湯だろうな〜と想像できます。
    なまはげの蛇口?もおもしろいですね。
    小さな子どもだったら
    「お風呂いや〜」って言うかも(笑)

    若い人達の伝統を継承しようとする姿もかっこいい!
    そしてお客様がいっぱいなのもいいですね。

    猫ちゃんの後ろ姿も和みました。

    つきにこ

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2017/08/11 21:27:05
    RE: 温泉
    つきにこさん、こんばんは。

    書き込みありがとうございます。

    雄山閣の湯は最高でしたよ。
    まさに、本物の湯でした。
    なまはげの口から、断続的に湯が吹き出るのも面白くて。

    なまはげ太鼓もなかなか良かったです。
    迫力もありましたし。
    寂れている温泉街にしては、お客がたくさんいましたね。

    旅先で猫さんに会うと、癒されますね。
    旅猫
  • salsaladyさん 2017/08/02 11:34:45
    ”なまはげ”!って子供にとってはトラウマですよね!
    ☆東北の祭りや習慣は怖いものが多いですね。何故『悪い子はいねえが〜』と言って歩くのかしら?『良い子はいねえが?』だったら子供も出てくるはずだけど。。。

    日本の習慣が、教育は脅かすことから始まる?イギリスの鞭と同じ効果を狙ってるのかな?

    九州育ちの私は、『子供をのびのびと育てよう!』と言いたくなります。〜see you〜

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2017/08/02 19:10:41
    RE: ”なまはげ”!って子供にとってはトラウマですよね!
    salsaladyさん、こんばんは。

    書き込みありがとうございます。
    東北は、寒い日が長いので、我慢が必要です。
    わがままを言わずに、いい子にしていなさいということのようです。
    なまはげも、神の使いですので、実際は怖くありません。
    山から下りて来て、悪い子はいませんか?って調べているそうです。

    旅猫
  • hot chocolateさん 2017/07/28 02:24:34
    なまはげと新旅猫ちゃん
    旅猫さま

    こんばんは〜
    暑い日が続いていましたが、今日は気温が昨日より5度も低く、ほっと一息といったところです。
    でも、明日からまた暑いとか・・・

    男鹿半島、確かに行きにくい所ですね。
    学生時代に東北の旅をした時に、奥羽本線で近くを通っただけ・・・
    八郎潟は、昔から干拓をしていましたが、今ではずいぶん陸地が広がったのでしょうね。

    なまはげの実演は、幻想的な囲炉裏の火と蝋燭の灯りで始まって、なかなかいい雰囲気ですね。
    語り部のような人の講習が始まると、いよいよなまはげの登場、実際には見たことがないので興味津々です。
    なまはげも、時代によって顔が違っているようですが、土色の昔のお面がとても怖いです。

    プロフの猫ちゃんは、男鹿の猫ちゃんになったのですね。
    今までの背中の黒が印象的な白い猫ちゃんも好きだったけどな。
    我が家の黒猫の「旅猫ポーズ」を見ると、旅猫さんの旅行記を思い出します。(笑)

    hot choco

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2017/07/28 16:54:45
    RE: なまはげと新旅猫ちゃん
    hot chocoさん、こんにちは。

    いつもありがとうございます。

    毎日暑い日が続いていますね。
    大雨は一休みと言った感じですが。

    男鹿半島の交通は不便ですよね。
    今回は、シャトルタクシーのおかげで助かりました。
    予約が自分たちだけなら、時間よりも早く出発できますし。
    おかげで、時間に余裕ができてありがたかったです。

    なまはげの実演は、迫力もあって面白いですよ。
    ご主人との駆け引きも楽しくて。
    怖さはそれほどでもないです。
    古いお面は、それだけで怖さがありましたけど。

    プロフの猫さんは、この時の旅で出会った猫さんです。
    夕陽を受けて、濃い毛並みが印象的でした。
    これからも、よろしくお願いします(笑)
    信州の旅もぜひお読みくださいませ。

    旅猫
  • ガブリエラさん 2017/07/22 20:34:25
    夕景が素敵すぎですヽ(^o^)丿
    旅猫さん☆

    こんばんは♪

    男鹿半島、名前は聞くものの、行ったことはなくて・・。
    以前、弟くんの元彼女さんが、秋田出身で、色々話を聞いた時に出てきた名前でした♪

    なまはげって、こうやって見られるんですね!!!
    私も、昔の無表情な感じのお面のほうが、かなり怖いです(^_^;)
    鬼さんのは、ちょっとユーモラスでいいですね♪
    襖をあける音、きっと私だったら、ビクってしちゃいます(笑)。

    夕景の雲の形、オレンジの光など、本当に素敵でうっとりです♪
    絵に描いたような、素晴らしいながめですね!

    ガブ(^_^)v

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2017/07/28 16:33:58
    RE: 夕景が素敵すぎですヽ(^o^)丿
    ガブさん、こんにちは。

    いつもありがとうございます!

    男鹿半島は良いところですよ〜
    海は綺麗ですし。
    なまはげも迫力があって面白いですよ。
    昔のお面はかなり怖いですが、今のはユーモラスな感じなものもありますね。
    実演のなまはげは、結構渋めの鬼なので、迫力があります。


    入道崎は、夕陽の名所です。
    今回は雲多くて水平線に落ちるのは観られませんでしたが、素晴らしい夕景でした。

    是非一度、男鹿を訪れてみてください。
    旅猫
  • nankoさん 2017/07/22 16:46:01
    なまはげ!
    旅猫さん、こんにちは。

    男鹿に行かれたのですね~。
    確かに東北地方は車が無いと移動に困る場所ありますね。
    一見普通のタクシーに見えるのに、なまはげシャトルという名前なのが面白いです( ^ω^ )
    なまはげ実演も楽しそうですね~。

    元湯雄山閣みたいな温泉、ものすごく好みです!
    湯量豊富で温泉成分がびっしりと湯船ね縁や床についてる様子がたまりませんね~。
    しかもここにもなまはげさんが(笑)

    そしてこれは旅猫ポーズと言うのですね(^_^)
    かわいい猫さん達に会えて良かったですね~。

    私も男鹿には98年頃に行ったことあります。
    寒い秋できりたんぽ鍋を食べました。
    入道崎の夕日も見に行きましたが、車から降りた途端強風に襲われてお土産屋さんに避難。
    再度挑戦するも風で前に進めないという不思議体験をして、そのうち夕日が沈んでしまったという思い出があります(^_^;)
    旅猫さんの入道崎の写真はどれも素敵ですね!

    居酒屋さんでの生演奏が聴けなかったのは残念ですが、その代わり迫力満点の和太鼓を観られて良かったですね~。

    私もまたそのうち男鹿方面再訪したいです。

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2017/07/28 16:29:37
    RE: なまはげ!
    nankoさん、こんにちは。

    お返事が遅くなりすみません。

    男鹿は交通が不便ですよねぇ
    『なまはげシャトル』の登場は、男鹿観光の救世主だと思います。
    おかげで、ようやく男鹿を再訪できました。

    なまはげの実演は、なかなか面白いですよ。
    怖さはありませんが、駆け引きが面白いです。

    元湯雄山閣は、男鹿温泉郷屈指の湯です。
    温泉成分が濃厚で、もの凄い量の湯の花が舞っています。
    なまはげから、間欠泉ののように噴き出す様子が本物感たっぷりですよ。

    猫の後ろ姿が旅猫ポーズです(笑)
    今回の猫さんで4代目です。
    猫さんは、背後を取られるのを嫌うので、なかなか難しいのです。

    入道崎は遮るものが無いので、寒いでしょうね!
    夕陽の綺麗さは有名ですが、今回初めて見ることができました。
    とは言え、雲が多くて水平線に沈むところは見ることが出来ませんでしたが。
    それでも、その雲がとても印象的な光景を作ってくれました。

    秋田三味線が聴けなかったは残念でした。
    またいつく訪れてみたいと思います。

    旅猫
  • 前日光さん 2017/07/22 00:03:34
    菅江真澄!
    旅猫さん、こんばんは。

    菅江真澄、どこかで聞いた名前だと思ったら、昨年行った下風呂温泉の足湯のところに説明があった人だと分かりました。

    彼は30歳から旅をはじめ、北海道に渡って、南部、津軽、秋田と歩き、角館で病没されたとか。
    秋田には7ヶ月(でしたっけ?)滞在されたようですが、その前の2年半を下北で過ごしていたのです。
    確かに二百年以上前の旅の先輩ですね!
    作品は読んだことがありませんが、人生を旅に過ごされた方というのは、親近感を感じます。

    男鹿半島、寒風山って、名前を聞いただけでも行ってみたくなります。
    この間「自転車の旅」で火野正平さんが行っていたような?
    私は昨年は下北半島だったので、今度は日本海側の男鹿半島や津軽(龍飛崎!〜)にもぜひ!と思っています。

    旅猫さんは、旅先で会った猫さんの後をついていったりするんですねぇ〜
    出会って写真は撮っても、付いていったりはしないクール派だと思っていたので、今回の猫さんとのエピソードにはうれしくなりました。

    私も京都で猫さんに会ったのですが、夜だったし、黒猫でチビ猫さんだったので、アッという間に逃げられてしまいました。
    烏丸御池の猫さんでした(^-^)

    なまはげって、やっぱり大人でもビビルのでしょうか?
    アナウンサーの安住紳一郎さんが、仙台の秋田料理のお店でなまはげに遭遇し、マジで怖かった!とラジオで言っていました。
    大人でも怖いと思ってしまうとは、なまはげって凄いですね!


    前日光

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2017/07/28 16:19:55
    RE: 菅江真澄!
    前日光さん、こんにちは。

    お返事が遅くなりすみません。
    ようやく仕事の山を越え、今日は半日休みを取って帰ってきました。

    菅江真澄は、東日本を中心にかなり旅をしていますね。
    『菅江真澄遊覧記』(全5巻)を持っていますが、未だに読めていません(^^;
    男鹿では、至るところに菅江真澄に関する案合柱が設置させていて、とても感慨深かったです。
    同じ場所に立っているというのが、嬉しいですね。

    寒風山は、素晴らしい景色が広がっています。
    火山と言うのが一目でわかるのも面白いですよ。

    都内の街歩きでも、猫さんに出会うとついて行きますよ。
    ずっと写真を撮ったりするので、街歩きも一時中止となります(笑)

    なまはげ自体はそれほど怖くありません。
    ただ、登場する時の勢いに驚きます。
    でも、子供には相当怖いと思いますよ。

    男鹿はとても良いところなので、ぜひ一度訪れてみてください。
    旅猫

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