2017/01/26 - 2017/01/29
3681位(同エリア6948件中)
三峯霧美さん
冬の京都の旅は、京都観光の王道を盛り込んでプランを立てました。
二日目の清水寺朝駆けの後は、四十年来の念願だった銀閣寺。
一日目の金閣寺に比べ驚くほど静かで、じっくりと渋い銀閣をを楽しみました。
この日もたくさん歩いて、銀閣寺から、北白川天神宮と吉田山へ向かいました。
-
早朝参拝した清水寺を後にして、清水道から市営バスで銀閣寺前に到着。
9:50 銀閣寺前
前日の金閣寺と先ほどの清水寺の混雑っぷりに、覚悟してきたのですが、人は少なめ。 -
琵琶湖疎水にかかる銀閣寺橋。
観光シーズンから外れている真冬は静かなのか、清水寺の納経所の方が言っていたように、この日は特別人が少ない日だからなのか、いずれにしても人が少ないのはラッキーです。 -
この橋から哲学の道が始まります。哲学の道沿いのお寺は普段は拝観できないのでプランには組み込まず。
今回の旅は哲学の道はここから眺めるだけ。 -
開店準備がやっと整ったお店から、売り込みの声がかかります。重たいお土産を買うと一日中持って歩かなければならないので横目でチラ見して通り過ぎます。
秋にでっち羊羹2本買って、電車に乗り遅れるという、えらい目に遭ったことを思い出します。 -
9:54 相国寺塔頭 東山慈照寺 通称銀閣寺
足利義政がこの地に東山殿の造営を始めますが、1490年に死去し、その菩提を弔うためにお寺に改め相国寺の末寺になりました。
中学生の修学旅行では拝観しなかったお寺。金閣寺に行って銀閣寺に行かないなんて片手落ちだし、キンキラキンの金閣寺より、銀閣寺の方が見たかったとずっと思っていました。でも、まさか一人で訪れることになるとは。銀閣寺 (慈照寺) 寺・神社・教会
-
総門まで石畳の参道が続いています。
若い頃の旅は必ず友人と一緒でした。当時は親の公認の友達が一緒じゃないと、旅行の許しが出ない友人もいました。それに友達と一緒だと、何かと心強かったですしね。
今じゃ気楽なひとり旅、スマホがあれば大丈夫。もう怖いものも無くなってきた。 -
総門を抜けて右に曲がると、銀閣寺垣の参道。
完璧に刈り込まれた植え込みと、掃き清められたような砂利の道、あまりの整然さ加減に感動すら覚えます。
竹垣は「銀閣寺垣」という、石垣の上に低い「建仁寺垣」をしつらえたものです。 -
受付で拝観料500円を納めました。拝観券は金閣寺同様にお札です。
入ってすぐに朱印所があり、御朱印帳を預けました。
庫裏の前のお庭もとても綺麗 -
観音殿(銀閣) 国宝
1489年上棟 足利義政が金閣を模して造営しました。
銀閣と呼ばれるようになったのは江戸時代に入ってから、
ここもスーツを着たガイドさんと修学旅行の中学生のグループがいます。なんか全然銀閣には興味ない感じだな。銀閣寺 (慈照寺) 寺・神社・教会
-
向月台 方丈前の銀沙灘(ぎんしゃだん)ともに江戸時代後期のもの。
かなり高さがあるので、乗ったら崩れちゃうのかな?とか、どうやって作ったのかな?とか、メンテナンス必要だよね?とか、下世話な事ばかり考えてしまう。
現代でも斬新なので、江戸時代は奇抜だったのではないかと思います。銀閣寺 (慈照寺) 寺・神社・教会
-
方丈と銀沙灘
方丈は江戸中期の建築でご本尊は釈迦牟尼仏
与謝蕪村、池大雅の襖絵や壁画があり、時々特別拝観が行われます。 -
一般的な方丈前の枯山水は、お堂の中が明るくなるように太陽の光を反射する白砂を使うそうです。
銀沙灘は月の光を反射させるとか、こちらも斬新な庭。月の光に輝く庭を見てみたい。 -
金閣は太陽の光を反射して光り輝き、銀閣は月の光にうっすらと浮かび上がる。好みはそれぞれですが、やっぱり銀閣の方が好き、本当に来てよかったと思います。
-
方丈と東求堂の間のお庭。
奥にあるのは銀閣寺形手水鉢・・・あの手水鉢の模様、どこかで見たような気がするのですが、思い出せません。 -
気の無い、まったく盛り上がりに欠ける中学生グループを連れたガイドさんが「ここが一番お薦めの撮影スポット」と言ったところから撮影。
ん、でも、向月台が松に隠れてるな。 -
修学旅行グループのガイドさんが「みんな、山の上に行ってみる?銀閣寺が見渡せるよ、それほど急じゃないよ」なんて言ってますが、そこはそれ、中学生ですもん、返事無し。そういうお年頃。
-
東求堂 とうぐどう 国宝
1486年 東山殿造営時の遺構、以前は向月台の辺りにあったそうです。
お堂は庭園に囲まれています。
東北に位置する四畳半の「同仁斎」は炉が切られてお茶を点てていたあとがあり、四畳半茶室の始まりと伝えられています。銀閣寺 (慈照寺) 寺・神社・教会
-
洗月泉 ここにも月。
湧き出た水は東求堂前の池に流れこみます。 -
石段を登りたいのか、嫌なんだか返事が無いんで分らない中学生達を追い越して、山道を登って行きます。
-
一番高い所からはお寺が一望、奥の山は吉田山。この後、あの裏側の神社に行く予定です。もちろん歩いて。
今日もたくさん歩きそうな予感。景色を眺めていると、中学生がやってきた。な~んだ結局山を登ってきたんじゃん。 -
苔の庭の山道を降りて、銀閣の正面へ。
これが定番のアングル。
ガイドさんの「ここが一番きれいに写真が撮れる場所ですよ。写真、撮らなくていいのかなぁ~?」なんて言われてもスマホ出す気配もない中学生達。
お疲れさん。 -
銀閣寺にも売店があります。イロイロ迷った末に、お香を買いました。
シンプルに慈照寺と名が入った伽羅と、銀閣寺限定の銀沙灘をイメージした「向月香」こちらは白檀の香り。
春のお香は友人たちのお土産に。 -
御朱印観音殿と書かれています銀閣のことです。300円納めました。
-
10:35 総門から見る参道は結構な坂だったことがわかります。
-
お店の呼び込みの声をドップラー効果で聞きながら(大げさ)歩いて行くと、あら、さっきの中学生。女子は何やら熱心に土産物屋を見ています、遠巻きにしてる男子の図。
何を買おうとしていたのか、後学のために、見ておけばよかったな。 -
銀閣寺橋まで戻ると、ちりめん細工のアクセサリーを売る年配女性。
京都っぽくてかわいいけど、こういうのって買って帰っても服に合わずに使えなかったりするものです。ええ、もう何度も経験済みなので、同じ轍は踏まない。 -
10:38 日が差してきました。哲学の道も散策する人はまばらで、やっぱり今日は観光客が少ないようです。旅の三日目から中国の春節休暇なので覚悟してきたのですが。
銀閣寺橋から白川疎水通、志賀越道を通って北白川天神宮へ。 -
志賀越道は住宅街の歩道も無い道路、しばらく歩くと、駐車場の奥に石段が見えてきました。
駒札によれば、なんでもこの辺りは一万年以上前の縄文時代から集落が営まれた場所だとか。 -
白川萬世橋 1894年に白川石で建造されたもの。
この辺りは白川石の産地で、石は庭園、灯籠、石碑などに利用され、石工がたくさん住んでいた町だそうです。
また花畑が多く、白川女は独特の装いで、頭の籠に花を乗せて売り歩きました。 -
10:49 北白川天神宮
元は天使大明神と言い、祭神は少彦名命。
以前は久保田の森にあり1460年代に遷座したそうです。
右手に見える社務所らしき建物、もしや・・・やばい気がする。
なんだか人の気配がなく、何より室内が整理整頓苦手な人が主の様相。
窓のそばに行くと、足元には車いすと担架。。。お正月用だったのでしょうか。
外の棚にメモ用紙が置いてありますが、風で飛ばないように古いTVのリモコンが重しになって乗っています。こりゃ、かなりヤバイ。 -
とりあえず、もしや石段上にも社務所があるのかもと思い、先に進みます。
手水舎 きれいな水は名水で、タンクに水を入れて持ち帰る人とすれ違いました。
柱に張り紙があり、ポンプ修理の奉納金のお願いでした。 -
133段の石段は途中で左に折れて続きます。画像はカメラの露出の関係で明るく写っていますが、実際は薄暗い感じ。
-
初詣の名残りでしょうか、金属のポールがあって、上りと下りを分けていた風。
ゆるいのですが、途中に踊り場がないので、息が上がる。 -
階段を登り切ると、拝殿の奥に本殿。、見回しても、社務所らしきものは無し。やっぱり鳥居脇のあの・・・アレだね。
-
拝殿の前の手水は水が枯れています。たぶんここに水を引くポンプが壊れているという事なのでしょう。
-
足利義政が東山殿(銀閣寺)を造営の際、久保田の森の前で馬が足を止めるので、調べると、少彦名命を祀る社があり、神威を感じた義政は、現在地に造営し遷座したといわれています。
古い神社なので、摂社末社が祀られています。 -
いよいよ、本日最大の難所(笑)。社務所の玄関のインターフォンを押しましたが、反応なし。
2分ほど待って、もう一度押しても反応なし。1分ほど待つ。
うわ~、よくある神社の光景じゃん。
仕方がないので、帰ろうと数歩踏み出すと、人の声が小さく聞こえる。
耳を澄ますと、室内から「はいは~い」という声が、聞こえてきました。
窓を見ると、仙人のような薄い白髪頭に長い白髭のご老人が立っている。人がいたんだ!が、以前としてヤバイ感はぬぐえず。
御朱印を頂けないかと問うと、一瞬周囲を見回し、書き手がいないとおっしゃる。
書置きとか、印鑑だけでもと問うと、「無理だ」という。まあ、そうだろうね。
逆にどこから来たのかと問われたので「埼玉です」というと、えらく恐縮して「ごめんなぁ、遠くからきて、ごめんなぁ、ごめんなぁ」と繰り返しておられました。
いやいや、こちらの調査漏れ。お祭や初詣の時なら、御朱印を頂けたのでしょう。
残念です。たぶん再訪はありません。参拝できたことに感謝いたします。
来た道を戻ります。 -
11:08 白川通今出川の交差点で信号待ちしていると、お坊さんが歩いて行く。
横断歩道を渡り吉田山の東側にある竹中稲荷神社に向かいます。 -
11:14 住宅街の道、ふと左を見ると如意ヶ岳の大文字。
吉田山には行ってみたいカフェがあるのですが、今回の旅も予定てんこ盛りなので、パスしました。 -
竹中稲荷神社は山の向こう側にある吉田神社の末社で、山の東側に鎮座しています。山に向かう道を上がっていきます。周囲はお洒落な住宅街。
-
道が突き当たったところが竹中稲荷神社の参道です。
創建時期や由緒は不明
在原業平の住居が神社の近くだったという記録があり、825年頃には社殿が存在していたようです。
明治時代初期に吉田神社の末社になりましたが、以前は独立した神社でした。竹中稲荷神社 寺・神社・教会
-
江戸時代の1830年頃は参拝者も多く、参道には鳥居がびっしりと並び傘の必要がなかったとか。
祭神 宇賀御魂神 猿田彦神 天鈿女神
本殿は1840年に信徒の寄付金で造営 -
御本家の吉田神社より古くからここに鎮座していて、この山は神楽岡と呼ばれていました。今でもお稲荷さんの講があり、活動されている様子。
本殿の前には屋根の付いた参拝所があります。 -
境内、特に本殿の奥には小さな神社が無数にあって、末社摂社かお塚かと思って近づくと、神社の名前を彫った石碑が立っていて、神社の名前はすべて竹の字がつく。竹〇神社・・・なんかちょっと違和感。
-
神社の裏に奥の院があるというのですが、ちょっと入ったところで、足が止まる。
突然、先に進む気がうせ「行くのやめよう」と思い、「時間もないしね」と理由をつけて引き返しました。
旅から帰って、気になったので調べてみたら、ここは明治時代に土葬地だったというのです。神社やお塚はお墓だったってことですね。 -
そっち系の方からは、強いので影響を受けることはないと言われています。
ですが、面白いことに、初めて訪れた場所で、周囲に誰もいない時は感覚が研ぎすまされるのか、よくこういう事が起こります。
なんか違和感、なんか嫌な感じを大切にして行動することにしています。
これ自分流ひとり旅の極意です。
まあ、直感を大切にしていれば、怖いものはないという事で。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2017年 冬の京都 4日間
-
前の旅行記
冬の京都ひとり旅【4】二日目・石塀小路・二年坂・産寧坂の早朝散歩と清水寺・地主神社 早起きのご褒美は舞台独り...
2017/01/26~
東山・祇園・北白川
-
次の旅行記
冬の京都ひとり旅【6】二日目・宗忠神社・吉田神社・金戒光明寺&西翁院
2017/01/26~
東山・祇園・北白川
-
冬の京都ひとり旅【1】一日目大覚寺塔頭めぐり・龍源院・聚光院・大仙院・瑞峯院
2017/01/26~
今出川・北大路・北野
-
冬の京都ひとり旅【2】一日目・大徳寺塔頭高桐院・今宮神社とあぶり餅・建勲神社
2017/01/26~
今出川・北大路・北野
-
冬の京都ひとり旅【3】一日目・43年ぶりの金閣寺、わら天神、真冬に桜が咲く平野神社
2017/01/26~
今出川・北大路・北野
-
冬の京都ひとり旅【4】二日目・石塀小路・二年坂・産寧坂の早朝散歩と清水寺・地主神社 早起きのご褒美は舞台独り...
2017/01/26~
東山・祇園・北白川
-
冬の京都ひとり旅【5】二日目・静かな銀閣寺・北白川天神宮・竹中稲荷神社(退散)
2017/01/26~
東山・祇園・北白川
-
冬の京都ひとり旅【6】二日目・宗忠神社・吉田神社・金戒光明寺&西翁院
2017/01/26~
東山・祇園・北白川
-
冬の京都ひとり旅【7】二日目・建仁寺と塔頭の両足院・久昌院特別拝観、松葉のにしんそば
2017/01/26~
東山・祇園・北白川
-
冬の京都ひとり旅【8】三日目・京都熊野神社・須賀神社・聖護院・平安神宮
2017/01/26~
下鴨・宝ヶ池・平安神宮
-
冬の京都ふたり旅【9】三日目・知恩院・高台寺・圓徳院
2017/01/26~
東山・祇園・北白川
-
冬の京都ふたり旅【10】四日目・北野天満宮と大将軍八神社、正式参拝
2017/01/26~
今出川・北大路・北野
-
冬の京都ふたり旅【11】四日目・カフェランチと龍安寺、仁和寺、東寺
2017/01/26~
今出川・北大路・北野
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
東山・祇園・北白川(京都) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2017年 冬の京都 4日間
0
46