2017/01/26 - 2017/01/29
1476位(同エリア3571件中)
三峯霧美さん
冬の京都の旅、一日目の午後は大覚寺塔頭の高桐院、秋の紅葉の美しさと苔の対比が有名なお寺で、真冬の季節は色彩が乏しいと期待せずに訪問しました。
今宮神社は素敵な御朱印と、参道のあぶり餅が有名で、あぶり餅のことはずっと前から知ってましたが、旅に出るまで神社の名前も覚えていませんでした。いやいや、食欲って恐ろしい。
建勲神社は信長を祀った神社、こちらも存在すら知らず、最近は刀剣乱舞の影響で、参拝者が増えているそうです。
旅の初日から、歩く歩く!!
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12:50 大徳寺 塔頭 三玄院・・・の前。
瑞峯院から今宮神社へ大徳寺の広い山内を北上します。
三玄院の前を通過。「拝観謝絶」の札がかかっています。石田三成のお墓があります。大徳寺 寺・神社・教会
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聚光院の辻を左に曲がると、大徳寺の鐘楼があります。重要文化財で1583年の建立。
この日のランチは、大徳寺近くのカフェに行く予定でしたが、あちこちのお寺でぼんやりお庭を見たりして、30分ほど遅れているので、ランチをパスすることにしました。
今宮神社のあぶり餅をランチ代わりにするかな・・・。 -
船岡東通りの辻を直進して東へ歩いて行くと、向かいから国産大型セダンがゆっくり走って来て、左側のお寺の裏の敷地に入っていきました。
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今宮神社へ向かいながら、ランチを取りやめたので、高桐院を先に訪問した方が、歩く距離が短くなることに気づきました。
というわけで、突然引き返して高桐院へ。 -
高桐院は水路にかかる小さな橋を渡ります。
参道を曲がると門のそばに本物の舞妓さん!!
撮影中だったようなので、邪魔にならないようにさっさと通り抜ける。どこぞの観光客のように、無粋にカメラを向けるようなことは致しません。高桐院 寺・神社・教会
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12:59 高桐院
1602年に細川忠興(三斎)が父のために建立。
遺言により忠興の遺歯が埋葬され、細川家の菩提寺となります。
有名な石畳と苔の参道は、真冬なので色合いは落ちていると期待していませんでしたが、苔も竹林も緑を保って綺麗でした。 -
さらにもう一度参道は曲がり、受付へ。下足棚に靴を置く。ここも先客はお一人だけ。
拝観料400円を納めて、御朱印帳を出すと、受付の若いお姉さんが、たった今、住職に来客があって、しばらく御朱印は書けないという。
見ると先ほどの大型セダンに乗っていた方々が庫裏のお部屋に迎えられています。
はてさて、いかほどご滞在なのか。
こりゃ、引き返さずに今宮神社に行けばよかった・・・。 -
まあとりあえず、お庭が有名な本堂へ。
本堂前の庭は楓の庭と呼ばれ、紅葉の季節の写真は緑の苔に真っ赤な楓の葉が落ちてとても綺麗です。
真冬でも苔はの緑は鮮やかでした。拝観者は誰もいなくて、お庭を独り占めです。 -
苔の庭の真ん中に燈篭が一つ。先週降った雪が溶け残り、本堂の緋毛氈の赤と白い雪と緑の苔のコントラストが綺麗です。
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本堂奥からお庭に降ります。クロックス風サンダルが置いてあります。
滑らないように慎重に飛び石を伝っていくと、掘り下げた場所につくばいがあります。 -
加藤清正が朝鮮出兵の際に朝鮮王城の礎石を持ち帰り、細川忠興に送ったというつくばい。
忠興はとても気に入り、江戸への参勤交代の時にも運ばせたそうです。え~、人力で運んだの?昔の人は大変でしたね・・・。
それに、これ、某国から返せって言われるんじゃないですか? -
お庭の奥には細川忠興とガラシャ夫人のお墓があります。墓石は忠興が生前愛した石灯籠。
この灯籠、もとは千利休が持っていたもので、秀吉と忠興がそれぞれ所望したところ、利休は裏側をわざと欠いて、疵物だという理由で断ります。
利休が割腹したのち、忠興に遺贈されますが、忠興も完全を忌み、さらに灯口や横を欠いたそうです。 別名・無双、欠灯籠。 -
細川家代々のお墓。
現在の本堂は 忠興の末裔。細川護立が寄進したものです。
総理大臣になった細川護熙氏の祖父です。 -
本堂に戻って、別棟の書院へ。
意北軒 千利休の邸宅の書院を移築したものです。襖絵は狩野永眞(探幽の弟)の筆。やや古ぼけた感じが否めない。 -
茶室 松向軒 しょうこうけん
秀吉の北野大茶湯の際に忠興によってつくられた茶室を1628年に移築したもの。
部材はほとんど新しいものに変わっているそうです。
受付に戻ると、ご住職はまだ来客中なので、御朱印帳を預けて今宮神社に行くことにしました。 -
13:25 船岡東通を北上し、今宮通との交差点。複雑な六道の辻なので長い信号待ち、ふと東側を見ると、比叡山。
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13:30 今宮神社 いまみやじんじゃ
祭神 大己貴命 事代主命 奇稲田姫命
994年 都に疫病が流行り、朝廷は神輿2基を船岡山に安置します。その後1001年にも疫病が流行ったので、現在の地に神輿を移して社殿を造り今宮社と名付けました。今宮神社 寺・神社・教会
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この地は平安遷都以前から「疫神を祀る社があったのだそうです。
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拝殿 こちらも京都パターンの配置。
今宮神社は別名「玉の輿神社」
今宮神社近くの八百屋の娘のお玉は、大奥の将軍側室の御小姓から、徳川家光に見初められて側室となり、五代将軍の綱吉を産みます。
記録によれば父親は関白の家司ですが、実際の身分はもっと低く、今では八百屋の娘が定着しているようです。 -
お玉は「玉の輿」の由来となります。
望郷の気持ちが強かったからか、京都の寺社への寄進が多かったそうです。 -
社殿は1896年に焼失し、1902年に再建されました。
記録的な豪雪となった雪が溶け残っていて、あちこちぬかるんでいます。 -
本社の左側にある摂社 疫社(えやみしゃ) こちらが古くから鎮座していた神様です。
祭神 素戔嗚尊 -
織姫社 西陣は織物の名産地、西陣織物の祖神
社の前には機織りで使う横糸を通すための「杼」(ひ)が建っています。
祭神 栲幡千千姫命 -
若宮社拝殿とその奥に若宮社
今宮祭で牛車で巡幸する神様です。
祭神 天津彦火瓊瓊杵尊、高皇産霊尊 -
大きな石の鳥居の先にあるのは月読社
祭神 月読命 -
阿呆賢さん あほかしさん
伏見稲荷のおもかる石と同じように、石を持ち上げて軽く感じると願いが叶うそうです。
軽かったような気がする・・・。
しかし阿呆で賢いってネーミング、面白いです。 -
御朱印を頂きました。見開きの御朱印で お祭で使われる花傘の印がかわいい。
500円奉納 -
神社オリジナルの御朱印帳はピンク、サーモンピンク、藤色の三種類。各1500円
玉の輿の、お玉の家業が八百屋だったので、野菜の刺繍が施されています。
三種とも、とても柔らかな色合いの御朱印帳、第一印象でサーモンピンクをチョイスしました。 -
オリジナル御朱印帳にだけ拝受できる和歌の御朱印 これ欲しさに御朱印帳を購入したわけです。
和歌は藤原長能が建立されたばかりの今宮社の社殿に神様をお祀りする祭礼を雅やかだとうたったものです。 -
お参りを済ませて、今宮神社のメインイベントである、あぶり餅の茶店がある東側の参道へ。
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門を出ると参道の両側にお店があります。う~~ん、やばい。どっちにするか迷うぞ、これは・・・。
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北側(同左)の「一文字和輔(一和)」は創業は1000年という平安中期。日本最古の和菓子屋です。
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13:50 南側の「かざりや」江戸時代創業、風のない穏やかな日だったので、参道に席が設けてあった「かざりや」さんにしました。
あぶり餅 本家 根元 かざりや グルメ・レストラン
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あぶり餅 土瓶に入った温かい茶がついて 一人前500円
きな粉の付いた餅をあぶり、白みその甘いタレがかかってます。
駄菓子に近いもので、一本ずつ口に運ぶのは、童心にかえったようで、なんか楽しい。
ぼんやりと参道を歩く人でも眺めながら、一服なんて思ってたら、イヤフォンに合わせて演歌を歌ってるおばちゃん登場。お持ち帰りで5人前、出来上がるまで、ずっと歌ってる。まわりのお客さんは強制的に聞かされてる。
うっひゃ~、これ、京都じゃ普通?(笑)というネタ提供、あざーした。
おばちゃん「ありがとう」と関西弁で挨拶して、歌いながら帰って行った。 -
お餅を炭火であぶっているところ。写真に撮らせてもらってもいいですか?と伺うと「どうぞ、どうぞ」と快諾頂く。
扇風機で風を送ると、火力が強くなるのかな。
14:00 御朱印を預けている高桐院に戻ります。 -
まじ、参道、長い・・・。大徳寺の敷地は、400m四方。バス停一個分は軽くあります。
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14:10 高桐院の受付に伺うと、先ほどの若い女性が御朱印帳をもってきてくれました。来客はお帰りになった様子。300円納めました。
高桐院 寺・神社・教会
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14:13 船岡東通りを南下、北大路通りとの交差点にある、雨の日も風の日もというベーカリー。
あぶり餅食べたら、食欲に火がついたので、パンを買い食いすることにしました。
お昼をだいぶ回っているので、棚のパンは完売してるものが多数。
残っている中からオレンジとくるみのデニッシュとチーズパンを買いました。389円雨の日も風の日も グルメ・レストラン
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14:17 船岡東通りをさらに南下、ここは建勲神社の参道も兼ねているのかな。
歩きながら、おもむろにパンにかぶりつく。
こんなランチが強行できるのも、一人旅ならでは。これツレが居たら、絶対やらない。 -
オレンジとくるみのデニッシュ
戦前生まれの母からは、立ち食いや、歩きながらの飲食は、行儀が悪い、お里が知れると厳しく躾られました。
天国のお母さん、許されよ! え?もっと余裕あるスケジュール組みなさいって?
はあ、ごもっともですね、次回から、次回からね!!
しかし、ダイエッター禁断のペストリーは大変美味しい!! -
14:24 建勲神社 たけいさおじんじゃ 一般には けんくんじんじゃと呼ばれています。
旧称は健織田社(たけしおりたのやしろ)
主祭神は 織田信長 配祀 織田信忠建勲神社 寺・神社・教会
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建勲神社は1869年(明治2年)に信長が日本を一つにまとめたことが、外国の侵略を防ぎ日本を守ったとして、明治天皇の御下命により、東京と山形に創建されます。
船岡山は秀吉によって信長の廟所とされた場所で、1880年に東京の社を、現在の神社境内の「大平和敬神」の石碑がある所に遷座しました。 -
1910年に社殿を現在の山頂部分に移築します。
これが結構急な石段で、息が上がります・・・。石段の上部からは京都市内が一望、比叡山が綺麗です。 -
山頂の境内は縦長ですが思ったよりも広く、明るい。
お参りは拝殿から。 -
神門(祝詞舎)信長さんを祀っているの、穏やかな丸いイメージです。
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宗三左文字 刀剣乱舞だと、こんなイメージなのか。
三好政長ー武田信虎ー今川義元ー織田信長ー豊臣秀吉ー豊臣秀頼ー徳川家康・・・明治天皇より 当神社に寄贈。
京都刀剣御朱印めぐりでは、刀剣の御朱印の領布があります。 -
拝殿前から貴賓館越しに大文字山。
御守り、御朱印などは、貴賓館で頂きました。 -
この日は神職さんが不在という事で、書置きに日付を入れていただきました。
こちらが通常の御朱印 300円 -
大きな天下布武の印の見開き御朱印。500円
オリジナル御朱印帳もあります。
神社の南参道の石段を降りて、千本鞍馬口のバス停に向かいます。
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