マラガ_Málaga　歴史とリゾートの融合！地中海に栄えた世界最古の都市のひとつ

2012/01/08 - 2012/01/08

スペイン南部、アンダルシア州マラガ県の県都であるマラガを訪れました。この町は、スペイン第6位の人口（60万人弱）を擁するコスタ・デル・ソルの中心地であり、ピカソの出身地として知られています。
★大聖堂やヒブラルファロ城などの歴史遺産を散策
★ヒブラルファロ城の頂上からは、マラガの町とコスタ・デル・ソルの絶景

エリア マラガ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

マラガに到着！なんと鮮やかな空の青。日本（本州首都圏）の青空とはまるで違います。

アンダルシアの白い建物が青空に映えます。

ここは、アルカサバ（城塞）の麓にあるローマ劇場。マラガは、紀元前にフェニキア人が建てた町が起原とのこと。

アルカサバは、11世紀初頭に当時この地を支配していたイスラム勢力により、ローマ城塞跡地に建造されたとのこと。

遺跡とアルカサバ。この上にヒブラルファロ城跡があります。

遺跡。

ヒブラルファロ城(Castillo de Gibralfaro)は、14世紀にナスル朝ユースフ1世が海側の防備を目的として建造したらしい。

城へ登ってみましょう。

入り口です。

入場すると、まずは城の歴史を紹介してくれます。

その後城内へ。

同じイスラムの宮殿である．．．

．．．アルハンブラを思い起こさせます。

一つずつゲートをくぐり抜け．．．

城のてっぺんを目指します。

途上、見下ろす町もなかなかの眺望。

剪定された美しい庭園。

蓮の葉。

マラガといえば、コスタ・デル・ソルの中心としてリゾートのイメージが強かったのですが．．．

いやいや、イスラム時代の遺跡として充分な見どころを有します。

至る所に、当時の支配者の繁栄の証を見ることができます。

この庭園も．．．

このアーチも．．．

この眺望も．．．

マラガは日本人旅行者にとってアクセスが良いとは言えません。

グラナダやコルドバといった有名どころには一枚劣ることとアクセスの点から、日本ではあまりアピールされていない様に思います。

城のてっぺん近くに登って来ました。

マラガの市街と海を見下ろせます。

絶景。コスタ・デル・ソルの中心都市たる風景です。

ここには、スペイン国営ホテルチェーンであるパラドール「マラガ・ヒブラルファロ」があります。少し寄ってみました。

そろそろ町へ下りましょう。

町の方も少し散策です。

エンカルナシオン大聖堂(Catedral de la Encarnacion)。16～18世紀にかけて建造されたそうです。

カテドラルの前の広場で休憩。

小腹が空いたので、併せてパタタでもいただきましょう。

美しいファザードを眺めながら。

そういえば、この聖堂は塔が北側にしかありません。南側の塔は、18世紀の終わりごろ資金不足のため中断されたそうです。そのため、「片腕の貴婦人」とも呼ばれているらしい。

さて、そろそろマラガを後にします。冬の真っただ中でしたのでビーチバケーションとはなりませんでしたが、コスタ・デル・ソルの町は季節によらず美しく歴史もあり美味しく楽しむことができました。

この旅行記へのコメント （2）

• belleduneさん 2014/06/01 08:34:45

  懐かしいマラガです

  RAINDANCEさん、マラガは、大学卒業後直ぐに、海外旅行に行きました。スペイン語研修という1ヶ月の旅程で、私は全く関係のない、スペイン語を全く話せない者でしたが、アルハンブラ宮殿をスケッチしたいという思いで、一人参加しました。参加者がグラナダ大学で1週間語学研修をしている間、一人でグラナダから列車でマラガへ行き、そこから飛行機でバルセロナへ飛び、父の知り合いのスペイン人の別荘で１週間過ごすということでした。奥様がフランス人だったので、少し話せる私は何とかジェスチャー混じりで会話が出来ました。ご主人は英語も話せなかったので、色々と案内してくださったのですが、二人でジェスチャーで意思の疎通を…　楽しい１週間の帰り画大変でした。無事バルセロナからマラガへ飛んだのですが、マラガ空港から鉄道駅まで距離があるのに、タクシーに乗らず、歩いてしまったのです。途中貧民街らしきところで、子供達に取り囲まれて、お金をせびられたのですが、あまりお金を持っていなかったので、切り抜けました。駅に着くと、グラナダへの最終列車は既に出てしまって、残る列車でセビリアへ向かいました。2日後、バスでグラナダへ戻ると、皆が心配していて、後1日遅かったら、大使館へ連絡しようと思っていたと言われました。今のように、携帯があれば直ぐに連絡できたのですが、スペインで毎日連絡を取ろうとしたのですが、繋がらず。セビリアもお祭りで、どこのホテルも満員で随分歩き廻りました。若い時は、怖いもの知らずで、今考えると運が良かったとしか思えません。その当時のスペインは今のように治安は悪くなかったのですが。そんな思いでのあるマラガへまた行ってみたくなりました。
  またお邪魔します。

  RAINDANCEさん からの返信 2014/06/15 23:27:00

  RE: 懐かしいマラガです

  belleduneさん
  
  こんばんは。
  返信が遅くなりすみません。
  武勇伝、興味深く拝見させていただきました。異国の地で全身全霊を用いたコミュニケーションの楽しさ（苦労でもあるのですがそれがまた良い）と、治安や現地の法律など勝手がわからないスリル（場合によっては真面目に怖いのですが）．．．そんな海外滞在での魅力を改めて感じさせていただきました。
  belleduneさん、沢山の国々を訪問されていらっしゃいますね。私もまた拝見させていただき、旅への思いを馳せてみたいと思います。
  
  　RAINDANCE