【2017年　マレーシア】娘に会いにマレーシアへ、でも勝手にブラブラ その14　8日目-2　クチンの街歩き　

2017/03/01 - 2017/03/11

娘はマレーシアに留学中。

そのいきさつなどは
【2017年　マレーシア】娘に会いにマレーシアへ、でも勝手にブラブラ　【総集編】
http://4travel.jp/travelogue/11223188

娘の様子を見るためにということで、マレーシアまで行くことにした。

娘が学校の平日はボルネオ島に一人旅。
ラフレシアを見るためグヌン・ガディン国立公園へ行く予定の日を一日つくったもののラフレシアが咲いていないということで
街歩きをすることにしました。

エリア クチン(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

大食いではあるがあまり食にこだわらない私はガイドブックに出ているおいしいものっていうのにもあまりこだわりを持たなかったりする。
でも、さすがにパンとバナナだけの朝食はさびしいからこの日は外で散歩を兼ねて朝食をとることにした。

鳳山寺

自転車ツアーを中心としたツアーの会社だった。
一目見ればわかるね。

その並びにはボルネオと名がついている食事処だったけどまだしまっている。

住んでいる人がいるんだねえ～

20分ほど歩いてやってきたのはFock Hai Tim Sam Cafe
本日の朝食はこちら。

フォック ハイ ティム サム カフェ 中華

肉まんがクチンで一番おいしいということでやってきました。
でも注文方法がわからず、そばにいた人に目で訴える。
肉まんが食べたいのをわかったもらえた！

飲み物をきかれてよくわからないけどリピートできた「バリなんちゃら」を頼んだら
口に合わなかった・・・
「バリ」だけ聞き取れたけどいったいなんだったのかも不明。
あとで調べたら麦でつくられているということだった。
ビールじゃないよ。

特大の肉まんということだったけど神楽坂の50番の肉まんを食べてきた私には
大きくな～い！
日本の肉まんとはちょっと違う味だったけど確かにおいしい！

かじった写真ですみません。

大きい肉まんということだったけど私にはむしろ肉まん1個では物足りなくて、横で食べている人の蝦焼売がおいしそうだったので、指をさしながら「シャオ・マイ」と言ったら
豚肉の焼売が出てきた。
う～ん違うんだけど、しかも雑な見た目。
でもおいしかった。

トゥア ペッ コン （tua pek kong temple、大伯公）
派手な中国系らしい建物。
クチンで一番古い中国寺院。
中国の風水に基づいて1770年に建てられた。
1884年のクチン大火事の時に焼失を免れ、1941年の日本軍占領時も周りは爆撃により破壊されたがここは無事だった。
なぜかここの建物の写真、良い位置で撮っていない。

トゥア ペッ コン （大伯公） 寺院・教会

御利益はもーかりまっせ～
これだけあからさまだと気持ちがいい。

こちらの方（神様？）はお金がなくてもご機嫌そう。

巨大な線香

眺めていたら１本分けてもらえた。
ありがとうございます。
しっかりお祈りさせていただきます。
きっと貧乏人に施しをされたあなたには良いことが待っていますよ。

パイナップル型のろうそくが並ぶ。

パイナップル型のろうそくの先が大伯公（福徳正神）を祀っているところ。
その下で何やら工事中のようなたたく音が聞こえてきた。

何してるの？ってみたらおばちゃんがこの赤い人型をたたいていた・・・
そのあとここにペタッて貼り付けていたんだけど、何かの呪い？
それともこれで幸せが来るのだろうか？
ちょっとびっくり。
でも暗い雰囲気ではなかったけど。

始めてのマレーシアでペナンへ行って感動したけど中華系の建物って
壁はチープな感じでも屋根の装飾が素晴らしい。
中華系の人って上からの見た目を気にするのだろうか？
台湾もこんな感じだった気がする。

クチンへ行った人の旅行記にもよく出てくるし
可愛い色が目を引く建物だからショッピングセンターかと思ったけど
この後行ってみたら、駐車場とちょっとオフィスがあるような雰囲気だった。

宿のそばのメイン バザール通りでお土産を見たり

やたらと長いいんげんのような豆にびっくりしたり

カレーとか香辛料系が山になっている。

これラードとかマーガリンみたいな油系の食品。
こんな風に外に放置で売っているのね。

ここは小魚だけ売っているみたい。
見た目色がちょっと違う？ぐらいだけど
値段がかなり違っていたりする。
ちょっと買っていこうかと思ったけど

そばにこいつらがいて商品の上に乗っていたりする。
さすがに無頓着な私でもダメだわ。
でもお店の人特に追い払うわけでもなさそうで
それにもびっくり。

India Street
インド系の人たちがお店を開いています。
クチンの中では一番色が鮮やかな気がします。

このあたりまで散歩をしていったん宿に戻り『ウォーターフロントロッジ』から
『ウォーターフロントホテル』に移動。
http://4travel.jp/travelogue/11234038

郵便局
コロニアル建築の郵便局は1932年に完成し現在も現役。

柱も細かい細工がされています。

クチン警察本部
警察の建物も素敵

バックを売っているお店。
色褪せやカビみたいな黒くなっているものもあるけど
買う人いるのかなあ？

三輪車は天井につるされて売っている。

暑くなってきたので、かき氷を食べた。
お好みでのせてくれるみたいだったけど、よくわからないから
メニューに載っていたのを注文。
抹茶かき氷に小豆とアロエベラと愛玉のゼリーがのって
RM3.90だから110円ぐらい。
小豆は甘ささっぱりなかなかおいしかった。
日本だったら600円でも食べられないぐらいのクォリティーがあったと思う。

でも、このお店の2階歯医者さんだよ。
共存しているってこと？？

ピンクのモスクはクチンモスク

クチン モスク 寺院・教会

見学していい？と聞いたら首に巻いていたスカーフを頭に巻くなら
中に入ってはダメだけど、写真を外からとってもいいよ、と言われた。

しばらくしたらノースリーブの欧米系の女性が2人出てきた。
彼女たち勝手に入っちゃったの？
それとも？？

モスクにはたくさんのお墓

トイレは有料で2０sen
Entrance feeっていうんですね。
ペーパーも20sen
この中にシャワーもあるの？RM1だって。

工事中のモスク
今度来ることがあったら立派なモスクができているのだろうか？

私が泊まっていたクチンの南側は中華系が多い。
初めての場所なのに来たことがあるように感じるのは
台湾を思い出すからなのかもしれない。

サラワク川の北側はマレー人が多いとのこと。
川を渡ってみようと思います。

もちろん泳いで渡るわけじゃなく、サラワク川には何カ所か
渡し船に乗るところがあります。

おっちゃんの手漕ぎ。
1回50senだけど外国人だともっと請求されちゃうこともあるというのを読んでいたので
片手に50sen用意して乗ったのに足りないよって言われた。
周りもRM1紙幣を渡しているようだったのでRM1払った。

サラワク川の渡し舟 船系

今回の船はASTANA（イスタナ）のそばにとまります。
サラワク川の北岸に建つ宮殿で、1870年に白人王の2代目チャールズ・ブルックによって建てられたもの。

イスタナ （王宮） 城・宮殿

イスタナは現在はサラワク州知事の公邸となっています。
なので、見学はできません。

大きなモスクだと思っていましたが、サラワク州議会議事堂でした。

地図を見るとマルゲリータ砦にはここを通ったらすごく近そう。
守衛さんににっこり笑って「Fort Margherita」と言ってみる。
もちろん「ダメ！」って追い払われた！
歩くと1時間かかるから一旦渡し船で戻って別のところからアプローチしなさいって。

あの中通れれば15分で行けるのになあ～。
悔しいから歩く！

Sarawak Orchid Garden
どんな植物があるのだろう？
ちょっと興味があったけど外からちらっと見た限りでは花が咲いているように見えなかったので
やめた。

観光客ウェルカムな感じだったので分かれ道でこっちに入った。

で、この小屋本当は警備の人がいるのかな？
この時アザーンが町の中で響き渡っていたから
仕事を休止して祈りの時間だったのかも。
知らずにこの敷地に入ったけど立ち入り禁止の看板があったのに
後から気が付いた。
見つかっていたら怒られただろうなあ～

慌ててスゴスゴ立ち去る。

北クチン特別市の紋章
サラワク州の鳥ホーンビルにクチンの猫。

で、サラワク州議会議事堂の反対側に出ました。
かなり遠回りだったけど、考えてみれば近道したいから
国会議事堂通りたいと言ってもとおしてもらえないのと同じかな？
地元の市役所内ならショートカットもできるけどね。

マルゲリータ砦がみえてきた。

マルゲリータ砦 史跡・遺跡

マルゲリータ砦は1879年に周辺の海賊からの防衛のために建てられた砦。
時の国王ブルック家２代目当主チャールズ・ブルックの妃マーガレットにちなんで名づけられた。

内部は見学することが出来、撮影もOKとのこと。

サラワク州は自治権があるので、マレーシア人でも他の地域から来た人は
パスポートの提示を求められる。
それはその歴史的な背景があるから。

ブルネイの原住民の反乱の鎮圧をした、イギリス人の探検家ジェームズ・ブルックはその褒賞としてサラワクが割譲され、ラージャに任じられた。
これが白人の支配するサラワク王国となった。
クチンの洋風な建築もイギリス人が支配していたため。
1841～1941年は3代にわたり英国人ブルック家支配したが
1942～45年は日本の統治で日本の敗戦後
1963年にマレーシア連邦に加盟するまでは英国の直轄植民地であった。

その当時のことを示すものが砦の中にたくさん展示されている。
ただ英語なのでね、良くわからないんだけど。

こちらが探検家ジェームズ・ブルック
初代の国王

これは日本統治下の時のお金

この方がここマルゲリータ砦の名の由来となった王妃マルゲリータさん。

砦とよぶには木が邪魔でよく見えないような気もするけど
当時はもっと視界が開けていたのかもしれない。

茶色い建物がウォーターフロントホテル＆プラザ メルデカ

マルゲリータ砦の人に帰りの道を教えてもらう。
丁寧に教えてくれたし入ってきたときもとっても良い感じの人たちだった。

砦の右の方を下ると元小学校があるからその前を通る。
学校さぼっている？風の男の子たちがいてちょっと怖かったけど。

で、やっぱり不安に感じている人が登ってきて
マルゲリータ砦 に行くにはこの道でいいの？って聞いてきた。

小学校を過ぎたら kampung（カンポン）があると言われた。
kampungって田舎とか村のような意味みたい。
マレーシアのレストランのメニューでkampungなんちゃらっているのがいろいろあるけど
田舎風みたいな意味なのかな？

ムスリムのローブもこうやって洗濯して外に干すんですね。

kampungの登りをバイクでトコトコ登って行く現地の人

本当はサラワク川の北側にクチンで一番人気？の猫博物館もあったのだけど歩くには結構距離があるし
北側でタクシーを見つけるのは難しいので南側でタクシーに乗り
遠回りして川を渡って北側へいくことになるので
行くのを断念。

トイレのためにホテルに戻る。
便利なところにあるホテルはいいなあ～