【2017年　マレーシア】娘に会いにマレーシアへ、でも勝手にブラブラ その10　6日目-1　猫と目があった。だから行くボルネオ島のクチン（クチン ウォーターフロント ロッジ）　

2017/03/01 - 2017/03/11

娘はマレーシアに留学中。

そのいきさつなどは
【2017年　マレーシア】娘に会いにマレーシアへ、でも勝手にブラブラ　【総集編】
http://4travel.jp/travelogue/11223188

娘の様子を見るためにということで、マレーシアまで行くことにした。

娘と２泊３日のランカウイ島へ行った翌日、娘は学校へ。
私は１人旅。
娘の様子を見に行ったんじゃないの？という外野の声は耳に入らない。

初めてマレーシアへ行った2012年、1冊のガイドブックを購入した。
家に帰って開いた。
ガイドブックの猫がこっちを見ているような気がした。
猫ファミリーの像。
ここどこ？
クチンというボルネオ島にある街だった。
猫の像があるという以外の情報を得る前に街歩きでは娘は行きたがらないだろうと封印した場所だった。
別に私は猫好きではない。
猫派か犬派かと聞かれたら私は犬派と答えるだろう。
でもなんだかこの猫の家族が気になった。
マレー語で猫を意味する「クチン」。
1人旅だったら行ってみるのもありかも・・・ということでサラワク州の州都クチンを目指した。

エリア クチン(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 飛行機
• 航空会社: エアアジア
• 旅行の手配内容: 個別手配

前日は娘とランカウイ島を楽しんだ。

この日は、ボルネオ島クチンまで1人旅に出る。
ランカウイ島からクチンまで直通の飛行機があったらクアラルンプールまで戻らなかったと思うけど
そんな飛行機がなかったのでクアラルンプールに戻り1泊した後
スーツケースは娘に預け空港へ向かう。

途中の乗換駅のマスジット・ジャメ駅。
早朝アザーンが駅まで聞こえてきた。
人影は良く見えないけど祈りの時間が始まるのだろう。
暗い中にほんのりと光るモスク。
イスラム教徒ではない私でも祈りをささげたくなる。

マスジット ジャメ駅 駅

KLセントラル駅に到着。
1人旅なのでいつもの通りバスで空港へ向かう。
朝早いのでいつも混んでいるKLセントラルも人が少ない。
朝からバリバリ働く風のビジネスマンと一緒にフリーペーパーを
もらう。
フリーペーパーはマレー語ではなく英語だった。

KLセントラル駅 駅

バスは時刻が決まっていない。
満員になったら出発。荷物は日本のリムジンバスのようにスタッフが入れてくれるわけではないから自分で入れる。
なくなっても自己責任ということなのだろう。
料金は12リンギット。3年前は10リンギットだったから値上げしたようだ。
それでもKLIA expressは38リンギットから55リンギットに値上げしたことを考えれば料金も値上げ幅も安い。

バスはKLIA2に到着した。
自分で荷物を出して空港に向かう。

格安航空会社用とは思えないきれいな空港。
前日も来たところだけど。

KLIA2 (クアラルンプール 格安航空会社専用空港) 飛行機・セスナ

出発の時刻を確認してチェックイン。
規定ではクリアできるかどうかギリギリサイズの大き目のリュック。
受託手荷物料金も払ってあったけどできたら機内に持ち込もうと思っていた。
持ち込めるか確認したら計測もせず
満席なので荷物を預けてくださいと言われた。

朝食がまだなので空港で食事をすることにする。
これからサラワク州へ向かうというのにサラワクラクサ。
おいしかったけど、こんなところでサラワクラクサ食べたからクチンでラクサに縁がなかったのかもと後から思うことに。

空港に各地の空港名所が描かれていたけどクチンはやっぱり猫なんだね。

ところでマレーシアってマレー半島だけじゃないって知ってました？
自慢じゃなけど始めてマレーシアに旅行に行こうと思った5年前にガイドブックをみるまでよくわかってなかった。
歴史も地理も苦手だったのよ。ってどんなレベル？
ボルネオ島はインドネシアだけではなく北側はマレーシアとブルネイなんですよね。
今回はボルネオ島の北西部のクチンに行くのです。
そしてマレーシアからだとボルネオ島と呼ばれますが、
土地の多くを占めるインドネシアではこの島をカリマンタン島と呼ぶのです。


地図はウィキペディアから借りました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A2

2時間かからない飛行機の旅なら、やっぱり窓側がいいなということで窓側を追加料金払って座席指定しておいた。
自分の席に着こうと思ったら2歳児と思われる男の子が座っていた。
私の姿をみて母親が自分の膝の上に座らせようとしたらギャン泣き。
先が思いやられるので、その席どうぞと言ったけど結局私が窓側に。
で、その男の子私が持っていたブランケット代わりのライトダウンの手触りがきにいったようで、
まるでぬいぐるみを触るみたいにずっと触ってた。
結局私は約2時間ダウンを使っていないないばあ～をしながら過ごすことに。
まあ、かわいい子だったから許す。

それにしてもクチンなんて日本人にはあまり知られていない場所だけど
KLとクチン間の飛行機は満席だったのでびっくり。

そんなこんなで子守のばあやのような2時間を過ごしクチン国際空港に到着。
ママさんは荷物をたくさん持っていたので
本日ばあやの私は途中まで荷物持ちもすることになりました・・・
かわいい子だったから許す、ということで。
ばあやのバイト代として写真ぐらい撮らせてもらえばよかったとあとから後悔。

クチン国際空港 (KCH) 空港

空港内を移動中。

サラワク州は自治権を持っていてマレー半島から行く場合マレーシア人でも
パスポートが必要なのです。

クチンから車で2時間ほど行く グヌン・ガディン国立公園は
ラフレシアが見られる場所としても知られている。
で、空港の案内所で滞在中みられるかの確認。
私がランカウイ島にいた日には咲いていたらしいけど今は枯れちゃったよ～とのこと。
国立公園のスタッフが公園内を毎日確認していて咲きそうな花があるとその情報も入るけど私が3泊している間には咲く花はないだろうとのこと。
残念でした～

ラフレシアってポケモンにでてくるから子供も知っている。

実際のラフレシアは世界一大きい花として知られているけど
つぼみの期間が9～13か月と長いのに開花は5日～7日。
ポケモンのラフレシアがクサイハナの進化系のようにラフレシアは臭いらしい。
そんなにおいをかぐのも興味があったのだけど。

画像はオフィシャルサイトからお借りしちゃいました。
http://www.pokemon.jp/zukan/detail/045.html

クチン国際空港はバスが走っていないのでクーポンタクシーで移動です。

順番に乗るはずのタクシーなのにこの運転手割り込んできて
私はこの運転手のタクシーに乗る羽目に。

本人の服装や雰囲気に比べてタクシーが立派なので
多分歩合制で車を借りているんだろうなあという雰囲気。
だから1人でも多く客を乗せたいんでしょうね。

サラワク州の州鳥ホーンビルの像がありました。

割り込み運転手、私の泊まるところの行き方を知らなかったようで、
電話しながら場所を誘導してもらっていた。
私も落ち着いて座ってられず、地図を片手に確認。
運転手より先に私が発見！

クチン　ウォーターフロント　ロッジ。
み～っけ！

こちらのホテル「熱帯魚さん」の旅行記を拝見して
クチンに行くなら泊まりたいと思っていました。
http://4travel.jp/travelogue/10671855
クチンはあまり情報が多くなかったので4トラがとても役に立ちました。
とくに「熱帯魚さん」の情報がクチンへ行く後押しをしてくれました。

入り口を入る。
愛想の良いおばちゃんが迎えてくれた。

マラッカで泊まったプラナカンのホテル「ホテルプリ」を
思わせる調度品。
http://4travel.jp/travelogue/10935729

入り口が狭く奥に長いウナギの寝床風。
中華系のお金持ちの家をゲストハウスにしたような雰囲気です。

朝食はこちらでご自由にということで
「プリ」のような素敵な朝食ではありません。

こちらのテーブルで食事をするようです。

今回のお部屋は2階。

この細い階段で上がるわけではありません。

1人でダブルルーム使用です。

あまり広くはないですが、無駄を省き掃除は丁寧にされていたと思う。
1泊2500円の宿と思えばとても満足できる部屋だった。

夜になるとこの電気も良い雰囲気でした。

室内は禁煙のようでしたが（自分は煙草を吸わないので確認していません）
道路に面したここは喫煙OKだったようです。

味のある椅子

2階から下をのぞいてみた

部屋以外に喫煙スペースなのか休憩するところがあちこちありましたが
あまりほかの宿泊客には会いませんでした。

でも他に宿泊客がいないというわけではなく
話し声がちょっと聞こえたり
この階段の横の部屋からは朝夜は大きないびきが聞こえてきていました。

ウォーターフロントロッジはメインバザール通りに建っていて街歩きにも便利なところだった。

メイン バザール通り (アンティークマーケット) 散歩・街歩き

この旅行記へのコメント （2）

• バナナナマンさん 2017/05/11 07:10:53

  雰囲気のある旅館ですね。

  みんままさん
  
  こんにちは
  
  健栄旅館　雰囲気のある旅館ですね。
  
  唐木をふんだんに使った調度品も華人の家という感じです。
  
  映画　「ラマン」を思わせるような家屋、雰囲気ですね。
  
  中国本土では　旅館という文字看板は見かけませんが、
  
  マレーシアでは普通に使われていますね。
  
  天蓋のあるあのベッドも東南アジア風　絵になります。
  
  喫煙場所も、階段も映画の一場面に出てくるようで、
  
  永く残っていてほしいものです。
  
  
  
  町並みも古いまま残されているところも多いようですね。
  
  私も、古い話ですが20年ほど前、マレーシアから一時帰国で
  
  日本に帰る途中　クチンとダマイビーチに寄り、1泊づつし
  
  観光したこと思い出しますます。もう、遠い昔になりました。
  
  
  当時も、国内移動なのにパスポート提示があり
  
  不思議でした、自治権があるのですね。
  
  
  次回の旅行記も期待しています。
  
  　　バナナナマン
  
  
  
  
  
  

  ちちぼーさん からの返信 2017/05/11 21:19:41

  RE: 雰囲気のある旅館ですね。

  バナナナマンさん、こんにちは。
  
  
  コメントありがとうございます。
  「クチン　ウォーターフロント　ロッジ」としか名前をはなくしていませんでしたが「健栄旅館」ですね。
  細かいところまで見てくださり有難うございます。
  
  バナナナマンさんは専門が建築の方なのでしょうか？
  ハワイでも木に対する知識を発揮されていましたが。
  
  新しい綺麗なホテルも魅力的ですが
  こんな古い建物もいつまでも残ってほしいなあと思います。
  スタッフもこのホテルの雰囲気にあっていてとてもくつろげる宿でした。
  
  クチンに行かれたことがあったのですね。
  私は、ガイドブックで猫の像の写真を見なければ
  行くこともなかったところでした。
  
  続きもよろしくお願いします。
  
  
  みんまま
  
  
  
  
  > みんままさん
  >
  > こんにちは
  >
  > 健栄旅館　雰囲気のある旅館ですね。
  >
  > 唐木をふんだんに使った調度品も華人の家という感じです。
  >
  > 映画　「ラマン」を思わせるような家屋、雰囲気ですね。
  >
  > 中国本土では　旅館という文字看板は見かけませんが、
  >
  > マレーシアでは普通に使われていますね。
  >
  > 天蓋のあるあのベッドも東南アジア風　絵になります。
  >
  > 喫煙場所も、階段も映画の一場面に出てくるようで、
  >
  > 永く残っていてほしいものです。
  >
  >
  >
  > 町並みも古いまま残されているところも多いようですね。
  >
  > 私も、古い話ですが20年ほど前、マレーシアから一時帰国で
  >
  > 日本に帰る途中　クチンとダマイビーチに寄り、1泊づつし
  >
  > 観光したこと思い出しますます。もう、遠い昔になりました。
  >
  >
  > 当時も、国内移動なのにパスポート提示があり
  >
  > 不思議でした、自治権があるのですね。
  >
  >
  > 次回の旅行記も期待しています。
  >
  > 　　バナナナマン
  >
  >
  >
  >
  >
  >