2017/03/28 - 2017/03/28
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kirinbxxさん
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私と妻の共通の友人の多くは、京都や大阪の住人です。妻の実家も大阪、ということもあり関西に2泊することにしました。1泊目は昼間にそれぞれ所用を済ませ、夜は古くからの友人の案内で花街のおどり、お茶屋での一流料亭のお弁当とお寿司と豪華な京都を満喫させてもらいました。
翌日は昼は妻の親類たちとの会食、夜はふたたび旧友との再会です。妻のお気に入り、庶民の天国天満界隈で行き当たりばったりに美味しい物を捜して歩き回る楽しさを満喫です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- タクシー JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
京都と大阪一泊ずつ、というのもせわしないので今回は中間地点に宿泊です。本来ならば新快速やはるかが停車する高槻あたりに泊まりたいところですが、料金、駅からの距離などを考えるといい宿がありません。というわけで、今回選んだのはこちら、岸辺ステーションホテル。岸辺駅には普通しか停まらないのは難点ですが新大阪からは10分以内ですし、駅から至近距離、すぐ近くに極楽湯という銭湯もあります。その割にはお安い。
-
それぞれの用事を済ませ、ホテルにチェックインし、荷物の整理をしているともう出発の時間です。余裕があれば京都の有名老舗喫茶店で久しぶりにくつろごうと思っていたのですが、到着するとすでに友人夫妻とタクシーが待ち構えていました。
まず向かったのは上七軒という京都の花街です。ここで「北野おどり」を見物です。 -
おどりだけなら4300円、お茶席つきだと4800円です。残念ながら、お茶席もおどりも写真撮影は厳禁。日頃贔屓にしているお得意さんであっても、「すんまへん、みなさんお断りしてますんで~」と注意されてしまいます。
お茶席ではお菓子が出ますが、このときのお皿は持ち帰りができます。何年か前の「都おどり」のお皿と比べるとひとまわり小さい。ギョウザのタレ用にちょうどいいかな?
欧米系の外国人のみなさんも沢山見に来ていました。一番気軽に舞妓さんや芸妓さんを見る機会ですからねぇ。 -
おどりが終わるやいなや、長年通っている友人の指示で「しゅっっ!」と退場です。上七軒は祇園以上に道が狭く、うかうかしているととんでもない雑踏に飲み込まれて移動もままならなくなるでしょう。あらかじめ頼んであったらしいタクシーに乗り込み、祇園花見小路へ移動します。
3年ぶりくらいの花見小路はとんでもない雑踏でした。そしてこんな看板が。ここ数年、マナー違反が目立つために設置されたのだそう。喫煙や飲食をしながら歩く姿や、ごみのポイ捨て。写真撮影しようと舞妓さんの袖を引っ張って破いてしまったり、観光客が無断で家屋に入ったりする事例も。
タクシーの運転手さんもぼやいておられました。 -
この日の宴会場は友人に連れられて何度も来たことがあるお馴染みのお茶屋「多麻」さんです。
もう一組の友人夫婦も駆けつけてくれて総勢6人なのですが、それぞれが四合瓶を持ち寄った結果、なんと5本に。。。飲めるのか、こんなに、いや、無理だろう!
最初にビールで乾杯、それからあとは。。。 -
メインのお料理はこれまた友人が贔屓の有名料亭木乃婦さんから取り寄せたお弁当。
この他に碗物、筍御飯がありました。
さすがにひとつひとつ美味しい物ばかり。
持つべき物は旨い物を知る京都ネイティブの友です。 -
青魚大好き夫婦なので、鯖鮨も食べさせて、とリクエスト。「いづう」さんが定休日、ということで「なか一」さんからお寿司もとりよせて貰いました。他のにぎりも当然美味しいのですが、感動したのは鯖寿司。私達が楽しみにしていたので、わざわざお願いしてくれたのです。すぐに食べるのが前提なので締め方はぐっと浅め、フレッシュな鯖寿司です。前回妻が帰省したときに帰って来た某寿司○の添加物たっぷりのとは(それでも完食してしまうところが海外在住者の悲しさです)大違い。これぞ京都の鯖寿司!
それにしても、通りはまだ喧噪です。祇園花見小路ではなく、小倉あたりの繁華街にいるみたい。。。
「絶対無理」と思っていた5本、ほとんど空きました。それはつる葉ちゃんのせいですね。初めてここへ来た頃、まだ可愛い舞妓ちゃんだった彼女は見事に成長し、すてきな芸妓さんになっていました。彼女のお酌で男三人、ついつい。。。。 -
この鰻も美味であります。白い御飯があったらなんぼでも食べられそうです。もちろん、お酒にもぴったり。
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2次会は「まんざら亭」さん。ご主人がわが友人と友達とのことで、持ち込んだワインでわいわいと。わが家が持っていったNOONのワインもまぁ飲めるものでした。何が「カルト」かはわかりませんが。
そして友人が持って来てくれた年を経て熟成したワインを味わい。。。
いえ、記憶なんてほとんどありませんが。それでも一応電車でちゃんとホテルに帰り着きました。 -
翌朝起きると、実に久しぶりの二日酔い。9時を待ってホテルの前の銭湯へ。じっくりゆっくり浸かって、そんなことで抜けるようなアルコールではありませんでした。
妻の従妹が車で近くまで迎えに来てくれ、箕面市にある「葡萄屋」という焼肉屋に連れて行って貰いました。私も妻も勿論初めての店です。
塩タンに鶏モモ、それから何やらお得そうなセットを頼んでいました。飲み物は当然ビール。 -
少し遅れて妻の従妹が到着、妻と二人して赤ワインをガンガン行ってます。私はビールをちびちび飲み、肉を少し食べるのが精一杯。日本の焼肉、楽しみにしていたのですが。。。
セットにはちゃんと肉の名札がついていました。このあともまだいくつか肉が追加され、二人はあっさり赤一本、飲んでしまいました。妻と親交のある親族のうち、酒が飲めるのはこの従妹だけなのだそうです。 -
夜は天満でなりゆきまかせの飲み会です。集まったのは市内に住む友人一名、豊中市に住む友人夫妻、合計5人です。
まずは天満といえばここ、天満食肉センター。豚のホルモンが安くて旨い人気の店ですが、この日は満席。一軒目の後も寄ってみましたがやっぱり満席。残念です~ -
どこにするかねぇ、といいつつめぼしい店を探しますが、案内役の友人が行きたい店は全部満席。仕方ないので妻が大昔にはまっていたという「上海食苑」へ。
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この店もかなり混み合っていましたがどうにか席を作って貰って落ち着きます。壁にかけてあるホワイトボードからまずはピータン豆腐。
ピータン、ラー油、桜エビがうまくかみあってビールにぴったりです。 -
中華系の店に来たら、青い野菜の炒め物を頼まずにはいられません。このシャキシャキとした歯ごたえがなかなか家では難しい。オーストラリアの店ではさらに難しい。
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小籠包もまた欠かせません。上海式なので、好みよりは少し皮が厚めですが。
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おすすめ、人気、とあったので頼んでみました、焼き小籠包。
うーん。。。。
意味がわからない食べ物です。二度と頼むことはないでしょう。 -
短時間で出るつもりでしたが、奥の大きめのテーブルが空いたので移動し、ちょっと腰を落ち着けることにしました。
棒々鶏、とありましたがこれは????
まぁ、棒々鶏といえばそうですが。。。ちょっとむつこくて好みではありません。 -
腰を据えることにしたので、ビールのあとは紹興酒に。友人夫婦は瓶入り紹興酒にはまり、色々と試しているそうです。我々も香港ではさんざんいろいろな物を飲みました。一致した見解は「古ければよいというものでもない」ということでしょうか。28年物とか飲んだ事もありますが、食中酒としては10年くらいまでのものがいいかなぁ?
ここではお手軽に銀龍で。 -
クラゲの和え物。
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この日のヒットはこれ。
干豆腐の和え物です。日本ではあまり馴染みがない食材かもしれません。香港の素食屋なんかではポピュラーですね。 -
卵と海鮮の炒め物もなかなかです。
行き当たりばったり入ったにしては、なかなかの出だしです。 -
私は不調、風邪気味という人もいましたがもう一軒くらいは行きましょう、ということになりました。しかしよさげな店はみんな一杯。。。天満に多いビニールで覆われた店の一軒で、外に立ち飲みスペースのある店を見つけました。
ワインバーみたいですね。とりあえず立って飲み、中の席が空いたら移る、ということにします。5人だとなかなか席が難しいですな。 -
もともと、旨いワインを飲み、旨い物を食うのが好きで付き合いだしたメンバーです。立ったまま、店の人を交えて真剣にワインリストとメニューをチェック。
当然のように最初は泡で。 -
立ち飲み、天満、なのにこのおしゃれな展開。
お味の方もなかなかです。 -
おー、春ですね!ホワイトアスパラガスですよ!
大好物なのです。
席はなかなかあきません。そこへ二人組の女性がやってきて話しかけられ、妻と目医者さんが答えています。まるで漫才です。さすが大阪。。。広島や東京では絶対にあり得ん。.... -
これまた春の味覚、新鮮あさりと春キャベツ。あらかた食べてからあわてての写真撮影です。
それにしても平日だというのに、この町は大賑わい。ついに5人分の席があくことはありませんでした。 -
風邪気味な奥方を気遣って、目医者さん達はここでご帰宅です。残った3人は寿司でもつまんで絞めましょう、ということでこちらへ。
大阪人にはお馴染み、天満では有名な庶民的寿司屋さんだそうです。 -
閉店間近、あまりネタもない、とのことですがそれでも結構食べましたね。
-
3人揃って天満駅に行くとこんなものが。。。
酔っ払いですから躊躇無く写ります。シャッターを押してくれた地元の方はちょっと呆れていたかも???
これにて今回の京都大阪食い倒れオフは終了です。平日だというのにつきあってくれた友人達に感謝です。次回は土日にあわせますので、とことん参りましょう。
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