2017/04/05 - 2017/04/06
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kirinbxxさん
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海外、それも魚食文化がなく、大手日本企業も進出していない地方都市に住んでいると日常的に新鮮な魚を食べる事ができません。自然と一時帰国のおりには魚を追い求めることになります。今回も到着してすぐに鮨、翌日も鮨。その後もほとんど毎日のように刺身を食べてきました。それでもまったく飽きることがないのです。
にぎり鮨、と一口にいっても地方により、店により千差万別。魚の扱いはもちろんですが、鮨の出し方、客のあしらい方、店全体の雰囲気もいろいろですね。
日本滞在があと1週間と迫ってきたこの日、私達は2軒の異なる雰囲気の鮨店を訪問しました。
鮨屋のカウンターでデジカメを使うことはしない主義なので、鮨の写真はありません。あしからず。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
母と別れた私達は列車で移動です。
中央改札口を入るとこんな表示が。
お願いですから、0番線へ行く手前にもお願いします。 -
乗るのは特急やくも10号です。
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またまたガラガラです。まぁ、4月の平日だからこんなものかな。
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菜の花がたくさん。
春は確実にそこまで来ています。 -
でも大山はこのとおり、雪化粧。
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荷物を置いたらタクシー拾って即出発です。行き先は「鮨 山もと」です。相客は女性一人、女性三人組、男性一人。途中で入ってきた女性一人客は「満席です」とたった一言でニベもなく断られました。嫌いな物を聞かれましたがない、と言っておきます(ある、というとそれがなくなるだけで変わりがでない、という話でしたので)
鯛、平目昆布締め、小鯛、鰺、タイラギ、海老、鰹、小肌、玉子、トロ、キス(順番はいい加減です)でひとわたり。淡々と進みます。他のお客さんはご主人に話しかけるはおろか、客同士でも会話しません。緊張感を持って食べている、という感じですね。追加を頼む時に妻が話を振りましたが(この人はこういところは怖れ知らず)反応は非常に薄い。
味はさすが、というところです。締め具合とか、大きさとか、味のつけ方とかお見事ですね。私がATMに一走り(お昼はカードが使えません)している間、妻は会話を試み奥さんとは話が弾んだようです。ご主人もまぁ、それなりに。日本酒もほどほどに飲んで二人で19200円でした。 -
フィットネスルームもあります。メインの客は出張のビジネスマンなのでしょうか。。。
パナソニックのジョーバがあったので妻が体験してみました。乗っているだけでシェイプアップできる横着な妻にぴったりです。なかなかよいようなので何とか日本に持って帰れないか検討してみましょう。 -
この日の宿は岡山駅から徒歩10分ほどにある岡山レガロホテル。ウエルカムドリンクと無料朝食つき。
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さて、お腹も空いてきたのでこだまに乗って西明石に行くとしましょう。通勤時間帯には乗客の多いこの路線ですが、中途半端な時間なのでガラガラ。
行き先は西明石、駅からかなり離れた人通りも少ない通りにある「菊水鮓西店」です。関西を代表する名店ですね。妻が若い頃、大阪の大丸に系列のお店がありよくそこへ言っていたそうです。
店はカウンターとテーブル3つですがこの夜の客はカウンターに陣取った常連らしき方8名ほど。愛想のいいご主人と奥さん、息子さんでしょうか、若い職人さんが一人。 -
夜なのでじっくり飲みます。お酒が軽いものからどっしりしたものへと示されているのでそれを参考に宮城、福岡、和歌山の地酒をいただきました当然ながら最初はアテをおまかせで。出てきた物は、淡路産もずく酢(絶品)、油目、鯛松皮造、蛍烏賊酢味噌、伝助穴子、鯛白子、淡路産鮑造(肝付)など。造りは新鮮、白身の歯ごたえと旨味。こういうのを食べるといくら科学的には納得できても熟成させた白身なんて、と思ってしまいます。多分用意されているアテを全部食べたあと、握ってもらったのは、生茹で二通りの車海老、烏賊、さより、蒸し鮑、太刀魚、穴子を三通りの食べ方で、とろ、ふぐ、さわら。最後にさっぱりとした巻物でおしまいです。いやぁ、旨かった。妻はまだまだ食べられるなんて恐ろしい事を言っていましたが腹も身の内。これで二人で35600円。お安いものですよ。
常連さん達が賑やかな方達で、同じカウンターにいる私達とも自然と会話が弾みます。ご主人もその会話に加わり楽しい一夜となりました。
岡山と西明石、ごく近いところにある二つの名店。緊張感溢れる寡黙な鮨と、常連とすぐに仲良くなれる鮨。味は方向性は違えどもどちらも抜群です。どちらを好むかは人それぞれですね。 -
西明石駅から再び岡山へ帰りましょう。
お、これがあの旨かったひっぱりだこ飯の本拠地ですか。 -
翌朝、ホテルの無料朝食に挑戦。
まずーーーーーい。無料なのに文句いっちゃいけません。ですが、千切りキャベツは一体いつ刻んだのだ、というくらい水気もなくパサパサ。何一つ美味しい物がない。。。
ソフトドリンクが無料飲み放題なのは嬉しかったけど。
まぁ、もう泊まる事はないホテルですからいいのですが。 -
ホテルから駅へ向かう途中に、トヨタレンタカーの営業所があり、沢山の車が止まっています。
これすごい技術ですよねぇ。どうやって停めてるんだろう。
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