2017年日本縦断めし旅（4) 祝(わたしの）誕生日　網代の絶品魚料理

2017/03/27 - 2017/03/28

トンネルを抜けるとそこは。。。。雪国ではありませんでした。
真っ青な海辺の民宿で、素晴らしい魚料理をいただきました。

一泊一人一万円（酒なしで）ほどでこれだけの魚を味わえるとは驚きです。

エリア 伊豆多賀・網代温泉(静岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル

雪の会津若松を発ち、東北新幹線で東京へ、東京から東海道新幹線で熱海へ。そして熱海からはこんな電車に乗りました。「黒船電車」ですと？

座席の配置はこんな感じです。いかにも観光列車、という雰囲気ですが地元の学生さんも乗っています。熱海と伊豆急下田の間を結ぶ普通列車ですので、特別な料金は必要ありません。

沿線の人口はさほど多くはなく、観光客も多く利用する路線でしょうし、眺めがいいので普通列車としてこういうリゾートタイプを走らせるのは楽しくていいですねぇ。

朝、雪の会津若松にいたのに、夕方にはもうこんな景色が楽しめるのは、新幹線のおかげです。

網代駅は小さな小さな駅でした。エレベーターが３日後から運用開始。。。。うぅう。
電話をしてあったので、宿の車が迎えに来てくれていました。

宿は「作五郎丸」という小さな民宿です。温泉に入ってさっぱりしたところで湯上がりのビールをお願いしたら、こんなおつまみがついてきました。
なんと”甘くない”みりん干しです。いやぁ、これなら私も大好きです。夕食への期待が高まりますね。

期待が裏切られることはありませんでした。

まずはお造り盛り合わせです。本マグロ、タイ、ホウボウ、ヒラメ、カンパチです。新鮮だし、脂もほどよいし、言うことなし。西日本の人間ですので、寝かせただのなんだのより、新鮮な刺身が一番です。

予想外の茹で蟹が出てきました。さっぱりとしてなかなかのものです。

キンキの煮付けです。東日本の煮付けですから甘みなし、というわけにはいきませんが、魚の新鮮さを活かすべく、かなり控えめな甘さ、これなら美味しいと思えますよ。

かますの塩焼きです。

これは絶品、上品な白身のお魚です。

部屋に料理を運んでくれる娘さんが「次に天ぷらが来るのでゆっくり食べていて下さいね」と言うのでゆっくり食べていたら、冷めた天ぷらがでてきました。
うーむ、謎ですね。

この宿の料理で唯一、少し減点になったのがこれでした。

最後に白い御飯とおつけもの、そして海苔汁です。
飯が・・・旨い！
海苔汁も・・・旨い！

朝ご飯です。自家製の鰺の干物が絶品でした。むむむ、卵は玉子焼きですか。。。当然ながら関東風の少し甘いものでした。
これはいかん。。。。
追加で生卵をお願いし、自宅では食べられない卵かけ御飯をいただきました。味噌汁はとてもいい出汁が出ていました。そして御飯。。。妻はまたもや「食べ過ぎやけど残すわけにはいかん」とかいって、強引におひつを空にしてしまいました。太るのに。。。（すでにかなり太っているのに。。）北海道の親類から少しずつ精米したての米を送って貰っているそうです。なるほど、それなら判りますね。

夜、朝と伊豆の魚を堪能して料金は1泊2食一人9500円です。二人でビールを1本、お酒を６本飲んで24000円。。一人12000円ですからまぁ泊まるのはタダみたいなものですねぇ。。。これまで多くの料理民宿に泊まってきましたが、わが家の暫定一位は作五郎丸さんですね。また来ます！

帰りの電車はキンメ電車でした。
時間帯からして、ごく普通の通勤、通学用の電車といった車内でした。