
2017/03/18 - 2017/03/22
1位(同エリア64件中)
ウェンディさん
- ウェンディさんTOP
- 旅行記382冊
- クチコミ2265件
- Q&A回答130件
- 2,198,523アクセス
- フォロワー350人
その昔、人々が恐れおののく怪獣が巣喰う島がありました。
チラチラと燃える炎を吐き、巨大な体躯で獲物を狩る怪獣の姿はまるで恐竜そのもの。
漁師たちは陸地や波間に時折姿を現すその怪獣を恐竜の生き残りや水龍であると考え、海の守り神と崇め祀りました。
海の守り神のその名は、コモド・ドラゴン。
別名:コモド・オオトカゲとも呼ばれる大型の爬虫類です。
コモド・ドラゴンのその巨大な頭は水牛の太く硬い骨も粉々に砕く力を持ち、その嗅覚は4km離れたところに居る獲物の匂いを嗅ぎ分け、失血を促す毒素を体内に潜ませる、一度傷を負わせた獲物は決して逃さない死のハンター。
そんな奴らがいる島へと行ってきました。
【弾丸インドネシア3日間・旅程】
■3/18 羽田15:05-マニラ19:40/20:55-デンパサール00:25(+1)
■3/19 デンパサール08:00-ラブアンバジョ09:20
船でクルージング・シュノーケリング(天使の島・ピンクビーチ)
□3/20 コモド島・リンチャ島 トレッキング
□3/21 ラブアンバジョ09:35-デンパサール10:55
ウブド半日観光
□3/22 デンパサール01:25-マニラ05:15/08:55-羽田14:00
【弾丸インドネシア3日間・旅行記】
・死のハンター<コモド・ドラゴン>の棲む島へ
http://4travel.jp/travelogue/11226032
・ドラゴン、コブラ、ハブが待ち受けるジャングルへ
http://4travel.jp/travelogue/11228162
・コモドドラゴンに襲われたときの逃げ方、知ってる?
http://4travel.jp/travelogue/11235054
・トランジットで愉しむ地上の楽園
http://4travel.jp/travelogue/11251293
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 飛行機
- 航空会社
- ライオン・エア フィリピン航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2017年の2月中旬。
我が家の戦争の終わりを予測した私は、かねてから頭の片隅にあった旅の企画を開始。
旅のタイトルは【コモド・ドラゴンに出会う旅】。
コモド・ドラゴンが生息するのは世界で唯一つ-インドネシア-だけだとは知ってはいたが、ドラゴンがインドネシアのどこにいるのかは知らずに、まずはソコを調べる所から。
出発まで40日を切った旅の準備開始としてはかなり後手に回った状況だったが、なんとか旅の30日前までに、航空券の手配、そして現地での手配を担当してくれる旅行会社に依頼を完了したのだが、その手配はかなり四苦八苦となった。
(写真:インドネシアの広域地図…コモド・ドラゴンを見られるのはコモド島とリンチャ島) -
海外への航空券を買う時はいつもは最安値を狙い、時間をかけてある程度リサーチをしてから航空券の購入へと至るのだが、今回の旅ではその時間的な余裕はなく、旅の40日前では日本-インドネシアの航空券は軒並み10万円台以上で、3月の春休みシーズンに於いてお得な航空券なんてある筈も無かった。
でも、丁寧に探せば旅の女神は微笑んでくれるもの。
HIS系の格安航空券販売会社のSurprice:サプライスで、マニラ乗り継ぎフィリピン航空で【羽田-インドネシア(バリ)往復】で43,600円という破格のチケットを発見!
実際には航空券料金が43,600円 、現地税(日本事前徴収分)が4,170円 、燃油サーチャージ+航空保険料が4,600円、国内空港使用料が2,670円で、トータルで一人55,040円。
春休みシーズンで3連休を絡めた日程でのインドネシアまでの航空券が往復で6万円以下ならば、よく見つけた!と云うべきだろう。
ただ、この航空券は両手を万歳して喜べるベストな航空券ではなく、往路のマニラでの乗り換え時間が1時間しかないかなりリスキーなモノ。
旅の初日の羽田からの出発便が30分遅延したら、最悪の場合はマニラからバリへの乗り継ぎに失敗する可能性もある航空券だった。 -
コモド島への旅の現地手配を依頼したのはバリ島のウブドに本社のある【Lagu Lagu Ubud Bali Tour&Travel(ラグラグ・ウブド・バリツアー)】。
【Lagu Lagu Ubud Bali Tour&Travel】は京都に日本での担当者の方がいて、その方とメールベース(日本語OK)で様々な旅の条件のやり取りを勧めてきた。
この手配会社はバリやバリ周辺諸島のスペシャリストで、私の繰り出す難問にもその答えを見つけてくれ最適のプランを組んでくれたのだが、唯一彼らが首を縦に振ってくれなかったのが、現地での宿泊日数。
現地で出来るだけ多くのコモド・ドラゴンを見たかったので、少しでも島に長くいることのできる現地2泊3日旅を私は希望したのだが、彼らの回答は「日本への帰国便(国際線)の乗り継ぎリスクを考えると、アレンジできるのはバリからの日帰りか現地1泊2日のプランだけ」という返事だった。
(写真:Lagu Lagu Ubud Bali Tour&Travel-コモド島2泊3日のアレンジ紹介ページより) -
現地旅行会社が2泊3日のプランを渋ったその理由は、飛行機。
バリ島からコモド・ドラゴンが生息する地域へのゲートであるフローレス島までは飛行機で移動しなければならないのだが、その便数は多くはない。
雨期の終わりである3月は、天候や機体のやりくりの都合により、運が悪いとフローレス島からバリへと戻る飛行機が欠航する可能性があるとのことだった。
バリへと戻る飛行機が欠航した場合には、その日の晩の国際線(帰国便)への搭乗が不可能となるため、旅行会社としてはそんなリスクが高いプランは組めないと、私の希望であった2泊3日プランは却下されてしまった。
しかし、そんなことで食い下がらない私。
現地で飛行機がキャンセルになった場合には自腹で航空機のチケットを買い直すという条件で、最終的には2泊3日でのアレンジをとりつけた。
(Lagu Lagu Ubud Bali Tour&Travelのホームページ↓
http://lagulagu.jp/) -
そしてインドネシアでの3日間。
はるばる飛行機と船を乗り継いで訪れたコモド島とリンチャ島では野生のコモド・ドラゴンに会い(トレッキング・ルートにノソリと奴らが現れた時には本当に吃驚!)、船での移動時間を利用してサンゴ礁でのシュノーケリングも愉しんだ。
更に最終日には、国際線への乗り継ぎ時間を有効利用してウブドのライステラスを見に行き、夕方にはバリニーズ・トリートメントを受けたりとひと月前のプランニング当初に計画していた時の150%の充実度の旅となった。 -
イチオシ
旅の出発は2017年3月18日。
羽田空港からフィリピン航空での日本離脱だ。
フィリピン航空と言えば、どちらかといえばあまり良い噂は聞かない航空会社で、マニラ空港でのカオスぶりは口コミでも散々の云われよう。
だから、飛行機やそのサービスには殆ど期待はしていなかった。羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
-
フィリピン航空は確かに飛行機はその機体も古く、エコノミー席では椅子に座ったら膝頭が前の座席のシートポケットについてしまいそうなLCCみたいなシート・ピッチだ。
でも、日本-マニラは行きが5時間半・帰りが4時間、マニラ-デンパサールが行きが3時間半・帰りが4時間なので眠ってしまえばあっという間の時間。
我慢できない時間ではなかった。
また、機内サービスは悪くはなかった。
座席シートにモニターはないが、予めタブレット端末にフィリピン航空専用アプリのMyPALをダウンロードしていけば映画は見ることができるし、何より機内食が不味くは無かった。
日本便の和食は行きも帰りも十分に合格点で、米国系の航空会社に比べたらその何倍も美味しい食事を出してくれた。 -
でも、マニラ到着後の空港の状態は、やはり口コミ通りのカオス状態。
マニラ空港(正式名:ニノイ・アキノ空港)への到着時間は現地時間の19:40。
ちょうど到着便が重なり合っていたのか、第二ターミナルのイミグレは乗り換えの旅人と入国の旅人が入り乱れて、喧嘩が起きてもおかしくないような混み具合。
そんな中、係官がトランジットの乗客をイミグレに向かって左側の乗り継ぎカウンターへと誘導し、航空券のチェックを行う。
そして、チャック後のトランジット客はいったんその先にあるトランジットラウンジ(待合室)に集められて、便ごとに係官に誘導されて出発ターミナルへと向かう。
(トランジット客は飛行機を降りたら写真の乗り継ぎカウンターへ。間違ってもイミグレへと並んではいけない)マニラ空港 (MXA) 空港
-
トランジットラウンジには乗り継ぎのある全ての乗客が集められているので、ラウンジ内に置いてあるソファーも満席で座る場所もなかった。
そして、そんなカオスの中へと係官がやってきて行先を叫び、該当乗客を出発ロビーへと誘導する。
マニラ空港が初めてだった私はそのシステムが分からずに、トランジットラウンジの中で右往左往。
たまたま係官が叫ぶ「デンパサール!!」という言葉を聞き取れたから無事に出発ロビーへと連れていってもらえたが、あの時にきちんと係官の言葉を聞き取れていなかったら、搭乗予定のデンパサール行の便に乗り遅れていたかも知れない。
(写真:マニラ空港の乗り継ぎカウンターの様子) -
そんなこんなで飛行機を乗り継ぎ、デンパサール(バリ)空港(正式名:ングラ・ライ空港)へ到着したのは日付が変わった3/19の00:30。
日本との時差は1時間しかないので体内時計の調節は必要ないのだが、日本時間にすれば深夜の01:30。
そろそろオネムの時間だ。
でも、眠いなんて言っては居られない。
入国後の一仕事:タクシーとの交渉作業が私を待ち受けていた。
翌日の朝の飛行機が早いので、この日のホテルは空港近くの場所に予約をしておいた。
しかし、近くといっても歩いたら15分は必要な距離。
距離的には歩けなくはないが深夜の時間帯に見知らぬ土地を歩くのは感心しないこと。
だから、ホテルまでの移動には近距離だけれどタクシーを使おうと考えていた。 -
デンパサール空港のミーティングポイントを抜けると、そこにはタクシーカウンターがあり、そのタクシーカウンターで公のタクシーを予約できる。
でも、バックパックを背中に担いだ私達三人の行く手には立ちはだかるのは、モグリのタクシー運転手たち。
タクシーカウンターまで辿り着く前に、運転手による乗客の奪い合い合戦の勃発。
そんなことは事前学習で百も承知なので、私もここぞとばかり彼らと交渉開始。
ホテル名を告げ料金を聞く。
1人目運転手…30USドル→話にもならないので却下
2人目運転手…20万ルピア(2000円程度)→どんだけボル気なのだろう→却下
3人目運転手…15万ルピア(1500円程度)→夜間というコトを考えたら妥協できる値段だが、ある事情があり却下。
実は現地旅行会社に空港からホテルまでのタクシー料金はあらかじめ確認してあり、5万~7万ルピアと聞いていたので、予め日本でタクシー代金としてインドネシア・ルピアを10万ルピア分両替をしていた。
だから、この時の私の現地通貨ルピアの持ち金は10万ルピアがその全て。
それ以上の金額は払う気が無いし、払えない。
タクシーカウンタまで行き10万ルピアで交渉して、それでも無理ならば歩いても良いかな…と、私たちが彼らから離れて行こうとした時、遠くから「10万ルピア~~!!!」の叫び声。
よし、兄ちゃんの10万ルピア!!乗った♪
かくして空港からタクシーで5分のホテルに到着した。
(写真:アニカ・メラティ・ホテル&スパ 翌朝撮影) -
朝までの5時間を過ごすホテルはアニカ・メラティ・ホテル&スパ。
空港から徒歩圏内のホテルで、2ベッドルームのファミリールームを予約しておいた。
Booking.comから予約し、予約時に航空機の便名と日付の変わった深夜着であることはメッセージとして入れておいたが、部屋がキャンセルされていないかは結構ドキドキだった。
でも、ホテルのオジサンは深夜にもかかわらずきちんと私たちを待っていてくれて、問題なくチェックイン(ファミリールーム:50万ルピア(4327円:カード払))出来た。
☆☆ホテルなので部屋も期待はしていなかったが、ベッドはダブルサイズとトリプルサイズが1台ずつで3人で寝るには十分な広さ。
アメニティは石鹸とシャンプーのみでリンスは無く、3人いるのにタオルは2枚だけというのが若干難ありだったが、シャワーが出来て安心して眠れるトランジットホテルとして利用するには十分な場所だった。
詳細なホテル情報は口コミ↓にて
Anika Melati Hotel and Spa:http://4travel.jp/overseas/area/asia/indonesia/bali/transport/10264555/tips/12605226/ -
そして翌朝3/19の朝6時半。
現地手配会社のガイドさんがホテルへと迎えに来てくれて、デンパサール空港の国内線ターミナルへと向かう。
ガイドさんにコモド島2泊3日アレンジの現地手配代金の支払いを行い、現地通貨ルピアを受け取った。
コモド島への2泊3日の手配は、往復の国内移動の飛行機と船のチャーター代、3日目のホテルと食事(朝2、昼2、夜2)、国立公園の入場料等の経費を全て含んで1人640USドル(3人分で1920USドル)。
金額で見たら安くはない様に思えるが、他の旅行会社に比べたら破格の安さ。
私が調べた限りでは同じ様な内容で一人1000USドルを超える様な手配代金の会社も多かった。
現地通貨の両替を手配会社にお願いした理由、それは空港の両替レートの悪さ。
インドネシアでは空港の両替所はかなりレートが悪く、現地通貨への両替は街中の両替所がお得とされている。
しかし今回の私たちの旅では街中へは行かない為、現地通貨を入手できるのは空港の両替所のみだけとなる。
そんな私たちに、現地手配会社の方から街中レートでの両替の話を持ってきてくれた。
予め日本円で3万円分と指定しておき、その分の現地通貨のルピアをお願いしておいた。
この日の実際の両替レートは3万円=342万ルピアで、100ルピア=0.88円計算となった。
日本の外貨両替所でタクシー代分を両替をした時は、100ルピア=1.02円
デンパサール空港の両替商の表示が100ルピア=0.90~0.92円だったので、事前に現地手配会社へと両替を依頼しておいて正解だったようだ。
(現地では100ルピア=1円の感覚で計算をするとだいたいの金銭感覚がつかめた。例えば100,000ルピアはゼロを二つ外すと1,000円位となる) -
コモド・ドラゴンのいる海域へのアクセスは飛行機で。
デンパサール空港の国内線ターミナルから小さなプロペラ機で海を渡る。
搭乗した飛行機はWings Air(別称:Lion Air)と呼ばれるインドネシア版LCCで、目的地であるフローレス島のコモド空港(ラブハンバジョ)迄は1時間半の空の旅となる。
バリ島からコモド空港まではガルーダ航空もあるが、この2社の間の運賃の差は倍以上。
今回は現地手配会社に国内線のチケット購入迄お願いしたので正確な料金は分からないが、Wings Airならば往復で1万円台前半、ガルーダならば2万円台後半になることは間違いない。
私たちは貧乏旅行なので、勿論LCCのWings Air。
でも、Wings Airは格安なだけあり、それなりに制約がある。デンパサール国際空港 (DPS) 空港
-
制約…それは持ち込み荷物のサイズ。
荷物は基本は機内持ち込み荷物だけが許可されていて、大きな荷物がある場合には預けることのできるが、かなり高額な預入料金が発生する。
だから、私たちの荷物は手荷物で持ち込めるサイズの小さめのバックパックを各人1個だけ。
3人で25Lサイズが2つと30Lサイズが1つというのは、海外への旅としてはかなりコンパクト。
どちらかといえば-ちょっとその辺の山に行ってきます♪-程度の荷物で日本からインドネシアへとやってきた。
この荷物の少なさは、日本を出発する時にフィリピン航空のチェックインを担当してくれたANAのお姉さんにも、思わず「身軽ですね…」と呟かせるほど。
私たちも今までの海外への旅で、こんなに荷物をコンパクトにまとめたのは初めてだ。 -
デンパサール発8時の飛行機のボーディングは予定時刻の30分遅れ。
でも、小さな飛行機なのであっという間に乗客の着席は完了して、予定よりも15分遅れだけで離陸した。
座席頭上の荷物スペースは30Lのバックパックがようやく入るサイズ。
これ以上大きいザックやスーツケースだったら、追加料金が必要だっただろう。 -
イチオシ
座席はプロペラの真横。
大きなプロペラが顔の真横で廻る様子はかなりの迫力だ。 -
眼下にはロンボク島やスンバワ島の姿。
島の周りにはサンゴ礁が作る環礁がエメラルドグリーンに輝いていた。 -
目的地まであと30分という頃、機内ではインドネシア語のアナウンス。
何の事かは分からなかったが、皆が窓の下を見るので、私もそれに倣う。
窓の下を見ると、そこにあるのは、憧れのコモド島の姿。
この島の中に2000頭のドラゴンたちが棲んでいるのだ。
島の周りには珊瑚の海が広がり、シュノーケリングをしたら面白そうだがそんな危ない事はやめておく方がいい。
コモド・ドラゴンは陸上ではのんびりと歩くが、海の中でのその泳ぎは敏捷で、アッという間にガブリとやられてしまうだろう。 -
所要時間1時間20分で飛行機はフローレス島のラブアンバジョ地区にあるコモド空港へと着陸。
コモド空港は、コモド・ドラゴンが生息するコモド島やリンチャ島が1991年に世界自然遺産へと登録されたのを受けて整備され、更に数年前に大幅にリニューアルされ、田舎の空港としてはとっても近代的なデザイン建築物となっている。 -
KOMODOの名前の脇にはインドネシア語のBANDAR UDARAの文字。
これを見た私は、コモド・ドラゴンの事をBANDAR UDARAというのかと勝手に勘違いをしていたが、BANDAR UDARAとは空港という意味だそうだ。
つまり、BANDAR UDARA KOMODOでコモド空港となる。 -
空港の中も綺麗に清掃され、トイレも綺麗だった。
空港でちょっと意外だなと思ったのが、空港内のクリスマスと新年を祝う飾り付けの幕。
3月の末にこの飾りがあるのはちょっと季節的に違う気もするが、私が意外と感じたのは、キリスト教徒の飾り付けが空港内にあるというコト。
私の記憶の中では、インドネシアの宗教は基本はイスラム教で、バリ島だけが例外的にヒンドゥー教であると覚えていた。
それなのに何故に、空港ではキリスト教の飾りつけが去れているのだろう!?
この疑問は、この後に会ったガイドさんの説明であっという間に解決した。
コモド国立公園のあるこの辺の島々の住民の約90%はキリスト教徒で、私たちがお世話になったガイドさんもドライバーさんもキリスト教徒。
でも、何故にインドネシアでキリスト教なのか…と思うのだが、どうやらインドネシアという国が独立する前の植民地支配の頃の名残らしい。
コモド空港のある島の名前はフローレス島。
フローレスの言葉の起源はポルトガル語で、珊瑚の環礁がまるで花を咲かせたように美しいところから花の島と名づけられたそうだ。
インドネシアの各島は、時代によりヒンドゥー教国、イスラム教国、そしてオランダなどの欧州諸国の影響を受け、欧州の支配下にあった時代にこの地区ではポルトガルの文化が伝えられた…というコトだ。 -
空港の外でコモド国立公園での2日間でお世話になるガイドさんと会い、車で港へと向かう。
道端にはバナナや野菜を売る八百屋さんの姿。
フローレス島の青いバナナは甘くておいしいと聞いていたので、食べたかったのだが車は無慈悲にも通り過ぎてしまった。 -
10分ほどで車はラブアンバジョの港へと到着。
ココで船に乗り換える。
港には船がざっと見ただけで100艘以上が係留されていて、ガイドさんは船を探して右往左往。 -
係留されている船は殆どが観光用の船で、ダイビングの機材を積んでいる船も多かった。
-
私たちの船を発見!
この船が2日間の船旅でお世話になる船で、私達家族3人+ガイドさん+船頭さんファミリーの3人が、この船の上で泊まり食事をする。 -
お隣の船はちょうど改装中。
私たちがインドネシアを訪れた3月下旬はちょうど雨季の終わり頃で、観光の最盛期まではまだ1月ほど時間がある。
2月は土砂降りの雨が降るので船の改装作業も出来ないが、3月ともなるとお日様の出る日も多く、作業は快調に進んでいる様子。
あと1か月もすれば新品の様な船に生まれ変わるのだろう。 -
イチオシ
船への乗船に、はしけはない。
桟橋から、船まではピョンと飛び降りる。
写真(左)に写っているのはガイドのオビさん。
オビさんはフローレス島の出身のガイドさんで、なんと日本語を話す。
以前にジャワの日系の工場で働いていて、そこで日本語を覚えたとのこと。
独学のみでの学習しかしてないとのことだが、「お食事は、お口に合いますか」なんていう難しい日本語だって使えてしまう。
実は当初の予定ではフローレス島でのガイドはEnglish Speaking Guideとなっていたので、空港でいきなり日本語で話しかけられた時は少し驚いた。
(思いがけない日本語ガイドのサービスに、思わずチップも少し多めになったかも) -
船に乗り込むとすぐに出航の時間。
ラブハンバジョの魚市場を横目に眺めながらの航海の開始だ。 -
インドネシアの人はとっても気さくで、小さな船の近くを通ると手を振って挨拶をしてくれる。
-
海は凪いでいて殆ど船も揺れずに気持ちの良い船旅。
インドネシア珈琲を飲みながらのんびりとした異国の時間を愉しむ。
インドネシア珈琲…とは私も今回の旅で初めて知ったのだが、コーヒー豆からの抽出の仕方がユニークで、フィルターも珈琲サーバーも使わない。
細かく惹いた豆をダイレクトにカップに入れ、そこお湯を注ぎ、カップの中でコーヒーを抽出する。
勿論、カップの底にはコーヒー豆の糟が溜まるので飲むのはカップの3/4まで。
紙や布製のフィルターを使わないことで、雑味を抑えた珈琲本来の風味を味わえるそうだ。
コーヒー豆の産地の国ならではの贅沢な飲み方なのかもしれない。 -
テーブルの上にはフローレス島の特産の青いバナナ。
さっき車で通りすぎた時に道端で売っていたバナナだ。
小腹が空いていたので、まずは1本いただく。
いつも食べ慣れたる黄色く熟した日本で食べるバナナよりは歯ごたえは固めだが、ねっとりとした実は甘く熱帯の味。
おいしい~。 -
船が最初に向かうのは、ラブハンバジョ港から30分ほどの小さな珊瑚の島ビダダリ(BIDADARI)だ。
当初の予定では、この日はリンチャ島へと行くはずだったのだが、ガイドのオビさんの采配で1日目と2日目のプランの入れ替えとなった。 -
ビダダリとは現地の言葉で天使の島という意味で、ビーダラというこの地方に特有の木が多く繁茂している。
写真の海岸線付近の島がビーダラの木。
淡い紫色の花が咲き、その実は野鳥やサルたちの餌になる。 -
イチオシ
水深の浅い小さな船は海岸線近くまで行けるのだが…。
コモド国立公園 国立公園
-
私たちの船はちょっと大きいので、水深の深いところに停泊し、錨を降ろす。
-
こんな綺麗な海ですることと言えば、ただ一つ、シュノーケリング。
でも、未だ水着に着替えていないので、まずは着替えから。
何処で着替えるかって…?
それは船の上しかない。
さすがに衆人環境での着替えは出来ないので、船の二階に上がり、一階から見えない一番奥まで行き、お着替えタイム。
家族だけの貸切船だからできる大胆な着替え方法だ。 -
シュノーケリングギア、フィンを付けたら、珊瑚が透ける青く輝く海へと飛び込もう!
-
海へのエントリーは梯子を使って。
梯子の下は、数mはある深い海。
でも、砂の一粒一粒、泳ぐ魚の鱗の輝きまで見えてしまう最高の透明度。 -
防水カメラは持って行かなかったので海の中の写真はないが、ハワイの海なんて比べモノにならないほどの美しい海。
あまり多くのポイントでシュノーケリングをしたことが無いので比較対象は少ないのだが、珊瑚の美しさや魚の魚影の多さから判断すれば、グレートバリアリーフのミコマスケイとも引けを取らないと思う。 -
私達以外の人間は、先客の欧米人の女性二人だけ。
まさにプライベートビーチ♪ -
天使の島で1時間位シュノーケリングをして船に上がると、テーブルの上にはランチのお皿が並んでいた。
実は船には船長さん以外に船長さんの奥さまも乗り込んでいて、コックさんとしてお料理を担当。
船長さんファミリーはムスリム(イスラム教徒)なので料理に豚肉は出ないが、チョッピリとピリ辛な味付けは日本人好み。
船の上に居るというコトも忘れて、何回もお替りをした。 -
イチオシ
私たちが食事をしている間に船はゆっくりと天使の島から離れて行き、美しいサンゴ礁ともお別れの時間。
-
ココから先は、2時間の豪華クルージングの時間。
船の最上階で寝ころび、少しだけお昼寝…の筈だったのだが、なんだか怪しい雲がモクモクと…。
そう、3月は未だ雨季。
スコールの時間がやって来た様だ。
大粒の雨はいきなり海を叩きつけるようにやってきて、船も右へ左への大揺れ。
酔い止めを予め飲んでいたので船酔いを起こすことは無かったが、もし飲んでいなかったらあれだけ食べたあとの大揺れはかなりきつかっただろう。 -
15時。
この日、二つ目のシュノーケリング・ポイントであるピンク・ビーチ(別名:レッド・ビーチ、現地語でパンタイ・メラ:Pantai Merah)へと到着。
ここの海域には赤い珊瑚が多く、砕けた珊瑚で出来た海岸はその赤い珊瑚の影響でピンク色に見える。
残念ながらスコールの影響で空には雲があり、ビーチの色が写真ではピンク色には見えないが、実物は本当に淡いピンク色だった。
実はこのビーチがあるのはコモド島。
泳ぎながらも、いつドラゴンが現れるのかちょっぴりドキドキ…。
ピンクビーチはインドネシアの中でも最も美しいといわれるサンゴ礁と熱帯魚がいる場所で、潜ってみると確かにその通り。
隠れクマノミが海藻の間から顔を覗かせ、美しい赤い珊瑚が海底に花を咲かせていた。
一つ残念だったのは、先ほどのスコールで気温が下がり、海の水は温かいのに海水から体を出すと、かなり寒いという状況。
珊瑚が美しかったのでもっとゆっくりシュノーケリングをしたかったのだが、家族の唇が紫色になってきていたので45分程度で船へと上がった。 -
ガイドさんが、海底や砂浜に落ちている貝殻や珊瑚のかけらを拾ってきてくれて、観察タイム。
-
この赤い珊瑚たち。
コレがピンクビーチの色を演出している。 -
更にガイドさんは空きビンにビーチの砂を持ってきてくれた。
こうやって見ると、砕けた赤い珊瑚がたくさん混じっているのが分かる。
拾った珊瑚や貝殻は持っては帰れないので(国立公園だからね)、そのまま海へと返すのだが、私の砂・塩コレクション(サハラの砂、エジプトの砂、ウユニ塩湖の塩の結晶…等々)に加えたいほど美しい砂だった。 -
海から上がると冷えた躰を温めるために、ガイドさんが珈琲を入れてくれ、船長の奥さんは郷土料理のバナナ天麩羅を作ってくれた。
甘いバナナは火を通すことにより更に甘みが増し、バナナ天麩羅は果物というよりもお菓子の様だった。 -
この日のアクティビティは、ピンクビーチのシュノーケリングでおしまい。
夜を過ごすコモド島の湾へと船は向かう。
久しぶりのシュノーケリングで疲れた私たちは船の上でうつらうつら…。
でも、ガイドさんが鮫!と叫ぶ声で目が覚めた。
吃驚して船の船首へと行くと、海の中に居たのはイルカたち。
イルカたちはまるで船とスピード競争をするかのように船首の周りを飛び泳ぐ。
5分ほど、イルカたちは船とのランデブーを愉しんでいた。
鮫ではなかったが、可愛らしいイルカたちが泳ぐ姿を見られて大満足♪ -
この日、船で移動したルートは、フローレス島(FLORES)のラブアンバジョ(LABAN BAJO)から船で30分の天使の島(Bidadari)へ、そしてコモド島(KOMODO ISLAND)のピンクビーチ(Pink Beach)へと向かった。
これから一晩を過ごすのは、ピンクビーチの奥の湾の中の船の上。 -
イチオシ
豪華クルーズ船(?)での旅話とコモド・ドラゴンと遭遇する探検譚は、また次の旅行記で。
スコールの中を歩いたドラゴン探しの旅、そして揺れる船の中でのトイレ事情など、語りたい内容は盛りだくさんなので、何から書いていこうかなぁ…。
【続きの旅行記 】ドラゴン、コブラ、ハブが待ち受けるジャングルへ
http://4travel.jp/travelogue/11228162
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この旅行記へのコメント (15)
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- GILIさん 2018/10/29 22:34:37
- 行ってきました♪
- はじめまして!
今朝、ジャカルタ沖でインドネシアのLion Airさんが墜落という悲しい悲惨な事故のニュースを見ました。。
私もウェンディさんと同じように初めてのインドネシア旅、LionグループのWing Airさんに乗り、コモド諸島へ今月行ってきたのでインドネシアを思い出しながらネットを見ていましたらここに辿り着きました!
ドラゴンの棲む島、、、ワクワクしますよね♪
実際に行ってみて本当に良かったです!
ウェンディさんが撮影された写真を見てまた行きたくなりました!
私はインドネシアにあるツアーデスクと直接やり取りをして、2泊3日のボート旅で約20,000円(27万ルピア)でコモド諸島を巡ってきました♪
※ローカルだと25万ルピアで、外国人の私は外国人プライスだと言われました。
これでもだいぶ交渉しました!笑
バリからラブハンバジョ空港の航空券の往復と合わせるとだいたい40,000円ちょっとですね。
ウェンディさんのツアーは破格らしいですがなんだかちょっと高いですね??
日本語が通じるデスクだからですかね?
私のツアーはKelor島トレッキング、Rinca島コモドドラゴン観賞、コウモリ島のコウモリ観賞、Padar島トレッキング、Pink Beach、マンタポイント、Takka Makassar、Kanawa島でシュノーケリング三昧、といったツアーでした!
ごはんも毎食美味しすぎて、そして量が多すぎて、太りました!笑
ウェンディさんが仰るように海が本当にどこも綺麗だったので私の中では今のところナンバーワンのお気に入りの海です!
地震活動が活発なので怖いですが、また行きたいです!
ちなみに現地ではなく日本で日本円からルピアに両替するのは損しませんか?
ルピアは東南アジアの通貨の中でも一番損するような、、、?
少額でもデンパサール空港に着いてから両替した方が安い気が?
それかGrabなどの配車アプリを使ってキャッシュレスでホテルまで行っちゃうか、ですね。
あらかじめ街中の両替商で両替しておいてもらっておくのはナイスな判断ですね!
私はもぐりタクシードライバーやバイタクドライバーさんたちを振り切って空港の外まで歩いて出てそこで捕まえましたよ。
空港から6km離れたホテルまでバイクで約90円(12,000ルピア)で行きました!
タクシーだと約300円ぐらいだと言ってましたよ(^^)
私が若い日本人の女だからか?笑
空港の外に出るのは簡単なのでいいですよ。
またインドネシアに行きたいのでコツコツ貯金がんばります!
またウェンディさんの旅行ブログ楽しみにしています♪
- ウェンディさん からの返信 2018/10/30 07:23:58
- Re: 行ってきました♪
- GILIさん はじめまして。
インドネシアはこの旅が初めてでしたが、コモド島とリンチャ島、そしてバリの棚田を弾丸で愉しんできました。
Lion Airの事故のニュースは私も昨日の午前中に聞きましたが、何があったのでしょうね。
ニュースでは整備不良が原因かと…とも報道していましたが、飛行機は乗ってしまったら乗客は何もできないところが、怖い部分です。
GILIさんは現地のツアーデスクと直接交渉して、かなり安価にツアー代金を上げることができたとのこと。
是非、その情報の詳細(ツアーデスクの名称、所在地、電話番号、メールアドレスなどのコンタクト先)を口コミでアップすると良いですよ。
コモドドラゴンを見に行きたい方はそれなりの数がいて、このサイトのQAで「安く上げるにはどういう方法があるのかを知りたい」と質問をされている方が年に何人かいます。
その様な人達にとても役に立つ情報ではないかと思います。
私の場合は、国際線往復航空券の取得から出発まで1か月を切り、さらに季節が雨季の終わりと云う事で、ラブハンバジョからのクルーズ船が毎日は出向しない時期でしたので、確実性を目的として、日本語で間違いのないやり取りが出来る旅行会社さんにお願いしました。
船の便が潤沢にある乾季ならば、英語でコンタクトの出来る旅行会社さんでも大丈夫だったかもしれませんね。
そうそう、日本でルピアへの両替は非常に率が悪いです。
私もお勧めは、現地の街中の両替所だと思います。
今回のケースでは、国際線が深夜着で、翌日の早朝出発に備えて到着後にすぐにでもホテルに行きたかったので、両替率の悪さよりも時間を優先して、空港からのタクシー代のみ日本でルピアに変えていきました。
旅での優先度は、シチュエーションにより様々ですね。
色んな情報がネット上に上がっているので、それらを有効利用して、お互いに素敵な旅をしていきましょう♪
ウェンディ
-
- Timho36さん 2018/08/31 12:10:52
- はじめまして。
- マニラ国際空港ターミナル2(NAIA2)での国際線同士の乗り継ぎの記載は中々レアなものなのか、ほとんど見つけられませんで、自分も今度、羽田→マニラ→マカオとバンコク→マニラ→羽田と往復共に乗り継ぎになるので、どんな状況か知っておきたかったので非常に助かりました。
しかし、行きは8時間、帰りはそれぞれ5時間と待ち時間が長くなっていますので、その間の時間の潰し方を考えたいと思います。
本当に有意義な情報でした。
ありがとうございます。
- ウェンディさん からの返信 2018/08/31 21:17:25
- RE: はじめまして。
- Timho36さん はじめまして。
マニラ空港は空港世界ランキングでワースト5本の指に入るという事で、ドキドキしながらの利用でしたが、なんとか国際線同士を無事に繋ぐことができました。
乗り継ぎ時間が1時間を切るというタイトな乗り継ぎでしたので、空港係官が乗り継ぎ客を纏めて次のゲートへと案内してくれるシステムはありがたかったですが、初めての利用ではそのシステムの仕組みが分からなく、乗り継ぎ客はこちら・・・と大勢の人でごった返す狭い部屋の中に押し込まれ、乗り継ぎ時間が迫る中で先の見えない待機時間はちょっとイライラしたりもしました。
幸いTimho36さんは乗り継ぎ時間も十分にあるので、乗り換えの時間がタイトと言う点での心配はないですね。
空港内は特に見るものもないですし、8時間のトランジットが昼間ならば、空港の外に出て見るというのも気分転換になって良いかもしれませんね。
ウェンディ
-
- たらよろさん 2017/03/27 14:03:50
- コモドドラゴン!!
- こんにちは、ウェンディさん
コモドドラゴンにあう旅。
ウェンディさんの拘りが随所に感じられて、
小説にのめりこんでしまったような錯覚に陥りました。
10万ルピアしか両替せず、
その範囲内でタクシーを拾うあたり、
見習いたいなぁ。
無いものはないから・・・
で、事前にきっちり大体の予算も把握しておられるからできる荒業だわ。
ところで、コモドドラゴン!
私もシンガポールやバリ島の動物園でしか見たことがありません。
それでも、おっかない子だったのに、
島に生息するコモドドラゴンとは。。。
続きが楽しみです♪
たらよろ
- ウェンディさん からの返信 2017/03/28 20:43:33
- RE: コモドドラゴン!!
- たらよろさん こんばんは♪
初インドネシアを弾丸で旅してきました。
普通、初めての国の場合はまずはメジャーなところから、インドネシアならばボロブドゥール遺跡やバリ島のウブドやサヌール、スマトラ島位になるのでしょうが、私の選択はいきなりのコモド島。
草原を歩くドラゴン、水牛の肉を食いちぎるドラゴン、水辺で寝ているふりをしながら観光客を狙うドラゴン…様々な奴らの姿を見てきました。
大きいものでは3m位のサイズで、アイツラに追いかけられたらと思うやっぱり怖いですよね。
顔は思ったよりもいかつくはなかったですが…。
続編は、船での生活とコモド島でのドラゴンの様子を紹介します。
コモド・ワールドを愉しんでもらえたら、嬉しいです。
ウェンディ
-
- 備前屋ねこさん 2017/03/25 22:49:00
- コモド島
- ウェンディさん、こんばんは♪
インドネシア行ってきたんですね〜
インドネシアって事はイジェンに行ったのかな思ったけどコモド島に予定変更したんですね。
そして現地滞在が3日間とはいえ、荷物がすごく小さくまとまってるのに驚きです。
透き通った綺麗な海の豪華クルージング(?)いいですね〜
そしてそのまま船で宿泊。
船酔いはしませんでしたか?
コモド島のビーチってあんなピンク色してるんですね。
砂に赤や緑の珊瑚や貝が混ざってチョコスフレみたいに見えてしまうぅ〜
おいしそうだと思ってしまったのは私だけですか?(;^ω^)
インドネシアの庶民的なコーヒーって挽いた豆を沈殿させるだけなのでどうしても口の中で豆の欠片が入ってジョリジョリしませんか?(実はあれがちょっと苦手・・・)
フィルターを使わない分、豆の油分と雑味が残って濃くて苦味の効いた野生的な味わいになりますね。
コモドドラゴンとの遭遇と船中での出来事の続編、また楽しみにしてます♪
備前屋ねこ
- ウェンディさん からの返信 2017/03/26 18:07:35
- RE: コモド島
- 備前屋ねこさん こんにちは。
インドネシア、行ってきました。
日本からの往復を含めての日数は5日間、現地3日間という弾丸旅でしたが、コモドドラゴンを満喫してきました。
ちょうど備前屋さんとイジェン山について話していた頃が、2泊3日旅が組めないのであればコモド国立公園は諦めるべきか…なんて考えていたころ。
でも、無事に旅行会社との交渉が成立してドラゴンを見に行くことができました。
インドネシア式珈琲は今回の旅で初挑戦。
初めて出された時にはネスカフェ(インスタント)の粉が溶けきらないのかと思い、スプーンでしつこく掻きまわしましたが、カップの中でコーヒーを抽出する出し方だったのですね〜。
船上で飲んだコーヒーはけっこう渋みも有ったのでミルクは必須でしたが、そのミルクが甘みたっぷりの缶入り濃厚コンデンスミルク。甘過ぎかな…とも思いましたが、強い日差しの下に居ると思いのほか体力が消耗するので、あれくらいの甘さを体が欲するようです。
最初に飲んだ時は、上の方だけ飲むとは知らずに最後まで口に入れてしまい、口の中が備前屋さん同様にジョリジョリになってしまいました。
インドネシアの陽射しは雨季でも最強に強く、日焼け止めを塗っていたにもかかわらず水着を着ていた時に上腕部を焼いてしまい、昨晩からイイオンナに脱皮中です。
ピンクビーチの砂=チョコスフレは思いつきませんでしたが、云われてみればそうかもしれませんね。あんな色合いの砂は珍しいので本当にもって帰りたかったです。
船旅での酔い止めは1日目は予防的に飲みましたが、2日目は飲みませんでした。
スコールが急に来たりでかなり激しい揺れとなった時間帯も有りましたが、慣れれば結構平気。
私、山オンナでも海オンナでも両方やっていけそうな気がしてきました。
ウェンディ
-
- aoitomoさん 2017/03/25 21:13:24
- こんな旅憧れます〜aoitomo一家では厳しいですが・・
- ウェンディさん こんにちは〜
また、むちゃくちゃ私の気分を揺さぶる旅ではありませんか。
色々、見つけてきますね。
具体的な旅計画もところどころにリスクがあって凄まじいです。
現地ツアーを2泊3日プランに話を強引に進められるところも凄いですね。
さすが、ウェンディさんらしい。
フィリピン航空専用アプリもインストールして抜かりないですね。
でもマニラ空港の乗り継ぎはかなりハードルが高そうです。
タクシー交渉には笑えました。持ち金10万ルピアさすがです。
相場を分かっていても、私だったら、ふっかけられても乗れる分の両替をしてしまいそうです。
とはいえ両替の下調べも完璧ですね。
というか、現地手配会社もいい情報をくれますね。
『コモド島2泊3日』
こんなツアーがあるのですね。
機内持ち込み荷物の制限も驚きました。
日本語ガイドがいるのにもびっくり。
恐らく、日本の予約で日本語ガイドを指定していたら料金はもっと高かったでしょうね。
『ビダダリ(BIDADARI)』
シュノーケリングも楽しそうです。
透明度も良いみたいですね。
船は酔いやすいですから酔い止めは必須だと思います。
『コモド島ピンク・ビーチ』
確かに砂に砕けた赤い珊瑚が混ざって、ピンクに見えるのですね。
こんな珊瑚の砂は初めて見ました。
それでも船の中で一夜を明かすのも面白そうとは思うもの、
現実には色々な問題も発生しそうです。
それも難なくクリアできるのがウェンディさん一家ですが、
続きも面白そうです。
aoitomo
- ウェンディさん からの返信 2017/03/26 17:13:29
- RE: こんな旅憧れます〜aoitomo一家では厳しいですが・・
- aoitomoさん こんにちは。
コモドドラゴンに会いにインドネシアまで遠征してきました。
旅のプランニング期間は1週間だけ。
格安航空券の検索と旅行会社の問い合わせを平行して進めながらも、2泊3日でのコモド旅が出来ないのならば、行先変更か!?などとも考えましたが、強気のプランナーである私の熱意が旅行会社にも伝わり、無事に2泊3日の旅程を組んでもらえました。
フィリピン航空のマニラ乗換も実際の乗り替え時間が30分しかなく、マニラ空港でトイレに行く時間すら取れないと云ったギリギリのタイムスケジュールでしたが、とりあえずクリアできました。
これは、あくまでも個人的な推測ですが、フィリピン航空は羽田便がディレイしてもデンパサールへ行く便は羽田便の乗り換え客を待つ気がします。その理由は、現在、フィリピン航空は日本線とインドネシア線へテコ入れを強化していて、ここで乗り継ぎ客を乗せずに〈フィリピン航空は使えない〉という口コミでも書かれようならば、打撃は大きいはず。
私が利用したマニラ便でも、そのままデンパサール便へと乗り換える乗客が10組以上はいたので、羽田便の1時間以内のディレイであれば、かなり強引にねじ込んでくれるのではないかと思っています。
今回利用した現地の旅行会社ですが、とにかくレスポンスが早く、質問を投げかけた翌日には何かしらの返事を得ることが出来ました。更に、かなり詳しい情報も開示していただけたので、安心して依頼することが出来ました。
砂の数の様にある現地旅行社の中で、自分たちのニーズに合った旅行会社を探すのは本当に大変ですが、メールでのやり取りをしていると、その信頼度が見えてくるのが不思議ですね。
今回の旅行会社も大当たりで、安心して依頼することが出来ました。
さて、現地でのお話は次からの旅行記でマダマダ続います。
コモド国立公園への旅は船泊ではなく、コモドドラゴンのいる国立公園内のロッジ(奴らがロッジの周りをウロウロするらしいです)で宿泊もできるコースもあるなので、aoitomoファミリーでも行くことが出来ると思いますよ〜。
是非、朝起きると窓からコモドがエサ(宿泊者)を狙っているなんていうスペシャルな光景を見に行ってみてくださいね。
ウェンディ
-
- *ちょこ*さん 2017/03/25 08:54:19
- わくわくする~( 〃▽〃)
- やっぱり慣れてるウェンデイさんは下調べもバッチリだし、ボッタクリタクシーを追い払う様がかっこいいですね!(笑)
海外の空港事情や両替レートのこと、ガイドの手配などなど、すごく細かく書いてあって、私にとってはとても新鮮で全部がおもしろいです。
シュノーケリングもあんな青い海でできたら感激だろうなぁ。
船の上で食事したり生活をするってどんななんだろう。揺れに慣れるものなのか、やっぱり酔い止め薬は必須ですか??
本物の野生のコモドドラゴンに会いに行くなんて本当スゴいです!
次の旅行記もすごく楽しみです(*^▽^*)
*ちょこ*
- ウェンディさん からの返信 2017/03/25 18:14:00
- RE: わくわくする?( 〃▽〃)
- *ちょこ*さん こんばんは。
今回の旅は、主人と私から娘への高校卒業祝い…のつもりだったのですが、蓋を開けてみれば現地で一番楽しんでいたのは私だったりして…みたいな旅になりました。
もともとコモド・ドラゴンは娘が見に行きたがっていたのですが、子供の頃(背が小さなころ)はドラゴンから見れば生餌がわざわざ日本からやってきたようにしか見えないので行けなく、中高生になればなったで他にも行きたいところがあり、なかなか行けませんでしたが、今回、やっと行くことが出来ました。
インドネシアは時差も1時間と少ないので時差ボケが無く、また親日家の方が多いので、旅をしていても嫌な思いをすることなく過ごせました。
時差が少ないのは、飛行機によっては帰国の午後に会社に出勤なんてことも可能かもしれません。
さて、私の海外復帰第一号となったコモド・ドラゴン旅。
初日から、アドベンチャーな旅になり、まさかの船で一夜を過ごすことに。
今回は現地での内容は手配会社に全てお任せだったので、現地に行くまで船が家族専用なのか乗合なのかは知らなく、色々な意味でドキドキした旅でした。
.3月のインドネシアは雨季の終わり。
通常、インドネシアのシーズンは乾季ですが、コモド・ドラゴンに関しては乾季がベストとは言えない場合もあるみたいです。
雨季は気温もそんなに高くなく、ドラゴンたちの動きも活発。
水辺からノソリと立ち上がって歩くドラゴンや、トレッキング道の草むらからガサゴソと現れるドラゴンなどなど、いろんな奴らの姿を堪能してきました。
次回以降の旅行記でそんな様子を写真でタップリと紹介します。
ウェンディ
-
- スイカさん 2017/03/25 01:24:43
- これはいい!
- こんばんは、ウェンディさん
これはいいですね。ここはおもしろそうだ。
続きが楽しみです。
コモドドラゴン、ここだけですか。
似たのはいますよね。スリランカで見ました。
ウェンディさんの行ったエクアドルにも似たのがいましたよね。
エクアドルは行きたいのですが、やっぱり遠い。。。高い(旅費)。。。
でも、ここならいつか行けるかもしれない。
写真で見ても透明度は凄いですね。
スイカ
- ウェンディさん からの返信 2017/03/25 17:41:33
- RE: これはいい!
- スイカさん こんばんは。
娘のかねてからの希望であったコモドドラゴン旅。
約7日間でプランを練り上げ、飛行機の予約、現地手配の骨格を決めました。
世界中に様々な珍獣がいますが、コモドドラゴンと言えば現地でも有名なのは日本人の芸人のイモトアヤコさん。
私は当時のTV番組は見ませんでしたが、現地のガイドさん曰く、イモトさんは腰に腐った肉の付いた紐を括り付け浴衣の様な着物を着てコモドドラゴンとチェースしたそうです。
ガイドさんも国立公園のレンジャーさんもデンジャラス!とても自分達にはまねできないと言っていました。
コモド国立公園は世界自然遺産に指定されていて、インドネシア自体も田舎の方に行けば自然がとても豊か。
現地3日間という弾丸旅でしたが、とても楽しめました。
エクアドル…は、残念ながら私は未だ未踏ですが、ガラパゴス諸島を巡る船旅も面白そうですね(インドネシアとは比較にならないほど高価な旅にはなりますが…)
その点、インドネシアは安いエアを見つければ、比較的手の届きやすいところ。
カリマンタン島やスマトラ島の自然も面白そうですよ。
ウェンディ
- スイカさん からの返信 2017/03/25 17:52:25
- RE: RE: これはいい!
- ありゃっ?
見直してみると、ウェンディさんコスタリカですね。
ウェンディさんのコスタリカ(アリクイがいたやつ?)とどなたかのエクアドルが混同してしまったようです。
コスタリカもエクアドルもいまいち場所が同じようにしか浮かばない。。。
大変失礼しました。
スイカ
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