
2023/04/28 - 2023/05/05
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東南アジア最高峰のキナバル山のトレッキング。
最高峰を歩く・・だなんて、結構厳しそう?
かなり頑張らないと山頂へは到達できないのでしょ?
熱帯の山だから吸血する虫やヒルも多そうだし、登ってみたい気もするけれど、暑いのは苦手・・・
マレーシアのキナバル山について漠然と抱いていたイメージは↑な風で、チャンスがある時にでも行けたらいいかな?程度に思っていました。
しかしキナバル山トレッキングについて調べ始めると、私の思っていたイメージとはちょっと異なる情報がたくさん出てきました。
雨季を外せば、そんなに暑くない。
5月のGW頃ならば、吸血昆虫もヒルも少ない
1泊2日の日程でチャレンジでき、1日目は高度順応を兼ねて3300mの山小屋までで、山頂アタックは2日目の朝の余裕のある日程。
更に・・・
ギネス認定されたオトナの岩遊び“ヴィア・フェラータ”が楽しめる世界唯一の場所、ときたら、もう、これは呼ばれているとしか思えない。
気になった時が、行くべき時!
気になりだしたら止ることを知らないのが、私の良い処でもあり、欠点でもあるところ。
でも、止らない物は仕方が無い。
2022年の年末に調べ始めて、コタキナバルまでの航空券を購入したのは、1週間後の1/4。
相棒に悩む暇も与えずに、旅のプランニングが始まりました。
コタキナバル入りした翌日の夜には山小屋の二段ベットに眠る・・・というハードスケジュールなトレッキングですが、やればできてしまうのが凄いところ。
ボルネオ島の2冊目の旅行記は、トレッキング2日目の早朝からのスタート。
夜明けの光が照らし出すキナバルの岩肌、とってもキレイでした。
☆2023/4/28-5/5 東南アジア最高峰キナバル・トレック&ジャングルクルーズ☆
利用航空会社:エアアジア(国際線・国内線)
現地手配会社:ボルネオ・トレイル
キナバルトレッキング:4/30-5/1
ボルネオ(スカウ)・ジャングルクルース:5/2-5/4
総経費:601471円/2人
☆旅行記☆
1. 富士山よりも高いキナバル山へハイキング♪ https://4travel.jp/travelogue/11839391
2. ヴィア・フェラータで空中さんぽ https://4travel.jp/travelogue/11839788
- 旅行の満足度
- 5.0
-
キナバル山の山小屋の朝は早く、朝と言うよりも深夜に起床する。
5/1の朝1時半。
外気温は10℃以下だがそれほど寒さは感じない。
フリースとレインジャケットがあれば耐えられる寒さかな。
まだ日付は変わったばかりの深夜時間帯だが、トレッカー達は各自ベッドの上でもぞもぞと動き始めていた。
私もヘッドランプをつけて静かに支度を開始。
歯ブラシを手に洗面所へと行き、水で髪をなでつけたら軽食の時間。
これから私達はキナバルの山頂へ向け歩き出すのだが、その前に軽く食パンと紅茶で腹ごしらえだ。 -
山頂アタックに必要な荷物のみを背負い、余計な物は山小屋にデポして2:15に小屋を出発。
山頂へのゲートは未だ開いて無く、5分ほど列に並んでから歩き出す。
小屋エリアの標高は約3300mで、ここから4095mの山頂に向けての標高差800mを一気に登る。
眼下に見える明かりはボルネオ島の海岸部の町の街灯だ。 -
山頂へのトレイルには鎖場もあり、ヘッドライトの明かりを頼りに一歩一歩慎重に歩く。
キナバルはボルネオ島にそびえる単独峰なので、山頂付近の岩エリアへと入ったら、転倒には注意が必要。
灯りのない夜に下手な転び方をしたら、コロコロを岩の坂を転がり落ち、落下スピードが落ち着く頃には達磨になっているかもしれない。 -
トレイルの途中には検問所があり、私達のIDカードをチェック。
検問所には電気はなく、レンジャーのおじさんは蝋燭の灯でお仕事をしていた。 -
時刻は朝の4時過ぎなので太陽はまだ地平線の下。
自分のヘッドランプが照らすエリア以外はすべてが闇の中。
だから自分がどの辺を歩いているのかは皆目見当もつかず、周囲の風景だってそのシルエットすら見えない。
山小屋から歩き出して2時間で約4000mポイントに到達。
アセタゾラミドが効き、昨日の午後に発症した高山病もすっかり良くなっていて、標高が4000mを超えても頭痛はもう出てこない。
でも、その代わりの悲鳴を上げたのは体の末端部分。
酸素濃度が平地の半分以下となるこの標高では、いくら一生懸命に呼吸をしたとしても体の中の酸素絶対量が不足し、指先などの末梢組織まで十分な酸素が供給されず、手や足の指先がビリビリとしびれている感覚があった。
更に心臓の鼓動も激しくて。
少ない酸素で躰を動かそうとポンプ組織も一生懸命。
呼吸をしても酸素が十分に行き渡らなく、そんな躰でひたすら登り続けるので、躰のアチコチが悲鳴を上げていた。 -
様子の分からない闇の中をひたすら前進し、キナバル山の山頂Low’s Peak(4095m)に到着したのは朝5時前。
山頂エリアは非常に狭く、記念撮影は一組30秒ほどと短い。
だから山頂に軽くタッチしたら、次の方に場所を譲る。 -
山頂エリアから少し下った岩場で、この朝初めてのゆっくりとした休憩タイム。
空は白み始め、もうすぐ朝がやってくる。
そして山頂を目指すトレッカー達も続々と下から上がってくる。
-
朝日が昇るまで山頂エリアでのんびり過ごしたかったのだが、5:40にガイド氏がもうそろそろ動くよ!とのこと。
仕方がない。
朝日が昇る空を眺めながら歩こうか。 -
まだ暗いのに、なんでこんなに早く下山開始?と思ったのだが、ガイド氏にも考えがあったようだ。
早めに下山を開始した理由は、この後に予定されているヴィア・フェラータを早めにスタートさせたかったから(集合時間の締め切り近くになると、スタートまで1時間くらい待つこともあるらしい)。 -
それと、キナバル山頂エリアの景色は朝が一番美しいから。
-
ボルネオ島の単独峰のキナバルは、お日様が高く上ってしまうと陰影もなくなり、のっぺりとした雰囲気となってしまう。
-
しかし朝のこの時間帯ならば、太陽が染め上げる奇岩の色を愉しんだり、
-
夜の残闇に浮かぶシルエットを眺めたり、
いろんな楽しみ方ができる。 -
下りだして10分もすると急速に周囲が明るくなり、ヘッドランプも不要に。
目の前で浮かび上がっているのは、セントジョーン・ズピーク(4097m)。 -
セントジョーンズの更に下に見えるのがサウスピーク(3922m)だ。
-
下りながら山頂のローズ・ピークを振り返ると、どんどん人が登って行く。
私達が先ほどまで休憩していた岩場も大混雑になっているのかもしれない。 -
トレイルは登ってくる人達で混み合っていたので、ガイド氏は私達をメイン・ルートから少し外れた方向へと誘導してくれた。
-
遠回りかと思ったが、さすがはガイド氏。
-
絶景が広がるルートを熟知していて、どの時間帯に何処を歩けば美しい景色が見られるのかがしっかり頭に入っているのだろう。
-
ご来光が近い時間帯なので、空のオレンジ色が一段と鮮やかに。
-
正規ルートを外れているので、誰もいない異世界のような景色。
-
目の前セントジョーンズ・ピークの別名は、ゴリラ岩。
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セントジョーンズ・ピークを横から見ると横顔ゴリラに見えるらしいのだが、角度が悪くイマイチ、ソレが分からない。
でも岩場の水たまりにリフレインする岩の上部を見て、ゴリラの額と鼻先を認識。 -
ほら、眺める角度が変わると、猿っぽく見えない?
セントジョーンズ・ピーク(St.J hone‘s Peak)の名前の“St.J hone”は英国の統治下にあった時代の領事の名前に由来するそうで、当時は現在の最高峰ローズピーク(Low’s Peak)よりもゴリラ岩のセントジョーンズ・ピークの方が標高が高いと考えられていたから領事様の名前を付けたそうだ。
そしてその後に正確な測量が行われ、ローズ・ピークの方が標高が高いとわかったらしい。
では、キナバル山の本当の山頂岩のローズ・ピーク(Low’s Peak)の名前はどのようにつけられたのか。
本当は山頂なのにゴリラ岩よりも標高が低いと思われていたから名前がLowではあまりに不憫だわ…と思っていたが、帰国してから調べたところ、キナバル山に初登頂した方のお名前がLowさんだったそうだ。
実は私は、カタカナ書きのローズ・ピークの名前しか知らなかった頃は、バラ色に染まる頂だから“ROSE PEAK“なのかと勘違いしていた。 -
サウスピークを眺めながら歩く。
-
もう夜は完全に開けたようで、闇の群青色の空はどこにもない
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朝日が照らし出すキナバルの岩壁。
-
後ろを振り返ったときには、もうローズ・ピークは遠くの頂となっていた
-
大きな一枚岩のキナバルの山。
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8年前の2015年6月5日にボルネオ島で起きたM8の地震。
大きな地震で、このキナバルの山でも岩が崩れ崩れた岩の雪崩に巻き込まれ命を失った方もいる。 -
地震が起きた時刻は朝の7時。
ちょうど今くらいの時間。
ボルネオ島最北端 自然・景勝地
-
この岩場で地震が起きたら、岩が転がり落ちてきたらどこに逃げたらよいのか。
そんなことを考えると、この雄大な景色が怖くも見えてくる。 -
まあ、全ては運。
“もし”とか“仮に”…の話は、心配したところで私にどうしようもないこと。
いま、ここにいることのできる幸せを感謝して歩く方が、心の平穏につながる。キナバル自然公園 国立公園
-
今朝の4時過ぎに通過した8.0kmポイント。
あの時は周囲の景色は真っ暗で何も見えなかったが、サウスピークのすぐ上が8kmポイントだったのだね。 -
地平線が丸く見える絶景。
雨の多いキナバル山では、雲が切れる朝だけに出現する美しい景色だ。 -
「東アジア最高峰のキナバル山のトレッキング。その醍醐味はなんなのだろうか」
この問いは、登り始める前に私が抱いていた物。
山頂への達成感?
山頂から眺めるご来光?
4000m超えの高揚感?
それとも、ピークハント?
どれも違う気がする。
キナバル山を歩く醍醐味は、ボルネオ島という大きな島の単独峰を下りながら眺める絶景。
闇の群青色から、薄紫、ピンク、オレンジへの朝色へと変わっていく空と目の前に現れる巨大な奇岩。
遠く裾野に光るのは南シナ海の海原。
地図やガイドブックからも想像できるが、それは、頭の中だけの空想物語。
自分の五感で味わうことによってのみ理解できる不思議な岩の世界。
そんな異世界があるのが、キナバル山トレッキングなのではないかな。 -
いろんなコトを考えながら暫く歩いていたら、眼下に検問所が見えてきた。
あそこは今朝、蝋燭の灯でレンジャーがIDチェックをしていたところだ。
あの検問所の背後にある建物が、大人の岩遊びであるVia Ferrata(ヴィア・フェラータ)の集合場所になっている。 -
岩の間に咲く高山植物を愛でたら、ヴィア・フェラータ、行きますか!!!
-
私達がヴィア・フェラータ小屋に到着したのは6時半。
係員のお兄さんからハーネスを受け取り装着し、緩みや弛みがないかチェックしてもらう。 -
キナバル山の岩遊びのヴィア・フェラータは、世界中にいくつかあるヴィア・フェラータの中でもトップクラスの面白さといわれていて、その理由は標高。
4000mという高いエリアでのヴィア・フェラータはギネス認定されていて、世界中でもここでしか楽しめない。
コースにはロングとショートがあり、私達はショートコース(Walk the Tork;所要時間2時間)に参加する。 -
岩遊びの始まりのポイントまでは5分ほど移動し、荷物をデポする。
貴重品はインストラクターのお兄さんの背中のザックに入れてもらえる。 -
まずは昨日の実習の復習で、カラビナの固定方法を再度練習する。
-
練習をしたら、5人のハーネスを連結して、ヴィア・フェラータ “オトナの岩遊び” の始まり!
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岩にはピンが打ってあるので、そこにカラビナをかけて安全確保。
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移動するときは自分の前後の方とのロープのテンションがかかりすぎないように注意して。
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最初は傾斜の緩やかな岩で安全を確保された状態で練習
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そんな私達をインストラクターのお兄さんが写真に撮ってくれる
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写真はこの後、朝ご飯を食べにペンダント小屋に戻ったときにWechat経由でいただいた物だ。
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ある程度ロープワークになれてきたら、斜度のある岩にチャレンジ。
写真で見ると、けっこうな高度感でしょ。ヴィア・フェラータ (Via Ferrata) 山・渓谷
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ここは危険なので、ひとりずつ慎重に。
動作は慎重だが、気分は空中庭園のさんぽ。
安全が確保されているから、怖さは無い。 -
岩の下方に見える建物は宿泊していた私達が宿泊していた山小屋群だ。
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岩の斜度が落ち着いたところで、ほっと一息。
危険な斜度の岩には足下を支えるピンが打ってあり、そこに足を乗せることができるので、岩が斜めでも安全に立っていられる。 -
途中で、ロングコースのグループと合流。
-
同じコースを行くのかと思ったら、彼らは別方向へ。
ロングとショートではコースは被らないようになっているらしい。 -
ロングの人達が向かうのは、背後の壁にロープが見えるところかな。
結構な斜面を登るのね・・・。 -
と、思ったら、私達もまた別の急斜面を登ることに・・・
40mの高さを登るんだって。
なかなかスリリング♪ボルネオ島最北端 自然・景勝地
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途中にアスレチックみたいなロープの橋。
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これは子供が喜びそうなアトラクション(ショートコースは13歳から参加可能)
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ロープの次は縄ばしご。
岩に張り付くように縄ばしごまで移動し、 -
垂直な壁を梯を伝い登っていく。
梯の高さは10mほどだと言うことだったが、実寸よりも高く感じた。 -
梯が終わってからも、また斜度のある壁は続く。
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後ろを振り返ったら、
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しんがりの相棒はまだ急な岩斜面の途中。
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私が安全地帯にたどり着いた頃、
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後ろの相棒も一番の危険地帯を脱出し、ヴィア・フェラータの岩遊びは終了となった。
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ショートコースの所要時間は2時間といわれていたが、実際にかかったのは7:15-8:15の1時間で、メインの岩遊びは3つだけなのでちょっと物足りなかったかな。
まあ、富士山の山頂標高で岩遊びが楽しめたと考えたら、十分だけどね。
展望台でキナバルの岩肌を眺めながら装備を外して、私達は山小屋へと向かう。 -
ここからは小屋までは30分の下山となるのだが、気がついたら山の麓の方から白い雲がモクモクと立ち上ってきた。
ここで私達はガイド氏の朝の時間配分に感謝。
だって、ヴィア・フェラータの第1グループに入れていなかったら、岩遊びの最中このモクモク雲に遭遇し、あの岩からの絶景は雲の中で、見ることができなかったかもしれない。
ガイド氏がキナバル山頂での時間を細かくコントロールしてくれたので、私達も岩からの絶景を楽しめたわけだ。 -
山小屋までの帰路はお花を眺めながらのんびりと。
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標高が低くなるにつれ、ガス状の霧は厚い雲となり、山頂へのゲートを通過する頃には青空は何処にも見えないほど周囲が真っ白。
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9時過ぎにペンダント小屋に帰ってきて、荷物をピックアップ。
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ペンダント小屋では本日2回目の食事(朝食)をいただいてから、10:45に小屋を出て下山を開始。
キナバル山のトレイルヘッドにたどり着いたのは13:50で下山に要した時間は3時間だった。
この日は深夜2:15に歩き始めてLow’s Peakに登頂し、岩で遊んで下山して、その中での休憩は全部で1時間ほどなので、歩いた総時間は9時間半くらい。
かなり頑張った方だよね。
9時間にも及ぶロングトレイルとなったので下山途中からは靴の内側に当たるくるぶしが炎症を起こして痛くなり、更に下山途中ではキナバルのお約束のスコールにも降られたのでもうクタクタ。
ボロ雑巾のような状態でのゴールだった。 -
下山後は14時からKinabal Pine Resortのレストランでのブッフェ・ランチをいただいて疲れを癒やしてから、専用車でゆったりとホテルまでの送迎。
帰路は夕方の帰宅ラッシュと重なってしまい、ホテルまでの所要時間は3時間と昨日の倍の時間なった。
ボロ雑巾状態だったので、ホテル到着後は夕食を食べにでる体力も気力も無く、相棒がホテル近所の食堂でテイクアウトの食事を入手してきての豪華な晩餐となった。キナバル パイン リゾーツ ホテル
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翌朝は早朝の飛行機移動なので、体力回復のために早々にベッドへともぐりこんだ。
コタキナバル国際空港 (BKI) 空港
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私達のボルネオ旅にはまだまだ続きがあり、キナバル山遊びだけで終わりではない。
せっかくマレーシアで遊ぶなら、ボルネオのジャングルの大自然を愉しむことだって忘れてはいけない。
というわけで・・・
翌日は国内線でサンダカンへと飛び、キナバタンガン川でのボートクルーズの2泊3日のワイルドな日々がスタートする日。セピロック オランウータン リハビリテーション センター テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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キナバタンガンでのテングザルやブタオザル、水トカゲなどがすむボルネオのジャングルでのクルーズの様子はまた後日。
キナバル山ハイキングの旅行記の最後は、キナバル山・トレッキング情報をまとめておく。
(写真:ミナミブタオザル:Pig Tailed Monkey/ジャングル・クルーズ)キナバタンガン 自然保護区 森林・ジャングル
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【ゴールデンウィークの1泊2日トレッキングの装備】
キナバル山は雨が降らない日はないと言われるほど、毎日どこかで降雨がある山ですので、トレッキング装備は雨対策が中心となります。
靴:ゴアテックスなど雨がしみこまず、湿度を逃がしてくれる素材のミディアムまたはハイカットのトレッキングシューズ
雨具(上下):ゴアテックスなど雨がしみこまず、湿度を逃がしてくれる素材がおすすめ。麓エリアを歩く時間帯は湿度で蒸し暑いので、通気性のない素材は体温が上がり熱中症の危険
傘:折りたたみ傘を入れておくと、スコール時にもすぐに対応可能
防寒:山頂でもフリース+雨具で十分、ダウンは不要
ヒル:5月はヒルはいなかったので、対策不要
ポーター:欧米人などはワイン等の嗜好品をポーターに運ばせていましたが、通常のトレッカーならば自分で荷物は持ちましょう。1泊2日の荷物を自力で担げないならばキナバル山トレッキングは、無理です。諦めましょう。
【手配会社】
日本語で相談できる現地手配会社:ボルネオ・トレイルに依頼しました。
担当者の方はコタキナバル在住なので、コロナ禍でも安心して旅ができました。
手配の昼食は1日目のランチボックス、2日目のトレッキング後のレストランも良かったのでお勧めできます。
http://www.borneotrails.com.my/jp/
【トレッキングガイドへのチップ】
トレッキングガイドさんへのチップは必須で、目安は、2名までならば50RMで10名グループならば200RM。
私達は少し多めに70RM(約2500円)をお渡ししましたキナバル自然公園 国立公園
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【ヴィア・フェラータ】
ヴィア・フェラータにはロングとショートの2コースがあります。
ロングは4時間(Low’s Peak Circuit)、ショートは2時間(Walk the Tork)で、ヴィア・フェラータに初挑戦の私達は短めのコースとしました。
ロングとショートのどちらがおすすめかは難しいですが、体力が十分にあるならばロングコースの方が岩遊びを堪能できるのではないかな。
ショートだと「もうコレで終わり!まだまだ遊び足りないのに!」と感じました。
しかし、ヴィア・フェラータ後に山小屋から公園入口まで下山をしなければならない現実を考えると(ショートコースでも10時間トレッキング/1日)、シニア年齢に足を突っ込みかけている私達にはショートが適切だったと思っています。
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1泊2日で4000m踏破☆東南アジア最高峰/富士山よりも高いキナバル山へハイキング♪
https://4travel.jp/travelogue/11839391
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