てるみくらぶ」で行く、トルコ8日間の旅★ 5日目その2、強制ショッピングの巻

2016/09/19 - 2016/09/25

ショッピング。

安いツアーでは離脱不可能な行先です。

ドアを固く閉じられて、脱出出来ないようしてあります。

これが重要な観光資源だとは理解してるんですけどねぇ・・。

さぁ、お客さんとお店の人の根競べ、始まります(笑)。

エリア カッパドキア(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 交通手段: 観光バス

パシャバーで1600年前の洞窟を見た後は、現実に戻りましょう。

はい、強制ショッピングのお時間です(笑)。

現在トルコは相次ぐテロ、そして7月15日に起こった軍事クーデター未遂事件の

おかげで、洒落にならない打撃を受けました。

まぁ観光事態はクーデター未遂以前から減速傾向にありましたが、

「外国人が明確にテロのターゲットになった」事が決め手となり、重要な産業で

ある皮製品や絨毯の店に外国人が来なくなりました。

とてつもなく日本語の上手な店員さん。

以前は柏崎トルコ文化村で仕事していたそうです。

そういえばありましたね、そんな施設。

図柄を見て、織る階数と色を判断します。

ダフルノット方式(二重結び)という、結び糸を縦糸に二重にかける編み方で

大変丈夫に出来ています。

制作するところを見ていましたが、かなり力強く「コンコン!!」と織っていました。

この方法はトルコ絨毯だけなんだとか。

それでは～　広い場所に連れて行かれて～

チャイも配られたら～

ファイッっ(;^ω^) !!


あっという間に次々と絨毯が並び、アメ横の魚屋さんのように

立て板に水の口上が始まりました。

でね、最初は胡散臭そうな顔していたツアーメンバーですが、

どんどん絨毯の世界に引き込まれていきます。

トルコ人は赤い色の絨毯を好みますが、日本人は青い絨毯を好む傾向に

あるそうです。

ダブルノット方式で編まれた絨毯は、隙間なく編まれているので

ずっしりと重いです。細かい模様、入念な織り目、気の遠くなるような作業を

繰り返し、今見せてもらっている絨毯で完成に4年かかってるとの事。

・・で、買っちゃいました。リビング用の1枚。

バス出発のぎりぎりまで話し合い、数枚と見比べ、いろんな人の意見を聞いて

(ついにニハットさんまで現れて「私ならこれを選ぶネ!」と言ってましたw)

提示された値段の半額で落としました。　

強制的に記念写真撮られます(笑)。

加野山的に思いましたが、絨毯を欲しいと思ったら、

1、日本の話やトルコ文化の話を交えながら長考する事。

2、出来れば半額を目指そう。

よく「この絨毯の制作に〇年かかり、そのうち製作者の取り分はこうなので
値段を下げられると困るのです」と言われますが、それでも結局は半額になります。
そりより下で「OK」が出たら、それはトルコ絨毯じゃない(中国製)の可能性あり
です。

3、笑顔で話すことが重要かも。怒ると逆効果です。

結局かなりの人数が絨毯買ってました。

とある夫婦が購入されたタペストリー、とても小さいものですが、

真っ黒なシルクの背景に、白馬が描かれていて、ものすごく素敵!!

(お値段も加野山の購入額の3倍だった・・( ;∀;))

絨毯は一週間程度で送られてきました。

送り状はまんま「日本郵便」の送り状に日本語で書けばよし。

クレーム等があれば、東京の青山にある代理店が聞いてくれます。

カッパドキアにもマクドナルドがありましたよ。

今回昼食で入った洞窟レストランの真ん前です。

お昼のレストランに到着～。

朝、Yさんにビールをごちそうになったので、ご返杯～。

今までいった旅行先の話で盛り上がりました。

1日1食はチョルバ （レンズ豆のスープ）を!

ここも美味しい～(*´▽｀*)

続いて大豆のトマト煮込み。

メインのマス料理。「アルバルック・タヴァ」といいます。

レモンをたっぷり絞って、オリーブオイルかけただけなのに

本当に美味しいのです。

何だかんだで相当飲んだような・・・(;^ω^)

ここは他にも大陸の方々とかいて、大変にぎわったレストランでした。

というよも、他の国のツアーと一緒になったのが久しぶりな気がします。

トルコリラが下落基調を続けてドルベースの経済成長率は鈍化し、

今、これを書いている2017年3月現在で1ドル=3.61トルコリラ。

2011年 1ドル=1.5トルコリラで推移でしたから6年で半分ですよ。

外国人観光客にとっては「ヒャッハー!」な為替ですが、トルコ国内のインフレ率は

トルコ国民にとって死活問題だと思います。

(だったら絨毯値切るなよ、と言われそうですが。。。)

洞窟レストランの周辺はお土産屋さんが連なっています。

ちょっと散策しましょう。

素焼きの壺を売ってました。

この周辺を流れるクズル・ウルマック（赤い川）の底土を使って

昔から焼き物が作られてきています。

お土産屋さんの裏手は普通に住宅街のようです。

どのお宅にもパラポナアンテナがありますね。

「赤い川」で思い出しましたが、篠原千絵の作品、「天は赤い河のほとり」の舞台は

ヒッタイト帝国(現在のトルコ内部、まさにこの辺り)です。

日本の女子高生がヒッタイト帝国にタイムスリップするSF話ですが、

ヒッタイト帝国とエジプト帝国とのドンパチが忠実に描かれていている上、

ラムセス1世だのネフェルティティとか出てきて非常に面白い漫画ですよ。

金髪が「天は赤い河のほとり」に出てくるヒッタイトの王子様。

「王家の紋章」に登場するイズミル王子(ヒッタイト王子)と双璧をなすイケメンです。

「王家の紋章」と「天は赤い河のほとり」ですが、エジプト側から見た視点と

ヒッタイト側から見た視点の違いだけで、ストーリーは非常に良く似ています。

両方読み比べてみると面白いかも知れませんね。

時間があったらこの先を歩いてみたかったわ～。

香辛料とか売ってるお店でした。

ん?

こんな内陸地なのに・・・

魚屋さんでした。

考えてみたら、隣のレストランの名物は「マス料理」ですし、

魚売っていても不思議じゃないですね。

ちなみに魚屋さんの2階はレストランになってるようです。

楽しいごはんの時間が終わったら～

今度はトルコ石です。宝石です。

も・・・申し訳ないが、全然ほしいと思えない(´・ω・`)

なので殆ど話を聞いていませんでした。(値段も覚えていません)

この店に1時間以上閉じ込められて、マジで飽きた・・。

安いツアーの辛いところですね。

昨日泊まったホテルの前だしww

さぁ、気を取り直してカイマクル地下都市へ向かいます。

5日目その3　https://4travel.jp/travelogue/11226287