【2016年夏　北海道＆東日本パス】その10 5日目‐2　お城も引っ越す弘前で絶品アップルパイを食べる

2016/09/01 - 2016/09/06

久しぶりの家族旅行は東北。
単身赴任の夫の住む八戸を中心に回ります。
自分の足で移動できる範囲は歩く、電車は各駅、飛行機はLCCがモットーの
私は今回も東北旅行は「北海道＆東日本パス」。

朝は八戸の街を散歩して青森へ。
列車の乗り換え時間を利用してちょっとだけ青森を見学したら
弘前まで向かいます。

駅の観光案内所でもらった地図を参考に弘前を回ることにしました。
観光案内所には『弘前アップルパイガイドマップ』がありました。
歴史に興味のない娘はアップルパイのお店を選ぶ担当。
というか、アップルパイを食べさせるからということで
弘前にしたのでですがね。
娘の選んだのは駅からちょっと離れていたので、
弘前の街はレンタサイクルで移動です。

エリア 弘前(青森)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝は八戸を散歩。

八戸から青森まで来て、乗り換え時間でベイブリッジに。

青森から弘前までやってきました。
青森と言ったらリンゴですが、
リンゴの生産日本一はここ弘前だそうです。

りんごの街弘前。
ポストの上にもりんごがあります。

弘前駅 駅

駅の観光案内所で地図をもらって弘前の街を回ることにします。
ちょっと距離があるので、レンタサイクルで
回ることにしました。

弘前の街、思ったより静かでこじんまりしています。

駅でもらった地図にこちらが出ていたので寄ってみました。
太宰治が弘前高校へいくために下宿させてもらった
親戚の家です。

こちらの管理人の方が、
「まあのんびり見学してください！
質問があったら言ってね。
写真はどれとってもOKだよ。」
って、ラフな服装でまるで親戚の家に遊びに来たみたいな気分にさせてくれました。
でも、太宰に対する尊敬と愛を感じさせてくれる方で
質問をするとなんでも答えてくれました。
ここを出てから、息子になぜお母さんあの人と写真を撮らなかったの？
と、聞かれて後悔。
あまりにものんびりした雰囲気が心地よくて写真も忘れちゃった。

太宰治まなびの家 (旧藤田家) 名所・史跡

2階が太宰治が下宿した部屋

太宰が授業中落書きしていたノート

管理人の方がここは絶対写真を撮ってねって。
お笑いコンビ「ピース」として芸人をやりながら
芥川賞を受賞した又吉 直樹氏の受賞作品『火花』は
太宰の『花火』からとったとのこと。
彼は太宰ファンとして知られています。

旧制弘前高等学校外国人教師館

ここでアップルパイを食べることもできたのですが
今回は別のところに行きます。

旧制弘前高等学校外国人教師館 名所・史跡

日本聖公会 弘前昇天教会教会堂

9代藩主寧親公ゆかりの九十九森跡で遑止園と大正天皇が偕行社に宿泊したときに命名されたそうです。
弘前厚生学院の所有となっていますが
旧陸軍弘前偕行社（弘前女子厚生学院記念館）は文化財保存修理工事中だそうで見学できませんでした。

弘前女子厚生学院 名所・史跡

弘前銘醸煉瓦倉庫
造り酒屋の酒蔵として大正中期に建てられた赤煉瓦倉庫で
今も倉庫として使用されているそうです。

母を置いて走る子ら。

御膳水
明治天皇が行幸されたおり、料理やお茶にこの水を使用したので御膳水と
名づけられて様ですが、
現在は飲みたくない・・・感じの水。

御膳水 名所・史跡

富田の清水
日本の名水百選にも選ばれている、弘前を代表する清水です。

富田の清水 名所・史跡

御膳水にくらべるとこちらの水はきれい。
ペットボトルを大量にもってきて水を汲んでいる方もいらっしゃいました。

吉野町緑地公園にある旧吉井酒造煉瓦倉庫

旧吉井酒造煉瓦倉庫
この赤レンガが何とも言えなく素敵
興奮して建物の周りをウロウロしていたら時間がないよ～と
叱られる。

八戸に戻る時間を夫と約束しているので時間が限られている。
赤レンガに萌える母に対して
息子は弘前城に早く行きたい。
娘は早くアップルパイが食べたい。

そんなときに見つけた『AtoZメモリアルドッグ』
ここにいたんだ！

でも外にいる姿を写真で見たことがあって会えるのをたのしみにしていたのに
背中に乗ろうとする人たちに傷つけられてけがをしちゃったから
現在は屋内展示とのこと。

AtoZメモリアルドッグ 名所・史跡

全長約4.5メートル、高さ3メートルとのことだけど
中に入っているとなんだかちっこくみえる。

可哀想にね。
外で遊びたいよね？

今度会うときは外で会いたいね。
バイバイ！

弘南鉄道大鰐線中央弘前駅
レトロなこの駅から列車に乗ってみた～い。
1人旅だったらどっかにいっちゃってたかも。

中央弘前駅 駅

昼は1時間に1本という列車がやってきた。
乗りたい！乗りたい！

時間がないからと子供たちに叱られる。

弘前城を目指して自転車をこぎます。

暑い日でしたが緑に映えて赤が綺麗な杉の大橋

弘前公園 (弘前城) 公園・植物園

南内門
二の丸に2つある城門のうちの１つ

移動前はこの橋から石垣の上に城を見ることができました。

この石垣に「はらみ」が見られたことから大地震などが発生した場合、崩落する危険性があると指摘されその修復のために
城が一時引っ越すことになりました。

弘前公園 (弘前城) 公園・植物園

本来ならこの上に本丸がのっていたはずなのですが
現在は仮の場所へ移動中。
移動している間に発掘調査も行われています。

こちらが仮の場所。
正直、6年前初めて弘前城へ行った時は思ったより小さかったという印象です。
石垣がなくなっちゃってさらに小さくなってしまったような気がします。

弘前城資料館としての役割もあります。

弘前公園 (弘前城) 公園・植物園

こちらからは本丸の元の場所と現在の場所が見比べられます。

全く分かりにくいパノラマ写真ですが
位置の参考に。
手すりもよれよれですが。
左が天守閣のあった場所で右が仮の場所。

さて本丸の中に入ります。
入場料は310円。
もちろん本当は弘前の歴史を知るための場所なのですが
一番関心のあるのはいやっぱりお引越し。
当時の映像があります。

こんなジャッキを使ったのですね。

そして娘のお楽しみの時間になりました。
『弘前アップルパイガイドマップ』を参考にやってきたのは
こちらAngelique弘前店
娘が写真をみて一目ぼれ。
ここがいいということで、歩くのはちょっと距離があるかもしれませんが
自転車なら問題のない距離。
http://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/edit.html?id=cat03_food09

グランメルシー グルメ・レストラン

これが本日の娘の目的のアップルパイ。
280円。

売り切れてしまうこともあるようなので電話で確認しようかと思ったけど
ないと言われたら娘が動けなくなりそうなので
確認せずに来ちゃったけどよかった。

アップルパイだけでなく他のスイーツもおいしそうです。

レジの横に座れそうな場所があったので
イートインは可能ですか？と聞いてみる。
2階に席を用意してくれるとのこと。

2階に上がってびっくり。
ここですか～
自転車をこいで汗だくの下戸3人組には明らかに不似合。

ここ、本当は何に使われているの？？

でも、周りを見ると普段ならドリンクバーで粘っていそうなおば様グループもいて
思ったほどのアウェイ感はなかったです。

席に案内されメニューを渡される。

ここでまたもや？？

どちらかというとコーヒー党。
普段行く店の紅茶と言えば、ホットかアイス、ミルクティーかレモンティーの
選択肢しかない。
メニューはこちらでブレンドされた紅茶などで
知らない名前ばっかりだ！
あのおばちゃん達はこれをクリアしたのだろうか？

ここは、プロにお任せしよう。
アップルパイにあうお勧めの紅茶をお願いする。

ティーポットも棚に並べられた素敵な食器。

でも、昼食を食べていないのでまずはメニューから
ピザを注文。
もちろん大食いファミリー、これ1枚をシェアしたわけではありません。

アップルパイがやってきた。
薄くスライスされきれいに並べられたリンゴが美しい。

家で食べるよりこのゴージャスな店内で食べた方が
雰囲気に合いそう。

おいしく入れてくれた紅茶も登場。

サクサクのパイと程よい酸味と甘みのリンゴが
すごくおいしい。

弘前までアップルパイを食べに来た甲斐があった。

アップルパイを食べて満足したら弘前駅まえ自転車で戻ります。

青森駅での待ち時間。
走ってA-FACTORYまで行きお土産を購入。

青森駅はお土産があまり売っていません。
でも、手焼きの南部せんべいが気になりました。

青森駅 駅

試食をちょっともらったらこの南部せんべいのおいしいこと！
いままでの南部せんべいはなんだったの？と思ってしまうほど。
いろいろ種類があるから、どれにしようか悩んじゃったけど
アーモンドとピスタチオを購入。

青森から八戸まで列車に乗ってもどります。

小山せんべい JR新青森駅店 グルメ・レストラン