ジャーマンレイルパスで巡るドイツ１０日間の旅⑱　壁画の村　オーバーアマガウ

2016/07/16 - 2016/07/16

二つの名城を見た後、いよいよ最後の宿泊地ミュンヘンに戻ります。

最初は、「来た道を戻る」フュッセン経由でというつもりでおりましたが、DBのサイトで検索してみますと、オーストリアのロイテ経由でミュンヘンに抜けるルートなど、いろいろ出てきました。フュッセン・レンゲンヴァング間が工事で代行バスとなっていた影響でしょうか？

その中で、本数が少ないのがネックだけれど、オーバーアマガウにバスで出て、そこからは鉄道でムルナウ経由ミュンヘンに戻るルート発見。そのルートをたどれば、２年前まほうのべる様の旅行記で拝見して以来、いつか行ってみたいと思っていたあの壁画の村に行かれるのです。最初のプラン作成時には、オーバーアマガウにはとても足を延ばす余裕がないよ・・と却下されていたのが、夢がかないます。

お城の見学が長引いたりして、バスに間に合わなかった時の他のルートもプリントアウトして、いずれにしてもバイエルンチケットがカバーしてくれる範囲です。



(旅程)
☆がこの旅行記
7月9日(土）　0:50　羽田発ＮＨ203便　6:00フランクフルト着
6:43　フランクフルト空港駅発　ICE18　7:40ケルン中央駅着
11:18　ケルン中央駅発　IC2013　12:15コブレンツ中央駅着
15:02　コブレンツ中央駅発　16:34フランクフルト空港駅着
17:02　フランクフルト空港駅発　Sバーン　17:10フランクフルト空港駅着
(フランクフルト泊）

7月10日(日）7:13フランクフルト中央駅発ICE874　11:28ベルリン中央駅着
(ベルリン泊）

7月11日(月）6:58ベルリン中央駅発EC171　8:56ドレスデン中央駅着
13:37ドレスデンノイシュタット駅発　14:06マイセンアルトシュタット駅着
17:49マイセンアルトシュタット駅発　18:27ドレスデン中央駅着
(ドレスデン泊）

7月12日（火）6:20ドレスデン中央駅発ICE1654　8:16エアフルト着
12:18エアフルト発ICE1650　12:49アイゼナハ着
17:07アイゼナハ発ICE1653　 17:37エアフルト着
(エアフルト泊）

7月13日(水）6:18エアフルト発ICE1656 7:42フルダ着
10:59フルダ発ICE91　11:30ヴュルツブルグ中央駅着
(ヴュルツブルグ泊）

7月14日(木）7:39ヴュルツブルグ中央駅発(シュタイナハ乗換）8:49ローテンブルグ　オブタウバー着
13:05ローテンブルグ発(ロマンティック街道バス）ディンケンスビュール経由　15:25ネルトリンゲン着
(ネルトリンゲン泊）

7月15日(金）6:00ネルトリンゲン発　ドナウヴェルト経由7:42ミュンヘン中央駅着(ホテルに荷物預け）8:04ミュンヘン中央駅発　8:46アウグスブルグ中央駅着　13:03アウグスブルグ中央駅発　14:35レンゲンヴァング駅着(代行バス）15:08フュッセン着　17:05フュッセン発17:13ﾎｰｴﾝｼｭﾊﾞﾝｶﾞｳ着
(ﾎｰｴﾝｼｭﾊﾞﾝｶﾞｳ泊）

☆7月16日(土）
午前　ﾎｰｴﾝｼｭﾊﾞﾝｶﾞｳ城　ﾉｲﾝｼｭﾊﾞﾝｼｭﾀｲﾝ城見学
12:53　ﾎｰｴﾝｼｭﾊﾞﾝｶﾞｳ発　DBバス　14:19オーバーアマガウ着
15:38　オーバーアマガウ発　ムルナウ経由　17:26　ミュンヘン中央駅着
(ミュンヘン泊）

7月17日(日）
午前　レジデンツなどミュンヘン中心部観光
午後　ニンフェンベルグ城見学
17:45　ミュンヘン中央駅前発空港行バス　18:25空港着
21:25　ミュンヘン発NH218便　

7月18日(月・祝）
15:50　羽田空港着

エリア オーバーアマガウ(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

このバスに乗らないと・・と慌ててお城から降りてきて、手早くお昼ご飯を済ませ、バスが来るのを待っておりました。

定刻より、十分ほど遅れて到着。

ホーエンシュバンガウのinfo前のバス停から乗車します。

バスは、バイエルンチケットで乗車可能。

昨日で、7日分のジャーマンレイルパスが終わってしまったので、今日はこれを使います。

2人（黄色い部分に記名）で28ユーロはお得。

フュッセン以降、結構スケジュールがつまっていたので、余裕のあるヴュルツブルクで購入しておいてよかった！

9606番のバスで終点はガルミッシュパルテンキルヒェン。

ノインシュバンシュタイン城さようなら!

緑の中をバスが進みます。

乗車率は半分くらいかな。

30分ほど乗ったところで、次はヴィース教会。

途中下車して、この教会内部の有名な天井画を見られればどんなに素敵なことでしょう。

でも、この後のバスがないので、外観を車窓から眺め通過です。

13時45分、バスは少し停車します。

バス停の表記から、橋のたもとにありそうですね。

あら立派な橋がありました。

この橋で10分くらい停車していました。

運転手さんは、逆方向から来た運転手仲間としゃべっていてなかなか発車する気配がありません。

ちょっといらいら。

さて、運転手さんの休憩も終わって動き始めたバスは小さな町を、いくつか通り抜けていきます。

このあたりまで来ると乗客も地元の人が多いかな。

目指す、オーバーアマガウまであと１３ｋｍ。

のどかな風景。

このルートを選んでよかった。

だいぶ目的地に近づいてきました。あと４ｋｍ。

14時29分オーバーアマガウ着。

バスを降りてさあ街歩き。

まずは、橋を渡ります。

アマ―川。

できたばかりの観光案内所みたいです。

トイレを拝借。まだできたばかり。

女性用のマークもかわいい。

ガイドブックにもこの村の地図はでていませんでした。

でも、いい時代です。インターネットでどうにか見やすそうな地図を見つけ、プリントアウトしてきました。

こんなところでひと夏過ごしたら素敵だろうなあ？

退屈するかなあ？

レストランでしょうか。

バルコニーの花の配色がとてもステキでついパチリ。

ああ、このお宅の屋根の形がとてもおしゃれ。

そのうえバルコニーの花もきれい。

エタール通りにやってきました。

家の壁には「赤ずきんちゃん」の絵。

これが見たかったの！　

感激。

キリスト誕生の絵。

絵と飾り窓が素晴らしい。

バルコニーにはバイエルン州の旗が。

オーバーアマガウの村を見下ろすような山。

赤ずきんちゃん

同じく赤ずきんちゃん

車止め？

ブレーメンの音楽隊

アップでブレーメンの音楽隊。

窓の上に子猫ちゃん

ヘンゼルとグレーテル

七ひきの子ヤギ

このEttaler通りが、壁画のおうちが並ぶように立っているところです。

オーバーアマガウの「キアリス」ではないけれど、かわいらしい手作り品のお店のよう。

このオーバーアマガウは、10年に一度村人が総出で行うキリスト教受難劇で有名です。

いちばん直近では2010年に受難劇が行われ、次回は2020年だそうです。

ホテルでしょうか。

黄色で統一されたバルコニーのお花が見事。

Ettaler通りでなくても、普通の民家の壁にこんな絵が。

土曜日の午後、予想以上に人が多く出ています。

ミュンヘンあたりから、ノインシュバンシュタイン城やヴィース教会に向かう途中あるいは帰途にこの村の壁画を見てというツアー客が到着した時間帯なのかもしれません。

わたくしとしては、念願の壁画も見られたので、本日の宿泊地ミュンヘンに向かいます。

DBのオーバーアマガウ駅。

この列車に乗ってまずはムルナウまで。

山間を走るRB.

始発から終点まで乗ります。

もちろん、バイエルンチケットが有効です。

すっかりおなじみになった自転車コーナー。

この旅ではずいぶんDBに乗ったけれど、いつもピカピカのきれいな車輌でした。
ローカル線でも。

ドイツの豊かさを感じます。

この旅で一番古そうな車両は、ベルリン→ドレスデンでした。たしか、チェコ国鉄の車輌だったかも。

ムルナウ着。デジカメの記録では16時23分。
オーバーアマガウから45分くらいで着いたかな。

10分ほどの待ち合わせで、16時32分発のミュンヘン行きRBに・・。

ムルナウ駅は交通の要衝。

オーストリア方面に行く列車もずいぶん走っています。

ほぼ定刻通り来たミュンヘン行きに乗り込みました。

17時27分ミュンヘン駅到着。オーバーアマガウから1時間50分の列車の旅。

ミュンヘンからちょっと足を延ばしてどこかへ・・と迷った方、オーバーアマガウお勧めします。

ヴィース教会やリンダーホーフ城と組み合わせるのもよいかもしれません。（わたくしは行かれませんでしたが）

NH　ミュンヘンドイチャ―カイザーが今夜の宿。

昨日スーツケースを預けに行きましたが、駅からは、ほんの2，3分でロケーションは抜群。　

写真中央、グレーの背の高い建物です。道路を挟んで写真右側がもうミュンヘン中央駅です。

さて、ホテルにチェックインしたら、まだ明るいミュンヘンの街に繰り出しますか！