ジャーマンレイルパスで巡るドイツ10日間の旅⑪　ロマンティック街道の始点ヴュルツブルク

2016/07/13 - 2016/07/13

いよいよロマンティック街道の街にやってきました。

街道の始まりの街ヴュルツブルクは、世界遺産のレジデンツをはじめ、マリエンブルク要塞、大聖堂、マリエンカペレなど見どころがたくさんあります。

中でも、時間に追われながら、駆け上るようにして訪ねたマリエンブルク要塞からの眺望はそれは素晴らしいものでした。


(旅程)☆がこの旅行記
7月9日(土）　0:50　羽田発ＮＨ203便　6:00フランクフルト着
6:43　フランクフルト空港駅発　ICE18　7:40ケルン中央駅着
11:18　ケルン中央駅発　IC2013　12:15コブレンツ中央駅着
15:02　コブレンツ中央駅発　16:34フランクフルト空港駅着
17:02　フランクフルト空港駅発　Sバーン　17:10フランクフルト空港駅着
(フランクフルト泊）

7月10日(日）7:13フランクフルト中央駅発ICE874　11:28ベルリン中央駅着
(ベルリン泊）

7月11日(月）6:58ベルリン中央駅発EC171　8:56ドレスデン中央駅着
13:37ドレスデンノイシュタット駅発　14:06マイセンアルトシュタット駅着
17:49マイセンアルトシュタット駅発　18:27ドレスデン中央駅着
(ドレスデン泊）

7月12日（火）6:20ドレスデン中央駅発ICE1654　8:16エアフルト着
12:18エアフルト発ICE1650　12:49アイゼナハ着
17:07アイゼナハ発ICE1653　 17:37エアフルト着
(エアフルト泊）

☆7月13日(水）6:18エアフルト発ICE1656 7:42フルダ着
10:59フルダ発ICE91　11:30ヴュルツブルグ中央駅着
(ヴュルツブルグ泊）

7月14日(木）7:39ヴュルツブルグ中央駅発(シュタイナハ乗換）8:49ローテンブルグ　オブタウバー着
13:05ローテンブルグ発(ロマンティック街道バス）ディンケンスビュール経由　15:25ネルトリンゲン着
(ネルトリンゲン泊）

7月15日(金）6:00ネルトリンゲン発　ドナウヴェルト経由7:42ミュンヘン中央駅着(ホテルに荷物預け）8:04ミュンヘン中央駅発　8:46アウグスブルグ中央駅着　13:03アウグスブルグ中央駅発　14:35レンゲンヴァング駅着(代行バス）15:08フュッセン着　17:05フュッセン発17:13ﾎｰｴﾝｼｭﾊﾞﾝｶﾞｳ着
(ﾎｰｴﾝｼｭﾊﾞﾝｶﾞｳ泊）

7月16日(土）
午前　ﾎｰｴﾝｼｭﾊﾞﾝｶﾞｳ城　ﾉｲﾝｼｭﾊﾞﾝｼｭﾀｲﾝ城見学
12:53　ﾎｰｴﾝｼｭﾊﾞﾝｶﾞｳ発　DBバス　14:19オーバーアマガウ着
15:38　オーバーアマガウ発　ムルナウ経由　17:26　ミュンヘン中央駅着
(ミュンヘン泊）

7月17日(日）
午前　レジデンツなどミュンヘン中心部観光
午後　ニンフェンベルグ城見学
17:45　ミュンヘン中央駅前発空港行バス　18:25空港着
21:25　ミュンヘン発NH218便　

7月18日(月・祝）
15:50　羽田空港着

エリア ヴュルツブルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

11:30にヴュルツブルク中央駅到着。

時間も惜しいし、何よりスーツケースがあるので、タクシーにて本日の宿泊先、シティパートナーホテル シュトラウスへ。

チェックインできたので、荷物を置いて、さあ観光。

マリエンブルク要塞へは、ホテルの前のバス停から9番のバスが出てると教えてもらいました。

でも、要塞に行く9番のバスは12時40分だと待っている時間がもったいないな！

アルテマイン橋を目指していけば迷うこともなさそう。

振り返れば大聖堂の特徴ある姿が。

アルテマイン橋のたもとには自慢のワインを飲ませるレストランがあります。

おお、要塞が！

ちょっと一杯をやっている方々もいらっしゃいますが、わたくしたちには時間がありません。残念ながら、わき目もふらず歩きます。

橋の欄干には聖人たちの像が立っています。

ヴュルツブルクの守護聖人聖キリアン様。

さあ、これからあの頂上を目指していきましょう。

川の水は結構多いです。

橋を渡ってから、「曲がる場所を間違えないように行くのがポイント。

こんな道標を見逃さないように・・。

連日のタワーの階段上りとはまた違った大変さ。

ノイトーア門。

下りてくる人を見ると、道が間違っていないことがわかりちょっと安心。

入口まで約20分。

ベルクフリート（主塔）です。

ここマリエンベルク要塞では、14時の建物内部ツアーに参加します。

また、今日からバイエルン州に入ったので、バイエルン城めぐりチケットを購入しなければなりません。

ミュージアムショップ内のチケット売り場でバイエルン城めぐりチケット（写真・右下）購入しました。
何種類かありますし、間違いがないように、
「１４日有効２人用」とメモ（写真・右上）を作っておきました。
１人だと２４ユーロですが大人２人もしくは親+１８歳以下の子どもに有効なFamilyでは４４ユーロとお買い得です。

チケット購入時に写真・左の小冊子をくれます。
このチケットが有効な城のリストがここに紹介されています。

ヴュルツブルクでは、これから行くレジデンツでも使えます。
さらに、この後行くノインシュバンシュタイン城や、ミュンヘンのレジデンツ、ニンフェンベルグ城でもつかう予定です。

無事城めぐりチケットが購入できたので、ツアーの時間まで園内を散策。

川が見えるほうへ行ってみましょう。

わあ、絶景かな！

庭園もきれい。

手元の地図と照合しながら、あれがレジデンツ。
あれが、大聖堂などと確かめます。

マリエンカペレも見えた。

1253年から1719年まで歴代ヴュルツブルク司教の居城となっていました。

教会の中

聖人たち

チケットは、こちらのミュージアムショップで購入します。

館内ツアーの集合場所もチケットショップ入口でした。

館内ツアーや博物館は有料ですが、先ほどのマイン川を見下ろす庭園の散策などは無料です。

時間がない方でも、あの眺望はぜひあじわってみるとよろしいかと・・・・。

時間になりました。

ツアーガイドさん、傘を持ってお目見え。

まずは井戸。

深さ１０４ｍ。

写すの成功！

館内いたるところ修復中。

たしかに、ガイドさんがいないと内部は歩けないでしょう。

重厚な造りに感動。

ツアーは、大体45分で終了。

川を見ながら下界に降りる道も魅力的ですが、どう行けばよいのかわかりません。

来た道を戻れば、たしか、ちょうどいい時間にバスがあるはず。

バスに間に合いました。

ユリウスプロムナードで下車。

バスを降りてすぐの道は人通りもあまりなくてちょっと怖い感じ。

いろいろな出身の人が住んでいそうな地区。

でも、すぐにぎやかな通りに出て一安心。

ソーセージにつけるマスタードかな。
お土産にいいけれど、ビン詰めというのが難点。

ドイツの街のあちこちで出会うわんこちゃんはお行儀がよいです。

マルクト広場の方に行ってみましょう。

マルクト広場に面して建っているのがマリエンカペレ。

この特徴ある色使い、先ほどマリエンブルク要塞からもよくわかりました。

入口の彫像はリーメンシュナイダーの「アダムとイブ」です。

ただしこれはコピーだそうで、本物は先ほどの要塞の中にあるマインフランケン博物館に展示されているとのこと。

大聖堂。

大聖堂の中には歴代大司教の墓碑がとりつけられています。

シェーレンベルク大司教の墓碑は、リーメンシュナイダー作。

ノイミュンスター教会。

18世紀に大きなドームと、赤い砂岩でファサードをつけ足した。

マルクト広場は夕方もおおにぎわい。

果物色々。明日の朝食用のリンゴでも買いますか。

「このトマトください！」とおじさんに声をかけたら、
「少し高いけど、こっちの方がドイツ産のトマトでおいしいよ！」ですって。

わたくしが指さしたトマトは、ベルギー産とのこと。せっかくですからおじさんおススメの方を買いました。

観光客も、街の人もあふれていて、にぎやかです。

まだまだ明るいですが、最後の観光スポットへまいりましょうか。

世界文化遺産　レジデンツ。

18世紀に大司教の宮殿として建てられる。

18時まで開館、閉館30分前まで入場可能。

先ほど購入した城めぐりチケットでOK.

レジデンツの入口。

わかりづらいです。

ほんとうに駆け足でみました。

荷物をすべてロッカーに預けての見学ですし、内部は撮影禁止だったので写真はありません。

再度町の中心へ。

そろそろおなかがすいたので夕食にしましょう。

ラーツケラー！

よさそうな雰囲気。

カランコエの鉢が何気なく置いてある中庭に通されました。

まずは、飲み物。

ドイツに来てからは、このノンアルコールビールがお気に入り。

連れは、焼いたソーセージ。

わたくしは、茹でたソーセージ。

酸味のあるドイツのパンもお気に入り。

なかなかいい雰囲気でして、二人で、30ユーロ。

前日、前々日のドレスデンやエアフルトの駅ナカレストランと変わらない値段でした。

帰り際にマリエンカペレの全景をパチリ。

マーケットもそろそろ店じまい。

可愛いなあ。

まだちょっと時間が早いので中央駅まで散歩。

明日朝のホームの下見に行くことにしました。

おなかもいっぱいだったので、ちょっと消化促進のためもあり。

歩いているうちに、そうだ、バイエルン州にはいったのだから、１６日に使うバイエルンチケットを買っておこう・・ということにも。

１６日はﾎｰｴﾝｼｭﾊﾞﾝｶﾞｳで二つの城を見た後、オーバーアマガウ経由でミュンヘンに戻ります。ジャーマンレイルパスは７日分、１５日でおしまいなので、この日はバイエルンチケットを使う予定です。

旅の初日にフランクフルトのDBinfoで、ホーエンシュバンガウからオーバーアマガウまでのバスにも使えるか確認してから、ジャーマンレイルパスと一緒に購入予定でした。

でも、infoのお姉さん曰く「たぶん使えると思うけど、ここはヘッセン州、確実なこと言えないのでバイエルン州で買ってね。」とのこと。

結構スケジュールが詰まっているので、さあどこでﾊﾞｲｴﾙﾝﾁｹｯﾄを買おうかと迷っていたのですが、そうだ！ここで買おう！

幸いinfoはすいていました。行程のメモ（写真・下）を見せたら、「このバス、バイエルンチケットで乗れるわよ。」とのこと。

「では、２人用のをください」と言ったら、「売ってあげてもいいけど、あちらの機械で買った方が安いわ」ですって。そうでした、自販機で買うほうが安いのです。２人用２８ユーロ。

写真・上がバイエルンチケットです。平日は午前１０時以降と使用時間に制限がありますが、１６日は土曜日なので使用開始時間の制限はありません。

記名して使います。（画像加工し水色とピンクで消してある部分）

英語表記に切り替えて落ち着いて操作すれば、自動販売機もそう難しいことではありません。

一日の行程を終え部屋に帰り着きました。

冷蔵庫があるのはありがたいです。

買いこんだ水や、トマトにキュウリ、冷やしておきましょう。

ベッドはこんな幅だけれど、落ちることもないでしょう。

さあ、一日の汗を流して、ゆっくり休むとしますか。