ジャーマンレイルパスで巡るドイツ10日間の旅⑫　城壁と門の街　ローテンブルク

2016/07/14 - 2016/07/14

ヴュルツブルクから鉄道でﾛｰﾃﾝﾌﾞﾙｸに移動します。最初の予定より１本早い、6時32分ヴュルツブルク駅発の列車に乗ろうと駅に行くと、アクシデントで運休、代行バスでどうぞとのこと。代行バスを待つこと1時間、そのうち電車が動き出し、もともとの予定どおりの電車でﾛｰﾃﾝﾌﾞﾙｸに向かいました。

東京近辺では週に何度も、電車の人身事故や車両故障で代行輸送・・なんて遭遇しますが、言葉のわからぬ異国での予想外の代行バスにはひやひやしました。

さて、そんなひやひやの後訪れたローテンブルク、限られた時間で塔に上ったり、ドッペル橋を見に行ったり、城壁を歩いたり、数時間の滞在で盛りだくさん。

ﾛｰﾃﾝﾌﾞﾙｸではいたるところに日本語の案内が見られ、また、お土産物屋さんにも日本人店員さんが見受けられ、日本人に人気のある街なのだろうなあと感じました。


(旅程)☆がこの旅行記
7月9日(土）　0:50　羽田発ＮＨ203便　6:00フランクフルト着
6:43　フランクフルト空港駅発　ICE18　7:40ケルン中央駅着
11:18　ケルン中央駅発　IC2013　12:15コブレンツ中央駅着
15:02　コブレンツ中央駅発　16:34フランクフルト空港駅着
17:02　フランクフルト空港駅発　Sバーン　17:10フランクフルト空港駅着
(フランクフルト泊）

7月10日(日）7:13フランクフルト中央駅発ICE874　11:28ベルリン中央駅着
(ベルリン泊）

7月11日(月）6:58ベルリン中央駅発EC171　8:56ドレスデン中央駅着
13:37ドレスデンノイシュタット駅発　14:06マイセンアルトシュタット駅着
17:49マイセンアルトシュタット駅発　18:27ドレスデン中央駅着
(ドレスデン泊）

7月12日（火）6:20ドレスデン中央駅発ICE1654　8:16エアフルト着
12:18エアフルト発ICE1650　12:49アイゼナハ着
17:07アイゼナハ発ICE1653　 17:37エアフルト着
(エアフルト泊）

7月13日(水）6:18エアフルト発ICE1656 7:42フルダ着
10:59フルダ発ICE91　11:30ヴュルツブルグ中央駅着
(ヴュルツブルグ泊）

☆7月14日(木）7:39ヴュルツブルグ中央駅発(シュタイナハ乗換）8:49ローテンブルグ　オブタウバー着
13:05ローテンブルグ発(ロマンティック街道バス）ディンケンスビュール経由　15:25ネルトリンゲン着
(ネルトリンゲン泊）

7月15日(金）6:00ネルトリンゲン発　ドナウヴェルト経由7:42ミュンヘン中央駅着(ホテルに荷物預け）8:04ミュンヘン中央駅発　8:46アウグスブルグ中央駅着　13:03アウグスブルグ中央駅発　14:35レンゲンヴァング駅着(代行バス）15:08フュッセン着　17:05フュッセン発17:13ﾎｰｴﾝｼｭﾊﾞﾝｶﾞｳ着
(ﾎｰｴﾝｼｭﾊﾞﾝｶﾞｳ泊）

7月16日(土）
午前　ﾎｰｴﾝｼｭﾊﾞﾝｶﾞｳ城　ﾉｲﾝｼｭﾊﾞﾝｼｭﾀｲﾝ城見学
12:53　ﾎｰｴﾝｼｭﾊﾞﾝｶﾞｳ発　DBバス　14:19オーバーアマガウ着
15:38　オーバーアマガウ発　ムルナウ経由　17:26　ミュンヘン中央駅着
(ミュンヘン泊）

7月17日(日）
午前　レジデンツなどミュンヘン中心部観光
午後　ニンフェンベルグ城見学
17:45　ミュンヘン中央駅前発空港行バス　18:25空港着
21:25　ミュンヘン発NH218便　

7月18日(月・祝）
15:50　羽田空港着

エリア ローテンブルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: JTB

昨日調達した食料で朝食。
トマト、キュウリ、ハム、パン、リンゴ、ケフィア（飲むヨーグルト）。

今回、早朝出発が多くホテルの朝食時間では間に合わないので、こんな感じで毎朝すませていました。

唯一残っていた（自炊？）朝食の写真です。

ホテルを6時少し前にチェックアウト。

ここでトラムのチケット購入。

小雨の中をトラムがやってきました。

運転席のそばに陣取ってパチリ。

間も無くヴュルツブルク駅到着。

駅に着いたら思いがけず、乗るはずの列車がアクシデントで運休。

バス乗り場１４番から、代行バスが出るのでそれで行ってくださいとDBのおばちゃんに言われます。

何人かの人に聞きまくり、やっとわかった１４番バス乗り場。

代行バス乗り場のマーク。

バスは来ません。他のお客さんも辛抱強く待っています。

待つこと１時間ほど

すると、先ほどのDBのおばちゃんが来て、「電車が運転再開したから、バスは来ないわ！電車に乗ってね！」だって。

待っている間、小雨交じりで結構寒かったのよ！

予定の電車より１本後の電車に乗ります。

7時３９分ヴュルツブルク発

８時２３分Steinach着で乗換。

階段横のベルトにスーツケース載せることができ昇降もらくらく。

Steinach駅８時３５分発。

ﾛｰﾃﾝﾌﾞﾙｸ行きは盲腸のような路線。

車内はがらがら。

夏のピーク時はもう少し人がいるのかな。

わたくしたちのスーツケースは、邪魔にならないように置かせてもらいます。

左扉の向こうはトイレ。
列車のトイレはいつもきれいで快適でした。

車窓から・・・。

のどかな田園風景が広がります。

ローテンブルク　オブ　タウバー駅に８時４９分到着。

ここから、旧市街まで行きます。

客待ちのタクシーはこの駅にはめったにいないというのに、１台タクシーが停まっています。ラッキー!とばかり駆け寄ると、別のお客さんの予約が入っているんですって。

仕方ない歩きましょうと覚悟したところ、タクシーが一台来ました。

どうやら、先ほどのタクシーのドライバーが、お客さんがいるよ・・と会社に連絡してくれたみたい。

旧市街、観光案内所の前でタクシーを降りました。

小雨交じり、石畳、こんな条件の下、スーツケースを持って歩くにはちょっとしんどい距離だと思います。

このマークが目印の観光案内所は９時開館。

こちらの観光案内所でスーツケースを預かってもらうことになっています。

この後の移動は、ロマンティック街道バスです。バスの出発は旧市街ですから、駅のロッカーに預けるわけにはいかず何とか旧市街で荷物を預かってくれるところ・・と考え、出発前にメールでお願いし、OKの返信をいただいておりました。

市庁舎

市庁舎の塔は９時半から・・。

もちろん、のちほど上ります。

その前に、午後乗るロマンティック街道バスの乗り場を確認しておきましょう。

少し街はずれ、シュランネン広場。
１日１便ですから、乗り遅れたら大変！

場所を確かめておけば安心。

後程ここからバスに乗ります。

チケットは、出発前にネットで購入済。

さて、旧市街のあの場所がオープンする頃でしょう。

再度マルクト広場に戻ってきました。

広場を取り囲むような建物がかわいらしい。

９時半になりました。
市庁舎の塔に上ります。

有料のはずなのだけれど、スタッフが誰もいない？

とりあえずトントン階段を上がります。
（実際はふうふう・・といった感じなのですが）

階段を上りきると、係員のお姉さんのスマイルがお出迎え。

はい入場料おひとり２ユーロ。

眼下に広がるのは・・・
ヤコブ教会。
リーメンシュナイダーの聖血の祭壇が有名です。

旧市街の西側　ブルク門方向。

足下のマルクト広場。おもちゃの家が並んでいるみたい。

展望台は、このくらい狭いので、オープンと同時に来て正解でした。

ほぼわたくしたち２人で眺望を独占。

そのあと聞きなれた日本語の声がして、関西からの若い女性お二人登場。

昨夜ハイデルベルクに泊まってこれからネルトリンゲンですって。

展望台に上がって降りてのわずかな時間に人が増えてきました。

プレーンラインの方に向かいますか。

ビンの行列、面白いなあ。

毎朝開店と同時に並べるのかしら。

コポルツェラー門。

コポルツェラー門を出たところで遠足の小学生に遭遇。

後をついて行ってみましょうか。

小学生たちは、ドッペル橋を渡っていってしまいました。
あちらに、宿泊施設でもあるのかな？

わたくしたちはこの辺で戻ることにしましょう。

城壁の外から振り返ると旧市街の屋根が見えます。

城壁の中は観光客でいっぱいだけれど、ちょっと、はずれるとこんな自然の中の道。

前を行くお姉さんはカップルで自転車旅行中。

再度、コポレツェラー門から旧市街に戻ります。

ジーバーの塔

レストランの窓の花と塔の頭がいい感じ。

さて、城壁に上ります。

程よい高さで街をぐるり。

通路はこのくらいの幅なのでそんなに混んでいる時ではなくてよかった。

右前方に見えてきたのがレーダー門。

先ほど、駅から来るときにくぐりました。

維持のために世界中から寄付を募ったのでしょうか。

京王百貨店！

１９８８年といえばバブルのころ？

欧州街並み視察団ですか。

おなじみのロゴ。

こんな隙間からなにがみえるのかな？

レーダー門で城壁を降ります。８分の１周くらいしたかな。

クリスマスマーケットの時はさぞかし・・と想像するディスプレイです。

さて、お目当てはこちら。

クリーム色の壁のお店、ブロート　＆ツァイト。

ちなみに、写真中央、頭が切れて写っているのはマルクス塔。

ブロート　＆　ツァイトは早朝６時からやっているパン屋さん。

奥はカフェになっていてここでいただくこともできます。

お目当ては、これ！シュネーバル。

日持ちのしそうなしっかりしたパンもありましたが、シュネーバルを買って、バスで移動するときのおひるごはんとしましょう。

最後に聖ヤコブ教会に行ってみます。

ヴュルツブルクでもたくさん見かけたリーメン・シュナイダーの傑作が見られるとのこと。

これは？

・・と思ったら、タンザニアからの寄贈品でリーメン・シュナイダーではありません。

聖ヤコブ教会の主祭壇。

リーメンシュナイダーの最高傑作と言われる聖血祭壇。

聖血の祭壇下部は、「最後の晩餐」の彫刻が施されています。

聖ヤコブ教会の見学が終わると、そろそろバスの時刻が迫ってきました。

預かっていただいたスーツケースをピックアップしてバス停に行きます。

見上げるとコウノトリの巣が！

ほぼ時間通り、ロマンティック街道バスがやってきました。

下車する人、ほとんど日本の方。十数名はいたかな？

そして、乗車するのも、わたくしたち夫婦の他は、日本人三世代ファミリー８名。
小学生と幼稚園くらいのお子さん２名連れた在欧らしき女性、やはりお子様連れの妹さんらしき親子、姉妹のご両親。

出発前にネットで予約し、プリントアウトした予約票を見せて乗り込みます。

次の目的地ディンケルスビュールに向けてGo!

１０名の乗客、全員日本人で出発。余り少ないのでちょっと拍子抜け。