アートを巡る旅　in スイス‐３→ドイツ17日目～バーゼルからフランクフルトへ～

2015/06/30 - 2015/07/21

予定していた以上にシャウラガーの収蔵作品が多くて時間がかかってしまったので、サクサクと行きたいところを回ります。
ゆっくりしてたつもりが、慌ただしかった旅行記です。


この回は、７月１６日(木)の旅行記　後半。

主な訪問地：アントニウス教会
　　　　　　ティンゲリーの噴水
　　　　　　大聖堂(回廊)

エリア バーゼル(スイス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 徒歩

Burgfelderplatz駅で降りました。

目的の教会が、分かり易くそびえ建っています。
次のKannenfeldplatz駅との間ぐらいです。

もうすぐ17時だったので、少々早歩きで来ました。

Antoniuskirche , 1927　　　Karl Moser
アントニウス教会　　カール モーザ　設計

1927年製の鉄筋コンクリートの教会。

扉開けた瞬間から、ファ～という空気に包まれました。

ステンドグラスに光が注がれていました。

ひゃ～！！カラフル！！感動です。

独り占め。

空気までカラフル。
こういう時に、もっと性能の良いカメラを持って来たかったなぁと思います。
…いやいや、このカメラも直ってくれただけでとても感謝です。
このカメラが直ったのも教会でした。その時もブルーの空気に包まれていたことを思い出しました。

祭壇。

祭壇横のステンドグラスは暖色です。

ステンドグラスのデザインもとても素敵です。

石ではなくコンクリートなのに、とても優しい印象です。

光は尊いですね。
教会にいるのに自然崇拝。

ふと、あぁここは友人と来たかったなぁ、と思いました。前日にここに来れば良かったな。
明日からの２日間、せっかく一緒に旅行するので、楽しみを共有したいと思いました。

この旅で多くの教会を訪れたけれど、かなり印象に残った、大好きな教会。

外からも、ステンドグラスの大きさが分かりますね。

すっごく高い。

教会脇の扉が開いていました。私が出た後、どなたかが開けたのでしょう。
美しすぎて、くらくらしそうです。
最後に見納めさせていただきました。

Burgflderplatz駅から３番トラムに乗ってお次へ。

ハンマーマン、また再会ですね。フランクフルトのよりは少し小さい印象でした。
でも、バーゼルの方が街になじんでいますね。

Bankverein駅下車。
目的のところへ行く前に、素敵な教会が見えたので行ってみることにしました。

Elisabethenkirche　　エリザベータ教会

もう閉まっており、入れず。残念。

バーゼルは、本当に心地の良い街です。

発見！
見える前に、音で分かりましたが。

Fasnachts-Brunnen　　Jean Tinguery
カーニバルの噴水　　ジャン ティンゲリー　作

シュパーン、シュパーン、水が大騒ぎ。

ティンゲリーの噴水 建造物

特に、こちらが。

皆それぞれ動きが違うので、見てて飽きないです。

目からピョー。

先ほど入れなかった教会と。
わざわざ、回ってこなくても来られたのかもしれない。

シアターバーゼルの前庭にあります。
最寄駅はTheater(6,10,16,17番トラム)です。

17時台の電車に乗ろうと思っていましたが、間に合うか、ぎりぎりの時間だったこともあり、せっかくなので18時台の電車に変更して、この周辺を散策することにしました。

この通りに小さい高級そうなチョコレート屋さんがあったので、友人にチョコと自宅用にゼリーを購入しました。(お土産にチョコを買って帰りたかったのだけど、とても暑い日が続いていたので…溶けちゃうのでね。)
冷房がかなり効いていたので涼ませていただきました。

まだ時間があるので、この路地を行きます。
方向音痴の上、ガイドブックも持っていないので行き当たりばったり。適当も楽しいです。

ギャラリーがありましたが、閉まっていました。残念。
閉まるの早いよね。

路地を抜けると大きい教会がありました。

まだ、この教会が何かは分かっていませんでした。

(バーゼル観光は、ヴィトラデザインでもらった Architecture in Baselという冊子状の地図を使っていました)

大聖堂（バーゼル） 寺院・教会

こちらも、もう閉まっていたので、ぐるりと回ります。

回廊は開いていたので、見学させていただきました。

ティンパヌム。

結構広いです。

街が見えました。

こちらは、お供えの類でしょうか？

すごくよくできた、真っ黒な野菜がいっぱい。

明るい方へ出てみます。

上を見たら、顔がいっぱい。

ライン川に出ました。

前日にティンゲリー美術館のところから見えた人々は、ここまで流れてきていたんですね。
結構な距離！終点が見られて良かったです。

ぐるりと一周。楽しかったです。

聖ゲオルグ(ゲオルギオス、ジョージ)
ホーエンツォレルン城の教会にもありましたね。旅行の中で補習できるのもこれまた楽しいです。

最後にこのプレートを見つけて、ここが大聖堂だったと分かりました。

鉄格子の装飾が素敵です。

大聖堂の近くの博物館(Museum der Kulturen Basel)も、ヘルツォーク＆ドムーロンが改装を手掛けているのでチェックしていたのですが、見つける自信も無いし、そろそろ駅に戻らないといけない時間だったので、諦めました。

この辺りは高級住宅地のようでした。
のんびり、良い散歩ができました。

トラムより。

バーゼル美術館は、残念ながら改装中でした。
この近くの現代美術館が無料だったので行こうと予定していたのだけど、時間が全く足りず行けませんでした。これまた残念。
建築もチェックしたところの半分も見られませんでした。
バーゼル観光、あと２日は必要でした。

市立美術館 （バーゼル） 博物館・美術館・ギャラリー

2016年4月に再オープンのようです。

メッセ。見納めです。

あぁ、もう去らなければいけないんだな、とそれぞれの街を離れる度に、少々センチメンタルな気分になります。

…と、センチな気分も吹っ飛ぶ事態だということに気が付きました…。

ぎょ！電車の時間を勘違いしてました！33分発だと思っていたら23分発でした…。
ぎゃ～！あと2分後に電車出ちゃう。焦る焦る。間に合わないと、1時間後だ。
なんで、あんなにのんびりしちゃってたんだろうか。
前日、目の前でバスが発車して行った光景がフラッシュバック。更に焦る焦る。

トラム到着、電車乗り換え1分！！行ってませんようにと祈りながら…
大急ぎでコインロッカーからスーツケースを取り出し、猛ダッシュでホームに向かい到着。もう電車は停車していたので飛び乗りました。昨日のホームの上り下りが効きました。(階段脇に、おそらく自転車用のスロープがあったのも、スーツケース持ちの私にはラッキーでした)
確認せずに飛び乗ったので、乗りこんでからしばらくは、この電車で合っているかドキドキでした…。
バディッシャー駅でスイスフランを使い切ろうと思っていたのに、時間が無かったので、コインがじゃらじゃら。数えたら、10枚、10フラン。バカな使い方しました。
換金できないので、またいつかバーゼルに来たいと思います！

見覚えのある風景が近づいてきました。

21時10分ごろ、フランクフルト中央駅に到着。ICE1本直通でおよそ3時間弱の遠距離移動。(この電車の1本後だとカールスルーエ乗換だったので、あと30分多くかかってしまうところでした)
時間的には、シュトゥットガルトからバーゼル移動とあまり変わりませんでした。

フランクフルト中央駅で、2日後のバイエルンチケットを購入。
久々の券売機、2日後の2人用だったので、ちょっと手間取ってしまいました。
(英語表記で購入しようとしたのだけど、Bayernまで英語表記のBavariaになっていて、それがその時は分からず、一からドイツ語でやり直したりして、20分ほどかかってしまいました。混んでいる時間帯でなくて良かったです。)

フランクフルト中央駅 駅

このホテルの周辺があまり治安が良くないと口コミで読んでいたので、明るいうちにホテルに着きたかったのもありました。電車に乗られて良かった…1時間半後にならなくて良かったです。やはり、少しガラの悪そうな方々が多いかな…。特にバーゼルから来たので落差が凄い。
フロントにいたおじちゃんが電話中で、ここで待ってて、というジェスチャーをしたので待っていたのだけど、いくら待っても電話が終わる感じが無い…。早くして、というジェスチャーをしてみたり、メモを渡してみたりしてみたのだけど、結局10分程待たされました。
エレベーターで一緒になった若いアジア人の男の子に、アーユーマンダリン？と聞かれたのだけど、ノー、アイムジャパニーズと言ったら、微妙な顔をされてしまいました。間違った気まずさというより、日本人にあまり良くない感情を持つ国の方のようで…。って、マンダリンってどこ？

部屋には友人がすでにいて荷物でごった返していたので、室内の撮影は自粛しました。
友人は、もう夕食は済ませたとの事なので、再び中央駅まで一緒に行ってもらい、サンドイッチを買いました。中央駅の地下のスーパーは22時までのようでした。
中央駅の近くのホテルで、予算の関係でこのホテルにしたのだけど、それにしても狭い！バストイレは別なのだけど、シャワー室なんか半畳ほどしかなく着替えるスペースもないので大変でした。ここは、ケチらない方が良かったかもね…。
この日別行動の友人はハイデルベルクに行ったそうで、でも観光客がいっぱいで少しイメージと違って残念と話してくれました。
ストライクゾーンの狭い友人、明日から、私チョイスの街を気に入ってくれますように、と思いながら就寝。外は、夜中までうるさかった…。

ホテル ミュンヘナー ホフ ホテル