2015/06/30 - 2015/07/21
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zyuyumさん
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バーゼル観光2日目。夕方にはバーゼルを発たなければならないので、行きたい順に、どしどし回ります。
この回は、7月16日(木)の旅行記 前半。
主な訪問地:バイエラー財団美術館
シャウラガー美術館
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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友人は朝早く別の観光地へ出発しました。夜、フランクフルトのホテルで合流します。
この日は一人でバーゼル観光です。
バディッシャー駅に向かうバスで、ドイツとスイスの国境でイミグレーションがあり、パスポートのチェックをされました。
荷物を駅のロッカーに預けて、観光スタート!
のはずが、バディッシャー駅のロッカーはスイスフランのみで、コインの手持ちが無かったため、駅構内にあった銀行で両替してもらおうと窓口に行ったら、できないわよ!と怒られてしまい、困っていたら、お花屋さんが親切に両替してくださいました。
2番トラムに乗って、Fondation Beyeler駅で下車。
この彫刻を見つけて引き寄せられてしまい、またしても、道に迷う…。
この横に、まだ開いていませんでしたが、大きなギャラリーがありました。 -
公園で遊んでいた親子(お母さん)に教えていただきました。
不思議な顔をされてしまいました。 -
駅下りて目の前でした…。
なぜ、気付かない…。逆方向に歩いて行ってしまいました。バイエラー財団 美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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Fondation Beyeler art museum , 1997 Renzo Piano
バイエラー財団美術館 レンゾ ピアノ設計 -
10:00~18:00(水~20:00) 25ユーロ(水18:00~20ユーロ)
…高い!!スイス価格でしょうね。
これまでのドイツの美術館の価格に慣れていてしまっていたので、なおさら。 -
窓や天井からの自然光で、柔らかい雰囲気の展示空間です。
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おっ!ティンゲリーだぁ~と見ていたら、監視員の男性が声をかけてきました。
えっ、何かしでかしたかな?とドギマギしたら、
ニコっとして、今日は一人なんですね、と。?という顔したら、昨日、ティンゲリー美術館に来てましたね、と。
あー!ティンゲリー美術館で、写真を撮ってくれた監視のお兄さん!
ティンゲリー美術館とバイエラー財団と共通の監視員さんをやっているんですね。
思いがけない再会で、とっても嬉しかったです。 -
展示室から見た池。
-
蓮が咲いていました。
丁度1か月前、日本を発つ前にも見てきたなぁと、思い出されました。
そして -
モネの睡蓮。
贅沢すぎます。独り占め。 -
睡蓮池とモネの睡蓮。
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Alberto Giacometti
ジャコメッティ。おジャコさま。
これまた、贅沢空間。 -
すっくと立っています。
-
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Andy warhol アンディ ウォーホル
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窓から外の風景が見えます。
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何にもない風景が、とっても贅沢。
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Pablo Picasso ピカソ
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Piet Mondriaan モンドリアン
展示空間が、本当に美しいです。 -
Marlene Dumas マルレーネ デュマスの企画展をやっていました。
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それぞれの展示室に、このように詩のような文章がありました。
“私は 間接の想像と 直接の経験を用いる アーティスト。”
訳すると、ちょっとニュアンスが違う気がするのですが…。翻訳家ってすごいですね。 -
マルレーネ デュマスの多くの作品は、映画や写真など他媒体からインスピレーションを受けて制作されています。
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人物像が並びます。
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Evil is Banal , 1984
自画像。 -
“絵画は物語を語る
地球を歩くゾンビのように。
私はゆっくり動いた
顔から体へ。
目から肌へ。
世界から肉体へ。”
*少々間違いがあると思いますが、大目に見てください -
前日にヴィトラのアフリカ展で見た写真を思い出しました。
-
顔がいっぱい。
-
“カラー
私は色についてあまり多くを知らない。
私は直感的にそれを使う。
私は人種差別についてあまり多くを知らない。
私の知識は表面だけ。
あなたが意味しているのは何?彼は言った、
オー、彼女は言った、あなたは知らなかった
全ての傷跡はピンクの跡が残っているのを。” -
映像などもありました。
少し重たい展示なので、木々のある空間は一息できてありがたいです。 -
“堕落した女でも
私が追いかけた誘惑でもない。
私が求めたベビードールでも
アマゾンでもない。すべてが
真のあばずれレースを形成するために
一緒になって混ざっている。” -
“私の祖国は南アフリカ。
私の母国語はアフリカ語。
私の姓はフランス語。
私はフランス語を話さない。
私の母は私がパリへ行くことを常に望んでいた。
母はアートはフランスのと思っていた、
ピカソゆえに。
私はアートはアメリカのと思っていた、
アート市場ゆえに。
私はモンドリアンもアメリカのと思っていた、
そしてあのベルギーはオランダの一部だったとも。
私はアムステルダムに住んでいて
オランダのパスポートを所有している。
ときどき私は本当のアーティストではないと思う、
なぜなら、あまりに生ぬるいから;
そして私はどこにいるか全く分からない。” -
“2007年 お昼に母は亡くなった。
誰にとってもベル トールズが喪失と離脱しただけでなく、
変化と自由でもあった。魂は私の悲しみと母の慰めを解放した。
だから、私は彼女のために(映画で)星々と神々を泣かせた。” -
“Man Kind
これは男の笑顔のその家族のための時間ではない。
私たちは変装して旅をする、
どうやって敵から友情が分かるの?
悪魔は戻ってきた、相変わらず正反対の2つの顔を持って。
誰かのそばにあなたはいる
あなたが来た場所次第である。”
テロリストの顔だと思います。 -
預けた時には気づきませんでした。
ロッカーの脇の壁にさり気なくベーコン。 -
結構ずっしりした企画展示でしたので、再びモネを鑑賞してリフレッシュして出てきました。
この日も、相変わらず暑い日でした。 -
巨大モビール作品。
この奥にカフェがありましたが、ケチケチ旅行中の身としては、やはりスイス価格にびっくりしてしまい、諦めました。 -
トラムで移動中。メッセプラッツ駅で、一度乗り換えました。
バーゼルも建設ラッシュのようです。
ライン川を渡りました。 -
現代建築だけではなく、重厚な建物も多くあります。
-
乗り換え。Marktplatz駅。
本当は、ひとつ前の駅で乗り換えでするはずでしたが、外を見ていたら乗り過ごしてしまいました。
下りたら素敵な建物があったので、結果オーライです。
駅名どおり、マルクトが開かれていました。市庁舎(バーゼル) 建造物
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バーゼル(スイス)のガイドブックは買わず下調べもろくにしなかったので、何の建物かは、この時は知りませんでした。ラートハウスのようですね。
屋根もかわいい。
11番のトラムに乗り換えます。 -
車窓より。
Bunk for International Settlements (BIS) , 1995 Mario Botta
国際決済銀行 マリオ ボッタ 設計
ティンゲリー美術館の建築家でもあります。 -
おっハンマーマン!!発見!
Hammering Man Jonathan Borofsky
槌打つ男 ジョナサン ボロフスキー 作。
フランクフルトでもお会いしました。 -
足場の目隠しも洒落ています。いろんな言語でごあいさつ。
今日は が大きくてうれしい。 -
昨日見たシグナルボックス。
この角度、格好良いですね。 -
この11番トラム、バーゼル中央駅からここまで、昨日歩いた道に沿っていました。
これに乗れば良かった…。 -
Schaulager駅下車。
SCHAULAGER Laurenz Foundation, 2003 Herzog & de Meuron
シャウラガー美術館 こちらも、ヘルツォーク&ド ムーロン 設計。 -
わずかに切り込み。
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周りが土壁なので、この巨大な真っ白のファサードの迫力がすごいです。
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もったりとした外壁の小屋を通って、敷地に入ります。
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鉄の扉も格好良い。
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内部。
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前日のヴィトラにあった煉瓦の建物の時にも感じましたが、こういうシンプルなものって、ちょっとのバランスでセンス良くなるかダサくなるか微妙な差だと思うのだけど、流石です。
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LEDの大画面で映像が流れています。
FUTURE PRESENTは、この時の企画展でした。
こちらの美術館は期間限定(今回は2015年6月13日~2016年1月13日)なので、ちょうどその時に来られてラッキーでした。
10:00~18:00 18スイスフラン
来館用の缶バッチとカードをもらいました。
カードには3×1EINTRITTと書かれており、この期間中に提示すればあと2回無料で入れるとの事でした。来られないのが残念…。割れば1回6フランなので、さほど高くはないかと…。来られるならばですが。
無料で音声ガイド(英か独)も貸してくれます。ほぼBGMと化していましたが…。 -
中は撮影禁止でした。
地下で、企画展。
地上階は、保管しながら展示するという形式をとっているそうです。
凄かった!ゾクッとする空間でした。緊張感半端ない。
説明が難しい…。真っ白な空間で、吹き抜けで。
閉所恐怖症と高所恐怖症の方は無理かと思います。
エレベーターの前に人がいて何階に行くか言わなければならず、エレベーターの中にも人がいて、下りるときにもドアの前に人がいて出迎えてくれます。ちょっと面倒くさいけど、面白い。お互い、いちいちトランシーバーで連絡取りあうのも、ちょっとパフォーマンスみたいでした。
インスタレーションなど現代美術の展示が主で、映像作品も多かったです。作品数が多く、それぞれ時間がかかるので、想像以上に時間がかかってしまいました。1回で観きるのは、ちょっと大変です。やっぱり3回ぐらいに分けて観たいかも。
お昼代わりに、こちらのカフェでチョコブラウニーとコーヒーをいただきました。
カフェの奥の所蔵スペースもまた、格好良かった。 -
反対側へ行くトラム。
バーゼルのトラムは、ドイツのよりも少しこじんまりしていて、ちょっとレトロな感じでした。 -
バーゼル中央駅で1番トラムに乗り換えました。
車窓より。
Elssertor Ⅱ office and commercial building , 2005 Herzog & de Meuron
スイス鉄道オフィス。これまた、H&dM 設計。
アントニウス教会へ向かいます。
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