2016/06/26 - 2016/06/26
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kojikojiさん
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フエ3日目はフエ空港に迎えに来てくれた「ツアー・フロム・フエ」のフィイ君が朝9時に迎えに来てくれます。1日車をチャーターしてドラゴンボートに乗って天姥寺(ティエンムー寺)を参拝して、郊外の皇帝廟を3か所廻るのが主な観光です。詳しいこともいろいろ知りたいのでガイドさんもお願いしました。ガイドさんについては旅行前に日本語ガイドをお願いしていましたが、直前になってツアー会社からメールが届き、日本語ガイドの女性がバイクで事故って2か月は仕事が出来なくなったと知りました。ということで急遽英語ガイドさんになったのですが、フックさんという男性ガイドさんは非常に親切でいろいろな事を教えてくれました。結果は楽しい1日が過ごせました。ボート乗るとフックさんが「ボートの人は夜はここに住んでいるのですよ。」と切り出しました。そこで「実は14年前にフエを旅行した時にボートで1日ツアーに参加しました。そのボートの家族に1人娘さんがいてとても頭に良い子でした。仲良くなって写真を撮らせてもらったのだけど、住所も分からずそのままにしていました。今回その写真を持ってきたのだけど。」と写真を見せるとガイドさんもボートの人たちも「あぁこの子知ってるよ。」とのことでした。探し出して写真を渡すことは困難だと思っていましたが、いとも簡単に消息が分かりました。現在は結婚して子供が1人いることも分かり、ボートのおばさんが写真を渡してくれることになりました。実際に本人に会っても向こうは覚えていないだろうからそれが一番良いと思いました。ガイドさんは「その当時はカメラなんて持っていないだろうから写真も無いと思います。きっと喜ぶと思いますよ。」と言われて心が晴れやかになりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 船 レンタカー 自転車 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝9時にツアー・フロム・フエの車がお迎えです。シン・ツーリストなどの混載のバスツアーでも良かったのですが、同じような時間に同じ場所に行くので、先々が混雑するのが予測されたので順番を変えて予定を組みました。アンコール遺跡を1週間以上タクシーをチャーターして見学して以来、妻は味をしめてしまったようです。今日もドライバーはフィイ君で、ガイドさんはフックさんという男性でした。
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最初は日本語ガイドの女性だったのですが、1週間ほど前にバイクで事故って入院中との事でした。急遽変わった英語ガイドのフックさんでしたが気さくな感じで、とても良い人でした。船着き場はナイト・マーケットの一番外れの辺りでした。
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懐かしいドラゴンボートです。14年前に来たときはシン・カフェの1日ボートツアーに参加しました。ボートで天姥寺に行って郊外の皇帝廟を廻り、夕方フエ市内に戻ってくるものでした。当時ランチ付きで3ドルだったと記憶しています。もちろん皇帝廟の入場料と船着き場から各廟までのバイタクの料金も別です。
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そのころは入場料は明確にベトナム人と外国人の料金に差があり、ベトナム人5,000VNDに対し、外国人料金は50,000VNDで当時のレートで5ドルでした。バイタクもいちいち値段交渉でしたが相場は往復1ドルでした。
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乗り合わせた観光客の中にベトナム人の孫を連れたおばさんがいました。彼女はニューヨーク在住でしたが、ベトナム戦争中に難民でアメリカに渡った人でした。その人に緊急ベトナム語教室を開いてもらい、「ベトナム人1枚。」という言葉を教えてもらいました。
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でもにわかベトナム人はすぐに見破られ、法外な外国人料金を払い続けました。一緒に旅していた弟は諦めて、他の欧米人ツーリストとボートで昼寝していたことを思い出しました。
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フックさんが「このボートの人たちは船に住んでいるのですよ。」と話し出したのをきっかけに14年前の思い出話が始まりました。ツアーには10人ほどのお客がいたのですが、お昼になると船の10歳の娘さんが仕切り始めました。英語は話せないのですが、ゼスチャーで「あなたはここに座って、あなたはこっち。」、そして料理を運んでくれました。あぁ頭の良い子だなと思いました。空いた時間には学校の勉強をしていました。ちょうど今回と同じ時期で学校が終わった頃でした。
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そのとき何枚か写真を撮ったのですが、帰国しても送る手立ても無くそのままになっていました。今回の旅行を思い立って「そうだ、写真を持って行けばボート乗り場で知り合いがいるかもしれない。」と思いました。
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昔話をしながらフックさんに写真を見せました。最初に見せたこの写真では「うーん。」って感じでした。
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「娘さんの名前はマイちゃんで。」と言いながら次の写真を見せると「あぁ、この子知ってるよ。」と意外な返事でした。
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興奮したフックさんの声に船のおばさんもやってきて「この子は数年前に結婚して子供が1人いるよ。男の子だよ。」と教えてくれました。いとも簡単に消息が分かってしまいました。船のおばさんに写真を渡してもらうようにお願いしました。
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フックさんは「当時の事を考えるとカメラなんて持っていないだろうから、子供の頃の写真も無いので喜ぶと思いますよ。」と言ってくれました。そう言われると心が軽くなった気分です。
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実は同じようなミッションがホイアンにもあるのでした。今回の旅は自分の過去に遡る旅になりました。
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天姥寺まではボートですぐだと思っていたのですが意外に時間がかかりました。
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川辺では牛が遊んでいます。まだフエの市内を離れていないのですが。
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ようやく王宮の濠の一番外れまで来ました。右の橋は車が通れるザービエン橋で、左の橋は日本御ODAで架けられたバットー橋という名前の鉄道橋です。バットーは白虎という意味だそうです。分からないベトナム語も漢字に置き換えるとなるほどと思えたり。
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鉄道橋を越えると川辺の風景も変わってきます。
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ボートにはお土産コーナーがあって短いクルーズでもセールスが始まります。
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1時間ボートをチャーターしてもいくらにもならないことは知っています。収入を補うためとはいえ、結構強気な値段が設定されています。ホイアンで1ドルから2ドルまでで買えるものが3ドルとか…。でも今回は写真をお願いしたので1つ買う事にしました。
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龍頭の後ろには神様が祀ってあったり植木鉢が置かれていることが多いです。単に趣味のものなのか、陸上で生活を願ってのものなのかは分かりません。写真の女の子のマイちゃんも結婚して船を降りたと聞いて、生活は向上しているのだと感じました。
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木々が茂って停泊したボートが見えてくると天姥寺(ティエンムー寺)に到着です。
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寺院内の福禄塔の頭が見えてきました。
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華表という柱と福縁塔が見えるとボートトリップも終点です。
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伝説ではある人が夜に赤い衣を着た1人の老婆に出会いました。老婆は丘の上に座って「真の主がやって来てこの寺を修復するであろう。霊気が集まって龍脈が固まっている。」と言い、そのまま姿がみえなくなったそうです。そこで山を天姥山と呼ぶようになったそうです。この寺も陰陽五行思想に倣って、前方に香江(フォーン川)、後方は平湖という地の利を考えた場所に建っているのでしょう。
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妻がやってきて新しい伝説が生まれるでしょうか。
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おばさん!写真お願いしますよ。ちゃんと渡してね。
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去っていくドラゴンボートが私には郵便配達船に見えます。
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30分の短いクルーズでしたがいろいろな事がありました。そして30分で風光明媚なところに到着です。
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フックさんは「ここで記念写真撮りましょう。」とサービス旺盛です。
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市内の船着き場と天姥寺を何度往復しているのでしょう。
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船で到着して階段を登るこのシチュエーションは最高の演出だと思います。バスツアーだとここからドラゴンボートに乗るのですが逆だと思います。
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妻の立っている芝生には4つの大きな礎石が残っています。福縁塔の手前に木造のより大きな塔が建っていたそうです。水害で倒れたまま再建されていないという事です。
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七重八角の福禄塔の各層には過去七仏が納められているそうです。ミャンマーのバガンでは東西南北に過去四仏が置かれていましたが、ここでは縦置きに七仏ということです。
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塔のある広場からのフォーン川を望む景色は最高に美しいです。
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六角大鐘楼です。
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中には巨大な釣鐘が鎮座しています。日本の鐘とは違った縦長の形が美しく感じます。
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易経の八卦の三爻が見て取れます。順を見ていくと連山(龍図)を表しているようです。子供の頃に読んだ諸星大二郎の「孔子暗黒伝」から興味を持ったことがこんな所で役に立つとは。
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ベトナム人の8割は仏教徒、日本と同じ大乗仏教を信仰しています。他のアジアの国では小乗仏教なので、同じ仏教徒でありながら違和感を感じたりしますが、ベトナムで感じないのはそういったこともあるのかもしれません。
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霊姥寺の扁額の下を潜り仏殿に向かいます。また母の写経を持ってくるのを忘れました。親不孝な息子です。アンコールとバガンとボロブドゥールと蘇州の寒山寺で納めた後は忘れることが多くなりました。
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福禄寿を表す太い線香が立っていたりすると絵になるのですが。最近は中国からの観光客が少ないようで、この日もお金持ちは参拝していないようです。
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ガイドさんはハッピー・ブッダと呼んでいました。ベトナムでは家に祀ったり車のボンネットに置いたり身近な存在だそうです。日本だと七福神の布袋ですが、中国だと弥勒菩薩なのでフューチャー・ブッダという事ですね。
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旅の無事と家族や親族や故人のためにお祈りしておきます。
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儀門にはお坊さんの姿が見えます。このお寺は僧侶の姿も多いですが、修行僧や見習い僧の子供たちもたくさん見掛ます。
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ティック・クアン・ドック(釈広徳)が南ヴェトナムの首都サイゴンまで乗っていったオースティンが展示されています。この14年の間にレストアしてピカピカになっていました。
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当時の南ヴェトナムのゴ・ディン・ジエム政権は仏教に対して弾圧的政策をとっていました。1963年6月11日にティック・クアン・ドックはサイゴンのアメリカ大使館前でガソリンを被って焼身自殺をします。
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この様子は国際的にも衝撃的な出来事で、ゴ・ディン・ジエム大統領のの義妹マダム・ヌーは、これを「僧侶のBBQ」と言ったことから国民の非難が高まり、結果クーデターによってゴ・ディン・ジエムが殺害される一因になります。
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境内には盆栽が数多く置かれてありました。どれも100年くらいの年月が経ったものだそうです。
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こうやって見ると巨木に見えるのが不思議です。
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食事の用意がされていました。信者さんが正装して高僧に挨拶をしていました。何となくミャンマーのマンダレー近く、アムナプラのマハーガンダーヨン僧院を思い出しました。
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朝3時30分に起床して鐘を撞くそうです。ここの僧侶の生活はBSのTV番組で見たことがありました。
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沙羅の樹がありました。ベトナムでもサラというので同じ漢字の読み方なのでしょう。ここでも双樹で一対に植えてありました。釈迦がインドのクシナガラの娑羅の林で入滅したときに、その床の四辺に生えていた娑羅樹の根から生じた一双ずつ8本の娑羅の木がありました。釈迦の入滅を悲しみ双樹の各1本ずつが枯れて鶴のように白くなって死の床を覆ったといわれます。
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そのことから一対で植えられることが多いようです。タイのチェンマイのドイステープの寺にも一対で植えられていました。平家物語でも「沙羅双樹の…」と続くのはそんな意味から来ています。実が生るとまた不思議な形になります。
興味のある方は:http://4travel.jp/travelogue/10819563 -
敦厚澄源和尚塔は我が家にある水槽に入れるミニチュアの塔のようです。
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仏歴2532年の巳巳の年ですから1989年の平成元年の建立です。敦厚澄源和尚は非常に徳の高い高僧だったそうで、この天姥寺の境内に埋葬された僧はこの方だけだそうです。
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樹齢100年を超えるガジュマルの盆栽です。
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ベトナムの盆栽は「ホンノンボ」と呼ばれ、日本と同じく中国の影響を受けているそうです。岩を置いたり陶器製のミニチュアを置いたりするそうです。14年前に買った陶器のミニチュアもホンノンボ用だったという訳です。
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個人ツアーのお蔭でじっくり見学することが出来ました。裏門から表に出るとフィイ君が車を停めて待っていてくれました。次は皇帝廟を車で廻ります。しかし暑いです。
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