2016/06/25 - 2016/06/25
170位(同エリア813件中)
kojikojiさん
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フエ2日目の朝は少しゆっくりして、午前10時のシャトルバスで「トロピカル・ガーデン・レストラン」まで出ました。同じバスにはフエの日系の会社で働くベトナム人の方たちが乗っていました。同僚たちと「ピルグリミッジ」に泊まったのでしょうか。そこまでは聞きませんでしたが、14年前の旅行でホイアンのヴィンフン1に泊まった際、1泊の宿泊料金が43ドルでした。フロントで働いていた女性は家が遠いのでホテルの近くに下宿していましたが、彼女の下宿代が1か月40ドルと言っていました。「来月結婚するんです。」と嬉しそうに笑っていた笑顔を思い出しながら、ベトナムのOLさんたちもドイモイ政策のお蔭でずいぶんリッチになったんだなと感じました。レストランで彼女たちと別れ、まずは「サイゴン・モリーンホテル」を目指します。シクロのおじさんたちに道を聞くと親切に教えてくれるのはいいのですが、その後は乗れ乗れ煩いのが玉に傷です。チャンティエン橋のたもとにサイゴン・モリーンホテルは美しい白亜の姿を残していました。ここは昔も1泊100ドルくらいの高級ホテルで、当時はフエで断トツに高かった記憶があります。中に入ってみると泳いだプールはこんなに小さかっただろうかと思うほどでした。弟と2人でこんな料理がこんな安くていいのだろうかと話しながら食べたワンダラーレストラン(すべての料理が1ドル)はワンダラー・カフェと名前が変わっていましたが、ちょうど閉鎖されて備品の搬出をしているのを見ると時の流れを感じました。翌々日に来る旅行会社のオフィスを確認して、観光案内所で地図を貰っているとお昼になってしまいました。タクシーでイータオ・ガーデンへ行き、お昼は宮廷料理をいただきました。昔は「ティンザー・ビエン」という店くらいしか無かったのが、宮廷料理を食べさせる店はだいぶ増えたようです。午後から王宮を見学して併設の博物館と阮朝の陶磁器博物館に行ったらこの日の予定は済んでしまいました。博物館の入口を聞いたシクロのおじさんが塀の向こうからニコニコ笑っているのを見たら、何故かツボにはまってしまいこちらも大笑いです。歩き疲れたので1時間の旧市街一周した後にサイゴン・モリーンホテルまで戻ってもらう事で言い値の200,000VNDで手を打ちました。これが時間を潰すのにもってこいの上、絶対に歩かないであろうエリアを安全に廻れて大満足です。途中シクロをこがしてもらったり、金魚屋さんに寄ってもらったり楽しい時間を過ごせました。2人で1時間半1,000円が高いのか安いのか、そんなこともどうでも良くなっていました。最後には100円チップをあげるくらいの楽しさでした。まだベトナムに着いたばかりだというのに身も心もこの国に溶け込んでいくのが分かりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船 レンタカー 自転車 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この鉄路を進めばサイゴンに通じています。14年前はサイゴンからハノイまで列車で旅する計画を立てて実行したことがありますが、ニャチャンまでの夜行列車があまりにも凄く、それ以降オープンツアーバスに切り替えたことがあります。それから十数年後ハノイ駅からラオカイまで夜行列車に乗って、私のベトナム鉄路の旅は終わりました。
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入口の盆栽があまりに見事だったレストランで店名はパンダンリーフ。シンガポールからマレーシア辺りで料理に良く使われるイメージですが、ベトナムとイメージが繋がりません。
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シクロのおじさんたちのお蔭で「サイゴン・モリーンホテル」に到着しました。1階のワンダラー・カフェは昔は青いテントでワンダラー・レストランでした。すべての料理が1ドルで弟と2人で死に物狂いで食べまくって5ドル支払った記憶があります。そんな店も閉鎖になっていて、ちょうど備品を搬出しているのを見ていると寂しく感じました。
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毎日シャワー代わりに泳いでいたプールも、こんなに小さかったかと記憶を辿ります。
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この辺りの雰囲気は覚えていますが、フロントの位置はワンダラーレストランのある正面入り口だったような気がします。
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何がおかしいのか妻は笑いながらこの写真を撮りました。
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しばらく涼んだのでそろそろ灼熱の街中へ繰り出しましょう。
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フォーン川にはドラゴンボートがゆっくり行き交います。
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火炎樹はこの時期のベトナムを象徴する花です。ベトナムの人は学校の終業式と言えばこの花をイメージするそうです。日本の桜と同じですね。
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火炎樹というとトニー・ブイ監督の「季節の中で(原題:スリーシーズン)」という映画を思い出します。弟と初めてベトナム縦断旅行した2002年当時に封切された映画で、欧米人のツーリストとの会話では「青いパパイヤ観た?」か「スリーシーズン観た?」が合言葉のようでした。
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ドラゴンボートにも深い思い出があるのですが、それはまた次の旅行記で。
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通りの名前のレ・ロイはベトナムの後黎朝大越国の初代皇帝の名前で、どこの町にも大抵あります。フエではサイゴン・モリーンから川沿いに続く道がそれです。ここからタクシーに乗ってイータオ・ガーデンへ向かいます。かなり走っても40,000VND(200円)程度です。
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タクシーに乗って「イータオ・ガーデン」に到着しました。昔なら「サイゴン・モリーンホテル」から王宮辺りは普通に歩いていたけど、汗かいて歩くより体力も時間も節約できます。
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予約などしていなかったけれど、お昼前の一番のお客でした。
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正面には母屋があります。元々は由緒あるお屋敷のような雰囲気です。
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水連の花咲く小さい池もあります。
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通されたのは左手の古い離れの建物でした。
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母屋の脇にも雰囲気の良い席がありますが、オープンエアーなので昼間は暑いでしょう。
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離れの周りには小さな池が設えられ、水に浮かんでいるような雰囲気です。
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内装は伝統的なフエの建物です。我々が入ると窓が閉められ、エアコンが回り始めましたのですぐに涼しくなりました。
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朝ご飯もたくさん食べていたので一番お手ごろなMENU1を注文することにしました。なんと1人220,000VND(1,100円くらい)で7品出てきます。14年前に皇室の流れをくむ「ティンザー・ビエン」でも2人で25ドルくらいだったので、ベトナムの物価はあまり上がっていないかもしれません。
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エアコンと扇風機の間の席にしてもらいました。
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この店のビールはフダのゴールドでした。この後3組くらいの欧米人のお客さんが来たくらいで空いていました。
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久しぶりの宮廷料理にワクワクします。
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妻にとっては初めてのベトナムの宮廷料理です。この野菜の細工は素晴らしいですよね。
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パイナップルと人参で作られたピーコックです。背中の羽が揚げ春巻きになっています。サックリ揚がっているので何個でも食べられてしまいますしビールに合います。
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次はブン・ボー・フエかスープを選べます。私は麺にしました。小さいボウルなのでこれでお腹いっぱいになる訳ではありません。
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妻はパンプキンスープです。こちらも濃厚で美味しかったそうです。
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バインコア(Banh khoai)は宮廷料理というよりは一般の人が食べる料理のようです。見た目はバインセオに似ていますが皮が厚めです。具材はエビと豚肉とモヤシなどの野菜でした。バインセオはニョクマム系のタレにつけますが、バインコアはピーナッツベースのタレにつけて食べます。
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豚肉とエビと香草のサラダは揚げ煎餅に乗せていただきますが、ミントなどのハーブの香りと甘いブタのそぼろが優しい味です。サラダというイメージは無いですね。
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魚のすり身のさつま揚げは個人的にはあまり好きな味ではありませんでした。
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コム・センは蓮の葉に包まれた蓮の実入りの日本で言えばおこわのようなものです。海老や鶏や豚肉などを具にしたごはんで、蓮の実がふんだんに添えられています。ホクホクしてとても美味しかったです。カンボジアでは生の蓮の実をボリボリ食べたことを思い出します。
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2人で食べるには量が多かったけど頑張っていただきました。
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バン・チャイカイは黄色と赤い花のようなお菓子です。ベトナム茶と一緒に出てきました。チャイカイはベトナム語でフルーツです。分かりやすく言うとマジパンのようなフルーツの形をしたお菓子です。優しい甘さの和菓子のような餡が入っています。
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見た目の美しさも良いですが、シンプルにパイナップルが美味しかったです。
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これで1,000円くらいですから充分ですね。正直お腹が空いていてもこれ以上はなかなか食べられないと思います。お勘定の時に「タクシーをお願いします。」と言うと「同じ運転手さんが待っていますよ。」ですって。チップ50円くらいあげたけど、やるねマイリンタクシー。そのまま王宮まで送ってもらいます。
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タクシーでは王宮には乗りつけられなく、手前の大砲のところで下車しました。ここまで35,000VNDだったので、1時間以上待っていてくれたので40,000VND渡してでお釣りはいいよとかっこつけたけど25円です。この大砲は1803年に阮朝の初代皇帝の嘉隆帝(ザーロン帝)が自ら打ち破ったタイソン軍から得た銅を使って鋳造させたものです。砲身には火薬の注入方法や砲弾の詰め方等が記載されています。そして大砲の名も記されています。
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「春夏秋冬」に五行思想による「木火土金水」からそれぞれ1文字とって計9門並んでいます。ちなみに位まで持っていて春が「各神威無敵上将軍九位第一」で第九まで続きます。フエの王宮を見て分かるように北京の故宮を模した造りになっています。中国からもたらされた陰陽五行思想についても同じで王宮の位置や方角、墳墓を囲む山々などにも思想が組み込まれています。
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荀子の「三才思想」から最上層が「天」で中層が「地」、下層が「人」を表しています。こんなところにも中国の影響が見て取れます。
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多分この時から妻は①②③④⑤⑫出口と計算していたのだと思います。歩くと遠い⑥⑧⑨は途中で却下されました。
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看板の横に郵便局の出店がありました。小屋の中でおばさんが昼寝していたので「おばさん!」と何度か声を掛けましたがだめでした。諦めかけると自ら起きてきたので切手を買うことが出来ました。日本まで12,000VMDと言われて15枚分買ったのですが、ピルグリミッジのフロントで「1,000VMD足りないわよ。」と言われてしまいました。帰国後に数年前の絵葉書を見たら13,000VMD分貼ってあったのでおばさんの間違えでした。「絵葉書も一緒にどう?」と勧められ1枚5,000VMDで購入しました。外国人の相場はどこでも絵葉書1枚5,000VMDみたいでした。
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おばさんに「一緒に写真撮ろう。」と言うと、嫌がりながらも鏡を出してきて髪型を整えてくれました。
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14年振りのフエ王宮です。午門の中央に掛かっていた胡志明の額が無くなってしまって残念です。北京の天安門には毛沢東の額がいまだに掛かっているというのに。
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14年前はこんな感じで午門の中央も開いていました。
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フラッグタワーも上まで登れたし、旗棒の基礎の部分には大きくHUEの文字がありました。
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少しづつ微妙にいろいろなものが変わっています。変わらないのはこの暑さだけです。
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かなり修復が進んで綺麗になった印象を受けました。
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カンカン照りの午後1時には訪れる人も少ないようです。
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蓮の花さえ暑さで咲くのを止めたようです。
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今は閉ざされた午門は修復工事中なので門の上にも登れないようでした。
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ノンを被って天秤棒を担いだおばさんが1人横切っていきます。日中は誰もいない広場ですがこれが夕方になると凄いことになります。
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中に入ると観光客の姿がありました。牌坊を潜って先に進みます。
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振り返ると誰もいない。
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王宮の正殿である太和殿は高さ約12メートル幅約44メートルの建物で、内部はいたるところ皇帝を示す龍の彫刻で彩られています。
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ようやくベトナム国旗がたなびいてきました。
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旗が無いとベトナムであるという事を忘れそうです。
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龍の透かし彫りのある柱も新しく修復された物のようです。
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大和殿も表と裏では印象が違います。
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左廡に入りました。何故ここに来たかというと。
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これです。これまでアジアの国々でどれだけ変身写真を撮ったことか。中国の貴州省の農家を周って花嫁衣装を借りまくったのが事の始まりでした。
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行った人にしかわからないと思いますが40度近い気温の中でTシャツと半そでシャツの上に皇帝の厚手の服を着ているのです。涼しそうな顔をしていますが死にそうでした。
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輿に乗った妃も恥ずかしがって顔を隠しています。
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自分たちのカメラ以外のカメラマンが撮ってくれた写真はすぐにトリミングしてプリントアウトしてくれます。
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貸衣装と2Lサイズの写真付きで95,000VMD(450円くらい。)145,000VMD払うと美女2人をはべらせることが出来ます。時間があれば面白いし安いのでお勧めです。フエではトゥードック帝廟でも衣装が借りられます。
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なんだかんだ30分から40分かかるので時間の限られたツアーでは無理ですね。自分たちもツアーに参加して諦めたことが何度もありましたから。
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本物のカイディン帝の写真です。
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写真が撮れる左廡と対になった右廡は写真ギャラリーになっていました。
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久し振りに象に乗りたくなりました。
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ここで残念なことが。3時前に閲是堂に着いていたのですが、写真を撮る観光客だけで我々以外に宮廷舞踊ニャー・ニャックを鑑賞しようという人はいなく開演されませんでした。
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宮廷舞踊が観られなかったのは本当にショックでした。ハノイでは歌札(カーチュー)を聞きに行ったり、中国の雲南省の古楽を聞きに行くほどですから。
今回のフエの旅ではカー・フエだけでした。
ハノイのカー・チュー:http://4travel.jp/travelogue/10674546 -
吉祥の文字を掲げた宮廷古典劇「トゥオン/Tuong」の役者たち。中国の京劇の影響を受けています。
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トゥオンはフエの宮廷で発展したベトナムの古典劇で、南部では「ハットボイ(Hat Boi)」とも呼ばれ、19世紀後半から20世紀初頭にかけて隆盛を誇ったそうです。「見得を切ったり隈取りを描いたり、歌舞伎との類似点も多いようです。
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仮面好きにはたまりません。ドン・キム・ランという「山の後ろ」という劇で使う仮面です。
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ハノイの劇場では観ることが出来るようです。
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中国の貴州省や雲南省や四川省では本物がまだ残っているということはすごいことだと思います。
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閲是堂は2015年に修復されていますがベトナム最古の劇場です。阮朝第2代皇帝のミンマン(明命)帝の命により1826年に建設され、ここで皇帝や皇族が宮廷音楽や宮廷舞踊、古典劇などの伝統芸術を鑑賞していたと思うと暑さも忘れます。(嘘です。暑いです。)
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後ろ髪を引かれる思いで劇場を後にします。
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ここのタイル装飾は見事でした。他の屋根に乗っている物とは出来が違い、カイディン帝廟並みのクオリティです。
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午後3時を過ぎて途方にくれます。また王宮を横切って延寿宮や興祖廟や世祖廟に戻ると言ったら怒られそうですし、さすがにベトナム2日目では体が暑さに慣れていないので顕仁門へ向かいます。
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昔来たときは太平楼の辺りは背の高い雑草が茂っていましたが、美しく変わりつつあります。
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顕仁門は王宮の有料エリアからの出口です。
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ここも修復されて綺麗になっていました。
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といって真新しい訳では無く、漆喰が多少傷んでいる所に風情を感じます。
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フラストレーションの残る王宮の観光は終わりです。ここから「阮王朝陶器博物館」までぶらぶら歩いて行きます。
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20分くらい歩いて博物館に着きました。タクシーに乗るほどの距離でもないし、シクロと値段交渉するのも面倒なので歩きました。入場料は30,000VMDとお手軽です。
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19世紀の明命帝(ミン・マン)の頃の青華磁器です。
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啓定帝(カイディン)の名前の入ったフランス製の磁器は金で龍を描いたのではなくて24Kの金箔を押しています。
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河内(ハノイ)を流れる紅河の下流の海防(ハイフォン)辺りを描いた絵皿と説明を受けました。
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西暦15世紀から16世紀の黎朝(れちょう)の青華磁器です。王朝の太祖は黎利(レロイ)でどこの町にもこ皇帝の名前を冠した通りがあります。フエだとサイゴン・モリーン前のフォーン川沿いの大通りです。
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このタイプ李朝の陶器は14年前にハノイ骨董品屋さんに沈没していた際にかなりの数を購入しました。サイゴンのコンチネンタルホテルの近くにあった「インドシナ」というアンティーク店でもいくつも買い求めました。11世紀から13世紀の王朝ではハノイ(昇龍)が首都でした。
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数年前にサイゴンへ行った際には「インドシナ」は無くなっていましたし、ハノイで通ったアンティーク店も無くなっていました。そして今回の旅でもホイアンの骨董品がほとんど無くなっているのに驚かされました。もう海から何も上がってこないのだろうか…。
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博物館は個人で集めたようで1級品が揃っている訳は無いけれど、自分のコレクションに近しいものもあって興味深く見ることが出来ました。おばさんの説明も良かったです。日本の伊万里も数多く置かれていました。薩摩も伊万里も一緒くたになっていたのはご愛嬌です。お茶をいただいてゲストブックに名前と一筆書いて博物館を後にします。
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次の「フエ宮廷骨董博物館」へ行く途中、シクロのおじさんに入口を尋ねました。親切に教えてくれたけど、そこからセールスが始まることも予測していました。「これから博物館に行くからシクロは必要ないですよ。」と断りを入れます。
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フエ宮廷骨董博物館に入ってまずはコーラを2本買って一気飲みしました。お金を払ったギャラリーのお姉さんに誘われて店の中に入ってみます。TRUC CHI(チュク・チー)という竹の繊維を使ったバンブー・ペーパーのお店でした。一瞬堀木エリ子さんの作品を思い出しました。
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肝心の博物館は素晴らしいものがたくさんありました。撮影禁止と書かれてあったけど一応聞いてみたらやっぱりだめでした。でもベトナム人の観光客はスマホでパチパチ。なんか気分悪くなって足早に表に出ました。
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夕方5時で予定が無くなってしまいました。さあどうしたものか。ホテルまでタクシーで戻るか、欧米人が多いエリアまで戻ってレストランを探すか思案します。
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博物館の庭に座ってどうしようか相談していると低い塀の向こうからシクロのおじさんがニコニコ覗いています。妻と目が合うと「1時間1人100Kで2人で200K。景色もいいよ。」と誘われて思わず笑ってしまい降参です。2人で1時間1,000円ならまあいいか。値切るのは止めて追加でサイゴン・モリーンホテルまで送ってもらう事にしました。最初に200,000VMD札を見せて「これでいいんだよね。」と念を押します。
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乗ってみると歩かなくても景色がどんどん変わるので飽きることも無く楽しいです。王宮を反時計回りに濠に沿って進んで行きます。
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これが結構無茶に進路変更するのでスリル満点です。
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街と一体になった気分で爽快です。
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妻は自分の顔が大きく写っているので嫌いみたいですが結構気に入った写真です。このおじさんの笑顔は可愛いです。おじさんと言っても多分年下だろうけれど。
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王宮の北側までやってきました。
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濠の周りを西側まで進んだ後は旧市街の中に吸い込まれていきます。このまま1周しても1時間かからないと思っていた矢先なのでおじさんの進むがままに任せます。ここは蓮池に浮かぶ水上レストランです。
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幾つもの蓮池を通り抜けて行きます。
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その美しさに驚嘆します。
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不思議なお土産物屋さんみたいなところで休憩しました。なるほどここへお客を連れてくるとコミッションがもらえるのかなと思っていたけどそうでもないみたい。単純に我々が中を見てトイレに行っている間休めるだけみたいでした。
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広いスペースがあったのでシクロドライバー体験させてもらいました。おじさんに写真を撮ってもらいました。おじさん大喜びでシャッターを押してくれます。
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喜んでもらえるとこっちも嬉しくなってサービスショットです。何だか訳が分からなくなってきたけど間違いないのは3人とも楽しいってことです。この写真を年賀状に使ったら「奥さん車椅子に乗ってどうしたの?病気?怪我ですか?」との問い合わせの電話やメールが数限りなく。
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さあ出発です。そしてまた旧市街を走り回ります。もうどこだかわかりません。
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全然観光コースではないけれどただただ楽しい気分です。
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最初におじさんに道を聞いた陶磁器博物館の近くで自分たちがどこにいるか分かりました。
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フォーン川に向かった一番外側の濠を表に出ます。
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ここを左折するのが一番スリルがありました。
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川沿いには昔と変わらない骨董品の露天売りがいました。一見して良いものが無いのが分かりました。
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おじさんにシクロを停めてもらった金魚屋さんです。昔ここで盆栽や水槽に入れるミニチュアの陶器の寺院を買ったことがあったからです。追加で買いたかったのですが、その出来栄えはあまりに違っていました。型で造られたものは全く魅力がなくなって14年の時の流れを感じました。店の人に尋ねても「もう昔の物は作る人がいない。」と言っていました。シクロのおじさんは横で感心したように頷いています。
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パゴダで高さ10センチ、午門や大和殿も幅10センチくらいです。日本では交趾(コウチ)と呼ばれる釉薬の色がとてもきれいです。陰陽道で考えると鼓楼は一対なければならないのですが、14年前はそんなことも考えていませんでした。1つに太鼓1つに銅鑼が納められる訳です。こんな手作り品は今では無いようです。当時1個50円ほどだったと思います。ベトナムの盆栽は「ホンノンボ」と呼ばれますが、このような陶器を周囲に配するそうです。
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シクロに乗って良かったと思った瞬間です。チャンディエン橋の中央を通れるのです。今まで何度もこの橋を渡りましたがいつも脇道を歩きました。真ん中を通るにはバイクかシクロに乗るという事になります。
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この橋はベトナム戦争を知っている人なら有名な橋です。1968年のテト(ベトナムの旧正月)攻勢で破壊された橋です。その写真は頭の中に鮮明に浮かぶほど記憶しているので感無量です。
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赤い火焔樹が見えてくると終点も近いです。
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Philip Jones Griffithsの写真集「VIETNUM INC.」に収められた写真です。
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破壊されたチャン・ディエン橋とヤシの木の奥にサイゴン・モリーンホテルも確認できます。
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橋の袂でおじさんとお別れです。チップに20,000VMD合わせて220,000VMD手渡しました。おじさん大喜びでモリーンホテル前からレ・ロイ通りに曲がったところまで手を振ってくれました。時計を見ると1時間半近くになっていました。思い掛けない楽しい思い出です。
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下りた途端に「1時間船に乗らない。」とお姉さんが声を掛けてきて、現実に引き戻されます。
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ここからナイト・マーケットを散歩してみます。ちょうど午後6時半でこれから日が暮れてきます。
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先ほどの博物館のギャラリーにあった竹紙のお店もありました。
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まだ店が開かないので「ブック・カフェ」に行ってみます。お土産物も覗いてみたけれど、これと言ってほしいものは無く。
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喉も乾いたのでカフェに入ります。テラスもいいけれど、冷房の効いた店内に座ります。
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バナナ&マンゴスムージーとコーヒーフロート。冷たくて美味しい。
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ナカナカお洒落なお店です。お冷代わりの冷たいお茶が嬉しいサービスです。
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隣は「Hue tourism information 」です。遅くまで開いていますが午前中に入ったら誰もいませんでした。地図ももらったし、宮廷茶はナイト・マーケットのお店で買ってしまったので用事は無くなってしまいました。
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日が落ちて少し過ごしやすくなったのでフォーン川沿いを歩いてみます。
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マジック・アワーのフォーン川です。
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歩いているうちにだんだん暗くなってきました。
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この竹の根を使った彫刻はいろいろな所で何度も見ていますが、いつか買ってしまいそうで怖いです。
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妻が「あっ。」と言って飛び込んだレザー屋さんです。義父がお気に入りのベルトの皮の部分が傷んでしまって困っていたのを思い出したそうです。という事で幅34ミリでクロコダイルの型押しベルトを造ってもらいました。120,000VND(約600円)は安いのか???
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そんなことをしているとチャンディエン橋のライトアップが始まりました。週末だけかと思っていたのですが不定期にライトアップしていました。
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旧市街側から色が変わって行きます。
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ブラブラ歩いているうちに船着き場まで来てしまいました。
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水上レストランとドラゴンボートです。ドラゴンボートの人たちはこの船に住んでいます。お客の呼び込みをしているようでも無く、船内で家族は休んでいるのでしょうか。
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シクロのおじさんが「水上レストランは美味しくないよ。」と言っていたので写真だけにします。
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見た目は綺麗ですが土曜日の夜というのにお店はガラガラでした。
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結局欧米人のバックパッカーの多いエリアまで戻ってきました。この辺りでレストランを探してみましたが、これといったお店も見つかりません。
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バンコクのカオサンでも無く、アンコールのパブ・ストリートでも無く、チェンマイのナイト・マーケットでも無く、思っていたイメージとは違っていました。
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ハノイやホーチミンの地元の人の集まるエリアの賑やかさも無く…。
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結局この日はピルグリミッジ・ヴィレッジに戻って「じゅんれい」レストランで晩御飯を食べました。もちろんシャワーを浴びて着替えてからです。
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