ルーマニア・ブルガリア旅行記１５　ソフィアその１

2016/05/01 - 2016/05/01

少し早めのゴールデンウイークに突入！ということで、
ルーマニア・ブルガリア２ヵ国周遊１０日間のツアーに
参加しました。
２１名の参加者のうち、夫婦が３組、あとは皆さん一人
参加という珍しいメンバー構成。しかも男性一人旅の方が
多くてビックリ！
スペインやイタリア、ドイツ、フランス等メジャーな
旅行先に比べると、まだまだ情報も少ないけど、それだけに
期待にワクワクして参加しました。

晴天に恵まれ、青空の下で見るソフィアの街は美しい〜！

エリア ソフィア(ブルガリア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

ソフィアへ戻る途中、川沿いのホテルでランチです。

植木鉢が可愛い。

お豆のスープ。

マスのグリル

チョコレートのクレープ。

ホテルの裏には渓流が・・・

テラス席での食事も気持ちが良さそう。

結構流れは速いようです。

屋外にもテーブル席が用意されています。

この車もかわいい。
リヤカーかな？

鮮やかなピンクのお花

こっちは真っ赤！

ホテル近くの路上でハチミツを売るおじさんがいて
メンバーは興味津々

色々なお花のハチミツや、ナッツを漬けたもの等。
私は荷物の重量オーバーが心配で購入しませんでしたが、
かなりの売り上げだったようで、おじさんはニコニコ。

リラの僧院からコウノトリで有名なコチェリノヴォ村の間の町
ですが、みなさんご家庭でブドウの木を育てているのだそうです。
そのブドウで、自家製のワインを造るそうです。

ブドウを育ていない家は、トルコ系のご家族とのこと。
確かに、イスラム教徒の方はアルコールを飲まれませんものね。

コチェリノヴォ村に戻ってきました。

あっ！コウノトリが巣に戻っているようです。

リラの僧院を創立した聖 イワン・リルスキーの像

ソフィアへ戻ってきました。

ケンタッキーもしっかり出店しています！

ソフィアの街中はお手洗いが少ないとのことで
市内観光前に休憩。

ビルが多くなってきました。

最初に訪れたのは、アレクサンダルネフスキー寺院。

ブルガリア最大で最も美しいと言われている寺院です。
この寺院は露土戦争で戦死した約２０万人のロシア兵士を
慰霊するために建てられたそうです。

ところで、今日はイースターですが、昨夜何気なく
ホテルでテレビを見ていると、ここ
アレクサンダルネフスキー寺院で行われている
イースターの儀式の模様が生中継で流れていたんです。

煌びやかなイコノスタスの扉を開け、立派な髭をたくわえた
地位の高そうな僧侶の方がエルサレムの聖墳墓教会から
持ち帰った「聖火」を灯し、イースターの様々な儀式を
執り行っていました。

5000人を収容するという教会内はもとより、
広場にも多くの人が訪れ、まるで日本の大みそかや
元旦の神社のような人、人、人！！！
（たぶん）大統領だか、市長だか・・要人も多く
出席しているように見えました。（あくまでテレビからの
情報です。言葉はわかないので映像のみ。）


みんな手に手にロウソクを持ち、礼拝を終えた大司教様から
その光を分けてもらったりしていました。

そして、午前０時になると、花火が打ち上げられていました。

ホテルの部屋からも花火の音が聞こえていたのですが、
残念ながら、私たちの部屋の窓からは花火が見えませんでした。

でも、あとから聞くと、どうして花火が上がっているんだろう？
と思いながら、部屋の窓から花火を見た方もいらしゃるようです。

この行列。なんだと思いますか？
実は、この日、ギリシャの修道女院から
アレクサンダルネフスキー寺院贈られたマリア様の
イコンが初お披露目されていて、それを見に来た
信者さんたちの行列なんです。

でも、イコンはただ見るだけではありません。

一人一人がそのイコンに祈りを捧げ、キスしたり
額をつけたりしているので、少なくても一人当たり
30秒以上はかかります。それが、礼拝堂の中、そして
外にまでこんなに列をつくっているんです。

行列はもっともっと続いています。
最後の人の順番はいつになったら来るのかと
他人事ながら気になります。

それにしても、みなさん信心深いんですね。

寺院の内部は撮影禁止。とっても大きくて煌びやかな
シャンデリアや、３つの大きくて光り輝くイコノスタス。
それはそれは豪華な内部でした。

金色に輝くドーム。

アレクサンダルネフスキー寺院の目の前には
聖ソフィア教会。

ソフィアという市の名前は、この教会から
とられたとか・・・

大きなライオンの像。

おばあちゃんと遊びに来ていた
男の子がライオンに抱かれていて可愛い！

本当は入場観光の予定だったのですが、なぜか
鍵がかかっていて中には入ることができませんでした。

聖ソフィア教会の裏側から
アレクサンダルネフスキー寺院を望みます。

さあ、歩いて市内ツアーに出発！

公園には色々な像が置かれています。

公園の像

聖ニコライ・ロシア教会。
エメラルドグリーンの尖塔と金色に輝くドームが
美しい！
多くの信者さんたちがお祈りを捧げに来ていました。

綺麗ですよね〜。

入り口には聖ニコライが描かれています。

教会を出るとき、玄関のところにいた
神父さんらしき人が、イースターの卵を
下さいました。
大事に持ち帰ろうと思っていたのですが・・
持ち歩いている間に、ヒビが入ってしまったので
お祈りしてありがたく食べさせていただきました。

チューリップの季節なんですね〜

国立美術館

国立美術館。

オーストリアのシェーンブルン宮殿に雰囲気が
似ていると思うのは私だけでしょうか・・。

市民庭園の木に結ばれたマルテニツァと呼ばれるお守り。

これは、毎年、３月1日に、家族や親しい人に贈りあい、
1年間身に着けていたものを春になったら感謝して木に
結ぶそうです。

日本のおみくじにちょっと似ていますね。

ちょっとアップにしてみます。

イヴァン ヴァゾフ国立劇場。

素敵なデザインの建物ですね。

アップ。

公園の噴水越しに。

旧共産党本部。

大統領官邸

衛兵がしっかり警護しています。

大統領官邸を通り抜けると中庭には
聖ゲオルグ教会が姿を見せました。

門にはライオン。

このライオンには、この後何度もお目にかかります。

聖ゲオルグ教会と遺跡。
4世紀にローマ帝国によって建てられたそうです。

教会の周りを回ってみます。

無造作に転がる遺物

教会への入り口。

礼拝堂の中は撮影禁止ですが、入り口まではＯＫとのことで・・

入り口ドアの右側にはキリスト様

左にはマリア様のイコンが掲げられています。

キリスト様

キリスト様を抱くマリア様