ルーマニア・ブルガリア旅行記４　シギショアラ

2016/04/26 - 2016/04/26

少し早めのゴールデンウイークに突入！ということで、
ルーマニア・ブルガリア２ヵ国周遊１０日間のツアーに
参加しました。
２１名の参加者のうち、夫婦が３組、あとは皆さん一人
参加という珍しいメンバー構成。しかも男性一人旅の方が
多くてビックリ！
スペインやイタリア、ドイツ、フランス等メジャーな
旅行先に比べると、まだまだ情報も少ないけど、それだけに
期待にワクワクして参加しました。

ルーマニア２日目、ビエルタンから中世の美しい街並みが残る
シギショアラへ。シギショアラでは、有名なドラキュラレストランで
遅い昼食となりました。

エリア シギショアラ(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

世界遺産に登録され、ルーマニアの宝石と例えられることもある
という、シギショアラ歴史地区にやってきました。

シギショアラは12世紀末期頃にできた商業都市で、
14世紀になると「商工ギルド」により栄えたそうです。

それぞれのギルドが競うように塔を建てたそうで、この塔も
その一つ。

「仕立屋の塔」だか「靴職人の塔」だったか・・・

この塔をくぐると、タイムスリップしたような
石畳の道の街並みが・・

黄色い家には「１７９７」の文字。

この家を建てた年でしょうか。

シギショアラ歴史地区の街並み

目の前に時計塔が見えてきました。

時計塔がある広場はカラフルな家に囲まれています。

広場を囲むカラフルな家

時計塔の全景。

中世のコスプレで歩く人。ガイドさんかな？

時計台をくぐって・・・

振り返って時計塔を見上げます。

大きな屋根の館

市庁舎裏の展望スペースから望む街並み

バスで通ったと思われる川沿いの道が見えます。

正教会も見えます。
美しい・・

ルーマニアは菜の花とチューリップの季節のようです。

あちらこちらで見かけます。

シギショアラはドラキュラのモデルと言われる
ヴラド３世の像

市庁舎

ルーマニアでは珍しいカトリック教会

中世を感じさせる建物

石畳の道は趣はあるけどちょっと歩きにくいです・・・

スニーカー必須ですね。

この石畳の道を車も走っていますが、振動が凄そうですね。

山の上教会につづく木造階段。

山の上にある学校へ通う子供たちが雨の日でも
濡れずに通えるように作られたそうです。

写真だけ見ると、要塞協会への木の階段と似てますね。

板壁の隙間から外を覗くと、緑がとてもきれいです。

階段を上りきると目の前に学校があります。

学校の名前が書かれているようですが・・・

学校の隣に山の上教会。

山上教会。

この先には墓地があるそうですが・・

山上教会のある一角ですが、何の建物かな？

昨日の日程変更のあおりで、今日の昼食は
１４時半頃に。

でも、そのおかげ（？）で少し自由時間ができました。

教会に入ってみることもできるようですが、私たちは
下に降りて、時計塔に上ってみることにして
早々に山を下ります。

時計塔のある広場に戻ってきました。

からくり時計は朝一度だけ？

入場料１４レイを支払って入場。
（地球の歩き方には１２レイと書かれていましたが
値上がりしたのかもしれません。）

上からの眺めは素晴らしい！

青空ならもっと良かったのに・・

でも、雨はあがってきたようなので良しとしましょう。

展望台には、世界各都市の方角に向かってその都市までの
距離が表示されていました。

東京までは８８９０Ｋｍあるようです。

時計塔からの眺め

さっきまでいた山上教会

たくさんの目が並んでいるような屋根・・・

さっき市庁舎裏の展望台から見た風景と同じ方角ですが
高い分だけよく見えます。

さて、ランチの時間が近づいてきたので、そろそろ
レストランに向かいます。

時計塔の広場にあるドラキュラレストラン。

ヴラド３世の生家とのこと。

ドアには竜が（西洋の竜は龍という漢字より竜の方が
合うと思うのは私だけでしょうか・・。日本中国では
龍ですよね。）

１階はお土産物屋さんになっていて、レストランは２階です。

大きな絵が描かれています。

血をイメージしたというトマトのスープ。

味は結構良かったです。

真ん中はママリガと呼ばれるトウモロコシの粉を
蒸したもの。
マッシュポテトのトウモロコシ版？

デザート

一切れが大きい・・・

ヴラド３世

下の階のお土産物屋さんの店先の
ディスプレイがかわいい。

横の路地。向かいには有料トイレもあるようです。

レストラン前のディスプレイ

雨が上がって、ブラショフの街に戻ります。

途中列車と並行して走ります。

トイレ休憩のガソリンスタンドにいた犬

ちゃんと繋がれているので、悪名高い野良犬ではありません。

ブラショフの街に戻ったところで
あいにくまた少し雨が降り始めてしまいました。

ブラショフの街で有名な黒の教会。
東ヨーロッパ最大級のゴシック建築教会だそうです。
部屋の窓から見えていた教会かな。



1869年にブラショフがハプスブルクの軍隊に
攻められた時、この教会も火事で焼け、
外の壁が黒焦げになったことから「黒の教会」と
呼ばれるようになったそうです。

残念ながら教会内部の写真撮影は禁止されています。

建物のレンガ一つ一つすべてに小さな穴があるのは、
この建物を建てるとき、つりあげる際に引っ掛ける
ためだったそうです。

時計をアップ。

歴史博物館

山頂にはまるでハリウッドのように
「ＢＲＡＳＯＶ」の文字。

左側の山肌にはロープウェイの通路が見えます。

黒の教会を振り返って

スファトルイ広場のあたり。
雨のためかあまり人通りは多くありません。

レプブリチ通りをホテルに帰ります。

この日の夕食は自由食。

ガイドさんや添乗員さんと一緒にでかけた人たちもいましたが、
遅い昼食でちっともお腹の空かない私たちは、スーパーと
マクドナルドで食料や飲み物を調達して食べることに。

気づくときれいなお月様が出ています。

明日はようやく晴れるかなあ〜。