ルーマニア・ブルガリア旅行記７　ブカレスト

2016/04/27 - 2016/04/27

少し早めのゴールデンウイークに突入！ということで、
ルーマニア・ブルガリア２ヵ国周遊１０日間のツアーに
参加しました。
２１名の参加者のうち、夫婦が３組、あとは皆さん一人
参加という珍しいメンバー構成。しかも男性一人旅の方が
多くてビックリ！
スペインやイタリア、ドイツ、フランス等メジャーな
旅行先に比べると、まだまだ情報も少ないけど、それだけに
期待にワクワクして参加しました。

ルーマニア３日目。この日から予定のツアーコースに戻ります。
今日はルーマニアに入って初めての晴天！
青空に新緑が生えて美し〜い(^.^)/

ルーマニアの旅での最後の滞在地、ブカレストに向かいます。

ソビエト崩壊から続く１９８９年のチャウシェスクルーマニア大統領の
独裁政治の終焉。夫妻がヘリコプターで官邸を脱出する様子がテレビで
放映されていたのをうっすら覚えていますが、その現場を見ることが
できるなんて、思ってもいませんでした。

エリア ブカレスト(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

シナイアの余韻を胸に、首都ブカレストに向かいます。

左の石橋は、ルーマニアで一番古い橋とのこと。
（車窓から）

この辺りも菜の花畑は続きます。

広い、広い農地や牧場が続きます。

大地と空が広く感じます。

お手洗い休憩はいつもの系列のガソリンスタンド。

この辺りはタンポポが綿帽子に変わっていました。

火力発電所を通り過ぎ・・・

大きな川だか、小さな湖だか・・も通り過ぎ

街が近づいてきたようです。

革命広場の近くでバスを降ります。

大学図書館と、騎馬の像はカルロ１世。

近代的なビルに囲まれて、１８世紀建造の
クレツレスクの教会があります。

周りの風景を見るとちょっと違和感がありますが、
よくぞ壊されずに残ったものだと思います。

屋根上には八端十字架（はったんじゅうじか）

ここでも入り口のポーチの天井は、隙間なく
フレスコ画に覆われています。

バラの花が愛らしい。

このポーチのフレスコ画は、善と悪を裁く
神様の姿が描かれているそうです。

ポーチの天井。

内部は残念ながら撮影禁止です。

教会の裏の方にあったこの印は何だろう・・・

エビぞっている人みたいに見えるんだけど、
体操しているわけじゃないよね。

国立美術館

道路の向こう側には、革命の犠牲になった人々を
称えるモニュメントと旧共産党本部。

モニュメントの上部をアップにすると、
革命の犠牲となった人々の血の滴りが
描かれています・・・。

賛否があるようですが・・

下には銅像。

チャウシェスクが演説していたバルコニー。
（テレビのニュースでみたような記憶があります。）

当時、この広場は民衆で埋め尽くされていたそうです。

古い建物の上に新しいビル。

大学図書館とカロル１世の像

大学図書館を通り過ぎると
木立の間に優美なドーム型の屋根が見えてきました。

優雅な姿の音楽堂

音楽堂の前は公園になっていて、ベンチで
おしゃべりしたりしている姿も見られました。

1980年代に、当時の大統領、チャウシェスクが「宮殿」として
建築したそうです。
建築物としては、ペンタゴンに次いで世界で第2位の大きさを誇る
そうですが、この建物を造るのに、外貨を獲得するために
農産物や工業製品を海外に売り、その売り上げをつぎ込んだため
国民は貧困に陥り、後の革命につながったそうです・・・。

全景をカメラにおさめるのは結構大変。

逆光だし・・・。

向かって右側

正面

左側

今回のツアーでは外から見るだけでしたが、中にも
入ってみたかったです。

国民の館に対面するような形で大きなビルがいくつか
立っています。

当時は上級官僚のための宿舎として建てられたようですが、
今では高級マンションとなっているそうです。

次にやってきたのは旧市街地。

最初に訪れたのは旧王宮跡地近辺。

右側がクルテア・ヴェケ教会。

ちょうど礼拝の時間だったようで、
イスラム教のコーランのように、お祈りの声が
表にまで流れていました。

この教会はとても人気の教会だけど、小さくて
みんなが入りきれないこともあるので、
お祈りの声を外に流しているとのことでした。

十字架

教会の横はお花畑になっていました。

バラの花も綺麗。

可愛い。

旧王宮跡

旧王宮跡

旧市街地にはカフェやレストラン等が多いようです。

他のヨーロッパの国の例にもれず路地にテーブルを
出して席を設けています。

でも、そのおかげで、歩く場所は狭くなってしまいます。

マンホールの蓋には市の紋章が描かれています。

おしゃれですね。

旧市街

旧市街

スタヴロポレオス教会。

ブカレストで最も古い教会の一つだそうです。

修道女の方の教会だそうで、屋根の丸みや、
ポーチの柱、周りの装飾もなんとなく
女性らしい感じがしませんか。

塀の模様も優美です。

スペインの中庭を思い起こすような・・

でも飾られた石板は、昔の棺桶の蓋のようです・・・

とはいえ、素敵なものは素敵です。

壁には聖人の絵が描かれています。

旧市街をぐるっと散策して、夕食のレストランへ。

スープにはクルトンを浮かべて・・・

メインは、ほぼ焼き鳥。

必ずデザートが付きます。

夕食の後は、バスが待つところまで歩いて移動します。

ルーマニア貯蓄銀行

ルーマニア貯蓄銀行

ルーマニア国立歴史博物館

天候に恵まれて、たっぷり観光の１日を終え、
ホテルに向かいます。

今日のホテルは郊外にあるＲＩＮグランドホテル。

落ち着いた雰囲気の室内

洗面台も広くて嬉しい。

ドライヤーも完備。

髭剃り用に１１０Ｖのコンセントも用意されているようでした。

アメニティ。

浴槽とハンドシャワーがうれしい。

フロンﾄ。

ロビーの天井にはお花

２階からロビーを見下ろす

次の朝撮った窓からの眺望

大きなビニールハウスですが、何を育てているのかな〜

ホテルの隣には大型スーパーがありました。

ルーマニアのお土産を調べていたら
ジェロビタールというアンチエイジングの
クリームが有名とのこと。

日本では４０００円〜１００００円ほどで
売られているものが、ルーマニアだと○百円ほどで
入手できると、事前にウェブサイトで見ていたのですが、

首都のスーパーよりブラショフのスーパーの方が
安いんじゃないかと思って、ブラショフで少し買ったのですが、
これは間違いでした。

ブカレストの大型スーパーの方がかなり安かったです。
しかも種類が豊富！！
でも、何がどのような効能があるのかよくわからず・・・

もし、興味がある方がいらっしゃいましたら、
ウェブサイトを調べると、色々出ていますから、しっかり
調べていった方がよいと思います。

使ってみた感想は、すごく優しい匂いでクリームの
のびも良く、気に入っています。

セラムとか、もっと買ってくれば良かった・・・。