雨・雨・茶・茶・茶☆武夷山で早寝早起き早飯の旅〈玉女峰景区〉

2015/11/12 - 2015/11/17

山道やら石段やらをひたすら下り、たどり着いたのは川沿いの玉女峰景区。此処はバス乗り場もすぐの所です。2日目ももう終わり間近です。竹の筏が行き交う川の広場にはウェディングフォトを撮るカップルがあちらこちらに居て、それぞれ個性が有って見飽きる事が有りませんでした。中国でも新婦達の方が度胸が有ると言うかシッカリしているようで、ちょっと笑えました。

後はバスで北口へ戻るだけのはずでしたが、そうは問屋が卸さず（こういう表現って使わなくなりましたね）。結果的には良かったのですが、ちょっと余計な時間を食いました。
だもんで、帰り道に早めの夕ご飯食べちゃう事にしました。ホテルのすぐそばで、到達した日に雨の中散歩して見付けたお店です。但し普段のPHOからすると高級の部類に入りそうなレベルです。旅行してても金銭感覚は変えないのがPHOのモットーですが、清水の舞台から飛び降りたつもりで（これも使わない）立ち寄る事にしました。てか、お昼は結局朝の残りの肉まんでしたから帳尻合うでしょ

エリア 武夷山(中国)

風景区内はほとんどゴミが落ちてなくて（お掃除してるスタッフの方が沢山居ました）感激したのですが、ゴミ箱周辺が逆に酷い事になってました。まぁ、これは日本でも有りがちなんですけどね。で、PHOがこの写真を撮った訳は、ゴミの分別が皆判ってないんだなと思ったが故です。
リサイクル出来る物と出来ない物とに分けてるんですが、どうもペットボトルを見る限りでも両方に入ってるし…。PHOもついつい可燃物と不燃物って分けちゃうんですよね。で、風景区内は禁煙のはずですが、皆喫煙所じゃない所でもベンチが在れば必ず喫煙してる人居ます。で、ゴミ箱にも吸い殻入れるなって表示されてると、取り敢えず喫煙は暗黙の了解なのかって気もします

だいぶ下りて来ました

さっきの岩があんなに遠く高く見えてます。もう平地、そして茶畑です

バス停を指す矢印と玉女峰と書かれた矢印との分岐に出会い、階段を下りた細い道（下に見えている）が玉女峰へ向かう方です。広かったのはバス停方面への道だったので、気をつけていないと見逃す恐れも

こういう面白そうな所は見逃しません

短いトンネルをくぐった途端にいきなり景色が開けて、玉女峰です。筏での舟下りでは反対側から見る為に逆光になって居ましたが、こちらからはバッチリです。
下って来る筏は昨日より少なめ（昨日は何日かぶりで運航したので、普段よりだいぶ混み合ってた模様）

大王峰です。これって見る角度によって全然違う形になります。こうして2つに分かれたM字型に見えたり、見事なくらい直線的に四角形だったり（武夷宮景区から）

う〜ん、武夷宮景区から上れるのは向こう側なのでしょうね

玉女峰をバックにウェディングフォト。なかなかお似合い？

こんな所で撮影したら（雨上がりの昨日も居ましたが）ドレス汚れちゃうでしょ、と思うのは余計なお世話

はい、別のカップルが来て撮影準備です

川面に映ってる

キリが無いので、バス停へと向かう事にします

こっちでも撮影。
こんな狭い所を占領するの？って感じでしたが、新郎のオロオロ振りと新婦の堂々たる立ち振る舞いが対照的で、皆歩くの待って見てました

頑張れ、新郎！と応援したくなる

オーケー、良い感じ☆

一線天から歩いて来た遊歩道の名前です。
それではバスに乗って帰ります

北入口へのバスは？って聞いて乗ったのに、教えて貰ったバスは南入口が終点でした。え〜っ！どうしよう？
また風景区の何処で乗り継いがなくちゃなりません。
が、せっかくなので、南入口の様子も見ておきましょう。っていきなりこんなファストフードショップ。思わず寄ろうかなと思ったのですが、やっぱり割高だし、何も此処でわざわざハンバーガーやフライドチキン食べたいとは思わないし、北から出たらすぐに食事する予定でも居たし、止めときました。
ちなみにハンバーガーとフライドチキンにドリンクのセットで25元、約500円でした

この反対側に広いホールのようなスペースが在り、其処はお土産物屋が何軒か店を広げて居ました。一番奥のお店で見つけた鳳梨（パイナップルケーキ）です。12元と安いので、パイナップル含有率は期待出来ませんが、これともう一つ別のお菓子を買って、値引き交渉に成功したので、満足なのです。良く見ると、前回の茶博にも出品された品でした

逆に一番手前は手作り辣油（油辣醤）専門店。何種類もの辣油が大きなボールに入れられ並んでいます。それぞれ試食が出来るようにサンプルも出されてて、注文を受けるとボールからおたまですくって瓶に詰めてくれます。片っ端から味見してみましたが、どれも美味しい☆
あれこれ持って帰りたいけど、瓶詰めは重いし、とにかく持ち運びに難儀するのは判ってたので、取り敢えず一番気に入った松の実や落花生など種子系を選びました。他は10元でしたが、具が多い分15元。観光地値段でしたが、宿のそばのスーパーで油まみれ、埃まみれの瓶が辛うじて1瓶残ってたのを見て買う気失せてただけに、飛びついた訳です。


それがこれです。このまま食べても美味しいです☆やっぱりもっと買えば良かったと思いました。
この瓶の形はPHOが自宅で常用している油辣醤と赤い蓋まで全く同じ。けど、こんなに具は多く有りません。でも落花生は入ってる、食卓欠かせない調味料です

広くて近代的な南入口ゲート

バス乗り場までの道が異様に長い

行き先によって乗り場が違います。北入口へ行くのは何処から乗るのかな？

南北を結ぶ川沿いのメインストリートはとっても良い雰囲気。但し、バスがそのまま真っ直ぐ進むとは限りません

無事に北入口から風景区の外へ出て、宿へ戻る途中に到着日から目を付けていたレストランに思い切って入ってみました。時間が早かったので、案内されたのは蓮池前の石はテーブルと椅子の席。このレストラン一番の見晴らしです。注文は入口レジ横に並んでる食材から、筍とジャガイモを選んで済ませたので、どんな料理が来るのかを待ちます

夜はライトアップされる模様。店の外から見た限りではこんな池が中に在るとは思いもよらず

激辛の筍料理とご飯。
若竹の子と骨付き牛肉（ダシ用程度）に、珍しい事に芋の茎が入ってました。懐かしい！日本では見かけなくなって久しいです。生姜やら香辛料は色々入ってて、辛いけどメッチャ美味しかったです

器も凝ってるでしょ。これで600円弱です

2品目のジャガイモはニラと一緒に甘辛いタレで炒められありました。これも激旨。どう見ても1人前を量ではなかったので、持ち帰らせて貰おうと思ったのですが、2品ともとにかく理の口に合ったので、いつの間にか完食。お腹いっぱいになり過ぎました。これも600円弱。
ご飯と合わせると丁度60元、1200円って感じです。PHOにしては豪華な夕飯でした（だいたい旅行中1回くらい1000円超の食事はしてますね。敦煌も張家界も鍋料理でした）

暗くなってからのレストラン外観です。老肥農庄美食園って言う所ですが、口コミ無いので書けません。

明日はいよいよ武夷山最終日、お天気は下り坂です。
続く…