2015/04/29 - 2015/05/02
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赤い彗星さん
今年は空海による開創1200年という事で、帰省がてら高野山を訪れました。
子供の頃連れてきてもらい、奥の院を訪れた記憶があります。
宿泊地の和歌山市内から、高野山へ移動しましたが、
大阪のなんば駅から、南海電車で極楽橋に来る方が、
乗り換えが少なくて楽かもしれませんね。
和歌山駅⇒橋本駅(JR)
橋本駅⇒極楽橋駅(南海)
極楽橋駅⇒高野山駅(ケーブルカー)
- 旅行の満足度
- 5.0
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極楽橋駅でケーブルカーに乗り換えです。
高野山駅へは、5分ほどで到着します。高野山ケーブル 乗り物
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ケーブルカーの最後尾からの風景です。
極楽橋(539M)と高野山(867M)を結ぶケーブルカーは、かなりの傾斜を登って行きます。高野山ケーブル 乗り物
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高野山駅に到着しました。
高野山開創1200年に合わせて、駅舎の外観や外壁の色を、昭和5年開業当時のものに限りなく近づけるリニューアルを、今年したばかりだそうです。高野山駅 駅
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高野山駅から市街地は結構距離があるので、路線バスで一気に奥の院前までやってきました。
バス停近くには、中の橋案内所が建っています。
まだ9時過ぎですが、すでに多くの参拝客で賑わっています。高野山奥の院 寺・神社・教会
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奥の院と云うと、うっそうと生い茂る杉並木の間を歩いた記憶があるのですが、こちらの通路は、灯篭や歩道もまだ新しく、日差しが差し込んで明るいですね。
この先には企業系の供養塔が多く並んでいます。高野山奥の院 寺・神社・教会
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中の橋から歩き始めて少し行くと、右側にロケットの慰霊碑が見えてきます。
こちらは「新明和工業株式会社」の慰霊碑です。
ロケット製造に関わっている企業なのかな?高野山奥の院 寺・神社・教会
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人だけではなく、しろありの慰霊碑も建てられています。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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こちらは慰霊碑というか、福助の石像といった感じです。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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ヤクルトの慰霊碑敷地内には、言わずと知れた石造りのヤクルトの容器が。
従業員の慰霊と企業宣伝を兼ねているんでしょうね。高野山奥の院 寺・神社・教会
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UCCの慰霊碑前面には、石造りのコーヒーカップが建っています。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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弘法大師御廟まで約半分弱程の所に、第二次世界大戦の戦没者を
祀る英霊殿が建っています。
英霊殿前は、色鮮やかな花が咲き誇っていました。高野山奥の院 寺・神社・教会
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標高の高い場所だからか、桜もまだ所々で咲いていました。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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弘法大師御廟の手前に、御供所が建っています。
こちらは弘法大師にお供えする、毎日の食事を調理する場所です。
奥の院への奉納もここで取り次ぎをしてもらえます。高野山奥の院 寺・神社・教会
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御供所から、少し奥に進むと水向地蔵が並んでいます。
御供所で経木を求めてお地蔵さんに納め、水を手向ける事で先祖の冥福を祈ります。高野山奥の院 寺・神社・教会
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御廟橋の手前までやってきました。
この橋から向こうは、弘法大師御廟の霊域となるため、写真撮影は禁止です。
36枚の橋板と橋全体を1枚として37枚と数え、金剛界37尊を現わしているそうです。高野山奥の院 寺・神社・教会
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高野山奥の院 寺・神社・教会
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弘法大師御廟で行われた説法が終わり、お坊さん達が御供所に戻っていきます。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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高野山奥の院 寺・神社・教会
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奥の院の参道を通って、市街の方に向かいます。
子供の頃連れてきてもらった時の記憶の中の風景が、このようなイメージです。高野山奥の院 寺・神社・教会
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御廟橋から少し参道を進み、少し奥に入った場所に織田信長の墓所が建っています。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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豊臣家の墓所の手前には、立派な石柱が建っています。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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こちらの墓所には、豊臣秀吉と弟の秀長、二人の母親である大政所が眠っています。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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奥の院には、多くの大名家の墓所が建てられています。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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高野山奥の院 寺・神社・教会
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徳川家康次男で豊臣秀吉の養子でもあった、結城秀康の墓所です。
こちらは重要文化財に指定されているようです。
墓所の周りは石柱や石門で囲まれて、かなり立派な造りになっています。高野山奥の院 寺・神社・教会
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こちらは法然上人の供養塔です。
法然は浄土宗の開祖で、高野山は真言宗ですが、宗派に関係なく墓所が建てられているようです。高野山奥の院 寺・神社・教会
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奥の院は、何とも言えない神聖な雰囲気を感じる事が出来ます。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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松尾芭蕉は、1688年に高野山を訪れています。
俳諧紀行の『笈の小文』に記されている俳句「父母のしきりに恋し雉子の声」は、高野山を訪れた際に詠まれた句という事で石碑が建てられています。
句の筆は、江戸時代の画家・書家である池大雅によるものだそうです。高野山奥の院 寺・神社・教会
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天気が良く、所々日差しが差し込む森の中を、気持ちよく散策する事が出来ました。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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太平洋戦争中にビルマ方面で亡くなった方々を弔うため、
パゴダ(ストゥーパ)風の慰霊碑が建てられていました。高野山奥の院 寺・神社・教会
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興教大師覚鑁を祀る密厳堂です。
興教大師は、金剛峯寺座主として堕落していた高野山の立て直しを図りますが、保守派の強烈な反発を受け、命まで狙われるようになり、高野山を追われてしまいました。
後に根来寺を開創されたそうです。高野山奥の院 寺・神社・教会
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味わいのある標識です。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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豊臣政権の5奉行の一人、石田三成の墓所です。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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伊達政宗の墓所です。立派な鳥居が建てられています。
高野山奥の院 寺・神社・教会
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こちらは上杉謙信の霊廟です。
他の大名家のように石塔ではなく、霊廟が建てられています。
江戸時代初期の建物で、中には2基の石碑が祀られているそうです。高野山奥の院 寺・神社・教会
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弘法大師が、腰を掛けて休憩した石と謂われています。
昔は、息処石と書いて腰かけ石と詠んだそうです。高野山奥の院 寺・神社・教会
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武田信玄・勝頼父子の墓所です。
左が信玄、右の少し低い石塔が勝頼のものだそうです。高野山奥の院 寺・神社・教会
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徳川家康10男で紀州藩初代藩主である徳川頼宣の墓所です。
石の扉で門が造られていますね。他では見ない珍しいものでした。高野山奥の院 寺・神社・教会
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西国の雄藩、毛利家の墓所です。
数多くの石塔が建てられているのが分かります。高野山奥の院 寺・神社・教会
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一の橋の手前までやってきました。
一の橋を越えると奥の院参道の入り口となります。
正式には大渡橋と言われており、お大師様がここまで人々を送り迎えしてくれる場所と言い伝えられています。
私は逆から歩いてきましたが、本来はこの橋の前で合掌一礼してからお参りするのが作法だそうです。高野山奥の院 寺・神社・教会
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道中、しだれ桜がきれいに咲いていました。
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苅萱堂です。
苅萱道心・石童丸親子が、約四十年修行した場所と言われています。
石童丸と母親は、父親を探して高野山の麓までやってきます。
女人禁制のため、石童丸だけ高野山に登り、父親を探しているうちに
麓で待つ母親は亡くなってしまいます。
苅萱道心は、石童丸が自分の子供と気付きますが、修業中の身のため、
名乗ることが出来ず、長い間共に修業する事になったという伝説が
残っています。苅萱堂 名所・史跡
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石細工屋?に置かれていた、可愛らしい象さんの石像です。
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国宝の多宝塔を見学するため、金剛三昧院にやってきました。
金剛三昧院に向かう道は登り坂ですが、電動自転車をレンタルしたので
楽々登る事が出来ました。
レンタサイクルは、中央案内所でレンタルできますが、時間制になっており、
他の場所よりは少しお高めの気がします。 -
金剛三昧院に到着しました。拝観料500円を払って、境内に入ります。
山門内の鐘楼は、重要文化財に指定されています。
金剛三昧院は、鎌倉時代に北条政子が、夫:源頼朝と息子:実朝の菩提を弔うために建立したお寺です。 -
国宝の多宝塔です。
1223年に建立され、高野山に現存する最古の建立物です。
内部には、運慶作の五智如来像が安置されており、ちょうどご開帳の最中だったので見る事が出来ました。 -
こちらは重要文化財の経堂です。
こちらも多宝塔同様、鎌倉時代の1223年に建てられています。
中に保存されている「高野版」と呼ばれる経本版木も重要文化財に指定されています。 -
本堂です。
運慶作と云われる愛染明王が本尊として安置されています。
源頼朝、北条政子、足利尊氏の位牌も安置されています。 -
本坊です。
中門・大広間・台所の建物と、大広間にある室町中期の画家:小栗宗丹が描いた「金地著色梅花雉子図」が、重要文化財に指定されています。
この日は、中に入れませんと書かれていました。 -
六本杉です。
樹齢500年の杉が6本並んでおり、健康・愛情・学業・金運・仕事運・賭け事の願いを叶える力を備えているといわれています。 -
重要文化財の四所明神社です。
高野山の守り神、丹生・高野・気比・丹生御息が祀られています。 -
経堂横の山道を少し登って行きます。
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毘張尊師社です。
火災盗難除けの御利益のある天狗が祀られています。
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