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出張で台湾に行きましたが、台北から新竹へ移動が必要。リムジンを頼んでもよかったのですが、それでは味気ないので、新幹線でいくことにしました。<br />とはいえ、桃園空港からではバスで高鐡の駅まで行く必要があり、面倒。と、いうことで、台北の空港は松山空港着の便を選択しました。<br /><br />松山空港にはメトロ(MRT)の駅があります。これが、移動には便利(感覚的には羽田空港というより、福岡空港に近い)。バッゲージクレームから出た正面の出口から外に出て、斜め左手にメトロへの地下入り口があります。<br />5分ほどで改札に到着。台北のメトロは切符ではなく、トークンです。トークンも米国などのトークンと異なり、トークンの形をしたICチップと言った方が正しい表現だと思います。トークンは回収して再利用するので、切符よりエコかもしれません(トークンを作るエネルギーコストを考えるとエコではないかもしれませんが...)トークンの販売機は1000元が使えませんでした。(1000元を入れて返ってくるのを見たTaiwaneseが教えてくれました。台湾の人は非常に親切!)<br />乗るときはトークンを改札のコインの絵が書いてある箇所にかざすとゲートが開きます。<br />文湖線、動物園行きに乗車し、3つ目の忠孝復興で下車。板南線、永寧行きに乗り換え乗車。3つ目の臺北車站で下車します。<br />行きはトークンをかざしましたが、出るときはコイン挿入口にトークンを入れるとゲートが開きます。トークンは回収です。<br /><br />次に高鐡駅に移動しますが、案内表示に従って歩くものの、幾度もメトロの入り口に入りかけてしまいました(笑)かなり奥に駅はありますのでご注意を。<br /><br />高鐡の切符の自動券売機は数多く用意されていて、日本の新幹線よりよほど買いやすいと思います。メトロや台鐡に近い側の自動券売機は並ぶほど混んでいますが、奥の券売機は不思議と空いています。<br />日本語はありませんが、英語に切り替えると、シンプルな英語のみで買うことができます。行き先を選び、時間帯、人数、席の種類を選びます。システムは日本のものなので、券売機で新幹線の切符を買ったことがある日本人であれば、問題なく買えるはずです。<br />買った切符は日本の切符とは異なり、プリペイドカードの様。<br />で、つぎは改札です。<br />行き先が書いてある方を上にして改札にいれても、何も起きません。<br />三回ほど入れても何も起きないのでアレレと思っていたら、隣の改札を通ったオッちゃんが、裏表逆だよ、と教えてくれました。(もちろん、現地語。中国語はわからなくても、この手の言いたいことはなんとなくわかるもんです。親切なオッちゃんに感謝!)こんな時、日本だと駅員さんがサッと出てきますが、台湾でその手のサービスを期待するのはヤボというものです。何気なく普段利用している日本のサービスは高度なものだ、と感じられる瞬間です。<br /><br />台湾の高鐡(新幹線)は日本と異なり、完全入れ替え制です。臺北駅に着いた新幹線から乗客を全て下ろし、清掃終了後、次の電車の乗客がようやくホームに案内されます。運営は電車というより飛行機に近いかもしれません。自分のときは発車約15分前でようやくホームに入ることができました。<br /><br />自分が予約したのは商務席。英語ではビジネスクラス、JRではグリーン車です。ただ、自分は台湾高鐡の商務席のサービスは大好き。<br />まず、雑誌や新聞のサービスがあります(残念ながら中文ですが...)そのあと、おしぼり、ドリンク、お菓子のサービスがあります。JR東海のグリーン車は読みたくもない雑誌のサービス、東日本なら何もありません。しかも、料金は臺北から新竹までの30分程度の乗客で560元と格安です。全席にコンセント付きてすので、電源にも困りません。

台北から新竹へ:台北メトロ(MRT)と台湾高鉄(新幹線)の乗り方と乗り継ぎ

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2015/03/12 - 2015/03/12

4807位(同エリア30112件中)

旅行記グループ 台湾

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スネフェル

スネフェルさん

出張で台湾に行きましたが、台北から新竹へ移動が必要。リムジンを頼んでもよかったのですが、それでは味気ないので、新幹線でいくことにしました。
とはいえ、桃園空港からではバスで高鐡の駅まで行く必要があり、面倒。と、いうことで、台北の空港は松山空港着の便を選択しました。

松山空港にはメトロ(MRT)の駅があります。これが、移動には便利(感覚的には羽田空港というより、福岡空港に近い)。バッゲージクレームから出た正面の出口から外に出て、斜め左手にメトロへの地下入り口があります。
5分ほどで改札に到着。台北のメトロは切符ではなく、トークンです。トークンも米国などのトークンと異なり、トークンの形をしたICチップと言った方が正しい表現だと思います。トークンは回収して再利用するので、切符よりエコかもしれません(トークンを作るエネルギーコストを考えるとエコではないかもしれませんが...)トークンの販売機は1000元が使えませんでした。(1000元を入れて返ってくるのを見たTaiwaneseが教えてくれました。台湾の人は非常に親切!)
乗るときはトークンを改札のコインの絵が書いてある箇所にかざすとゲートが開きます。
文湖線、動物園行きに乗車し、3つ目の忠孝復興で下車。板南線、永寧行きに乗り換え乗車。3つ目の臺北車站で下車します。
行きはトークンをかざしましたが、出るときはコイン挿入口にトークンを入れるとゲートが開きます。トークンは回収です。

次に高鐡駅に移動しますが、案内表示に従って歩くものの、幾度もメトロの入り口に入りかけてしまいました(笑)かなり奥に駅はありますのでご注意を。

高鐡の切符の自動券売機は数多く用意されていて、日本の新幹線よりよほど買いやすいと思います。メトロや台鐡に近い側の自動券売機は並ぶほど混んでいますが、奥の券売機は不思議と空いています。
日本語はありませんが、英語に切り替えると、シンプルな英語のみで買うことができます。行き先を選び、時間帯、人数、席の種類を選びます。システムは日本のものなので、券売機で新幹線の切符を買ったことがある日本人であれば、問題なく買えるはずです。
買った切符は日本の切符とは異なり、プリペイドカードの様。
で、つぎは改札です。
行き先が書いてある方を上にして改札にいれても、何も起きません。
三回ほど入れても何も起きないのでアレレと思っていたら、隣の改札を通ったオッちゃんが、裏表逆だよ、と教えてくれました。(もちろん、現地語。中国語はわからなくても、この手の言いたいことはなんとなくわかるもんです。親切なオッちゃんに感謝!)こんな時、日本だと駅員さんがサッと出てきますが、台湾でその手のサービスを期待するのはヤボというものです。何気なく普段利用している日本のサービスは高度なものだ、と感じられる瞬間です。

台湾の高鐡(新幹線)は日本と異なり、完全入れ替え制です。臺北駅に着いた新幹線から乗客を全て下ろし、清掃終了後、次の電車の乗客がようやくホームに案内されます。運営は電車というより飛行機に近いかもしれません。自分のときは発車約15分前でようやくホームに入ることができました。

自分が予約したのは商務席。英語ではビジネスクラス、JRではグリーン車です。ただ、自分は台湾高鐡の商務席のサービスは大好き。
まず、雑誌や新聞のサービスがあります(残念ながら中文ですが...)そのあと、おしぼり、ドリンク、お菓子のサービスがあります。JR東海のグリーン車は読みたくもない雑誌のサービス、東日本なら何もありません。しかも、料金は臺北から新竹までの30分程度の乗客で560元と格安です。全席にコンセント付きてすので、電源にも困りません。

旅行の満足度
4.0
観光
3.0
交通
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
鉄道
  • 飛行機より富士山を眺める

    飛行機より富士山を眺める

  • 機内食。搭乗機はANAです。

    機内食。搭乗機はANAです。

  • 臺北の松山空港に到着。イミグレーションに向かいます

    臺北の松山空港に到着。イミグレーションに向かいます

  • イミグレーションから税関に出て、左手には両替所があります。

    イミグレーションから税関に出て、左手には両替所があります。

  • バッゲージクレームから出国側出口からまっすぐ外に向かいます。

    バッゲージクレームから出国側出口からまっすぐ外に向かいます。

  • 出口を出てすぐ左手にはメトロへの地下入り口があります

    出口を出てすぐ左手にはメトロへの地下入り口があります

  • 地下を5分ほど歩いて改札に向かいます

    地下を5分ほど歩いて改札に向かいます

  • 券売機のところの料金表。日本のものと、ほぼ同じルールで書かれています

    券売機のところの料金表。日本のものと、ほぼ同じルールで書かれています

  • 券売機の表示。行き先の料金を選びます。高額紙幣の1000元をここで両替しようとおもいましたが、使えません。

    券売機の表示。行き先の料金を選びます。高額紙幣の1000元をここで両替しようとおもいましたが、使えません。

  • ゲットしたトークン。プラスチック製です。

    ゲットしたトークン。プラスチック製です。

  • 改札機。手前のコインの描かれている箇所にトークンをかざします。

    改札機。手前のコインの描かれている箇所にトークンをかざします。

  • 松山機場駅のホーム

    松山機場駅のホーム

  • 忠孝復興で乗り換えのため、下車。板南線に向かいます

    忠孝復興で乗り換えのため、下車。板南線に向かいます

  • エスカレーターは右寄りでした。公衆道徳が守られる国って、やっぱり素敵ですね。

    エスカレーターは右寄りでした。公衆道徳が守られる国って、やっぱり素敵ですね。

  • 板南線の忠孝復興駅ホーム

    板南線の忠孝復興駅ホーム

  • メトロの臺北車站で降りて高鐡の駅に向かいます<br />

    メトロの臺北車站で降りて高鐡の駅に向かいます

  • 高鐡の券売機。一番遠いためか、ここだけガラガラでした。

    高鐡の券売機。一番遠いためか、ここだけガラガラでした。

  • 高鐡の切符。日本人的にはこちらの面を上にして改札機に通したいところですが、不正解。

    高鐡の切符。日本人的にはこちらの面を上にして改札機に通したいところですが、不正解。

  • こちらの面を上にして改札機に通すのが正解。

    こちらの面を上にして改札機に通すのが正解。

  • 高鐡改札の隣は台鐡(在来線)の改札ですが、改札脇の弁当屋さんで弁当をゲットしました。

    高鐡改札の隣は台鐡(在来線)の改札ですが、改札脇の弁当屋さんで弁当をゲットしました。

  • ゲットした八角弁当なるシロモノ。80元しましたが、肉はなく、全て植物由来の原料でした。ちなみに、手提げのビニールくれ、と言ったら一元要求されたので、断りました。どうせ車内で食べてすぐ捨てますし。(ちなみに、駅構内で食べるのは違法で罰金喰らいます)

    ゲットした八角弁当なるシロモノ。80元しましたが、肉はなく、全て植物由来の原料でした。ちなみに、手提げのビニールくれ、と言ったら一元要求されたので、断りました。どうせ車内で食べてすぐ捨てますし。(ちなみに、駅構内で食べるのは違法で罰金喰らいます)

  • 高鐡は、車両の準備が終わるまで乗客はホームに入れません。<br />出発15分前でようやくホームに入れました。

    高鐡は、車両の準備が終わるまで乗客はホームに入れません。
    出発15分前でようやくホームに入れました。

  • 商務席。日本のグリーン車とほぼ同じ。

    商務席。日本のグリーン車とほぼ同じ。

  • 各座席にはコンセント、読書灯、音楽サービスがあります。残念ながら、イヤホンがない...

    各座席にはコンセント、読書灯、音楽サービスがあります。残念ながら、イヤホンがない...

  • 商務席の乗客に配られる茶菓。抹茶ケーキの上にソボロのようなものがかかっていました。

    商務席の乗客に配られる茶菓。抹茶ケーキの上にソボロのようなものがかかっていました。

  • 茶菓をサービスしてくれた乗務員さん。台湾では非漢族(土着の台湾人は誇りを込めて自らを原住民と呼ぶ)の女性には美人が多い。

    茶菓をサービスしてくれた乗務員さん。台湾では非漢族(土着の台湾人は誇りを込めて自らを原住民と呼ぶ)の女性には美人が多い。

  • 新竹に到着。新竹駅より去りゆく高鐡。

    新竹に到着。新竹駅より去りゆく高鐡。

  • 高鐡新竹駅。鐡道の駅とは思えないほど立派です

    高鐡新竹駅。鐡道の駅とは思えないほど立派です

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