長崎、田原坂は今日も雨だった（５）

2015/02/20 - 2015/02/22

今回の旅の目的地の一つ、田原坂に向かいました。あいにく天気は雨。しかし「雨はふるふる　じんばは濡れる」の世界を時間できました。田原坂も歩いて下ることができました。１００数十年前の激戦地は静かに私たちを迎えてくれます。

エリア 熊本市(熊本)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 2.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 タクシー ANAグループ 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

田原坂資料館に隣接して田原坂公園があります。戦死者の名が刻まれた大きな碑があります。

戦死者の氏名は都道府県別に刻まれています。

国内最大の内戦だった西南戦争。最大は戦死者の数も大きかったこともあるのでしょう。

壁面一面に氏名が刻まれていました。

「雨はふるふる　じんばは濡れる　越すに越されぬ田原坂」の歌が記された看板が。

有名な薩軍兵士の像です。

さていよいよ田原坂を下ります。下りた所にバス停があるからです。

上から順に三の坂、ニの坂、一の坂と続きます。この坂を巡って激戦が１７日間続きました。

官軍の軍曹の慰霊碑です。包囲された熊本城から脱出し、南下する官軍本隊と合流後、戦いに参加し戦死した軍曹です。

続いてニの坂です。

この日は車があまり通らなかったので、歩きやすかったです。

両側には竹林が広がっています。静かな世界です。

ここも戦場だったのでしょうね。

いよいよ最後の一の坂です。官軍が大砲を抱えて熊本に抜けるためには、この田原坂を通過しねければなりませんでした。戦いの理由はここにあります。実はこの坂をつくったのは熊本城を築城した加藤清正です。攻めにくいこの坂は清正の知恵が込められています。

一の坂の入り口には説明板がありました。

ここから上りになります。

田原坂の起点でしょうか。入り口に大きな看板が。

熊本まで１８キロです。

田原坂を抱える丘を望みます。

熊本市中心部と玉名温泉方面に産交バスが出ています。鈴麦というバス停です。こちらは熊本方面行きのバス停です。

植木温泉に立ち寄りたくて、途中にある植木で降りました。ここから山鹿温泉方面行きのバスに乗り換えます。

植木温泉を経由するバスは少なくて、植木温泉入り口で降りました。ここから２０分ほど歩いて温泉街に入りました。

この看板を目印にしてください。

看板に出ていた荒木観光ホテルです。訪れた日は日曜日で、地元の団体客で賑わっていました。露天風呂が大きくて、西郷隆盛が田原坂の戦いの後、戦闘の傷を癒した湯、とありました。

入浴料は３００円でした。安かったです。

先ほど紹介した植木温泉入口から再びバスに乗って、約１時間。熊本駅に着きました。

遅い昼食です。から揚げ定食です。

熊本駅の新幹線乗り場側には大きな物産コーナーがありました。いずれこちらがが正面になるかも。

博多までつばめで。各駅に停車しますが、それでも４５分で着きます。最速は３３分です。

車内はガラガラでした。

帰京するため福岡空港に。博多祇園山笠の山車が展示されていました。

羽田行きを待ちます。

福岡空港は滑走路は１本しかなく、もはやパンク状態です。２本目の建設が決まっています。

さあいよいよ離陸です。