阿蘇の火口をのぞく

2014/07/18 - 2014/07/18

突然噴火した御嶽山の未曾有の被害は大変痛ましく、火山がいま、注目を集めています。あらためて日本は火山国であることが浮き彫りになりました。事故の２ヶ月半前、阿蘇を訪れ、火口周辺を歩きました。その時の印象と記憶を紹介します。今後、阿蘇を訪れる人たちに、何らかの参考になることを祈って。少しでも火山を知り、痛ましい犠牲を繰り返さないためにも。

エリア 阿蘇(熊本)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 ANAグループ 徒歩 ソラシド エア
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田空港を早朝に出発し、熊本空港に向かいます。ソラシドエアーでした。

羽田離陸時は小雨が降っていました。お天気が気になります。

西に向かうにつれて、天候は回復。

熊本空港に着いたときは晴れていました。ホッと。

空港には九州横断バスが発着します。そのバスは阿蘇を通過、火口行きのロープウェイ乗り場にも止まります。そのバスをゲット。乗車前に九州バス乗り放題チケットの「サンQパス 北部九州」（8000円）を空港で購入しました。３日間乗り放題です。街中の路線バスにも乗れるので、小銭を気にしなくてもいいのも、助かります。結果的には１万円以上分乗りました。

スムーズに移動でき、11時15分のロープウェイに間に合いました。午前中に火口に立てそうです。

なだらかな斜面を上がっていきます。

中ほどまで来ると、噴煙がより鮮明に見えます。

下を見ると、車道が整備されていました。車でも上がれるのですね。

火口駅に着きました。注意しないといけないのは、火口付近のガス濃度が高いときは、上がれないということです。昨年暮れにに来たときは、このため上がれませんでした。

火口を見下ろす所まで来ました。ゴォーという音がします。音をお伝えできないのが、残念。

周辺には硫黄の臭いが立ち込めています。

複数の箇所から噴煙を上げているように見えます。

阿蘇山 自然・景勝地

柵の向こうはもちろん立入禁止です。

阿蘇ジオパーク 自然・景勝地

火口一帯を広角で撮影しました。

砂千里ヶ浜 名所・史跡

噴煙が出ている所までは深さ２００メートルはあるでしょうか。

阿蘇ジオパーク 自然・景勝地

その部分をアップで。

阿蘇中岳火口 自然・景勝地

黄色い噴煙が出ている火口もありました。

阿蘇山 自然・景勝地

火口の上の周囲はごつごつした岩でできていました。

阿蘇中岳火口 自然・景勝地

火口の近くには異変を知らせるレベルの詳報が掲示されています。この警告の中身をよく理解しましょう。危険と隣り合わせであることを忘れずに。

阿蘇中岳火口 自然・景勝地

火山ガスの危険性についての説明板もありました。よく読みましょう。

阿蘇山ロープウェー 乗り物

背後にシェルターがあるのが分かりますか。噴石が飛び始めたら、逃げ込まなければなりません。複数あります。

阿蘇山 自然・景勝地

一帯には登山道が整備されています。

阿蘇ジオパーク 自然・景勝地

再びロープウェイに乗り、阿蘇西駅に向かいます。

阿蘇ジオパーク 自然・景勝地

阿蘇西駅です。ここでJR阿蘇駅行きのバスを待ちます。本数が少ないので、しばらく待ちました。

阿蘇山上神社 寺・神社・教会

阿蘇西駅からJR阿蘇駅に向かいました。ここで別府方面から来る九州横断バスに乗り継ぎ、熊本市を目指しました。

阿蘇火山博物館 美術館・博物館

今夜の夕食です。熊本駅近くの旧花街にある割烹に入りました。静かな一帯でした 。