初めてのパリ　8日目

2014/12/22 - 2015/01/01

今日はパリ観光の王道ルーヴル美術館、凱旋門、エッフェル塔、セーヌ川クルーズ

海外旅行で観光はあまりしないのが我が家の旅行スタイルだが、さすがにパリに来たらそうは言ってられない。


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美術鑑賞などという高尚な趣味は持ち合わせておらず、東京では美術館に行ったこともない。
我が家だけでなく、世間の人もどうせ似たり寄ったりだろうと軽く考えていたが、ルーヴルは甘くなかった。

去年、イタリアに行った時はツアーだったので、ウフィツィ美術館も日本語ガイドがいて結構楽しめた。
今回、自力で美術館を回るにはあまりにも知識がなさすぎた。

せっかくのルーヴルだったが、正直十分には満喫できなかった。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ANA

☆Campanile Paris Est Porte de Bagnolet

朝御飯も食べ終えて、8時半にホテルを出発
ルーヴル美術館にいくので、今朝も早起き

カンパニール パリ エスト ポルト ド バニョレ ホテル ホテル

【ガリエニ駅：モビリス ZONE1～2 6.6EUR×3枚】

ナヴィゴが昨日で切れたので今日はモビリス
遠出の予定はないのでゾーン1～2で十分

○ルーヴル美術館 Musee du Louvre

カルーゼル・デュ・ルーブル経由で入場するルートが一番早いと調べてあったが、肝心のカルーゼル・デュ・ルーブルの入口が見つからない。

ガラスのピラミッドに並ぶよりはましだろうってことでリシュリュー翼入口に並んだ。
写真を撮っていたら前に並んでいた日本人の人がシャッターを押してくれた。

ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

○ルーヴル美術館＜ナポレオンホール＞

ガラスのピラミッドの真下

○ルーヴル美術館・リシュリュー翼

先ずはリシュリュー翼を上から
大きくて広いことはわかっていたが、実際に来てみると想像以上に大きくて広い。

○ルーヴル美術館・リシュリュー翼＜レースを編む女＞

ガイドブックに載っている有名どころは押さえておこう。
フェルメールのレースを編む女を探したが、見つからない。

案内係？の女性スタッフに教えてもらい、やっとこさたどり着いた。
「小さい！」

○ルーヴル美術館・リシュリュー翼＜ハムラビ法典＞

リシュリュー翼１階は古代エジプト、オリエント、ギリシャ・ローマ

○ルーヴル美術館

ルーヴルは美術品だけでなく建物自体も見応えがある。

○ルーヴル美術館・シュリー翼＜ミロのヴィーナス＞

一端ナポレオンホールに出てシュリー翼へ移動
シュリー翼の有名どころは何と言ってもミロのヴィーナス

さっきのレースを編む女と違って黒山の人だかりになっているので簡単に見つかった。

○ルーヴル美術館・シュリー翼＜マルスのロトンド＞

天井画が決まっていると思って何もしらずに写真を撮った。
帰国後調べてみたら結構有名な天井画だった。

ジャン＝サイモン・ベルテルミによる天井画で、「ミネルヴァの前で人間を創造するプロメテウス」が題材だそう。

○ルーヴル美術館・ドゥノン翼＜サモトラケのニケ＞

ガイドブックによるとサモトラケのニケは有名らしいが、ルーヴルの研究をするまでは全く知らなかった。

○ルーヴル美術館・ドゥノン翼

モナリザは別格らしく、案内板が設置されていた。
これはモナリザだけ。

○ルーヴル美術館・ドゥノン翼＜モナリザ＞

モナリザの前はものすごい人、ちょっとやそっとで近寄れない。

○ルーヴル美術館・ドゥノン翼＜モナリザ＞

正面は無理なので横から

○ルーヴル美術館・ドゥノン翼＜ナポレオン1世の戴冠式＞

ヴェルサイユ宮殿にもあった戴冠式の大作
モナリザを終えて人の流れにまかせて歩いていたら偶然の再会となった。

○ルーヴル美術館

次に行く前にルーヴル美術館の地下でトイレに行こうとしたら女性用は長蛇の列ができていた。
そこには男性用がなかったので同じ場所の上の階に移動したらトイレでない。

世界一の観光都市なんだからトイレぐらい整備してもらいたいものだ。

○ルーヴル美術館

ルーヴルで何を見たいがなく、漠然とルーヴルに来てしまった。
ルーヴルに来れば何とかなると高をくくっていたが、ルーヴルはそんな甘いところではなかった。
もう少し事前に勉強していればもっともっと有意義だっただろう。

【リヴォリ・カフェ RIVOLI Caffe】

ルーヴルを出てリヴォリ通りを歩いていたらお嬢がキッシュを発見
パリで食べたいものの１つにキッシュがあるそうだ。

リヴォリ カフェ カフェ

【リヴォリ・カフェ：キッシュ】

東京じゃこうはいかないが、パリでは道端で立って食べることに何の違和感もない。
この手の店でも6ユーロぐらいする。
パリの食べ物に関する物価は理解に苦しむ。
フランスでの平均的な給与が日本の給与より２倍もあるとは思えないが、フランス人はどうやって生活しているのか？

○JCBプラザ

JCBカードで400EUR以上を利用したら31.5ユーロ相当のロクシタンのトラベルキットを貰えるキャンペーンをやっていた。
ただほど安いものはないので、JCBプラザ（ピラミッドの方）に寄って貰ってきた。

オペラにあるJCBプラザ・ラウンジと違って、マイバスの奥でこじんまりしていた。

マイ バス パリ バス系

≪シティファルマ≫

ＲがJCBに行っている間、お嬢とマダムはシティファルマでチープコスメを見ることにしたが、ここのシティファルマは薬局のみだったので早々に退散。

集合場所の第２案のツェツェ・アソシエに向かう途中でＲが追いついた。

≪ツェツェ・アソシエ Tse & Tse associees≫

花器、食器、照明などの雑貨屋だが、ポンピドー・センターのコレクションにもなっている本物。
それほど高いないが安くもない。

○チュイルリー公園

せっかくなのでチュイルリー公園の中をちょこっとだけ歩いてみた。
チュイルリー公園はパリ最古の公園らしい。

チュイルリー公園 広場・公園

▽チュイルリー

昨日は一苦労したチュイルリー駅の入口
どう見ても知らない人には簡単には見つけられないだろう。

1号線でシャルル・ドゴール・エトワール駅に移動

○凱旋門 Arc de triomphe de l'Etoile

一昨日の夜に凱旋門に来たが、昼間に見るのは初めて
夜とは雰囲気がまた違う。

屋上に人が見えるがもの凄く小さい。
エレベーターがないので上まで登れるか心配だ。

凱旋門 建造物

○凱旋門

凱旋門のらせん階段は中高年には厳しい。
階段が細いのでお先にどうぞと言う訳にいかない。
後ろから無言のプレッシャーがある。

途中のちょっと広い所で２度休憩したが、みんな元気で驚いた。

○凱旋門

凱旋門の屋上からは360度のパノラマ
今日はものすごく天気がいい。

東：シャンゼリゼ通り
南：エッフェル塔
西：デファンス地区の高層ビル群
北：サクレクール寺院

○凱旋門

下りは意外に楽だったが、下から見上げると凱旋門は思っていたより数段でかい。

▽アルマ・マルソー Alma Marceau

モビリスがあるのでシャルル・ドゴール・エトワール駅からアルマ・マルソー駅に移動

メトロ駅から地上に出てびっくり
アルマ・マルソーはエッフェル塔が一望できるビューポイントだった。

後付けの知識だが、アルマの橋の下を通るトンネルがダイアナの交通事故の現場で、橋の袂に記念碑のモニュメントがあるらしい。

アルマ広場 広場・公園

≪PAUL & JOE 本店≫

アルマ・マルソーに来た目的はポール＆ジョーの本店
お嬢のたってのリクエスト

≪PAUL & JOE 本店≫

0階はエントランスと化粧品コーナーがあるだけ。
メインは地下になる。

【ベーツ bert's】

エッフェル塔を見ながらお茶しようと思ったら、エッフェル塔が見えるカフェは満席。
みんな考えることは一緒

仕方がないのでエッフェル塔が見えないカフェにした。

ベーツ カフェ

【ベーツ：Nespresso Cappuccino 3.5EUR×2、Double Nespresso 3.2EUR】

カプチーノが3.5ユーロと安めなので結構流行っている。
店内は落ち着いた雰囲気

▽オペラ

オペラ駅はもう何度目かわからないが、オペラ座は何度見ても見飽きない。

オペラ駅 駅

○JCBプラザ・ラウンジ

ピラミッドで使ったのとは別に400ユーロの利用額があるので、JCBプラザラウンジに行って2個目のロクシタン・トラベルキットを貰ってきた。

JCBプラザ ラウンジ パリ 散歩・街歩き

≪カルツェドニア CALZEDONIA≫

昨日レオンの帰りに偶然見つけたカルツェドニア
「歩くパリ」によるとイタリアの靴下ブランドだが日本未上陸。
ヨーロッパ各国には展開していてパリジェンヌにも大人気とある。

（注）2014年4月、大阪の梅田に日本1号店がオープン。

カルツェドニア 専門店

≪カルツェドニア：4点 52.8EUR≫

ＲがJCBに行っていう間にお嬢とマダムはタイツを物色

お嬢はタイツを3つ
Collant mode Femme 7.95ユーロ
Collant mode Femme 14.95ユーロ
Collant mode Femme 9.95ユーロ

マダムはスパッツ
Pantacollant mode Femme 19.95ユーロ

≪パッサージュ・デュ・グラン・セール PASSAGE DU GRAND CERF≫

レジス・コランのバゲットを買うためにエティエンヌ・マルセルに移動
レジス・コランに行く前にパッサージュを散策

パッサージュ・デュ・グラン・セールはレトロな赴きがある。

パサージュ デュ グラン セール 散歩・街歩き

≪ストレール STOHRER≫

パッサージュからレジス・コランに行く途中にモントルグイユ通りがある。
モントルグイユ通りといえば、パリで一番古い惣菜屋と言われているストレール

せっかくなのでお惣菜やケーキを眺めてみる。

ストレー スイーツ

≪レジス・コラン Colin Regis≫

ストレールを早々に切り上げて本命のレジス・コランに移動

ところが、レジス・コランは休み！
今回いろんなところでバゲット買っては道端で食べたが、レジス・コランが一番おいしかった。
お嬢にもぜひ食べてもらたいと思い、わざわざエティエンヌ・マルセルまでやってきたのに・・・残念！

ブーランジェリー レジス コラン パン屋

≪ストレール≫

それじゃあ、ストレールのバゲットにしようってことで、もう一度ストレールへ。

ストレー スイーツ

≪ストレール：バゲット≫

いつものようにバゲットをかじりながらモントグイユ通りを散策
ストレールのバゲットも美味しいが、レジス・コランには負けている。

≪メゾン・コレット maison COLLET≫

ストレールより北に数十メートル行ったところに、客の出入りが一際多いパン＆ケーキ屋があった。
さすがにバゲットを食べたばかりなので止めておく。

≪コス COS≫

前回来たときに保留にしていたコス
安くてエレガントなんだけど、よく見ると高級感がない。

○トロカデオ広場 Trocadero

トロカデオ広場からエッフェル塔が見えた。
思わずオーって歓声が出る。

トロカデロ庭園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

▽バトーパリジャン Bateaux parisiens

バリジャンは昼にするか夜にするかで迷ったが、結局夜にした。
バトー・パリジャンは人気があるようで、6時半に船着き場に着いた時にはもの凄い待ち行列ができていた。

こりゃ大変だ！
7時の船に乗れなかったら、ここで1時間も待つことになる。

▽バトーパリジャン 1,000円×３枚

バトーパリジャンは通常14ユーロするが、パリミュージアムパスと同時に買うと1,000円になるというサイトがあったので事前に買っておいた。


○パリミュージアムパスジャポン
　http://www.parismuseumpass-japon.com/

▽バトー・パリジャン

せっかくのクルーズが雨じゃあ台無しなので晴天だった今日にしたのに、突然雨が降ってきた。

7時の船に乗れなかったら1時間も待つことになると心配していたが、なんとか乗船できた。
乗れたのはよかったが、両サイドの席は全て埋まっている。

バトー パリジャン 船系

▽バトー・パリジャン

シャンパンフラッシュが始まったが、近くと見るとそれほどでもない。

先日、ラファイエットからシャンパンフラッシュが見えた。遠くで見ても素晴らしかったので、近くから見ればどんなに綺麗なのかと楽しみにしていた。

▽バトー・パリジャン

せっかくのガラス窓が雨のしずくで台無し
小雨になってきたので思い切って室外にでてみた。

▽バトー・パリジャン

やっぱり生の景色はガラスの窓越しとは全然違う。

▽バトー・パリジャン

ノートルダムもライトアップ
ノートルダムは明日行く予定

この後リヨン辺りでＵターン。
復路は往路よりスピードを出していた。

ノートルダム大聖堂 寺院・教会

▽エッフェル塔 Tour Eiffel

エッフェル塔からはエッフェル塔が見えないのがマイナスポイントだと誰かが言っていたのでエッフェル塔には登らない。

夜のエッフェル塔は幻想的な妖しさがある。

エッフェル塔 建造物

○イエナ橋 Pont d'Iena

イエナ橋の上からセーヌ川を見下ろす。
写真はイマイチだが、実物はなかなか雰囲気があった。

イエナ橋 建造物

8日目　12月29日（月）　夜

【シェ・クレマン・オペラ店 Chez Slement OPERA】

シェ・クレマンはファミレスだとなめていたが、ほぼ満席。
9時過ぎはフランスでは宵の口ってことか？

シェ クレマン (オペラ店) 地元の料理

【シェ・クレマン・オペラ店】

日本人とわかるのか日本語のメニューを持ってきてくれた。
中国人や韓国人は来ないのか？

【シェ・クレマン・オペラ店：Idee Clemnt Express 16.9EUR】

クレモンイデーというドリンク＋メイン＋前菜又はデザートのコース。
2人は前菜、1人はデザートにしてシェアーすることにした。

【シェ・クレマン・オペラ店：Evian、Badoit red、Badoit green】

ドリンクはエビアンとガス入りのバドワ2種類をチョイス。
バドワは赤が炭酸強めで緑が薄め。
昨日のペリエで炭酸水のファンになった。

【シェ・クレマン・オペラ店：グラスワイン 3EUR×２】

グラスワインを追加
正直ワインの味はよくわからない。

【シェ・クレマン・オペラ店：Feuillant ine Ch 4.05EUR】

このエビ料理は、誤って出されたようだ。
最終的には注文していないものとわかったが、最初は何を注文したか理解できていなかったのでコースの内だと思って食べてしまった。

成田を出発する日の朝から左耳が聞こえなくなっていたが、ここで突然治った。
突然治ったってことは、やっぱり物理的に耳が詰まっていたってことだろう。
もっとも帰国後も耳鼻科に行ってないので結局何だったのかは不明。

【シェ・クレマン・オペラ店：前菜】

①Chicory salad with bacon
②veloute of mushrooms

サラダもスープも普通
すっごく美味しい訳ではないが、まあそれなりだった。

【シェ・クレマン・オペラ店：メイン】

③trout meuniere
④Cured pork shoulder with lentils
⑤Roaster plate of the day

troutはマスらしいが、全然美味しくない。
豚肉は2種類ともイマイチだった。
耳の不快がなくなって気分がよくなったので料理も美味しく感じる筈だが、そうはならなかった。

【シェ・クレマン・オペラ店：chocolate cake】

デザートもレベルが低い。

【シェ・クレマン・オペラ店：合計 60.75EUR】

1人3千円なのでパリでは激安だろう。

安いのはいいのだが、メイン、デザートとも肝心の味がもうひとつだった。
昨日のレオンはおススメだが、シェ・クレマンはとてもじゃないが勧められない。

☆Campanile Paris Est Porte de Bagnolet

最初は長いように思ったが、明日はもう実質最終日。
いつものことだが、メランコリーになる。


●初めてのパリ　9日目
　http://4travel.jp/travelogue/10988186

カンパニール パリ エスト ポルト ド バニョレ ホテル ホテル